Reflections

時のかけらたち

近くの桜 ・・・ nearby cherry blossom

2018-03-30 23:55:11 | seasons


通勤途中、川べりの桜の花びらが風もそんなにないのにはらはらと散る。
帰り道は川に流される花びらと一緒に、なんと川の流れの速度が
人の歩く速さと同じだった。流れと一緒に歩きました。
桜の開花前線とこんなに季節のことで騒ぐ国民も珍しいかもね。
縦長の小さな島国だからでしょうか・・・









月曜日はハプニングが起こって、帰りに寄ったヨガがとても心身に効きました。
家に戻って修理方法や修理代についてとかいろいろネットで調べて、見当をつけました。
最悪、個人で修理に出すかなと思っていたところ、奇跡的に直すことができて、ほっとした1週間でした。

水曜日には大手町の銀行と歯科に午後行って来ました。



旧富士銀行があった場所の大手町タワー OOTEMORIは緑がたくさんの森をイメージしています。




都心のオフィス街も商業施設も増え、自然を押し込めています。なんとなく
コンクリートの上の木たちは窮屈そうです。

銀行では1年に1~2回くらい投資についての説明がありますが、為替とか株とかさっぱりわかりません。
今の世界状況が同経済に影響するのだろうかというところは面白いです。今後の方針についてアドヴァイスを
受けて、次の目的地へと移動。歩いて神田の方に行くと、なんだか小さなホテルが増えているように
思いました。前の職場が経団連会館より移転した場所の近くの古い歯医者さんですが、なんとなく信頼できて
通っています。メンテナンスのはがきをもらっていたのですが、なんだか歯がとんがってきていたところがあり
診てもらったところ、また歯が少し欠けていたとのこと。先生は私の前に来た人も同じところに乳歯が残っている人
だったと話していました。この年で乳歯が残っているのも珍しいらしいです。


木曜日も今度は最寄り駅のかつて住宅ローンを組んだことがある銀行から呼ばれて、話を聞きました。
今後の管理について話をするのですが、今仕事の真っただ中にいる人の話を聞くのも面白いです。
世の中の動きとか伝わってきます。少しだけ組み換えをして、ブルーの餌をそこからはかなり離れている
ペットショップまで買いに行きました。一度家に帰ってからとも思いましたが、戸塚公園を抜けて
早稲田理工学部の近くにある図書館に寄り道して、スーパーで買い物をしてからZooというお店で
ブルーの餌を調達。今まで寄ったことのない中央図書館で、F・アルディーとホセ・カレーラス、そして
ラフマニノフの晩祷を借りてきました。ヴォカリーズを聴きたいのだけど無かったようです。






戸塚公園の広場では桜も満開でお花見の人たちがシートを広げていましたが、写真を撮ることに
気が付かず、過ぎてから公園の中を少しだけ撮ってみました。
















中央図書館の前の早稲田理工学部。




そして家のマンションの前の桜。


一昨日の夜にアーモンドをローストして、生地を作って
冷蔵庫に冷やしておいたものを昨日焼きました。




お別れの先生に渡すハンカチに少しだけ添えることにしました。
今日お渡したら、手作りのものにとても喜んでくださいました。先生からは
よくお手製のケーキをいただきました。
厳しいところもありますが、この人がいる時は働いてもいいかと思った方です。
思いやりのある先生でした。





アマンドサブレは若い頃買ったお菓子の本を見て作りました。
お菓子は昔はほとんどこの本を見て作っていました。今では簡単なレシピがクックパッドで
いくつでも出てきますが。
このお菓子も40年前に作っていました。また作ったことのないお菓子も作ってみよかしらと
思うくらい素敵な本です。


都心にも思ったより、緑が多いことを再確認しました。

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アクシデント ・・・ accident

2018-03-28 23:59:55 | thoughts


いろいろなファクターが重なって失敗をするのだけれど、仕事中にアクシデントがおきました。
私の場合は先生方のように子どもの命が相手ではありませんが、高価な機械だったりします。
恐ろしいことに区で指定されたもの以外には修繕費がなく、一般の企業や団体とは全く違います。
個人に負担がかかってくることになるという信じられない状況。
先生方が子供に怪我をさせてしまった時はほんとに気の毒だと思ってしまいます。多くの危ないことを
している子どもを同時に見るのは難しいのに、防げなかったという責任を負っています。
私の場合は結果的には自分の不注意だったのですが、不本意な状況でもありました。
一日後に家でネットでも調べて、先生方のおかげで取扱説明書にもついていない絶対分解してはいけないものを
分解して何とか作動できるようになりました。前日はもう直らないということで、園長先生に相談することに
なっていました。皆様方のおかげで乗り切りましたが、なんだか亡くなった主人が助けてくれたような
気がしました。ここ数日近くにいることをずっと感じていました。日曜日に主人とよく行った、イタリア文化会館に
通っていた時にもよく見ていた千鳥ヶ淵の桜を見に行っていました。





仕事となれば、どんな仕事でも気が抜けません。定年退職後、思ったより時間がうまく使えず、家にいられないのと
社会的なつながりを求めたり、健康管理のために始めた仕事ですが、そろそろもっと自由な時間も欲しくなってきています。
当初の予定では仕事をすることは想定していませんでした。
何も考えずにまた半年契約してしまいましたが、信頼していた先生も移動となり、そろそろ潮時かなと思っています。
仕事を続けて、そこで働く人たちのこともわかってきましたが、惰性で続けるのではなく、またもっと時間の
使い方が上手になって、生活自体も建て直す時期に来ているのかと思いました。





妹との久し振りのLINEで母が住んでいたマンションの桜も思い出し、訪ねるといつも帰りに駅まで送ってくれて
ゆっくりと桜が咲く、坂道を降りて行ったことが懐かしく心に浮かびました。妹は両親の家があったマンションに
友人が住んでいて遊びに行ったりするらしく、いろいろ思い出すと話していました。



今日は仕事が終わってから、大手町の銀行まで運用状況の報告を聞きに行って、神田の歯医者までメンテナンスに
行きました。大手町はおしゃれな街になってしまいましたが、大手町ビルがそのまま残っていて嬉しくなります。
がんばってと言いたいです。最初に就職していた時の古い経団連会館を思い出して、なんだかのどかだったなーと
思いました。建物の前の池が気持ちよかったですね。その前で同期7名で写真を撮ったことを思い出しました。その中で3人が伴侶を
亡くし、一人は若い頃離婚してドイツに渡り、戻ってから教師になったところまでしかわかりません。もう一人は学生時代に
フルブライトでアメリカに留学して、帰ってからNHK教育TVのアシスタントをしていたような才媛でしたがおっとりした性格が
すごく好きでした。結婚で辞めてから母校の教師をしていたけれどご主人の転勤でアメリカに行った後はどうなったのか知りません。
割と身近に連絡を取り合っている二人はご主人も健在で子供がそれぞれ3人いて、家族がすごく増えています。
小さな事務所だったので、みんなとても仲良くて楽しかったことしか覚えていません。入ってから2年間くらいのことです。
同期は2年以内にほとんどやめました。同じ部署の今バラ作りに夢中の友人だけ、あの時代では珍しく、結婚してからも
しばらく仕事をしていました。もう46年くらい前のことです。こんなに時が経ってしまったなんて夢のようです。




最近気が付いたいいこともありました。
ヨガを2年くらい前から週1回から2回に変えたのですが、知らないうちに足の筋肉がついてきたみたいです。
ある時、気が付いて嬉しくなりました。マシュマロみたいだった大根足も少しはふくらはぎが締まってきました。
続けてみるものですね。激しい運動ではありませんが、じわっとくるものがあります。




今、アーモンドを焼いた香りの中で書いています。アーモンドサブレを仕込んで冷蔵庫に入れておいて、明日焼いてみようかと
思っています。若いころ作ってとてもおいしかったので。うまくできればお別れの先生に上げるタオルハンカチに添えようかと
思って。







写真は新宿御苑の桜です。
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突然春の真っただ中へ  ・・・ into spring

2018-03-26 23:56:43 | seasons
急に気温が上がると桜の花が一斉に咲きはじめます。
土曜日にはヨガを午前中に入れているので、まずヨガスタジオに出かけました。
土曜日の午前中はいつからかハタヨガからスタイルアップヨガというのに変わって
しまい、少しハードですが、先生の教え方がとてもいいので、時々行っています。
今回も汗をかいてきました。いつもお会いする外国人の女性、フランスかなと思ったりして
いたのですが、ニューカレドニアから来ている方でした。とてもおしゃれで、そして
ヨガでは自由に好きなようにやっているのが教えられたとおりまじめにやる日本人とは
違うところ。いつも更衣室で日本語であいさつされるので、私もあいさつをして、日本語が
お上手ですねと話しかけました。ほとんどペラペラです。いきなり Where are you from?
と聞いても失礼かなとずっと思っていました。



お昼はいつものお店でバインミーサンドイッチを買って、家で娘とランチ。
最近はバインミーのお店も増えて、あちこちにこの周辺でもありますが、ここでしか
買ったことがあません。お店の名前もjust バインミーサンドイッチ。



午後はぐずぐずしていたのですが、閉園にギリギリ合わせて新宿御苑まで散歩に行きました。
一日前に行ってカメラがなかったのが残念で・・・
土曜日ともなれば入口に列ができて、中に入るのにお酒チェックもあるので時間がかかります。
それでもは行ってしまえば広い庭なのでどんどん吸収して、込み合っているというほどでもありません。

もう一度同じようなルートで春を楽しみました。日本庭園まで回る時間がやはりなくて・・




春の入口




つぼみだったハクモクレンはいっせいに咲いていました。
















アジア系の男の子がシャボン玉を飛ばしていました。




花も風に揺れて




シナミズキ







トサミズキ
















サンシュユの花が終わっていたのか、はじけたのか・・
咲きはじめとは別の花。









もうミツバツツジが咲いていました。桜の次のステージの花かと思っていたけど・・













羽織はかまの卒業生もちらほらいました。







クリスマスローズ










子福桜もまだ咲いていました。













出口近くの乙女椿が人気があり、写真を撮る人が多くいました。小さな外国人の女の子がrose と言っていたけれど・・



家に帰りついて、マンションの入り口から公園の桜を見ました。





夕食はレンズ豆と乾燥ポルチーニ茸が残っていたのでレンズ豆のスープ(白菜と生姜も入れて)
とコーンフレイクスを使った油で揚げないクリスピーチキンを作ってみました。







まるで春のインデックスのようなブログになってしまいました。これから始まる春の花のリレーが楽しみです。
花を追いかけてあっという間に時が経ってしまうのかしら・・


March 24  2018  Shinjuku Gyoen National Garden
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思いがけないお花見 ・・・ invitation to nice afternoon

2018-03-25 23:52:53 | a day in the life
しぎやさんに行っていたあるばとろすさんとyukamさんから連絡をいただいて
ランチに合流しました。職場の最寄駅の周りなのにほとんど知らない状態で、道に迷って
しまいました。結構古いお店もあって、赤塚不二夫も来たことがあったというレトロな
お寿司屋さん白雪寿司です。



妙正寺川沿いも染井吉野が咲きはじめました。いつもだと入学式には間に合うのだけど、
今年はもっと進んでしまいそうです。





ランチを取った後、お花見に行くことになりました。哲学堂か新宿御苑ということで、最終的に
新宿御苑ということになりました。

丸ノ内線を使ったので、大木戸門からの入場です。









カメラを持っていなくて残念。いっせいに花開いてきています。











入ったところでインドからの旅行者の一団と出会いました。ゴア州からとのことでした。
和服に興味を持って、一緒に写真を撮りました。私もインドの布が好きと話しました。
yukamさんも春らしいお着物です。色の好みがすごく近いように思います。







あるばとろすさんのはおりは写真で見るより、落ち着いてきれいなブルーで白いお着物とよく似合っていました。





















鳥がいると飛んで行ってしまうあるばとろすさん。
















サンシュユがはじけるように咲いているのを見るのは初めて。

















シナミズキ 

いっせいにやって来た春を楽しみました。
あるばとろすさん、yukamさん すてきな午後をありがとうございました。


                    


帰りにデパートにより、フランスのLoup Garou というbijoux を見てハートのトランプを
連れて帰りました。アリスの時計もかわいかったです。エブリン・ルルーというデザイナーの
ハンドメイドです。





