Reflections

時のかけらたち

大きな陽が沈む

2010-05-27 07:03:03 | a day in the life

                                           5月25日 沈みゆく太陽


私にとっての大きな太陽・・お父さんという人間の人生が終わった
5月25日の朝

この長い時間の中でほんの一瞬だったかもしれないが87年間という長い人生でした。
永遠の眠りについても目を開けて何かしゃべるのではと思うくらい
急な別れでした。電話をすると時どき取ってくれたその声がまだ耳に残っています。
苦しみから解放されたことはいいことなのかもしれません。
入院したばかりだったので家の中にもまだ生活の気配が残っています。

夜はブラームスの音楽の輪の中にいました。一旦はほかの人に行ってもらおうと思った
ファビオ・ルイジのプログラム。ブラームスに浸った忘れられないコンサートとなりました。


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自然の中の美術館でコーネル展を見る ・・・ J. Cornell's world

2010-05-23 23:55:38 | a day in the life
今は小満ですが、風薫る5月3日に佐倉まで足を延ばして見たかったコーネル展を見に行きました。
そのほか魅力的な現代絵画やレンブラントまであるすてきな美術館です。
周りの自然散策路も楽しめて、ちょうどツツジのところも普段入れないのですが
回ることもできました。そこにはオフィスがあるからです。
ポーラやブリジストン、出光、サントリーなど企業も美術館を持っていますが、嬉しい限りです。
ここはDIC(大日本インキ)がやっている川村記念美術館です。

小満
5/21は二十四節気のひとつ「小満」。暦の上では夏の気が満ち始め、
山野の草木が実を付け始める時期とされる。

小満とは秋に蒔〔ま〕いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味です。
田畑を耕して生活の糧〔かて〕を稼いでいた時代には、農作物の収穫の有無は人の生死にかかわる問題でした。
そのため、麦などに穂がつくと「今のところは順調だ、よかった」と満足したことから小満と言う名前が付いたようです。






ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて


コーネルの宇宙

美術館の中は窓から素敵な景色も見えたのですが、完璧 No photo 状態でしたので
まったく写真を撮ることもできませんでした。

成田の少し手前の佐倉まで小さな旅行気分です。連休中唯一のちょっと遠出でした。
佐倉からシャトルバスに乗ること約30分で美術館の入り口に着きました。
































これはハウルの動く城のモデルじゃないかと思ったくらい・・





まるでお城のような美術館です。














美術館の中は現代絵画が多いけれど、レンブラントや藤田のコレクションもあり
ゆっくり観ることができます。

今回の特別展はもともと持っているコーネルの箱に高橋睦郎さんが詩を添えて
作品と詩が響きあうなんともすてきな展覧会です。
宇宙のような暗いブースの中に1つずつ詩と作品が展示され
静かに見ることができました。




白鳥は今まで見たこともないような優雅な白鳥で
バレリーナが頭につける白鳥の羽根のように膨らんでいます。












眺めのいいレストラン・・
朝一で来たのに、レストランは40分くらい待ち。























































対岸のツツジベルトまで行ってみることにした。












                            May 3  Kawamura Memorial Museum of Art


今日(5/23)は根津のギャラリーで人形展を見ながら、大満足の一日でした。
T高校の同窓生の彼女はスゥエーデンに留学中、私の織の先生に出会っていたようで
驚きました。


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ハンカチの木 ・・・ tree of handkerchief

2010-05-21 21:58:04 | nature
ラクウショウの森からハンカチの木までやってきました。




「ハンカチの木」は、中国で発見された植物で、「ハトの木」や「ユウレイの木」
などとも呼ばれている。
1862年から1874年まで中国に滞在したフランス人宣教師のJ.P.A.デビッドが、四川省の西境でこの木を発見した。 
ハトは天使のハトであり、ユウレイは聖霊の意味
一科一属一種の珍種で、発見者にちなんでDavidia involucrataと命名された。
白い花びらのように見える部分は、大小二枚の垂れ下がった苞であり、この特異な形状が
人目を惹いたのであろう。「ハンカチの木」と名付けられた。日本では、1958年にワシントン大学樹木園から
東京大学付属植物園(小石川植物園)に導入されたものが最初である。
























































                                          May 1 Shinjuku Gyoen National Garden




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ラクウショウの森の春 ・・・ bald cypress woods in spring

2010-05-21 05:37:08 | seasons


イギリス庭園の隅のカスミザクラのところから、母と子の森に向かうことにしました。


















思い思いに楽しむ人々






中央休憩所に来た時、軽いめまいを感じ追分団子を食べて
休憩することにしました。藤棚かと思ったらアケビでした。



















白のしゃくなげが咲いていました。































                                              ホソバオオアマナ


母と子の森からラクウショウの森へやってきました。





















































オドリコソウのところまで足を延ばして戻ってきました。









最後に新宿門近くのハンカチの木を見て帰ります。


                                          May 1  Shinjuku Gyoen National Garden









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イヌザクラ ・・・・the last cherry blossoms

2010-05-19 22:00:22 | seasons


イヌザクラが見たくて御苑にやってきたのでした。





名前の由来は サクラの仲間なのに サクラのように見えないことによるそうです。
イヌとは 一般的につまらないもの 役にたたないものを指すということがわかりました。

























これが桜?


























イヌザクラは5月1日の写真ですが、昨日残業してから近くのスーパーで食料品を
買って帰るときに公園のエゴノキが一度に花開いているのを見ました。
先週の土曜日にはひとつふたつしか花が咲いていなかったのに。少しでも気温が上がったら
いっせいに花開くのですね。白い花っていいなぁと思いました。







花のリレーはツツジ、しゃくなげと続きます。
花屋さんであじさいを見たときには次に控えているのはこの花・・と思いました。
そんなシーズンへと展開していくのでしたね。





最後の桜はしっとりと・・











珍しく近くまで来ていたカイツブリ・・
ここでもカップルでした。





ケンロクエンキクザクラも最後です。
まるで着物の柄のような可憐な桜。





コデマリは風に揺れて・・











桜の花びらの中のハックン





カスミザクラ


                                          May 1  Shinjuku Gyoen National Garden



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イヌザクラが咲く頃・・・ending of the cherry-blossom season

2010-05-17 22:15:11 | seasons
5月1日 イヌザクラとハンカチの木を見るために新宿御苑に少しの時間を利用して
出かけました。

いつも見る家のまわりの緑の季節です。






















ピンクと白のハナミズキが交互に植えてあります。
毎日ここを通って通勤です。












新緑の新宿御苑にやってきました。




















まだ最後の桜が少し残っていました。













































































イヌザクラの一歩手前まできましたが、5月になってもいろいろな桜をまだ楽しむことが
できました。

                                 May 1 2010, Shinjuku Gyoen National Garden





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季節・・・Seasons

2010-05-16 21:42:38 | seasons


5月8日 桐の花




二十四番花信風.

5月10日の天声人語の言葉にひかれました。
新聞を見る暇もあまりないので時々数日分をざっと眺めて
ひっかかるところだけ目を通しています。

「花信風」・・花が咲いたことを知らせる風・・

中国の人の繊細さに驚かされます。
花の香りはなんともいえない空気を作り出してくれますね。
特に春の宵は・・帰り道、薄暗い中で香りだけするというもの
なかなかです。
ああもう立夏も過ぎたんだ・・風が「光る」から「香る」になるという
すてきな表現

            


