Reflections

時のかけらたち

明治神宮は不思議な蘭が日影にひっそりと ・・・ mysterious orchids quietly growing in the shadows at Meiji Shrine

2024-06-30 23:59:34 | seasons

6月27日 明治神宮散歩

前日(26日)のお茶の稽古に続き再びの原宿へ、そしてその翌日(28日)は参宮前のキノシタで10年以上ぶりくらいに会う
職場の先輩とランチをしながら積もる話を・・・

26日の表参道 ・・ このイベントスペースがいつもどうなっているかをチェック。


前日のお茶では、いきなりの長緒でしたが、昔やったことがあるのを見ていて思い出しました。
若いころ習った細野先生の美しい所作を思い出しながら、難しい紐の扱いを楽しみました。


茶室はイレギュラーな形なのでやりにくそうですが、この小間に入ると落ち着きます。
そしてたたみもイレギュラー。NHKで京の文化のミニ番組をやっていて畳を見ましたが、
お茶ではその目数や距離を使って合理的にそして美しく見える配置などいろいろな知恵が
つまっています。家の中に茶室スペース欲しかったな~。畳マット2枚でも敷けばいいのか?
すっかりなくなってしまった畳の生活。

 

花友達のUさんから明治神宮でタシロランが咲いているとお聞きして、お茶の帰りでも寄って見ようかと
又は参宮橋に行く日に寄ろうかとかいろいろ考えていたのですが、Uさんが再びOさんと共に明治神宮に
木曜に見えるということでご一緒させてもらいました。

緑がますます青々としている明治神宮。
日本では緑を青と呼ぶおかしな現象ですが・・ 青信号は緑だし・・

神宮内苑のこの緑はいつまでも守ってほしいです。外苑の計画も伐採は最小限にお願いしたいですね。




アオノクマタケラン

こちらはラン科ではありません。
たくさんの花が出ていました。

マクロレンズのふたが取れなくなってしまって、しかたがないので望遠レンズを持って来ました。






ヤブミョウガを撮っていたら、もっと先にたくさん咲いていると言われて、後を追いました。

タシロランがやっと見つかりました。毎年出る場所が少しずつ違っています。




こんなにきれいに咲いているのを見るのは初めてです。いつも時期が遅くなてしまって最後で茶色がかっています。



80歳の元山ガールのOさんは花をみつけるのの天才。わからない花の名前をいつも教えてもらっています。
同じく多くの山に登ったUさんは横山先生の調布の花巡りの会でお会いしてから花のことをいろいろ教えていただく
先輩。どこに何が咲いているかよくご存じです。このお二人は花巡りの最強のコンビなので、ご一緒できて
いろいろ教えていただいてラッキーでした。

ヤブミョウガが群生している場所を思い出しました。




私のお気に入り、ヨウシュヤマゴボウ





花芽が出たばかりのヤブミョウガ





最近はマヤランがとてもきれい・・ 昔は日影に咲いていてあまりきれいに見えなかったけれど・・・







タシロランがたくさんきれいに咲いている場所がありました。


 


その中で一番きれいに咲いていたタシロラン。もうこれだけで満足。





 



ジャノヒゲ




ヤブタバコ


ハエドクソウ




アメリカイヌホウズキ



チヂミザサ






ヤブカラシとナミアゲハ

キアゲハはもっとカラフルでした。






白いツユクサはトキワツユクサでノハタカラクサとも言うと教えていただきました。


モッコク




ネジバナ



中にねじれていないものもありました。

ニワセキショウ


ヘラオオバコ


ヒメヤブラン






八重のクチナシ



出口近くにまたマヤラン




タシロランも

 

最後に鳥居近くのカフェで休憩していたら、スズメのお母さんが子供に餌を何度も運んでいた姿を見ました。
幼鳥もだいぶ大きくなっているのにね。

家からスーパーに行くショートカットでもスズメの親子か子供が親の後をくっついて歩いていました。
都心でも鳥の子育て風景が見れるのですね。

帰りにビックカメラでキャノンの人にマクロレンズのずれたキャップを取ってもらって無事帰りました。

 