夕食は星岡で習ったものの中から家に材料があるもので
椎茸と鶏の挟み焼きと菜種あえを作りました。かんたんでおいしいかったです。




挟み焼はオーブントースターで焼きました。
和え物の卵のそぼろは裏ごすのが本当の作り方ですが、そのままです。
お酢を入れるのが新しいです。目先がかわったあえもの。うどと木耳、胡瓜、ハムですが、
うどがなかったのでセロリにしました。


March 23  2017  Shinjuku Gyoen 


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冬から春へ ・・・ form winter to spring

2018-03-23 23:54:00 | seasons
3月21日

3月とは思えない真冬の空気のなか、なんだか新鮮な気持ちで
雨の中、不忍池あたりを歩いてしまいました。
せっかくカメラを持ってきたのになんとSDカードを忘れてきた!
今度のカメラには付属でPCとつなぐケーブルが付いていなかったので
カードリーダーにしたため、はずしていることが多くて・・
雨のため写真は撮りにくいのだけど、雨の中役に立たないカメラを持って
ご苦労様と言った感じになってしまいました。
それで写真は全部スマホ。
















横山大観記念館の苔がきれいでした。写真を撮っていいのは入り口だけなので
すてきな庭も撮れなくて残念ですが、落ち着く場所です。



入口にスズメが来ていて、かわいかった。大観も枝に来るスズメを見てスケッチしていたのかしら。
水を飲んだり、受付の女性があげているビスケットを食べたり・・






紅梅がもう終わりでした。
雨により、苔の緑が深くなっていました。




前と作品は変わっていなかったけれど、同じ絵の前でじっと見ていると
凛とした空気が伝わってきます。




早春の絵です。




March 21  2018   Shinobazu Pond



3月22日

1ヶ月の就業日数が20日を超えてはいけないので、調整のため休業です。
お昼まで寒くて外に出る気が全くしなかったけれど、昼食を済ませて、2時ころから
日差しが出てきました。晴れていたら小石川後楽園の枝垂れ桜が見たかったので
時間は遅くなりましたが、実行しました。

暑さ寒さも彼岸までとはいうけれど、本当にそうなのね。
極端に気候が変わってきました。




家の近くの桜も咲きはじめました。



















































人だかりがしているかと思ったら、なんとカルガモの赤ちゃん・・










なんとここで、焦点を合わせる位置を変えようとしていたら、液晶画面がフリーズ。近くのキャノンのカメラを持っている人に
聞いてみても、動かず。バッテリーを入れなおしても治らなくて、帰りに新宿のお店に行って直してもらいました。


そういうわけであとはスマホで少しだけ撮りました。




March 22  2018  Shinjuku & Koishikawa Korakuen






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エマニュエル・パユとトゥールーズキャピトル ・・・Emmanuel Pahud + SokhievToulouse

2018-03-22 23:30:31 | music


コンサート続きです。


3月19日(月)  東京文化会館

トゥルーズ・キャピトル国立管弦楽団

アーティスト
指揮:トゥガン・ソヒエフ
フルート:エマニュエル・パユ




ソヒエフは前回はドイツのベルリン・ドイツ響と来て素晴らしいベートーヴェンでした。





曲目
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ハチャトゥリアン(ランパル編):フルート協奏曲
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20(抜粋)

アンコール
エマニュエル・パユ voice 武満徹

オーケストラ
カルメン序曲 ビゼー

またしてもロシア特集です。都民劇場2017年度最後のコンサートです。
今回はフルートのNo.1奏者のエマニュエル・パユです。
長年注目してきたので、コンサートに1回くらい行ったと思うのですが、
思い出せません。

Eテレなどで良くやっていたので、見るたびにすてきだなーと思っていました。
もう音楽と一体になっている感じ。何時もコンサートに行きたいと思ってきました。

今回はハチャトリアンというおもしろい作曲家のヴァイオリン協奏曲をジャン・ピエール・ランパルが
フルート用に編曲したとのことです。
とてもエキゾチックな不思議な世界に連れて行ってくれました。
純粋に音楽を楽しみました。
フルートは若いころにはジェームス・ゴールウェイを聴きに行ったくらいしかなかったかしら。
最近は高校の同窓生の息子さんの上野星矢のコンサートがヤマハホールやオペラシティの小ホールであり
とても素晴らしかったです。上野君は昨日、科学博物館でミュージアムコンサートがありましたが
17,19と続いてしまったので今回はあきらめました。
とても素晴らしいアーティストです。今ツィッターを見て、10月にサントリーホールでコンサートがあることを
知りました。

エマニュエル・パユのアンコールは武満徹のVoice。なんと人間の声も入る・・それもフランス語で。
尺八のような音を出すフルート。武満がオーレル・ニコレの依頼により作曲した曲。
エマニュエル・パユには表現できないことはないのかしらと思えるほど。


オーケストラのバレエ抜きの白鳥の湖。何時もはオーケストラボックスの中に入っていますが、
多彩な輝く音楽です。バレエの時よりは規模が大きくなっているような気がします。
これも純粋に音楽が楽しめる曲です。若いころはバレエが大好きでよく見たので
音楽を聴きながらバレリーナの姿が浮かびました。音楽と人間の動きを合わせたバレエという
芸術が大好きでした。クラシックからベジャールまで。ベジャールは音楽を人間の体で表現していましたね。

華やかなコンサートでしたが、聴いている方は私なんて若い方で、老人だらけ。(私も老人ですが)
自分の席もおぼつかない人や、階段が大変そうな人とか・・ それでも音楽が聴きたくて大変な思いをして
来ています。クラシック音楽人口はどんどん減っていくのでしょうかね。寂しいですね。
私も杖をついても頑張って生の音楽を聴きに行き続けます。


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今聴きたい曲・行きたくなったコンサート ・・・ songs and concert to listen to

2018-03-22 01:50:14 | music
急にトスティの Non t'amo piu (君なんかもう)を聴きたくなって、ホセ・カレーラスのCDを
寝る前に聴きました。





家事をしながら流れたメロディーが、何かと思って探していたら 
La luna che non c'e



以前IL Voloを聴きはじめたときにこの曲に魅かれるものがあったのは昔、ボッチェリで聴いていたからなのね。
すっかり忘れていた曲。
IL Volo に全く違和感がなかったのはアンドレア・ボッチェリのおかげです。初めてNotte Stellataを聴いた時でさえ
初めてなのに懐かしく感じた。ボッチェリは子どもがまだ保育園に通っている頃、いきなり大変な仕事に担当変更になった時に
毎朝5時に起きて聴いていた時があった。あまり聴きすぎたのでもうすっかり聴かなくなってしまったけど。

IL Volo も久しぶりに聴いてみました。



この動画は南米でのツアーの時のようです。
南米でのコンサートもよくアップされていますが、すごく熱狂的で、会場も歌っていて、確かに日本ではクラシックコンサートのようでした。




アンデルシェフスキのコンサートの時、いつもは受け取らないチラシを受け取って
レミ・ジュニエのリサイタルが目に留まり、エマニュエル・パユのコンサートに行った時に
電話で予約しておいたチケットを受け取りました。






デビューアルバムがバッハというのもね。











今いろいろな世界で若手が活躍しているので、生まれて10年少しでここまで行くのかと
驚いたりしています。今回も今まで知らなかったピアニストをみつけました。ラ・フォル・ジュルネには
行ったことがないのですが、このピアニストのチケットは売り切れています。
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二人静 ・・・ Futari Shizuka

2018-03-22 01:05:04 | a day in the life
3月18日

今日は昨年亡くなった義理の兄の1年祭がとり行われました。
玉串は心と心をつなぐものと初めて知りました。
生きている人と亡くなった人の・・

喪服はほとんど着ることがないので、久しぶりに着るとまたウェストがきつい!
毎日体重計に乗って、少し軽くなったとか喜んだりしていましたが、
長期的見ると確実に特にウエストあたりは脂肪がついてます。

子どもがいなくて、長い間かわいがっていた猫も数年間に亡くなって、
一人でいる彼女は、猫は20年くらい生きるから私では飼いきれないからもう飼わないと
言っていました。太極拳に週2回通っているとのことで少しほっとしました。
長い一日、長い一年だったと話していました。

いただいた二人静が紅白でなく、白だけで、すべてが彼女の心境を
物語っているようでした。彼が亡くなる時に意識不明でずっといたのに
涙が一筋流れて、意識不明の状態がどういうのか本を何冊か読んだとも
話していました。まだまだ活躍できる人なのに、事故で突然命を絶たれるというのは
これも両方にとってつらいことです。




池尻大橋から会場の教会所に向かいます。
岡山に発祥の神道、黒住教ももう200年とか。主人のルーツは愛媛県なので、
仏教から神道に切り替えたのでしょうね。






何代か前の先生が姑の葬儀の時にいろいろ話をされて、横尾忠則も黒住教で結構面白い話があったと
記憶していますが、応接室の奥に横尾の版画がかけてありました。台紙から離れてちょっと放置された
状態でした。




三軒茶屋のお蕎麦屋さんで会食があり、何十年ぶりに会う甥と義理の姉、良く写真美術館で会う甥夫婦が
集まりました。久し振りに会った甥は立派になっていて親しくお話で来てよかったです。義理の兄がもう20年近くに
なるのかしら・・主人は10人兄弟の末っ子で男の兄弟は3人で、これで男性はすべて亡くなってしまったことに
なります。やっぱり父親に似て独立して仕事をして日本全国走り回っています。父親と違うところは家族を
思いやるところです。彼は父親に反発して学生時代から家出していたと聞きました。
日本酒の景虎というのを初めていただいたけれど、美味しかったです。日本全国出張している彼は癖のあるお酒が
好きとかで高知県のお酒を飲んていました。



珍しいそばの実ととろろ。




家に帰ってあけてみて、胸がキュッとしました。キュンではありません。
義理の姉とはまた会いましょうねと言って別れました。まだ納骨できないでいるので
その時は一緒にいることができたらと思っています。主人の時は義理の兄に立ち会って
もらいました。それから1年後に亡くなってしまうなんて思いもよらないことでした。


雑草の二人静は悲しけれ一つ咲くより花咲かぬより  与謝野 晶子
忘れざり花にも二人静あり              中村汀女
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星岡の日は着付け練習の日 ・・・ Hoshigaoka by kimono

2018-03-21 01:33:42 | art


日本料理も和服も日本家屋のたたずまいもすべてアートのような気がしてきました。
後はお茶と能かな・・ 私が取りかかりやすい日本文化。
祖母や母は写経もしていたけど・・ この年になって、人生の最後になって日本の文化に
対する興味が増しました。

星岡にも一人で行っていた時には思いもよらない和服での参加。あるばとろすさんが
いらしてから、背中押されました。
日本料理の日は着付け練習の日でもあります。

今回は半襟がほとんどでなくなることもあるので、コーリンベルトをしぎやさんで買っていた
早比楽(さくら)の二重に巻いて、伊達締めはしない方法のものを使ってみたら、
楽勝で半襟が見えました。今までの着物ベルトは一番長くしてもきつかったということらしい。
今までのは何だったのと言った感じ。

着物を合わせるのもすごく難しくて。いつも後ろの丈が長すぎてしまって、腰ひもを結んでから
すこしもちあげるといいみたいなこともわかっていなくて。
帯が初めての江戸更紗。これに合わせた金茶のような色の着物はまだで出来上がっていなかったので、
紫の鮫小紋か茄子紺のあられの江戸小紋か迷いましたが、紺に近い江戸小紋にしてみました。
しぎやさんでのお買い得でした。

帯がうまく結べなくて、早比楽美装流のをネットで見てやってみようと思うのだけれど
結局、簡単ないち利流のやり方にはなってしまう。出かける日にいきなりではなく、
普通の日に練習してみないと。
後はぐずぐず結んでいるうちに垂が長くなってしまうこと。

その日は娘が家にいたので出かける前に写真を撮ってもらいました。







3月の献立

椀   桜豆腐

焼物  椎茸と鶏の挟み焼き

煮物  わかめの信田巻煮
    叩きとり葛うち煮

小鉢  菜種和え
    根みつば梅醤油かけ
    芽芋辛子酢味噌

ご飯  桜ご飯





わかめの信田巻を巻いているところ。
豆腐料理はここで初めていろいろあることを知りました。
丸めればがんもどきになるようなものを油揚げで巻いて上品に煮ています。
蒸してから煮るというまたひと手間もふた手間もかかる料理です。




