観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

トウネンを近くで観察できました。

2017-09-13 23:45:22 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間11時06分 潮位206cm
今日の干潮時間16時28分 潮位143cm

 

今日は雲が多かったですが、晴れて、外で動いていると汗をうっすらかくほどの陽気でした。

藤前干潟には小牧市から野鳥観察に訪れた団体や、多くのカメラマンが訪れていました。

しかし、午後になると、風が出てきました。日本列島を縦断するかもしれないという台風18号の影響が早くも出ているのでしょうか。

秋の野鳥イベントを開催予定の今週末のお天気が心配です。

 

今日もハヤブサが現れて、干潟に飛来したシギ・チドリはなかなか落ち着かなかったのですが、ハヤブサが去ってしばらくすると、トウネンの群れが護岸のすぐ近くまで餌を探しにやってきていて、間近で観察することができました。

ゴカイを捕まえているトウネンもいました。

また、肢に青色のフラッグを付けたトウネンもみつけました。フラッグの位置と色から北海道のコムケ湖で放鳥された個体だと思われます。(フラッグ付きのトウネンの写真はMさんから提供いただきました。)

 

この他、護岸近くの干潟ではオオソリハシシギ、オバシギ、ダイゼン、ソリハシシギ、アオアシシギなどを観察できました。

※上の写真2枚はMさんから提供いただきました。

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ2、ダイゼン59、トウネン215+、ハマシギ10、オバシギ10、アオアシシギ4、ソリハシシギ9、オオソリハシシギ2、ダイシャクシギ1、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ4 でした。

 

そして、昨日、稲永公園でみつけたコムクドリを探しに行ったところ、今日もいました。

ムクドリと一緒にサンゴジュの赤い実や、

エノキの実を食べていました。

しかし、群れは木の枝の中に入ってしまっており、時々、ほんの一瞬姿が見えるだけで、写真を撮るのは至難の技でした。

かろうじて撮れたコムクドリの後ろ姿↓と、

ムクドリの幼鳥↓。


明日の満潮時間12時50分 潮位198cm
明日の干潮時間18時32分 潮位157cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする