Reflections

時のかけらたち

嵐の中の伊勢路歩き~終わり良ければ総て良し・・・walking the Ise Road (Kumano) in the storm - all's well that ends well

2024-05-31 23:59:00 | wonderland

5月27日~29日の伊勢路歩きは、ずっと天気予報は雨であまりよくなさそうで3日目は晴れそうということでしたが、
こんな早い時期に台風発生のニュースも直前にあり、リフォーム引越しの後片付けでなかなか時間が取れず、例によって
計画の詰めが甘く大変でした。
出発の朝、写真がたくさん載っていた一石峠・平方峠を打ち出したりして・・・当初のツヅラト峠も無理そうと。
2日目も馬越峠の代わりに波田須の道へのシフトを考えていました。3日目の丸山千枚田だけ予定通りに行くことができました。

異例ずくめの今回の旅。初めて熊野古道に行ったときと同じように一眼レフのカメラは荷物を軽くするために持って行かないことを
決めていました。本当は丸山千枚田はこのカメラで撮りたかったのですが、歩くのに専念するためと荷物はいざとなれば持ってくれる
と言う友人に負担をかけすぎてはいけないと思ったからです。

チケットも特急「南紀」の本数が一日に4本くらいしかないので、朝早く「のぞみ」で行くため「大人の休日倶楽部」ではなく
スマートEXで取り、Pasmoに紐づけして改札を通りました。初めてなので改札を通れるかドキドキ・・・東京駅からの乗る指示で
買ったチケットが品川からを認識してくれるか確認したら、新横浜からはすぐ乗れないけれど品川からはOKとのことでした。

名古屋からも友達がフリー切符を買っておいてくれて在来線と新幹線の連絡口で渡してもらって通過するということで
乗り換え時間が少なくちょっとスリリングでした。無事8:02発「南紀2号」に載って紀伊半島に向かって進みました。

半島を巡る特急はトンネルをくぐるたびに天気が目まぐるしく変わって晴れたり、降ったり・・
久しぶりに会った友人とはおしゃべりし通しで10:24に紀伊長島に着きました。

最初の計画ではツヅラト峠を歩くためもっと手前の多気か三瀬谷で乗り替え梅ケ谷で降りる予定でしたが、雨のため
進路変更で難易度の低い一石峠・平方峠を歩くことにしました。

駅は無人駅でなく、駅員さんがいましたが、道のことは全くわからず、観光案内もなくて確認ができず
雨具を装備して歩き始めましたが、要所要所の写真がついているブログの記事を手掛かりに行ってもよくわからず
同じ所を2周しながら進みました。最初の目的地長島神社に行くのにもやっと人がいて、尋ねることができました。

後から他の人のブログなど見て道をたどってみましたが、ほとんど道案内がないとの苦情コメントがあり、納得。駅でさえ
観光のサービスが全くなしでした。

レトロな町を巡って、まずは最初のチェックポイントに着きました。




ここからの歩きが大変で、長島トンネルをくぐったのが間違えでした。

大きな道路沿いを歩いて、引き戻し、橋を渡って雨もひどくなったのでちゃんと装備して、お店の人に
道を聞いたところ、そこは駅の近くでした。あんなに歩いたのに元に戻っていたのです。入り組んだ入江のある場所は
方向感覚も無くなり、何が何だかわかりません。キツネにつままれたようでしたが、駅に戻って仕切り直すのも
結局電車を待つことになるのも嫌で、先に進むことにして熊野古道一石峠に向かう道を教わりました。

今度はトンネルは通らず、橋を渡って道なりに歩いて行けばその先の右に入る道があるからと言うことでしたが
トンネルを通らなくてもまた紀伊長島駅に戻っていました。この「千と千尋」に出てくるようなゴーストタウンの
ような街で無限ループにハマってしまったようでまるで不思議の世界です。

あのレトロな景色見たことあるよね~なんてふたりで顔を見合わせて頭の中は??でした。そんな時に車で仕事中の
すてきなネックレスをした上下真っ白い服のおじいさんがどこに行くのと声をかけてくれました。ちょっと昔のヒッピーの
ような成り立ちでした。私たちを何回か見かけたので道に迷っているかと思ったと親切に車を停めて話しかけてきました。
ここから峠を3つ越えて三野瀬に行くには時間がかかるので三野瀬の先にちょうど行くので熊野古道始神峠に行くといいと
勧めてくれてお言葉に甘えました。友人はこういう親切には甘えないタイプなので、断るかと思ったら、今回はこれしか
方法がないと思ったらしく私も助かりました。私にはこのおじいさんが天使のように見えました。 行先の始神(はしかみ)
といいレトロな宮崎駿の世界のような港町と言い、まったく現実世界とは思えませんでした。