タシロラン

湿った落ち葉が多い場所に生える光合成をしない腐食植物
タシロラン(田代蘭、学名 Epipogium roseum (D. Don) Lindl.)発見者 植物学者 田代善太郎
準絶滅危惧種

マヤラン
葉が無いので光合成の能力はない、 栄養分は地下茎の中にいる菌類から得ている完全菌従属栄養植物
マヤラン(摩耶蘭、学名:Cymbidium macrorhizon)は、ラン科シュンラン属の植物である。和名はこの種が初めて
発見された神戸市の摩耶山に由来。里山に生えるシュンランや、花屋で売られているシンビジウムの仲間

アオノタケクマラン
アオノクマタケラン青野熊竹蘭、学名:Alpinia intermedia Gagnep.)は、ショウガ科ハナミョウガ属に分類される常緑の多年草の1種

 

明治神宮で見た珍しい花たちです。

 

June 27  2024   Meijijingu 

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京都・奈良・広島へ -15‐③(業平と西行のゆかりの寺へ) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -15‐③

2024-06-29 23:55:35 | wonderland

大原野神社から勝持寺に行く道がありました。





ところどころに積んだ石が見られました。











ずっと坂を上がって行くと勝持寺の門に着きました。

勝持寺のHPより

当山は、京の西山連峯の麓にあって、小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹であります。白鳳8年(西暦679年)
天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、延暦10年(西暦791年)に伝教大師が
桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建され、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれて本尊とされました。

承和5年(西暦838年)仁明天皇の勅によって塔頭49院を建立されましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除き
すべて焼失しました。現在の建物は乱後に再建されたものであります。

規模の大きな寺だったのですね。応仁の乱の影響がこんなところにも。










阿弥陀堂(本堂)



瑠璃光殿は収蔵庫で仏像などを見ることができました。








鳥羽上皇に仕えていた北面の士 佐藤藤兵衛義清が、保延6年(西暦1140年)当寺に於て出家し西行と名を改めて
庵を結び、一株の桜を植えて吟愛しておりました。世人はその桜を西行桜と称し、寺を花の寺と呼ぶようになりました。



弘法大師が平安の始め、眼病になやむ人たちのため、不動明王に病魔退散を祈願されたところ、霊験あらたかで
ありました。よって石不動明王を刻んで岩窟中に安置されたと伝えられています。
以来、諸病平癒の不動様として信仰されています。




不動堂








帰りは南春日町のバス停まで歩くことにしました。
花の寺というだけに桜の頃はすてきでしょうね。また燃えるような秋も来てみたい寺です。


花の寺の名残が少しだけ感じられました。


大原野神社から歩いて来た道が左に見えました。
帰りは仁王門を通って正式ルートで。


仁王門



後はバス停に向かって歩くだけ・・・




大原野神社の一の鳥居



のどかな風景のバス停に着きましたが、のどかでないポスターが・・







帰りはバスを阪急駅の東向日島駅から京都に戻りました。
祇園でくずきりで有名な鍵膳にそれこそ50年ぶりくらいに入りました。



最初にお茶と出てきた干菓子のおいしかったこと。






冷えたくずきりはもう感動的でした。何年も変わらない味を伝えています。




黒田辰秋らしい意匠です。


葛きりで大満足で、夕食は大丸で地元のお弁当を買ってホテルの部屋でいただきました。




とてもおいしいお弁当で何も京懐石のお弁当でなくても充分でした。

11.3km  18,649歩  (十輪寺-大原野神社-勝持寺-祇園)

April 19  2024   Kyoto

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京都・奈良・広島へ -15‐②(業平と西行のゆかりの寺へ) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -15‐②

2024-06-28 23:57:31 | wonderland

十輪寺で結局タクシー会社に連絡して来てもらうことにしました。なかなかタクシーもいない場所です。
降りたバス停灰方に向かいながら、タクシーと出会うまで歩くことにしました。十輪寺方向に上がってくるタクシーに出会い
そこから昼食をとる予定の大原野神社に連れて行ってもらいました。

西山のふもとに広がる大原野に来るのは初めてでいつか来てみたい場所でした。


4月19日のルートをおさらいすると・・

7時半にハートンホテルをチェックアウトして、京都駅に向かい駅前の京都新阪急ホテルにより、荷物を預けてから
京都駅に戻りJRと阪急バスを使い灰方に行って、十輪寺まで歩きました。

8:44 JR京都線 須磨行き
8:51 向日町駅着
9:05 阪急バス大原野線
9:27 灰方着

10時頃 十輪寺着
10:50 十輪寺発
歩きとタクシーで大原野神社へ
11:12 大原野神社着
12時半ころ 勝持寺へ向かう
12:50 勝持寺着

13:30頃 勝持寺を出て南春日町バス停まで歩く

13:47 南春日町着
14:03 発のバスで 阪急東向島駅へ
15:00 頃祇園へ 鍵膳で休憩して、最後のお土産屋さんとか見てから大丸へ行って夕食の
        お弁当を買ってそこからホテルまでは歩いたような記憶 → この記憶は間違っていました。
        それまでのハートンホテルはよく歩いて帰りましたが、駅前の新阪急ホテルには地下鉄で
        帰りました。

11.3km 18,649歩

 

神社の周りには何もなく、目指すお蕎麦屋さんは境内にあるらしい・・



大原野神社は西春日と言われた平安時代からの由緒ある最近は紫式部の氏神としても有名になっている
神社です。

でもとりあえず、昼食を目指してお蕎麦屋さんを探します。



神社の境内のお茶屋さんの奥にありました。



明るくてとてもすてきな、自然の中にあるお蕎麦屋さんでした。
蕎麦好きの娘が探して来たお店です。




筍がシーズンだったので昼そばセットでたけのこご飯付きにしました。









お店の名前は「こころ」でした。
とてもおいしい蕎麦をいただくことができる稀なお店です。

















 

ここから、勝持寺への道が繋がっています。


April 19  2024   Kyoto 

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パッパーノのロイヤル・オペラを見に ・・・ Rigoletto by A.Pappano of the Royal Opera House

2024-06-27 23:52:15 | art

1986年のホセ・カレーラス、アグネス・バルツァ以来の英国ロイヤル・オペラです。
38年振りということでしょうか・・ オペラのチケットは高くてとても見に行けるものではありません。
たまに都民劇場の中での公演が見れたくらいで本格的なオペラは行けていませんでした。
今回はたまたま横浜マチネ公演が特別価格となっていたのと、パッパーノが好きな指揮者だったので、彼の
一押しのオペラ芸術を楽しむことにしました。それでもリゴレットはちょっと抵抗がありました。ストーリーが
女性にとっては不快なものがあることと、以前ライブ・ビューイングで見たパルマ王立劇場のがレオ・ヌッチはいいのですが、
その時のまるでカラバッジョの絵みたいな演出がマイナスイメージとなっていました。
今回はパッパーノの集大成ということでどんなリゴレットになるのか歌い手も知っている人ではなかったのですが、かけてみました。

その結果は感動の嵐でした。ブラボーが飛び交う熱気に包まれた会場となりました。
長いオペラもそのストーリーにもかかわらず、美しい歌の連続でした。演出も一部過激な部分が
ありましたが、大体はイギリスらしい?抑えられた気品のあるものでした。
ソリストもみんな素晴らしかったです。

歌がとても自然で誇張されたものでなく聴きやすくも、感動的でした。

アントニオ・パッパーノ
Photo:SIM CANETTY-CLARKE / ROH

 

ジルダ: ネイディーン・シエラ

マントヴァ公爵:ハヴィエル・カマレナ

リゴレット:エティエンヌ・デュプュイ




演出、舞台芸術、音楽すべてが調和がとれていました。

あっと言う間の3時間でした。やはり生でないとライブ・ビューイングでも味わうことができない感動でした。
今回は特にジルダの清らかさ、とそのまるでキリストのような全人類の罪を背負って行く強い意志が感じられる
姿が強く残りました。どのソリストも良かったのですが、ソプラノは特に澄んだ声が役にぴったりでした。

 

【プロモーション映像】英国ロイヤル・オペラ2024年日本公演「リゴレット」

 

【英国ロイヤル・オペラ2024年日本公演 開幕記者会見】音楽監督アントニオ・パッパーノによるスピーチ

 

パッパーノ最後のロイヤル・オペラを充分楽しむことができました。

 

6月27日
神奈川県民ホール 13:00~

初めて行く場所でキョロキョロしてしまいました。





ロケーションとしては最高です。
6Fで昼食を取ってから・・ 眺めも良く、値段もリーズナブルで日替わりだと900円でなんとサラダバー、
スープ・デザート・コーヒーまでつきます。混むので時間を見ながらヒヤヒヤして待ちました。







ホールのロビーからの眺めも楽しめました。









ちょっと風が強い帰り道。年配の方もかなり多く見られて、ひとりでオペラを楽しんでいました。
こんな生活が楽しめたら素晴らしいですね。

 

June 25  2024   Yokohama

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京都・奈良・広島へ -15‐①(業平と西行のゆかりの寺へ) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -15‐①

2024-06-26 23:59:51 | wonderland

4月19日

京都最後の訪問地は、今までなかなか足を伸ばすことができなかった大原野へ。ここもなかなか交通の便が悪いところで
歩きでは行きづらい場所です。

十輪寺と勝持寺に行くことにしましたが、桜の咲いていた時はさぞ素晴らしかったでしょうと思いました。その代わり
人がいなくて静かに回ることができましたが。

これまでのホテルがこれ以上連泊できなかったので駅近くの京都新阪急ホテルにお引越し。朝チェックアウトして京都駅近くの
京都新阪急ホテルに荷物を預けてJRで向日町に向かいました。

京都駅から7分で向日町駅に着き、バスで灰方に向かいます。
そこから歩き始めましたが、なんというのどかな山里なのでしょう。








 


 




 


20分近くで十輪時に到着。途中筍を売っている場所がありました。


 

























 



 










花の寺の名残が少しだけ・・

世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし

恋に生きた業平が日々を過ごした人里離れた寺は緑に包まれ、今でもひっそりと季節を繰り返していました。





 

最初はここから勝持寺まで歩く予定でしたが、どうも歩けそうもなく、バスを見ると
1日に数本。お寺に戻り、タクシー会社を聞いて、電話をすることにしました。

 

April 19  2024  Kyoto

 

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梅雨らしくない真夏のような日 ・・・ a day like midsummer, not like the rainy season

2024-06-24 23:58:55 | a day in the life

今日はリフォーム期間中に借りていた貸金庫の解約に大手町まで行って、帰りに新宿のbook offに転送してもらっていた
カレーラスのCDを取って帰りました。なんと330円で中古とはいえとてもきれいなものでした。この手があったかと今さら
思う私です。最寄りの駅の貸金庫は空きがなくて、元の職場近くの大手町で借りていたもす。
銀行の中はまるで半沢直樹の世界のようでドキドキ・・


夏のような日でしたが、家の周りの紫陽花もきれいでした。

光の中の紫陽花もキラキラして雨が似合うはずなのにきれいで思わずスマホを取り出しました。











 

大手町の地下を通る時、「東京えんとつ」は通り過ぎることができないお店です。
どんどん値上がりするケーキの中でコスパが高いシフォンのお菓子です。生クリームと
カスタードクリームが絶妙な我が家の定番。最近スィーツ食べすぎなのでちょっと
自制しなければと思っています。

やっと3月末に借りていた「天井桟敷の人々」と「夏を行く人々」を返すことができました。
4~5月は料金が発生してしまっていても借り換える暇もなく。「夏を行く人々」はどうして借りたのだったかなと
思いつつ昨日一気に見ました。「幸福なラザロ」の監督の映画で思った以上に素晴らしい映画でした。私の大好きな
ヴィクトル・エリセ監督を思い出させる感覚で光を飲み込むシーンでミツバチのささやきが甦ってきました。
このタイプの映画は私の最も好きな映画です。アリーチェ・ロルヴァケル監督の感性と大好きな女優アルバ・ロルヴァケル
と子供たちが素晴らしかったです。自然の風景もまた・・ ラザロ同様不思議なリアルとファンタジーの混ざった
映画でした。今度たくさんたまった映画のアップを「天井桟敷の人々」を含めしなければと思っています。



今はカレーラスばかり聴いていますが
森山良子の「想いの届く日」も彼女自身による訳がやさしくていい感じです。

 

June 24  2024

 

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ポツポツと降る雨の中、半年ぶりのカットへ ・・・out in the drizzling rain to get my first haircut in six months!

2024-06-23 23:55:11 | a day in the life

6月23日

暑くなってきて、襟足が伸びたのがたまらなく切りたくなってやっと予約ができて今日カットに行ってきました。
先週予約を入れたのですが、すぐ取れずに何日も先になってしまいました。

天気予報では弱雨でしたが、疎雨と言った感じのポツポツと当たるか当たらないかのくらいの雨でした。
ところが南青山に着くとなんと晴れてきました。寒かったのに蒸し暑くなってきました。

表参道の地上に出るのに階段が多いのでいつも地上までのエレベーターに乗ります。
ちょうど乗り合わせたのが電動車いすでお出かけのおじいさんでしたが、普段着の私におしゃれだねと
話しかけてきました。いつもなら敬遠しそうなピンクのくまちゃんの帽子をかぶっていてとても
おしゃれをしていたおじいちゃんで、怪しい人ではなく、清潔感がある方でした。雨だけどいい一日だといいねと
言われてエレベーターを降りました。

ちょっとだけスパイラルに入ってからお店に向かいました。

もうスッキリです。

髪を切るといつも心が軽くなる。ふしぎなものですね。
カラリストの大沢さんは耳が出るからイヤリングでもしないとと話すと
何もしなくても充分すてきですよなんて嬉しいことを言ってくれます。




赤い花が咲いているのが見えたお店の屋上。




カットしてもらったIGGYの屋上にもちょこっと緑がありました。


建設の時に大騒ぎとなった青山児童相談所の前の紫陽花。




ニコライ・バーグマンの店先はすてきでないはずがありません。






歩いているだけでも楽しくなる南青山ですが、昔から行っていたカフェ、レジュ・グルニエはとうとう
行列のできる店となって、若い子が並んでいて入る気がしません。

久しぶりに「とみひろ」に底がはがれた胡桃下駄のことを相談しがてら行って、店長さんと少しだけ
お話して帰りました。私の今の経済事情で何も買えるわけがありません。草木染の牛首がさわやかでしたが・・

 

June 23  2024   Minami-Aoyama

 

 

先週、片田さんから作品展の案内が来て、とても楽しみです。
できたら8月31日のチェロとフルートのコンサートに行きたいと思うけど・・・ 
7月20日のギャラリートークは無理そうです。皆様方はどうされるのでしょうか・・

 

 

*****************

最近NHKを時々見るようになって、朝の番組のプレミアム・トークで米倉涼子と宮沢りえがそれぞれ出ていた回があり
女優の舞台や作品に全力でかける姿勢がすごいと思いました。米倉さんの人から見ると無謀だと思えてもやりたいことはやると言う
きっぱりした姿勢。ブロードウェイでCHICAGOに挑戦した時に知り合った南ア出身の女優アムラ=フェイ・ライトに学んだという。
エネルギーの充電には素晴らしいものを見るというのも同感。

「大人のEテレタイムマシン」で手塚治虫を談志が語っている番組をやっているとお聞きして、NHK+などで追ってみました。
現実の社会の中で事務所の運営も含め苦しんだ手塚治虫の姿を初めて知りました。素晴らしい作品をたくさん残した
手塚治虫の苦悩を知りませんでした。談志が語るからまたおもしろく、日曜美術館のアーカイブも語る人と語られる芸術家の
両方が面白かったです。なかなかTV番組には気が付かないのでいいのがあったらこれからも教えてくださいね。

 

 

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Un bel dì, vedremo ・・・ ベルカントのレッスンとある日の目白散歩

2024-06-22 23:57:30 | music

6月22日

今日はベルカントのレッスンに遅刻をしてしまいました。
6月から再就職した娘の朝がすごく早くなり、今までの6時半に起きて7時の朝食では間に合わないので
自分で作っていくようになりました。私は時間を気にしないで、それでも7時少し前には起きるように生活が
変化しています。それでますます夜寝るのが遅くなり3時近くになることも多くなり、不規則生活が
また復活してしまっています。時に徹夜することもあったり、逆に早く寝て早く起きることもあったり。
そのせいか今日は目が覚めたのが9時過ぎ。ベルカントのレッスンは10時なのであるものを食べて出かけたら
30分少し遅れてしまいました。

着いた時には発声練習の所は終わってしまって、私を泣かせてください”Lascia ch'io pianga"が始っていました。
ハミングで音が持続させることを練習していました。時々先生が歌ってくださるのを聴いてなんと幸せなレッスン
なのだろうかと思います。習っている中では比較的やさしい曲なのですが、プロの歌手が歌うと素晴らしくて、それだけ
でもレッスンに行く価値があるかなと思ったり。最近は発表がないので家でもさらっていないし、先生もやさしくなって
いるので、行って歌うだけになりもっと自習しないといけないと思いつつ過ごしています。先生のおっしゃっていることが
よくわからなく苦しい時もありますが、行って歌っているだけで気持ちがいいです。

今日はそのあと、蝶々夫人の「ある晴れた日」日本語バージョンの稽古が始まりました。日本語で歌うのはここでは初めて
のことですが、この歌の意味がより分かるように最初は日本語でやってからうまく歌えるようになってからイタリア語を
やってもいいかとの判断です。コーラス・フェスティバルでも日本語で歌ってこの歌が悲しい歌でないことをわかって
もらうのもいいかという先生のお考えもありました。

日本語で歌うと意味がストレートにわかってくるので、情景が浮かび気持ちも広がってきます。一つの曲を歌うということは
その曲を組み立てて行く行程なので、メイキングは音楽を理解することにとても役立ちます。プッチーニは本当に天才だわ。
音と言葉がぴったり合っている。
自分がまさか歌うとは思わなかった曲ですが、練習し始めると聞きなれた曲ですが、好きになってきました。蝶々夫人という
そのぶれない凛とした強い女性を描きながら暗くならないで希望を持って歌ってみたいと思いました。

あらためてネットにあるものを聴いてみるとマリア・カラスのがすてきなのですが、彼女の人生と重なりすぎて
聴いているとつらくなります。

     

 

それでレナータ・デバルディのを参考にすることにしました。

【イタリア語】蝶々夫人 - ある晴れた日に (Un bel dì, vedremo) (日本語字幕)


残りの数分で「ウィーンわが夢の街」をさらって終わりました。ドイツ語分からなくてめちゃくちゃですが、雰囲気だけは
なんとなく出ています。

楽しい時間でした。そのあとは急いで馬場に戻り、池袋のJINSに再調整した眼鏡を取りに行きました。最近目の調子も
悪くすぐ涙が出てしまい、眼科に行ったところですが、このブルーライトカットの眼鏡でないとやはりPCの画面はつらいです。

娘と待ち合わせして駅近のローストビーフのラーメン屋さん「道玄」に行き、その後池袋へ。

 

値段も高いのですが、それなりにやはりおいしい満足の一皿です。
娘と贅沢をしてしまいました。10年くらい前に一度来たことはありましたが、今回はとてもおいしくいただきました。
牛肉の産地を変えたり、いろいろ指導を受けて進化しているようでした。年配の女性の料理人が前もローストビーフを
切っていて、このお店はラーメン屋なのかローストビーフ屋さんなのかわからない店だな~と思っていました。
今回は麺もえごま入りのにしてまるでお蕎麦のようでした。

 

このお店に買い物途中に寄ったことがありました。(6月7日)
何とシュークリームとフィナンシェでも有名なお店で、コーヒーブレークをしました。

 

 

その時にラーメンの話を聞いて行きたくなってしまっていました。
コーヒーも小川珈琲のものをプレスして入れてくれて、シュークリームは焼きたてを出してくれます。

スィーツもおいしいコーヒーも飲める不思議なお店です。大好きなジャズの曲が流れて落ち着きます。

 

今日アップしたかった写真は6月19日に目白までいろいろな用事を入れて出かけた日のものです。

 

当日予約のランチで「志むら」まで。志村は母が自由学園の婦人之友社に行ったときによく寄っていたお店です。
昨今はこのかき氷で有名になって、予約しないと入れない店になってしまいました。

おにぎりにデザートのかき氷をつければ巨大なかき氷でなくちょうどいい量のかき氷が食べれます。
この日は夏日でいただきたくなるような日でした。昔のようなざらざらして唇まで冷え切ってしまうような
かき氷でなく、今のはソフトですごく冷たいと感じられない、ほどよい冷たさです。

そのあと、目白庭園の今年のカルガモも気になり、寄ってから、自由学園JMショップに行きました。



 

 

 

残念ながら、今年はまだカルガモの子供の気配はありませんでした。昨年は2家族もいて賑わっていたのにね。
入口で尋ねると、最近上の方を飛んでそのような動きがあるので、これから産卵するかもしれないとのお話でした。

そこからまっすぐ自由学園の方向に向かいました。

 

 

ショップに用があり入りました。     ここの教室でフェアアイルを習ったことを懐かしく思い出します。



目の前の婦人之友社側のフェンスにはたくさんのトキワヤマボウシが咲いていました。

 

  


ここまで来ると寄りたくなるエーグル・ドゥース




家に帰ってデザートでいただいたのはスペシャリテのカスレット



これもシブーストに並ぶ我が家のお気に入りです。

 

帰りにまっすぐ七曲り坂を下って、何年も前に建て替えられた区立図書館に別の図書館で借りた本を返しに行き
近くの行きつけのスーパーに直行。

初めて寄ったこの図書館はこれから利用できそうと老後の立ち寄りリストに入れておこうと思いました。



金曜日(6月22日)には隔週届く八ヶ岳の野菜が来て、新鮮な野菜を食べることができる
幸せを感じました。何が入っているかわからないので、いつも開ける瞬間が楽しみです。

 

 

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今週はイザベル・ファウストを思い出したり、たまった録画やDVDを見たり、久々の目白歩きも・・・ this week

2024-06-21 23:55:05 | a day in the life

いろいろなことが少しずつしか片付かない日々です。

私がイザベル・ファウストをいつ聴きに行ったか調べていたら、
一緒に聴きに行った音楽が好きな亡くなった友人の言葉を思い出しました。

種は知らないうちに蒔かれていていて、何十年もたって
芽を出すことがあるのだねと話していました。

その頃は長年にわたる夫の看病や子育てや仕事やらで忘れていたことが少しずつ私の中に
戻りつつある時期でした。

 

 

今はやっと手に入ったカレーラスとしては軽い曲が入っているCD "You belong to my  heart "を何回も聴いています。
この力が抜けた曲が入っているもう一つのCD”Around the World" も聴きたくなってきてMDにコピーはしているのですが、
CDで欲しくなりネットで探していたら、写真にCDの帯があり、黒田恭一氏のコピーが納得でした。

汗まみれの、力まかせの熱唱なら、未熟な歌い手にだってできる。 
しかし、声をふりしぼっての熱唱では、ききての胸にしみじみとしみる歌はきかせられない。
充分に経験をつんだ歌い手が表現の贅肉をそぎおとして、静かに、淡々とうたったときにはじめて、
耳をすますききての心の深いところで共鳴する歌がある。
このアルバムで、ホセ・カレーラスのきかせてくれているのが、そういう、味わい深い歌である。
今のカレーラスだけに咲かせられた、いろどり深く、香り幽き秋の花にでもたとえるべきか。 
                                       
まさしく香り幽き秋の花と言う感じです。

******************************

今は見逃したN響のシューマンのプログラムをNHK+で聴いていました。チェロ協奏曲、シンフォニーNo.2、ピアノ五重奏曲
どれも心に沁みる曲ばかりです。持っているファビオ・ルイージの演奏とも比較してみたくなりました。シンフォニーがまるで
マーラーのように聴こえた部分がありました。ピアノ五重奏曲はチャーミングでした。

******************************

今週は再びの熊野古道伊勢路の計画を練っていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
公共交通のほとんどないような場所でのウォーキングの計画はパズルのようでとても困難。
YAMAPとかいろいろな人の記録を参考にしながら・・ 江戸時代からやっと庶民も巡礼に
行けるようになったという道を探っています。


******************************

久々にメールが来たどうしているか心配していたアメリカのペンパルにも今年の私の大イベントについて返事も
やっと終えました。無事でよかったとお互い年を取っていると思います。コロナ以降きずなが深まったold friend です。

******************************

ヴィクトール・フランクルを「こころの時代」でやっていることを発見して録画したのを見たり
もう2ヶ月くらい借りっぱなしのDVDで1回はざっと見たけど映画史上No.1とも言える「天井桟敷の人々」
をおさらいでやっと見ることもできました。20代の頃見に行って心に残った映画です。

 

 

国民健康保険決定通知が来て、中にたくさんの振込用紙が入っていてどうなっているのか問い合わせたところ、10月に
後期高齢者になるのでまた仕組みが違うようです。後期高齢者になった時のことはまた担当が違うということで
電話も回されて、ほんとうにわかりにくい役所です。通知もどうしてこうなっているのかきめ細かい説明が欲しかったです。
後期高齢者の保険はまた管轄が違うということですが、来年の10月以降にならないと今までのような年金から差し引きが
できなくて、後期高齢者になった時にまた残りの振込用紙が送られてくるとのことでした。


  June 19   Mejiro

久々に目白から歩いて帰ってきたときは、昔の中央図書館跡地が下落合図書館に変わっていて、そこで現中央図書館で
借りた本とCDを返したのですが、明るく居心地が良さそうな図書館でした。今の中央図書館は古い学校を利用していて
もうボロボロだし、所蔵の本もそれほどあるとは思えない。新宿区はこういう面ですごく立ち遅れているように思います。
高齢者も行き場所をいくつもみつけておかないととほとんど図書館で過ごしているという義理の姉を見て思います。


  June 19  Mejiro

目白に行った日は夏日でした。まだこちらは梅雨も来ていないのに夏で、沖縄はもう梅雨明けだというニュース。
志むらでランチのデザートの小さなかき氷を食べて、目白庭園→自由学園明日館→エーグル・ドゥース→下落合図書館
そこからまっすぐ下がっていつも行くスーパーで買い物をして帰りました。


 June 19  Mejiro

 

6月21日
私の筋肉の衰えも著しく、娘が私の歩く姿を見て以前とは全然違うからまた運動を再開した方がいいと何度も言うので
やっと今お試しするとお得というカーブスに体験に行ってきました。そこで計測した現状にショックを受けてこれから
通うことを即決しました。私の友達も何人か行っているという話を聞いていたので、手軽にトレーニングできるのは
ここしかないかと思いました。
運動能力を測る動作自体を全くできないものもあり、ほんとうにショックでした。ヨガをやめて、特に歩くことも制限を
受けていた変形性膝関節症の治療。カーブスに入ったとたん、かつて自治会で一緒に理事をやっていた方に会い、ほっとしました。
次から次へとかなり年配の人たちも来て賑わっていたジムでした。


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京都・奈良・広島へ -14 (東大寺) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -14

2024-06-20 23:59:05 | wonderland

4月18日

萬葉植物園から残りの時間で行ける場所は東大寺くらいしかないということで、10年ぶりの
訪問。職場のOB会で夜一人でお水取りを見に行った時が最後です。

娘は最近東大寺に行っているけれど、あの二月堂の裏あたりが好きらしい。一緒に奈良に行ったのは2013年だから
さらに前。あの時は談山神社、室生寺、長谷寺、正暦寺の紅葉を見に行ったのでした。2022年に京都・奈良に行った時
正倉院展、唐招提寺、山の辺の道を歩きました。

時の遠近感がなくなっています。もうそんなに時間が流れていたのですね。夫の闘病生活が長かったので
娘と私も旅行に行くようになったのはここ10年くらいのことです。


コロナで静まり返っていた観光地に海外からの観光客も戻り、賑わいを見せていた東大寺でした。




やっぱりすごい迫力。




大仏殿には行かないで、三月堂、二月堂を目指します。





























空海展を見に行った奈良一日旅行を終えて、京都に戻ります。

 

April 18   2024           Nara

 

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