Reflections

時のかけらたち

末盛千枝子さんの本 ・・・  a book of Chieko Suemori

2023-11-30 16:23:05 | books

11月7日に読み終わり、本も図書館に返してしまったので、印象が薄らいでいるところも
ありますが、とても興味深い本でした。特に記憶のある美智子皇后の児童図書の世界大会での基調講演を
手がけたところなど読みでがありました。

まるたけさんのブログで末盛さんの本の紹介があり、10月に図書館から末盛さんの本を3冊借りてきて、その中の1冊を読みました。
「私」を受け容れて生きる -父と母の娘- 
母から「橋を架ける」をもらって読んだり、ターシャ・チューダーの絵本で末盛さんのことは知っていました。
でも舟越保武氏のお子さんであったり、あの大好きなTV番組「夢で逢いましょう」のディレクターと結婚されていて、
早くにご主人を亡くされ、出版社を立ち上げ、障がいの残るお子さんを育て、後年古くからの友人と出会い、再婚され
看取られたことを知りました。
古くからの友人との運命的な再会して、孤独の中から信仰を取り戻させ、彼方の世界に旅立たせてあげたという ・・・

私自身も古くからの友人と再会して、連絡が取れなかった1週間、こんなに心配した友人がいたなんて自分でもその存在の
大切さに驚いていました。心配する人がいることは幸せだという直近で見た映画”The Whale”の台詞を思い出します。

末盛さんの心身に秘められたたわんでも折れないしなやかな復元力に励まされます。谷川俊太郎

末盛さんのエッセイを読んでいると、家族のにおいを感じます。私たちが子供だった頃の時代。
メッサーレース刺繍、イルゼ・ブラッシ、渡辺イルゼ あの時代。編み物をして、刺繍をして。
本の中に渡辺イルゼの名前が挙がっていたので懐かしく思い出しました。

さりげない父親とのやり取りなど、自分のことと重ね合わせ胸が熱くなりました。

彼女が最後の方で引用した尾崎喜八の詩「されど同じ安息日の夕暮れに」の一節と共に
書かれた言葉が印象的でした。

 しかしその年老いた今日の私を
 お前が憐み、いとおしむのはまだ早い。
 私はこうして、ここにまだ在る。
 まだいくらかの仕事の日々も許されている。
 しかし、しかし、そういう私の存在が
 やがて懐かしいこの世から消えた時、
 或る春の同じ安息日の夕暮れに
 お前はふと私の訪れを空気に感じて、
 同じコラールを、花の窓べに。
 一層深い思いで弾いてくれるだろうか。

私たちはみんな、一人の例外もなく、この世を去っていく。そして心ならずも道半ばで先に逝った人のことを
思って「これでよかったのでしょうか」と問いながら生きて行くのだ。それでも親しい誰かの死にあって辛いのは
その人なしで世界が、身の回りがどんどん生きて変化していってしまうことではないだろうか。季節の移り変わり
さえもが悲しむ人にとっては悲しいのではないだろうか。

 

著書「出会いの痕跡」の著者プロフィール

末盛千枝子  (スエモリチエコ)  (

1941年彫刻家の父・舟越保武、母・道子の長女として東京に生まれる。彫刻家・詩人の高村光太郎により「千枝子」と
名付けられる。 4歳から10歳まで父の郷里・盛岡で過ごす。慶応義塾大学卒業後、絵本の出版社に入社。8年間、
主に海外への版権販売を担当する。「夢であいましょう」などの音楽番組で知られるNHKディレクターと結婚、2児の母と
なるが、夫の突然死のあと、ジー・シー・プレスで絵本出版を手がける。最初に出した本のうちの1冊『あさ One morning』
がボローニャ国際児童図書展グランプリを受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀絵本に選ばれる。その他、M.B.ゴフスタイン
など国内外の絵本を出版。
1988年、 すえもりブックスを立ち上げ、独立。まど・みちおの詩を美智子さまが選・英訳された『どうぶつたち THE ANIMALS』
やご講演をまとめた『橋をかける―子供時代の読書の思い出』など、話題作を次々に出版。1995年、古くからの友人と再婚。
2002年から2006年まで国際児童図書評議会(IBBY)の国際理事をつとめ、2014年には名誉会員に選ばれる。2010年、岩手県に移住。
2011年から10年間、「3.11 絵本プロジェクトいわて」の代表を務めた。2023年、市原湖畔美術館で「末盛千枝子と舟越家の人々―
絵本が生まれるとき―」展開催。
主な著書に『人生に大切なことはすべて絵本から教わった1、2』(現代企画室)、『ことばのともしび』(新教出版社)、
『小さな幸せをひとつひとつ数える』(PHP研究所)、 『「私」を受け容れて生きる』(新潮社)、『根っこと翼・皇后美智子さま
という存在の輝き』(新潮社)などがある。

 

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グレート・ビューティー /追憶のローマ(La grande bellezza)・・・The Great Beauty

2023-11-29 23:37:01 | movie

10月に借りて見たthe Great Beauty とGreen Book。両方ともいい映画でしたが、Great Beauty なかなか全編見れなかったけれど
一度見ると何回も見たくなりました。Green Bookもいい映画でしたがわかりやすく1回でOK。

その前に見たイザベル・アジャーニの2作、ケイト・ブランシェット、ダニエル・ディ・ルイスの重い映画も
アップしたいところですが、イタリア繋がりで最近、何度も見たGreat Beautyを。トニ・セルヴィッロのダンテ「神曲」
の朗読をイタリア文化会館で聞いたときのあの流れるようなイタリア語に感動して、この名優の映画を見たくなりました。
何しろ映画も何十年も見に行っていなかったのですから状況も全く知りません。

 

最初はなかなかこの映画を続けて見ることができませんでした。とにかく長い。そして退廃的なパーティ・シーンにはちょっと
うんざりしていました。でもこの聖と俗、静と動が交互に現れるこの映画はローマそのものをあらわしているようで中毒になり
そうな映画です。全部通してみるとなんとも心に残る映画で、何回も見ました。音楽も映像もセルヴィッロの声も何もかも
素晴らしいのです。見始めてすぐ、フェリーニを連想させましたが、フェリーニへのオマージュとのことで納得しました。

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』や、ショーン・ペン主演の
『きっと ここが帰る場所』などで知られ、いま、世界がもっとも注目する監督となったパオロ・ソレンティーノ監督。
最新作の『グレート・ビューティー/追憶のローマ』もまた、彼の卓越した美学と深い感動で描き挙げる巨大な映像モニュメント
となり、イタリア映画では15年ぶりとなるアカデミー賞外国語映画賞に輝いている。

主演を演じたのは、本作での演技でさまざまな映画賞の演技賞に輝いたトニ・セルヴィッロ。老年に差し掛かった作家の心の喪失
そして老いを感じるがゆえの生きることへの渇望を、重厚感をもって演じた。また、カルロ・ヴェルドーネやパメラ・ヴィロレージ
といった人気俳優も数多く出演。イタリアの人気歌手アントネッロ・ヴェンディッティやフランスの女優、ファニー・アルダンら
多くのセレブリティも本人役として顔を見せている。 
                           Openers より

 

本作はある程度の人生経験を経た大人を満足させてくれる。誰が見ても面白いようなわかりやすい映画ではなく“じわじわとくる”作品だ。

冒頭、ローマの古典的な美しさには静寂があり、セレブたちが繰り広げるばか騒ぎには異様なエネルギーがある。この静と動の
シークエンスに本作で何度も繰り返し描かれる死の要素が埋め込まれている。何が始まるのかはわからないが、少なくともこの映画が
高い美意識を持った非凡な作品であることだけは伝わってくる。

本作は主人公のジェップが何を求め、何と葛藤し、何に苦悩しているのかをストレートに見せるようなことはしない。だが失い続ける
痛みや埋没していく虚しさを感覚的にわかる人なら、ジェップの苦悩が理解できる。作品内の洗練された映像とセリフの中から人間の
愚かさと愛しさがじわじわと浮かび上がってくる。このじわじわと浮かび上がってくる何かを掴むには、観客本人がある程度の大人で
あることが必要だろう。だからこそ、大人にはたまらない作品なのだ。
                   MIHOシネマ より

 

2013年製作/141分/PG12/イタリア・フランス合作
原題:La grande bellezza

スタッフ

監督・原案 パオロ・ソレンティーノ
脚本   パオロ・ソレンティーノ
     ウンベルト・コンタレッロ
撮影   ルカ・ビガッツィ
美術   ステファニア・セラ
衣装   ダニエラ・サンティオ
編集   クリスティアーノ・トラバリョーリ
音楽   レーレ・マルキテッリ

キャスト

ジェップ・ガンバルデッラ トニ・セルビッロ
ロマーノ カルロ・ベルドーネ
ラモーナ サブリナ・フェリッリ
マダム・アルダン  ファニー・アルダン

 

『グレート・ビューティー 追憶のローマ』 8/23(土)Bunkamuraル・シネマ他公開

 

The Great Beauty trailer - in cinemas from 6 September 2013

 

享楽の人生を送るジェップもその生活にはうんざりして、友達もローマを見限りローマから出ていく中、初恋の女性の死や
旧友の娘ラモーナとの愛と別れ、そして人生の最後に再び筆を取ろうと思うところで映画は終わる。とにかく音楽が素晴らしかった。
いろいろなレビュー記事を見ていると最後の長い川からローマを写している画面に端から身を投げる人がいてそれは彼では
ないかとの深読みもありましたが、私は再生だと思いたい。