宿の近くのさくら広場まで連れてきていただきました。熊野古道始神峠の登り口があり、またここに
戻ってくるルートの案内がありました。宿もすぐ近くです。

1時半過ぎにやっとランチタイム。サラダとおにぎり2個と茅乃舎の出汁を入れたキャベツ入りの和風メンチカツと
八ヶ岳から届いた葉物のサラダだけです。前夜に作っておきました。

雨も上がり、青空が見えてきました。

計画にはなかった峠でしたが、熊野古道にせっかく来たのだからと歩き始めました。


花もいろいろ咲いていました。


いくつも橋を渡りましたが、恐いようなものもありました。

とにかく雨がたくさん降ったので、苔や石は滑りやすく、難易度が低いとはいえ峠は峠です。

途中道に上から水が流れ、滑りやすく危険になったので、見かねた友人が荷物を持ってくれました。
水や装備も全部持っていた友人のリュックは20kg近く私のは10kgくらいあったので申し訳なかったのですが、
助かりました。とにかくすべるのが恐くて、腰が引けます。

登ってきた下の変電所や入江が見えました。ここが峠の頂上のようで、ここから明治道を通っても抜けられる
のですが、距離が倍以上で国道に出ても遠くに行ってしまうので、戻る方がいいと説得されて急な道を戻る
ことにしました。難易度★一つでも侮れません。

やっと浜に戻り、海岸を宿まで少し歩きました。

宿の2階のロビーで計画を立てたりしましたが、着いてすぐそこでお茶をいただきほっとしました。
宿の方にあのトンネルは住んでいる人でも錯覚に陥って迷うと話してくれました。


割烹の宿「美鈴」は家族でやっている民宿ですが、地元の豊かな食材で宿の料理人が作ってくれる和食は最高でした。
とても気持ちのいい宿でした。

翌日は雨がさらにひどくなる予報だったので、計画を立て直し一番行きたかった馬越峠をあきらめて、波田須の道を歩くことに
しました。

とてもおいしい朝食の後、近い三野瀬の駅に車で送ってくれました。ここも無人駅でしたが遭難しそうになった
波田須駅は屋根のある建物もなく、ベンチの上にだけ雨をよける屋根があり、両サイドにガラスがはまっているだけの
駅のホームでした。

新鹿駅で降りて海岸に降りて行きました。駅は無人でトイレがなく、海水浴場のトイレを使うよう指示がありました。
ここを歩いていた時に反対側から歩いてきたバックパックの金髪の女の子2人に会っただけで他には誰も観光客に会わない
旅でした。

あとはサーファーが一人いただけ・・

国道311と熊野古道が時々クロスするということがガイドに書かれていましたが、なかなか糸口が見つからず
合流点についてしまいました。

国道をひたすら歩き、やっと徐福茶屋の所に来ました。上に波田須神社があり、熊野古道に続いていました。
熊野古道に入るには途中トンネルの前から古びた小けむした階段を登りトンネルをまたいで進むのが正解でした。

全身びしょぬれ、リュックまでかかるレインウエアも貸してもらいました。足先のは速乾性の素材の
ズボンだったのではかないで済ませてしまいました。

この下の方にある簡易トイレまでの坂道も滑りやすく、また上の波田須神社も雨の日には急坂過ぎました。
滑るのが恐くて動けなくなり、再び荷物を持ってもらい、足元を拾ってきた木の杖で支えてくれながら、滑らないように
急坂を降りました。

雨も土砂降りだしこれ以上進めないのでこの下の方の波田須駅に降りることにしました。


端っこに徐福の宮の鳥居が見えました。





だれもいない波田須駅に到着。12時台の次は16時台しかなかったのですが、臨時が13時台に出るので
待っていたら、日にち限定で6月と間違え、来ないことがわかりショック。どんどん風雨が強くなり
参宮線が強風のため運行できなかったり、遅延のお知らせをスマホで見て、電車だけは来てほしいと祈るような
気持ちでした。風雨が強くなり、じっとしていると寒いので体操したり歌を歌ったりして。嵐の中、3時間も
待ちました。

途中まだそれほど雨が強くない時に持って行ったマドレーヌとコーヒーで食事がわりとしました。

 

  

 ネットで風雨を耐えた波田須駅の写真を借りました。大変な時は写真が撮れなくて・・
  

やっと来た電車に乗って二駅先の熊野市まで出ることができ、遅延もなかったので、宿の送迎バスに
無事乗ることができました。そこから先の瀞流荘までは4~50分くらいかかったかと思います。

全身ずぶぬれだったのでまず温泉に入って体を温めて休めました。露天風呂からの雄大な熊野川が見えてすばらしい
ロケーションでした。お弁当プランだったので、部屋でお弁当を食べて、翌日の千枚田の予定はほぼ決まっていましたが、
確認してフロントと送迎の確認をしたところ、千枚田で一度下ろしてもらって、次のお客さんを送る時にピックアップして
くれるという嬉しいお知らせ。疲れて早めに寝ようと思ったけれど、少し遅くなってしまいました。帽子から何から何まで
洗ったり、乾かしたり・・大変でした。ドライヤーでもあまり乾かなくて。

  

そして翌日のこの晴!


