漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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みんな違う望みをもっている

2014-09-22 23:11:56 | Weblog
肉体を持つことと
持たないこと

これを選べるとしたら、どっちを選ぶだろう。

元気があればなんでもできると 思っていますでしょうか?

健康がなければ、やりたいことができない と、思っていますでしょうか?

私はずっとそう思ってきました。

でも、それは正しくもあり、間違いでもありました。

肉体があるときは、健康と元気は、何かにチャレンジしたり
学びや気付きを得るための原動力になります。

でも、肉体を選ばないときは、
健康や元気は、何の価値もないものになります。

肉体は、重力にしばられ
歩く速度も走る速度も遅く、空は自由にとべないし
時間は一つで、後ろから前に、過去から未来に向かってしかすすまない。

でも、肉体がない世界では
そうじゃない。
それらの縛りが何一つないから、いつだって
望むとおり。

望むとおりだから、いいこともそうじゃないこともある。

肉体という制限があるから、いいこともそうじゃないこともある

どっちがいいとか、悪いとか、そういうことじゃなくて

それは 単なる選択肢に過ぎないということ。

自分が何を望むのか
そのために必要な方を選ぶ、ただそれだけに過ぎないということ。

そして、私たちは一つで、みんな繋がっていたということも。
だけど、肉体を卒業される瞬間に立ち会うのは
いつだって、さみしくなるし、悲しいし、悔しくなる。

寂しくなったり、悲しかったり、悔しくなるのは、
自分の価値観にしばられるからだと気付いた
元気な肉体を必要とするのは、自分の価値観なのだと。

本質を見れば、必ずうまくいっている。
相手の思いに寄り添えば、それはきっとうまくいっていることなのだと思います。

何をやりたいか、それはみんな違うということ。