漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
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質問力  牛蒡と紫蘇のコロッケ

2012-06-14 14:35:18 | 春の野菜料理
てんつくマンのコーチングなワークショップを受けたいと思ったきっかけは、私のAさんというお客様のおかげでした。

体調の相談の他に、日常の相談もお受けするようになって、なんとかこの方の力にもっとなれたらと思いました。
それで、「Aさんのおかげで、私はコーチングに興味がわいて、合宿に行くことにしたんですよ!」と4月に言ったら、

「私の愚痴も無駄じゃなかったね」って喜んでくださいました。

Aさんとメールのやりとりをするようになったのは、確か2月頃です。
毎日のようにやりとりしていたメールが、
最近はほとんどなくなりました。

そして、今日お会いしたら、愚痴じゃなくて、「こうこう、うまくいかないから、こういう手段にでてみています」
っていう報告なんです。全てが!

すご~~~~い!!もうびっくり。

もちろん、問題はたくさんまだあるとのことですが、Aさんはとても冷静に、
物事の起こる原因を紙に書き出し、それを変える手段を選ばれるようになりました。

例えば、ここに書いて差し障りのない部分だけご紹介。

Aさんは家にいるのが辛いとおっしゃいました。

「家のどこにいると辛いんですか?」

Aさん「二階が嫌」

「では二階のどんなところが嫌ですか?」

「・・・」

Aさんはその後気づいたそうです。二階に好きな音楽をかけたら二階が
好きになるかもって。
それで、あまっているCDデッキをひっぱりだしてきたそうです♪

そして、今度はAさんが娘さんに質問子育てをされているんです。


その質問が素晴らしいんですよ。

Aさん
「バスケットで遊んでいて、ボールを貸してといったのに、はいはい後でねって何度も何度も言われて、貸してくれなかったらどう思う?」

娘さん
「嫌だ、頭にくる」

Aさん
「おうちで似た事ない?今日パパにリモコンかしてって言われて、あなたは何と言った?パパが朝一緒にいるのはほんの15分でしょ?今度パパがリモコンかしてって言われたなんという?」

この続きも素敵な話が続くのです。パパと喧嘩が絶えない娘さんでしたが
結局、娘さんはパパに叱られたときに素直に、一度しっかり受け止められるようになったのです。

Aさんのお話の仕方が本当に上手なのです。情熱的でありながら、相手をかわいくてしょうがないという気持ちが伝わってくるんですよね。

Aさんに育てられるお子さんたちは本当に幸せだと思います♪

「自分で気づく」「感情をイメージする」機会を与えられると、その場だけで終わらず、ずっとその人の心に響くことになると思うと、素晴らしいですね~♪

Aさん
素敵なエピソードをありがとうございました(Aさんのご承諾をいただいて、ブログに一部を掲載させていただきました)


さて、昨日の夕飯です。



牛蒡と紫蘇のコロッケ
人参の粒マスタードと塩麹のサラダ
玉ねぎと五穀麩のみそ汁
ナットウ
かまどご飯

妖精が目が痛いというので、人参です。
人参には目を養う力があるので、たっぷりと。