朝食のお弁当もおいしかったです。

車で通り峠入り口まで送ってもらい、登り始めました。

子安地蔵までが通り峠ですが、そこから見晴らし台までがさらに急な坂でした。
前日の雨で水が上から流れてくるところもあり、滑りやすいところもありましたが、ちゃんと自分で荷物を背負って踏破できました。
見晴らし台の方はあまり雨水も残っていない道でした。映画「イーディ83歳 初めての山登り」を思い出して自分でも自分を励まし
ながら登りました。山登りでもないのに大変でした。

そのご褒美です。

 

迎えの車が来るので急いで反対側の通り峠登り口に降りたところ。もう少し時間があったら
千枚田の中を歩けたのでしたが、見晴らし台だけで終わりでした。2時間近く過ぎていました。

 

 

熊野市駅まで送ってもらう時に、花の窟屋の前の七里御浜を通りました。雪が降る花の窟屋を訪れた昨年歩いた道です。
運転手さんはここからの朝日を今度見てくださいと話していました。

熊野市でゆっくり切符を取って、食事をとりました。指定券がほぼ満席で驚きました。
帰りは眠たくて寝て帰りました。

今回も忘れがたい旅となりました。天使のおじいさんの顔が浮かんだりしました。宿泊地の方も皆とても親切でした。
何よりもいつもアドヴェンチャーを支援してくれる友人に感謝です。こんなに想定外の旅は初めてで、いろいろなケースや
交通の便が悪いところはよくよくいろいろなケースを考えておかなければならないと思いました。スマホでの位置情報も
チャンと確認してナビできるようにしておかないとね。何よりも足腰を鍛えて歩けるようにしておかないといけません。
友人にも諦めたらそれっきりだよと励まされました。3日間転ばずに過ごせてよかったです。

 

May 27-29   2024    Kumano  Kodo   (Ise Road)

 

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splash of water

2024-05-24 23:57:11 | seasons

5月23日

梅雨のような湿度を感じる日。娘が次の仕事までの休暇が残り少なくなってきたので一緒に井の頭を歩いてきました。



水しぶきが涼を感じさせる季節に入ってきたのですね。




新緑の美しい季節です。




もうあじさいが咲いていました。梅雨も近いのでしょうか・・・




桜の実も色が変わり、しぼんできていました。


ハコネウツギも暑そうでした。




ヤマボウシだけがさわやかさに咲き始めていました。







この花が何の木の花かわかりません。もしご存じの方がいらっしゃいましたが教えてください。



ネズミモチの花








カルミアももう枯れ始め・・

ぎりぎりの出会いを楽しみました。

 


もうあじさいの季節が始っていました。これからは私の季節よと喜んでいるようです。







トキワツユクサ・・・何の花だったかネズミモチ同様忘れていてグーグル・フォトで調べました。

どうしてこんなに朝早く散歩をしたのかというと、京都で入れなかった「挽肉と米」の吉祥寺店に
行くことになったからです。9時に予約の記帳をして、11時過ぎにはランチを食べていました。
その間、井の頭だねということになりました。


公園を一回りして、お店に戻りました。







京都では見事に外国人だけしかいませんでしたが、こちらでも外国人が入っていました。

炊き立てのお米がおいしく、ハンバーグも目の前で一つずつ焼いて出してくれます。
一つ目は何もつけないで、2個目は鬼おろし、3個目は生卵と一緒にご飯にかけていただきます。

こんなに食べられないかと思ったら食べられてしまいました。夕飯はほとんどいただかないですみました。


昼間思いがけず出かけてしまったので、夕方からまた片付けの続きです。
主人のネクタイがたくさんあって一つ一つなつかしく見ながら、箱に詰めました。
スーツとか衣類はほとんど処分したので、これだけは最後に残したいものでした。アルマーニとかすてきな
ネクタイがいろいろあって、見ているだけでも楽しくなり、おしゃれな元気だったころの主人を思い出します。
これだけはずっと手元に残したくなるものでした。

 

May 23  2024  Kichijoji

 

5月24日

半年ぶりくらいに八ヶ岳から野菜が届きました。また収穫の季節が始まったのですね。、

野菜が高騰しているので、冷蔵庫の野菜ボックスはガラガラ・・ 嬉しい高原の野菜の季節が
やってきました。

葉がついたままの玉ねぎや水菜、レタス、サニーレタス、春菊、小松菜、ブロッコリー、大根
季節のエネルギーも一緒に箱に詰めて、送ってくれました。

今晩はとても柔らかい春菊の胡麻和えや、小松菜は味噌汁にしました。自分で作ったお味噌がなくなり
冷蔵庫にあった西京味噌で作りましたが、上品な味噌汁になりました。




朝食のような夕食です。

6月1日から娘の新しい職場での仕事が始まり、私もやっとイメージが再び湧いてきた伊勢路の熊野古道のウォーキングが
あるので、今日買い物に行ったついでに娘と待ち合わせて、アプサラのスリランカ・カレーを昼食にいただきました。
それで夕食はあっさりとと言うことになって・・・