天井に鏡が付いているので、上から見ることができます。




菜種あえのそぼろ卵は酢を入れて炒ります。










一番手前の長いのが芽芋です。茎を地中に入れておくそうです。ホワイトアスパラガスみたい。





床の間の花がいつも素敵です。椿(侘助?)とヒュウガミズキかトサミズキみたいですが、
すごく太い枝か幹が付いているので良くわからなくなりました。











鶏肉もやわらかくておいしかったです。ささみを掻き出して、包丁の峰でたたいてから、卵黄とすり芋を合わせます。




菜種あえは胡瓜、うどとハムにそぼろ卵を細かく炒って、かけてありました。




ねみつばの梅醤油かけ



鶏もも肉と椎茸をはさんで焼いてあります。下味をつけてオーブンで焼きます。お弁当のおかずとかにもOK。
以前鮭と長葱だったか同じ作り方でやったことがあります。家ではオーブントースターで手軽に作ります。




芽芋の辛子酢味噌あえ。とても珍しくておいしかったです。




さくら豆腐
桜の花の塩漬けや葉の塩漬け、桜の生麩を使って春がいっぱいです。
絹ごし豆腐を魚のすり身や卵白、山芋を混ぜて蒸して椀だねにします。




さくらご飯
さくらの塩漬けがほのかに色をつけて、とてもおいしかったです。

春いっぱいのご馳走様でした。
とても幸せな気分。















家ではたいてい一人で写真を撮れないことが多いので、いつもあるばとろすさんが撮ってくださいます。




後ろ姿も、いつも左肩が無意識にすごく上がっているので、左足を踏み込んでねと注意がありました。自分ではわからないので
ありがたいです。








お茶をしてから、すみだトリフォニーホールに行きました。

至福の一日。



家に帰ってから帯締めを濃い色にしてみてみました。



March 17  2018  Asagaya
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アンデルシェフスキーのバッハ ・・・ Anderszewski all Bach programme

2018-03-18 23:52:43 | music
3月17日 すみだトリフォニーホール

ピョートル・アンデルシェフスキ
ピアノ・リサイタル


朝着付けに手間取ったけれど、最高に充実した一日でした。
今まで、苦労していた半襟が出ないのはコーリンベルトを替えたら、簡単に解決。
今回は帯で手間取りました。

そして星岡で思いっきり春を味わいました。日本料理の季節感は格別です。
目から香りから、そして舌で季節を感じます。最高の贅沢です。
そのあとであるばとろすさんとコーヒーを飲んで、話をして、それぞれの次の用件に
向かいました。あるばとろすさんの経験をお聞きしていると、とても合理的な
考えで生きていらしたことがわかります。とても貴重な時間でした。

私は大好きなピアニストの一人であるアンデルシェフスキのチケットを割と
最近になり急遽とったコンサートが夕方開催されるすみだトリフォニーという
こちらかだと少し不便な会場まで。時間を勘違いしていたので早めに向かっていて
良かったと思いました。時間が余ると思っていたのが、開場近くの時刻につきました。
席も間際に撮った割には前から2番目。前すぎるのはあまりよくないのですが、
すごく身近に感じました。

プログラム
バッハ
 平均律クラヴィーア曲集第2巻より
   前奏曲とフーガ 第1番ハ長調 BWV870
   前奏曲とフーガ 第17番変イ長調 BWV886
   前奏曲とフーガ 第8番嬰二短調 BWV877
 イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
 イギリス組曲 第6番 二短調 BWV811

アンコール
 ベートーヴェン 6つパガテル作品126-1
 ショパン マヅルカ 作品59-1 イ短調
 ヤナーチェク 草陰の小径 第2集





バッハの森の中でバッハの雨を体に浴びて
隅々まで広がって行きわたった感じ。

今一番聴きたかったバッハだったのかもしれない。

アンデルシェフスキーのバッハ、

あるばとろすさんと星岡の帰りにお話して、集大成の時間
という言葉に刺激されたせいか、音楽を聴きながら、主人が亡くなって、定年退職して
今までのことがよみがえってきました。

この5年間を見直すいいきっかけとなりました。
そしてまた次の人生のステージへと向かっていければと思っています。

最近は家でも声楽を聴くことが多かったけれど、アンデルシェフスキのCDは
イギリス組曲3番も6番も持っているので久しぶりに聴きながら寝ました。


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