冬至の後の二十四節気(にじゅうしせっき)、「小寒」から春の終わりの
 「穀雨」の季節に、それぞれの時節に咲く花を知らせる風のことを二十四
 番花信風と言います。

 小寒から穀雨までの節気は 8、それぞれの節気に咲く花が 3種類ずつ配され、
 二十四種類の花の名が列びます。

 《立夏を過ぎ、風は「光る」から「薫る」になった。風の名にも色々あるが、
「二十四番花信風(にじゅうしばんかしんふう)」をご存じだろうか。年明けから晩春の
折々に咲く、二十四種の花のたよりを乗せて吹く風を言う。中国伝来の風雅な呼び名である
▼その風はまず、梅の香をもたらす。次には椿(つばき)や水仙、沈丁花(じんちょうげ)。
立春のころには辛夷(こぶし)、さらには梨花(りか)などと続く。そして春の終わりには
牡丹(ぼたん)の知らせを運んでくる。その牡丹前線は、桜を追って東北あたりに入ったらしい。
今年は遅れ気味ですと、風ならぬ読者の女性からたよりを頂いた・・・》


二十四節気の小寒から穀雨までの間の各気の花の開くのを知らせる風のことである。
 次のように、各気にそれぞれの花を配している。

・ 小寒……梅・山茶(つばき。「さんちゃ」ツバキの別称)・水仙
・ 大寒……瑞香(じんちょうげ。ジンチョウゲ〔沈丁花〕の漢名)・蘭・山礬(さんばん。アオバナハイノキの漢名)
・ 立春……迎春(おうばい〔黄梅〕。迎春花ともいう)・桜桃(ゆすら。ユスラウメのこと)・望春(こぶし)
・ 雨水……菜・杏(あんず。杏子)・李(すもも)
・ 啓蟄……桃・棣棠(やまぶき。「ていとう」)・薔薇
・ 春分……海棠(かいどう)・梨・木蘭(もくれん。もくらん。木蓮)
・ 清明……桐・麦・柳
・ 穀雨……牡丹・茶蘼(どび。学名Rosa rubusで、バラ科キイチゴ属の植物らしい)・棟(おうち。センダンの古名。樗)

 「花信風」(花のたよりを乗せて吹く風)というのが、なんともすてきな言葉である。
 春のはじめから初夏まで、次々と咲いていく花のかすかな香を、吹いてくる風の中に感じるという、その感性がすばらしい。
 微妙な花の香を嗅ぎ分けて楽しむという風雅さにも、羨ましさを感じてしまう。
  http://yuki-wan.at.webry.info/201005/article_9.html より                    

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小鳥と遊ぶ・・・playing with birds

2010-05-15 23:35:11 | a day in the life
田園風景を抜けてせっかくここまで来たのだからと
有料の御苑へ。もう少しすると菖蒲が咲き出しますが
まだ早い時期です。



入り口近くの緑に映える夕暮れ近くのツツジが私たちをとらえました。









































ヤマガラ発見!










どういうわけかこんなに慣れています。


























珍しく2羽でいたカイツブリもはしゃいでいました。
まるで私を撮ってといっているように元気に泳いでいました。
そこにいた人々は遠くにいるビンズイを待ち構えていたのでした。
















































菖蒲には早い時期にすてきなツツジと妙に慣れたヤマガラとゴンズイを追っていた
年配グループに会いました。
前に見た湧き水は今すごい人気で見ることができませんでした。(申し込み制になっていて
締め切っていました。)

私のゆったりした時間の流れた午後のひと時でした。


                                              April 30 Meiji Jingu



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夢の時間・・・children in field

2010-05-13 23:04:31 | a day in the life


キノシタを出て参宮橋の方から明治神宮の庭に入ります。
なんじゃもんじゃは咲いているかしら?

みんな不思議の国のアリスになる入り口
明治神宮の奥にこんなのどかな風景があるのを知ったのはつい最近です。

























クマのプーさんのクリストファー・ロビンを思い出させる女の子






































大人だって子供に帰る・・







































                                           April 30 Meiji Jingu


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ワンダーランドへ ・・・aproach to the wonder land

2010-05-12 21:58:35 | a day in the life


神宮に向かって歩いていくと乗馬クラブがありました。
ポニーと子供が遊んでいました。






















































まだ残っていた桜の花・・

























                                              April 30 Meiji Jingu


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