スリランカカレーはいろいろなおかずと一緒に混ぜて食べるのでいろいろな野菜がとれます。
ズッキーニ、オクラ、レンコン、豆、それにブロッコリー。久々のスリランカカレーを
楽しみました。ちょっと外食が続いて、いいのかなとも思ったのですが、なかなかない
ウィークディの娘とのランチでした。

May 24  2024  Nishi-Waseda

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難民生活の終わり・・・  end of refugee life

2024-05-22 23:59:55 | a day in the life

5月20日にトランクルームに預けていた荷物と共に我が家に戻ってきました。
まだまだ片付けが続きますが、何とか必要なものは収まり、今日はクリーニングに出していたカーテンも届きました。

家のお風呂に入れてほっとしています。そして何よりも自分のベッドで寝ることの安らぎ。
難民なんていう言葉を使って申し訳ないと思うのですが、落ち着く場所のあることは幸せなことです。

4月から5月にかけてのリフォームでは4月の水回りの時は、ゲストルームにいるくらいなら京都に行こうということ
になり、京都・広島への旅行。5月はフローリングの工事だったので荷物は全部運び出し、私たちはゲストルームにいて
毎朝、確認しながら、進めて行きました。錆のようなものがでてしまっていたクローゼットの扉もこの際変えて、部屋が
生まれ変わりました。私の部屋のベッドの横に置いたピアノは弾いてよと誘っているようです。今回の最後になるだろう
リフォームで考えたことは何かやりたいときにすぐ取り掛かれるようにするということと、動線の確保です。
5月の工事の時は最後にゲストルームが取れなかったので、箱根に1泊して帰ってからの引越し作業に備え休養しました。
その前にも新宿御苑を歩いたり、小石川植物園の年間パスポートがほとんど使わないうちに1年経ってしまうので急遽
冷温室の花が見たくて行って来たりして、自分の家とゲストルームの2拠点生活でした。

 

テレビと冷蔵庫とポットしかないゲストルーム

各棟に1室しかありません。
今年からアメニティも廃止したとか・・

ここには寝に帰るだけでした。ボビンレースもすこしだけできましたが、本はなかなか読めませんでした。


小石川植物園(5月14日)では珍しいヨウラクランを近くで見ることができました。

高尾山でいつも遠くから見ていた花?です。

見たかった冷温室の高原の花たちは終わっていたり、ちょっと残念でした。

それで温室の方でお気に入りに会ってきました。





いつも温室の前のベンチでお弁当を食べます。
遠くにいる人と繋がっているような気持ちになれる青空で、どんどん流れて行く雲を見ていました。




三脚を立てて、写真を撮っている人がいました。センダンの花でした。


来週はリフォームの前から計画していた伊勢路歩きです。引越しが一段落して、天気が悪そうなのでスケジュールを確認しながら
いくつかのルートの検討に取り掛かります。

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京都・奈良・広島へ -8 (京都 祇園白川あたり) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -8

2024-05-19 22:29:11 | wonderland

4月16日

大原からのバスで三条京阪まで戻り、以前から行きたかったしらかわにある染のお店「よしおか」によることにしました。
しらかわ通りはずっと前から歩きたかった場所です。

前からスタバのロケーションは最高と思っていたのですが、今回立ち寄ってコーヒー・ブレーク。
東京と違って席が簡単に見つかったので。

ところがさすが観光地。トイレに入るのにもパスワードが必要で、訳の分からない私に近くで
スマホを見ていた外国人の女の子がレシートの番号がPWになっていることを教えてくれました。
なんだか面倒。

娘が席を外していた時も同じキャノンのカメラで仕様が少し違うので何かおかしいと、どこで
カメラが入れ替わってしまったのか勘違いして、自分のカメラはバックにしまっていたのに
どこかですり替わってしまったのかのように錯覚をして、近頃の判断力の低下には自分でも苦笑。
さすがもうすぐ後期高齢者。目で見えているのに認識しなかったり、かなり不確かな自分・・
記憶力に加えて、判断力の低下・・を感じる一瞬でした。




ゆったりとしたスターバックス三条大橋店。

 

道路を渡り四条方向に下り、しらかわ通りを目指しました。

骨董品のお店がチラホラ・・



吉岡はちょっと入りにくかったのですが、勇気を出して扉を開けました。以前NHKTVで日本の色をやった時に知った
染織史家吉岡幸雄さんのお店ですが、思ったより品数が少なくて、ちょっと残念でした。すてきなバッグとかあった
のですが、ちょっと手が出ませんでした。

この辺は骨董街祇園新門前通りというのでしょうか・・ 面白そうなお店もありました。


祇園白川は初めてですが、京都の街らしい風景です。今まで京都の街歩きをあまりしたことがありませんでした。
水の街、京都いいですよね。







桜の時はきれいだったでしょうね。





どこかで夕食と思ったのですが、この辺はすでに予約で埋まっていたお店が多く、そのほとんどが外国からの
観光客でよくお店を見つけると感心します。

ハンバーグ屋さんとか、餃子のお店です。

黒田辰秋の展覧会と玉三郎のポスターが目につきました。



結局、食事をするお店が見つからず、祇園祭に来た数年前にSさんと一緒に入ったお蕎麦屋さんが
すいていたので再び行きました。
とろろとにしんそばでしたが、おいしかったです。

京都南座の前あたりのお店です。

烏丸御池のハートンホテルまでは京阪と地下鉄を乗り継いで帰りました。

いろいろ巡った京都2日目でした。

19,123歩 12km

 

April 16 2024  around Gion Shirakawa,  Kyoto

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しばしの休憩 ・・・ brief rest

2024-05-18 23:49:05 | a day in the life

エゾルリソウ


リフォームももう少しで完了と言う時に、マンションの下のゲストルームが取れなかったので
娘と1泊で箱根で過ごしていました。戻ってまたゲストルームに2泊すればこの難民生活も終わります。

再び荷物を戻す前の一時の平和な時間です。

高速バスで箱根湿性花園に行き、午後はガラスの森美術館でゆったり過ごしました。


 

ウツギやクロユリ、ツツジがきれいに咲いていた箱根湿性花園。
北海道の珍しい花にも会いました。




 

テラスでランチを取り、カンツォーネを聞きました。イタリア人の歌手が懐かしいアルディラやチックエッティの歌や
ボラーレなどいろいろ歌って青空の下、気分はイタリアでした。

美術館のホールでもヴァイオリンの演奏があり、やはりイタリア人でイタリア語と英語の説明でしたが La Mia Vita
と言う曲を弾いてくれてとてもいいメロディだったので探しました。

久々のリゾート気分です。しばしの間体を休めることができました。

翌日の今日は湯元で温泉に入って、東京に戻り、リフォーム完了の報告を受けました。荷物の戻りが月曜なので
まだ寝泊まりすることができません。

 

 

Il Volo E La Mia Vita

 

May 17-18  2024   Hakone

 

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セルジュ・ムアングの和フリカ ・・・ Wafrica

2024-05-16 20:47:54 | art

5月11日

ウガンダ在住の姪が7月に日本に一時帰国するのでそのやり取りをしていたところパリにいたころに知り合ったという
セルジュ・ムアング氏の展覧会の紹介があり、すでに定員に達していたパフォーマンスに招待していただけることになり、
ベルカントのレッスンの後、ベルカントも習っているイタリア語の友人達と一緒に行ってみることにしました。
確認のため前日までアフリカにいる姪と連絡しあい、姪とムアング氏との間でLINEが飛び交い、無事参加することができました。

姪はコンゴ民主共和国の日本大使館に勤めていたこともあるのですが、パリにいる時は日本文化の紹介とかしていて、アフリカの
美術にも興味があり、白水社の「ふらんす」と言う月刊誌にアフリカの工芸などを紹介していて、その時にムアング氏と知り合った
とのことでした。

本展は、パリを拠点に活動するカメルーン出身の現代アーティスト、セルジュ・ムアングの日本での初個展です。
同氏は、アフリカと日本に由来する美的感覚を融合した「Wafrica」という作品群で新たな領域を創出し、世界的にも
注目されています。本展では、日本の漆によって彩られたアフリカの伝統的マスク、アフリカの布で作られた着物、
《ブラッド・ブラザーズ(血の兄弟)》のように表象的なインスタレーションの代表作の他、本展のために制作された
世界初公開となる新作を展示します。「古今東西の美が共鳴する空間」という丸紅ギャラリーのコンセプトを、日本と
アフリカの文化的親和性に光を当てることで表現する展覧会です。

 

                                丸紅ホールからの眺め

 

和フリカ ライブ・パフォーマンス
能/セルジュ・ムアングとの対話/茶道

日本と西アフリカの慣習を結びつけたライブ・イベントを開催します。
どちらも儀式とユーモアを取り入れており、芸術性あふれるユニークな「一期一会」のひとときをご堪能ください。

日  時:

2024年5月11日(土)14:00~15:30(開場時間 13:00)

登 壇 者 :

工藤 丈輝氏(舞踏家)
平井 優子氏(ダンサー)
白井 剛氏(ダンサー)
カラモ氏(コラ奏者)
ラティール・シー氏(パーカッショニスト)
中島 万咲子氏(茶道武者小路千家)
辻 基子氏(茶道裏千家)他

 

パフォーマンスは和アフリカ茶会「起源」とイボ族の民話に基づいた能楽です。
お茶会の方は席が段差がなかったのでお茶を点てているところはほとんど見えなかったのですが、影絵のような
激しいダンスはよく見えました。その出会いはなかなか融合と言う感じは難しいのですが、ムアング氏のデザインした
アフリカの生地の着物はインパクトがあり、面白かったです。お茶も昔からアジアのものは取り入れてきたの
ですが、遠いアフリカの文化も繋がっていく可能性もあるのだと思いました。

