漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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形は気から、気は心から  黒千石のビーンズストロガノフ

2012-10-23 13:36:09 | 秋の野菜料理
今日、ネットのニュースの見出しをざっと見ていたら、こんなのが!

「中国外務省、日本へ謝意なし」

「ちょっと聞いてよ!中国の船が燃えてたからさ、日本の海保が助けたのに、中国の外務省から、御礼がないのよ~~」って、まるで
「この前の葬式にOO円包んだのに、半返しがこれよ!?」と言っている電車のおばちゃんか!?ってツッコミたくなるレベルのニュースが出ていました・・・。

ちなみに、お葬式のお返しのネタは先日電車の中で話している人がいて、あまりに強烈で思いだしました。笑

炎上して命の危険が迫っている人々を助けたのは、「ありがとう」って言われたいから、助けたわけじゃないでしょうし、
同じくお葬式にお金を包む主旨は、故人への敬意やご遺族への悲しみに対してで、決して、半返しではないはずでしょうし

ましてや、行為に感謝をするか、しないかは、相手の問題で、こっちがとやかく言うことではない。


中国への悪意が日本で盛り上がらないので、あの手この手で情報操作をしているのが見え見えであります。

というわけで、「ユダヤと戦って世界が見えた」という非常に面白い本を読んでいたところに、日曜日に図書館から
「期限がすぎていますので、全て返してください」と催促されまして、トボトボと読みかけの本を返しました。借りた本の半分も読めなかった。そもそも借りすぎなんですけどね。

また、リクエストを出して借りてみようと思います!笑
読みたい本のリストは増える一方。読みたい本が読めるって、なんて幸せなんだろうと思います。

今は「気の妙術」というこれまた、すごい本を読んでいます。日本で「気」という概念が入ってきたのはいつか?「気」とは何をさすのか、時代によってそれがどう変わってきたか。
読めば読むほど、気功をちゃんと習いたくなってきます。

その本の中にでていた、天狗芸術論という江戸時代の本から
”それは、形は気に従ひ、気は心に従ふ。~~~”

から始まって、心が静かな時は、気も滑らかに流れいて、心に何かひっかかるものがあるときは、気が塞がって、手足が思うように動かなくなり、物事に心が留まってしまっている時は、気は滞って、(体のパーツと?)融和しない。

という一文が書かれていて、つまり剣術は気を修するのが要であると。気が形に表れるというわけですね。
う~ん、なるほど~っと思いました。気がスムーズかどうかってお顔にも表れます。眉間が開いている人は気の流れがよい方が多い気がします。など。

気の妙術には風水の話も出てくるのですが、それは土地の気なので、人の気とはまた違うらしいのですが、やっぱりあるんですって。よい気が豊富なところと、そうでないところ。

家によい気を充満させる方法。

これは、住んでいる人の気持ちのもち方で変わるのだそうです。 
え!?
ということは、なんでも”物”をどうにかするとか、壷を買うとか、方角がということよりも、心を養うことが先決という、また最初に結論が戻ったわけでした。笑 
気の修練の結果が、外の形をなすものに表れる。気の修練には心を調えること。

これはきっと、”意識”をどこに向けるかということのように解釈しました。

さて、昨日の夕飯です。

黒千石のビーンズストロガノフ
ピクルス
黒千石グリッシーニ



それから、日曜日に妖精が言いました。
妖精
「あれがまた食べたいな。えっと・・・ヤンさん!」

ん?どちらの中国人でしょうか?思ったら、

”ヤンソンさんの誘惑”のことでした。
妖精さん、ヤンソンさんはスウェーデン人ですよ!

こちら


というわけで、アンチョビではなく、ベーコンでやっているアレンジなので、
うちでは、中国系スウェーデン国籍の”ヤンさんの誘惑”ということになりました。