漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

2006-05-27 11:06:04 | Weblog
 先週の土曜日、今週の水曜日とどしゃぶりが続きましたが、今日も朝から雨です。
雨が降らないのも困りますが、その季節なりの雨でないとこわくなりますね。

お天気が悪くなると、頭痛がしたり、神経痛が痛んだり、気分がおちこんだり、
体がだるくなるというのは、
体の中にたまった余分な湿というものが外の気圧の変化に反応しているからなのです。

そういう方はまず生活習慣をみなおすことが必要です。
冷蔵庫から出してすぐの冷たいものをのみすぎているとか、
食事のときに冷たいのみものをのみながらとか、
消化を妨げるようなことはこの時期特に慎みましょう。
お小水の出の悪い人は、胃腸、肺、腎のどこかに
不調があるので、漢方薬もおすすめです。

20年ぐらい前、長雨が続いたとき、実家に何日か帰っていて夫も出張で留守で、
戻ってきたら家が かび御殿 になっていたときがありました。

あれは、今だに恐怖の思い出です。

プラネット・アース2

2006-05-17 18:11:51 | Weblog
 先週のプラネット・アースの3回目ぐらいのときに
洞穴探検がありましたよね。

最初、真っ黒い大きい穴が地面の下に向かってぽっかりあいていて
そこへ人形みたいなのが次々倒れるようにして落ちていくのです。

変わったコンピューターグラフィックだなあと思っていたのですが、
きいているとそれは本物の人間がスカイダイビングをやっていたのです。

青空のもとでのスカイダイビングでも考えられないのに
真っ暗な穴の中に飛び込んでいく話をきいたら
私は腰が抜けそうでした。

その穴の下でカメラマンの人たちが撮影するのですが、
こうもりの糞だらけなので、手も顔も糞まみれなのです。

そのあと水につかっている洞窟を泳いでいくのです。

漢方では、五臓と精神活動を関連づけていますが、
その中の腎という臓腑は志となります。

つまり腎が充実してると志を高く持ち
根気よくがんばれて、おまけに勇気まで持ち合わせて
いるのです。

このスタッフの人たちはこれだなって思ったのです。
スカイダイビングの人たちも、きっと腎の充実組でしょうね。

私はちょっと遠慮させていただきます。

プラネット・アース

2006-05-13 14:53:54 | Weblog
 今週はNHKでプラネット・アースという番組を
放送していましたね。

ごらんになった方も多いと思いますが、びっくり仰天が
いっぱいでてきました。

砂漠の一日の温度差がなんと100度というのにも
びっくりでした。

このところの気温差にも、大変なのに、1日で100度!!
朝になると1時間で5度ずつ気温が上昇していくとか。

温度の適応能力というのも人様々ですよね。
だんだん年をとるにつれ、許容範囲が夫婦で離れて
いったりしますよね。

これも体質によります。

疲れ易いエネルギー不足の人や血の足りない人は大体寒がり、
辛いものが好きで体が熱をもっていたり、やせていてほてりやすい
人はあつがり、
水太りの人は暑がりで寒がり、疲れやすくやせていてほてりやすい
タイプの人も暑がりで寒がりですね。

人間は暖冷房なしで何度耐えられるでしょうね。
温暖化を防ぐためにも、まず体調をととのましょう。

音楽

2006-05-10 19:21:03 | Weblog
今朝、テレビに中年の人たちが
南こうせつのコンサートにいってるというトピックがでていました。

私も昨年秋に彼のコンサートにいって以来ずっと車の中で彼のMDを
かけて通勤していたのですが、父がなくなって以来、車の中で
音楽をきく気持になれないのです。

音楽というのは、その時の気持に同調しているので、
やっぱり、生活は普通に戻っているのに
気持の底では、まだ回復していないのだなあと思います。

南こうせつの元気な声にまだ負けてしまっています。
ちなみにかぐや姫の伊勢正三氏とは同じ中学だったのですよ。
中学3年は大分だったので。
といつも自慢?しています。

後先祖様

2006-05-06 17:50:54 | Weblog
 2月の末に父がなくなり、漢方談話もろくに書かないまま
2ヶ月ちょっとたってしまいました。

四十九日、納骨と忙しくしているうちに、気持ちも
落ち着いてきたところです。

愛媛県の八幡浜市という町の山のほうにお墓があり、
昔からの墓石が並んでいるので、お墓にいくとご先祖様はどういう人
たちだったのかなあと思いを馳せます。

私は顔は父親似なのですが、気分は祖父に似ていると
子供の頃言われていたそうなのです。

その祖父は、私が生まれる前になくなったのですが
若い頃に、薬学の勉強をしに上京したのですが、
学費を飲んでしまい、望みがなわず帰ってきたそうです。

私が薬局を始めたことは
この祖父が一番喜んでいそうです。

私の肩のあたりにいつもいるかも知れません。