能楽の方は表現手段としてとても成功していると思いました。後から聞いたコラと言うアフリカの楽器の波のような
音色が時間を忘れさせて不思議な感じでよかったです。

ストーリーもアミニズムのような自然崇拝と共存、人間への警告と寛容であれというメッセージがありました。

 

パフォーマンスは撮影禁止でしたので、終わった後、写真を撮らせていただきました。




コラと言う楽器です。ひょうたんから作られています。

彼のアクセサリーがすてきで。


当時の「ふらんす」の編集長さんともお会いすることができました。

 

セルジュさんもウガンダの姪つながりでお話しすることができました。
姪を知っている二人と記念撮影。

そのあとで展覧会を見ました。

アフリカっぽい強烈なイメージ。アイヌとか連想させます。





この部屋でピーター・バラカンご夫妻に会いました。
藍染めと同じようなアフリカの布。




こちらはアフリカの椅子からインスピレーションを得て作られたユーモラスなフィギア。


アフリカのお守り










 

他に漆の作品もあり、日本で仕事をしたこともあるセルジュさんは日本の技法をうまく取り入れています。

アフリカとの共通点を探り、そして新しい美への挑戦を続けるセルジュさんを応援していきたいです。

 

TOKYOFM 『Blue Ocean』のパーソナリティ住吉美紀が、注目の現代アーティスト、セルジュ・ムアングさんにインタビュー!

 

Mamadou Dounbia (コラ) 獏原人の満月祭り 2019-08-18 2329

 

May 11   2024   Takebashi

 

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京都・奈良・広島へ -7 (役場橋、春の田園風景の中へ) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -7

2024-05-15 21:47:06 | wonderland

4月16日



大原の野菜をいただいたわっぱ堂を出て再びバス停の方に戻り、バス通りを下って役場橋の方に行くことにしました。
前回は雨であまり歩く気がしなくて道を探すのに消極的で行きそびれました。歩くのにはやはり春がいいですよね。




登る足元にスミレをみつけるといつも嬉しくなります。






わっぱ堂はこの泉が目印です。






 

安野光雅の絵本にでも出てきそうな風景です。







役場橋はバス停「梅の宮前」から下に降りてすぐの所にあります。



桜がまだ少しは残っていましたが桜の季節はきれいだったでしょうね。
モーゼスおばあさんの絵にでも出てきそうな木々・・

















梅の里バス停の近くにあった梅之宮神社


 

April 16  2024    Ohara, Kyoto

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上野のdeepな場所へ ・・・ Yose at Suzumoto in Ueno

2024-05-14 21:45:13 | wonderland

5月10日

鈴本演芸場
<ゴールデンウィーク特別興行> 権太楼噺 爆笑十夜

 

A子さんに誘われて、上野鈴本演芸場の特別な興行に行きました。
小さんの追善興行ですっかり魅力にはまってしまった権太楼師匠の特別シリーズの
楽日です。

 

前座 入船亭 辰むめ 狸の札
落語 柳家 福多楼 反対陣
太神楽曲芸 翁家社中
落語 春風亭 百栄 道具屋 
落語 柳家 小満ん 悋気(りんき)の火の玉

漫才 風藤松原
落語 五街道 雲助 商売根問
落語 柳家 喬太郎 首ったけ

ものまね 江戸屋 猫八
落語 三遊亭 わん丈 紙入れ
落語 春風亭 一之輔 堀之内
紙きり 林家 二楽

落語 柳家 権太楼 試し酒

 

新宿末広亭に続き、鈴本演芸場デビューです。


チケット売り出しの30分くらい前から並んだので前から3番目の席が取れました。アルさんがさらに
早くいらしていたので助かりました。
でもその日は少し疲れていたのか、とても眠たくなり、噺家さんに気づかれてはまずいと
結構目が合うような前の席は緊張しました。

私は落語家の名前と顔が一致していないのですが、一之輔さんの落語は一度聞いてみたかったので
ラッキーでした。結局知っていたのは一之輔と権太楼だけでした。ものまねの江戸屋猫八は先代から
知っていましたけど。

前座の話もおなじみの狸の話ですが、なんだかかわいかったです。

福多楼の「反対陣」もこの年でこれをやるのは酷と言っていましたが、すごい迫力でした。

太神楽曲芸の翁家社中はよく六義園などで曲芸をやっているのを見たことがありましたが、昔ながらの
芸を近くで見るとやっぱりすごいと思いました。傍でにこやかに助手をしていた女性が芸をすると
すごかったのでびっくり。

「道具屋」は古典落語ということだけど、キャラクターのせいか面白さを感じられませんでした。
私は落語のゆるい笑いが好きだけれど、その世界に持って行ってくれるのも面白いけれど、何か入って
行けなかったり、自分が聞いていて冷めちゃうのはだめですね。古いものでもそれなりに現代によみがえる
物もあり、もう古いと思ってしまう笑いもあるのかしら?

そのあとの小満んはどことなく粋で、嫉妬に燃える本妻と妾の話が面白かったです。
座っているだけで色っぽいというか気品?と言うか何か持っている噺家さんでした。

漫才も軽快なテンポで面白かったけど、今はやりの吉本とかどう違うのかわからない。古いタイプの
漫才なのかしら? 落語の合間にするのに適しているのが入るの?

雲助の落語はとうとう眠くなりました。話し方にもよるのかわからないけれど。きっとちゃんと聞いたら
おもしろい古典落語だったのかもしれない。ゴメンナサイ。後から人間国宝と聞いて驚きました。

喬太郎はチャーミングでひきつけましたね。
足がお悪いとのことでテーブルが前に出ましたが、そのテーブルをうまく利用していました。

ここでやっと仲入り。持ってきたおにぎりをひとつ食べたら、もう次が始ってしまいました。

江戸屋猫八の動物のモノマネは実際に鳥の鳴き声を聞いたら、とてもきれいなのでびっくりしました。
空気がさわやかになりました。猿の鳴き声が面白かったけれど、テナガザルだったのか何だったか覚えられなかった
けれど不思議な世界でした。

ここから先、3つの落語はさすが、その世界に引きずり込まれました。わん丈はAさん推しの最近頭角を現した
新進気鋭の噺家さんですが、マクラもあり、スピーディな展開に花緑を連想させました。紙入れと言う演目も
花緑でも面白そう・・・

一之輔もちょっとクールな印象の噺家ですが、ホットな落語でした。いや~面白かった。

紙切りを見たのも初めて。モノマネもそうですが、世襲の芸なのですね。はさみ1本で、見事に切り抜きます。
A子さんは大谷をリクエストして切ってもらっていました❤ ラッキーですね。

最後の権太楼はさすが魅せますね。私はこの噺家の顔を見ているだけで幸せな気分になります。
全身で演じるその姿も好きです。たまたま見た小さんの追善興行での「代書屋」が面白くて・・

今回誘っていただいてよかったです。初めてフルの寄席を見た感じです。前回末廣亭はちょっと特殊で
普通の寄席とはちょっと違ったと思います。今回もゴールデン・ウィークの企画でいつもより力が
入っていたかと思いますが、いろいろなジャンルの演芸を見ることができました。

誰かがマクラでSNSの世界と違って対面の落語の世界では相手を「否定しない」と話していて
そういう世界が心休まります。

 

「試し酒」の後はちょっと飲みたくなったというA子さんのお友達のTVディレクターの方となんと
deepな上野のアメ横近く?の立ち飲みへ。若い人や外国人で賑わっていて驚きました。新大久保もそうだけど
今若い人たちがこういうところに来るのですね。さすが私みたいなばあさんはいませんでした。




 

Aさんに誘っていただいた、アルさんやディレクターのお友達と一緒に乾杯。
すごく安くて楽しい雰囲気でした。注文もQRコードで読み取ってするのですね。


ほんのちょっと飲んで帰りましたが、リフォーム最中で住むところも移動したりしていて
落ち着かない日々ですが、違う世界に行って楽しむことができました。

May 10  2024  Ueno

 

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京都・奈良・広島へ -6 (勝林院からわっぱ堂まで大原歩き) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -6

2024-05-13 17:47:15 | wonderland

4月16日

三千院をゆっくり回った後、わっぱ堂のランチの予約時間にはまだ早かったので、勝林院を
見ることにしました。

 

江戸時代に再建された法然上人ゆかりの勝林院の本堂に入ってみることにしました。

 魚山大原寺勝林院は長和2年(1013)に寂源によって声明による念仏修行の道場として創建されました。
約90年のちに来迎院が創建されると、二つの本堂を中心として僧坊が建立され、多くの僧侶が声明の研究研鑽を
する拠点となりました。
こうして勝林院と来迎院を中心とした大原東部の寺院群は、魚山大原寺と総称されるように
なります。
 勝林院は火災や水害のたびに再建されてきました。現在のお堂は安永7年(
1778)に再建されたもの。幅七間
奥行六間の総欅造りで屋根は木の板を重ねて葺いた杮葺です。欄間や蛙股などに彫り込まれた立体的な彫刻は当時の
木彫技術の素晴らしさを今に伝えています。 
                                      魚山大原寺 松林院 HP より

 

お堂の中央に安置されている本尊の阿弥陀如来坐像は「大原問答」の折りに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀」と
通称されています。
 文治2年(1168)、勝林院住職の顕真が法然をまねいて、延暦寺・金剛峯寺・東大寺などの高僧らとともに念仏の
教えについて問答を交わしました。法然は白熱する論議の中で、念仏を唱えれば極楽浄土へ往生できると経典を引用しな
がら説きました。すると本尊が光を放ち、法然の主張が正しいと証明したのです。集まっていた多くの聴衆たちは、
どんな人でも等しく極楽往生できることができると知り、大いに喜んで三日三晩絶えることなく念仏を唱え続けたといいます。




見事な彫刻です。












勝林院からは2月に行ったときの道をたどろうかと思ったのですが、記憶が残っていない道を降りてしまい、
そこからが大変でした。途中の地図に呂川、律川と書いてあり、呂川沿いに降りたつもりが、律川に沿って
国道に向かってしまいました。途中服部神社を通り、国道に出ましたが、方向感覚が狂い、バス停よりずっと
下の方に出てしまったと思い、右に進んだらどんどん登り道になり焦ってきました。これはおかしいと思い
スマホの現地情報をオンにした所現在地を認識できず、パニック状態。私がアナログなので娘は全く非協力的。
わっぱ堂に遅れることを連絡したら全然大丈夫との返事。これは間違った方向と思い戻って道を下って行けば
やっと大原のバス停が見えました。

そこからは以前に行ったことのある寂光院方向へ進みました。勝林院からメインの道に戻るルートを失敗してしまい
全く新しい道を通ってしまいました。軌道が元に戻り畑が広がる世界を歩いて行きました。





わっぱ堂にはそれ程遅れないで着くことができました。
とりあえずホッとしましたが、一時はどうなることやら・・・ 国道だと道を聞く人もいません。


入口には、キクイモとか、小さな大根がありました。


 



大原で採れた野菜がたくさん。春の香りでいっぱいでした。お魚につけた味噌もおいしかったです。
きく芋の酢の物みたいなのがシャキシャキしておいしかったです。



炊き立てのご飯に玉子豆腐の入った味噌汁









他の部屋も写真を撮らせてもらいました。




ちょうど行きたかった「来臨(きりん)」が休業日だったので、わっぱ堂にしたのですが、とてもおいしくて、
古民家も面白く、偶然ですが、いいお店に出会いました。

ゆっくり休憩した後に、役場橋に向かって出発しました。


April 16   2024       Ohara, Kyoto

 

 

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非日常の中の日常 ・・・ daily life in an extraordinary setting

2024-05-11 22:51:42 | a day in the life

今、マンションの中の小さな2拠点生活をしています。
同じ棟のゲストルームが取れなかったので隣の棟のゲストルームと半分しか使えない残った家具と荷物に囲まれたTVも
見れない居間との間を行ったり来たりの毎日です。外食を避けるためにキッチンへの通路は確保してもらっています。
ゲストルームでは何もなくTVと冷蔵庫があるだけで読書するか何か手仕事をするかしかできません。デスクトップのPCを
使っているので部屋に戻らないと使えないのでとても不便。
朝食と昼食をとる時だけ家に戻り、夜はゲストルームに寝に行くので、かなり生活習慣が改善されてきています。制約が
あるというのはいいことですね。時間をだらだらと使わなくなりました。

ゲストルームに戻るとまたちょっとした旅行気分になります。まるでホテルのように全く日常生活ができない環境。
それでもボビンレースができると思い、荷物を運びました。

水曜日にはお茶の稽古に久しぶり出かけることができ、すでにお風呂に変わり、まったく新しく感じですっかり忘れて
います。こんなに新鮮でいいのかと思いますが、その時間を楽しむことはできます。これをお稽古と言っていいのか
どうか・・  少しずつ少しずつ体に沁み込ませて美しい所作ができないといけないと思っている所。昔習った時より
見た目の美しさや、本質にこだわっています。集中するいい時間です。

火曜に引っ越し作業が終わり、水曜日から第2期のリフォーム工事が始まりました。その日に今月は1回しか行けないお茶の
稽古。娘と一緒に表参道でお昼を食べてからお茶室に向かいました。

ランチはがっつり、まい泉でいただきました。

帰りに少しどこか見て行くと思っていた娘でしたが、急に雨が降ってきて、少し雨宿りしてから
また雨が降るといけないからと言って帰りました。私はのんびりいつもと違う道を通って
稽古場に。



おじいさんがどいてくれない~


ヨーガンレールがこんなところにありました!



すてきな和服のお店。浴衣じゃないよね?









石楠花のつぼみの力強さにパワーをもらいました。


季節は休回転・・・


May 8  2024  Minami-Aoyama




木曜日はやっとボビンレースをゲストルームの一角で再開。


1ヶ月以上ぶりの手仕事。このハートはきれいにできるまで何枚も練習しなければなりません。
繰り返すうちにいろいろわかってきます。

体調を極端に悪くしていた友人の無事がわかり、ほっとした午後。
外に出ればさわやかな風が吹いていました。

心配する人がいることはつらいことだけどいいことなのだと思う。
人の命を大切にできるということは私の命もつないでくれる。

May 9  2024

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