中にちりばめられた言葉も素敵でした。

旅に出るのは確かに有益だ。
旅は想像力を働かせる。
これ以外のものはすべて失望と疲労を与えるだけだ。
これは生から死への架空の旅の物語。
(L.R.セリーヌ『世界の果てへの旅』)

 

「65歳になった数日後に私が悟った最も重要なこと。それは、自分がやりたくないことをやって時間を無駄には
出来ないということだ。」

65歳を迎えて数日後確固たる事実を発見した。もはや望まぬ行為に費やす時間はないのだ。ローマにやって来た時
私は26歳だったがかなりの速さでほぼそれとは気づかないまま俗世の渦というべきものに飲みまれた。とはいえ
私はただの俗物に甘んじる気はなかった。私は俗物の王になりたかった。そしてなった。パーティに参加するだけでは
物足りず、それをぶち壊す力を得ようとした。

L.R.セリーヌ『世界の果てへの旅』
旅は有益だ。想像力を誘う。

後は幻滅と疲労のみ。
これは架空の旅、それが強みだ。
生から死、人間、獣、街、ものすべて見せかけ

つまり小説、作り話、辞書にもそうある。
しかし目をつぶれば誰でもできる。そこは人生の彼岸。


毎年夏になると9月の目標を立てた。今は違う。今は昔の目標を思い出して過ごしている。消え失せた目標を。
ノスタルジアの何が悪いというのだ。未来を信じられないものの唯一の気晴らし。

人生もローマも真っ逆さまに落ちていくとき、初恋の人を思い出し、愛することの意味を再び見出し、
大切なことを忘れていたことに気づき、また小説を書いてみようと思うジェップ。ローマには大いなる美が集う。

あっけなく病気で亡くなってしまうラモーナとの会話が美しかった。「お互いに大事にしあえてよかった」と。
こういう大人の愛があるのだと映画の展開がとても新鮮だった。

 

"THE GREAT BEAUTY" THEME SONG (2013)

 

The Beauty Of The Great Beauty (La Grande Bellezza)

 

 

Spellbinding music  Great Beauty

In thinking about this film, an inevitable mix of the sacred and the profane, just as Rome famously is – I immediately thought that this flagrant contradiction of the city, its capacity to miraculously combine the sacred and the profane, should be echoed in the music.

Jean A. Gili – Interview with Paolo Sorrentino

 

映画で使われた曲

Arvo Part の曲は他の曲ですが、ヨーヨーマのコンサートでも演奏されました。
現代の有名な作家だったのですね。

I Lie
Composed by David Lang
Performed by Torino Vocalesemble
 
Far l'amore
Written by Franco BracardiBob Sinclar(as Christophe le Friant) and Daniele Pace
Performed by Bob Sinclar and Raffaella Carrà
 
More Than Scarlet
Written by Matt Fitzgerald, Pete Kelly, Tom Schutzinger and Ben Ely
Performed by Decoder Ring
 
Mueve la colita
Written by F. Attanasio, Ricky Nanni, Lorenzo Confetta, S. Attanasio and G. Attanasio
Performed by El Gato DJ
 
My Heart's in the Highlands
Composed by Arvo Pärt
Lyrics by Robert Burns
Performed by Else Torp and Christopher Bowers-Broadbent
 
Que no se acabe el mambo
Written by J. Peña Suazo
Performed by La Banda Gorda
 
The Lamb
Composed by John Tavener and William Blake
Performed by The Choir of the Temple Church
      
Parade
Written by Andreas Berthling, Tomas Hallonsten and Johan Berthling
Performed by Tape feat. Ingmar Lindelof
 
World to Come IV
Composed by David Lang
Performed by Maya Beiser
 
Symphony No. 3, Op. 36 'Of Sorrowful Song': III. Lento - Cantabile Semplice
Composed by Henryk Mikolaj Górecki
Performed by London Sinfonietta and Dawn Upshaw
  
Moody
Written by the Scroggins Sisters
Performed by ESG
 
Take My Breath Away
Written and performed by Gui Boratto
Courtesy of Truelove Music/Kompakt Records
 
The Beatitudes
Composed by Vladimir Martynov
Performed by Kronos Quartet
 
Forever
Written by Maurizio Fabrizio and Antonello Venditti
Performed by Antonello Venditti
 
Pancho
Written by Julius Steffaro and Jack Trombey
 
There Must Be an Angel (Playing with My Heart)
Written by Annie Lennox and David A. Stewart
Vocals by Lorraine Bowen
Remixed by Paolo Scotti
 
Water from the Same Source
Written by Christian Frederickson, Rachel Grimes and Jason Noble
Performed by Rachel's
 
Symphony in C Major: II. Adagio
Composed by Georges Bizet
Performed by Leopold Stokowski and his Symphony Orchestra
   
Dies Irae
Composed by Zbigniew Preisner
Performed by Elzbieta Towarnicka, Dariusz Paradowski, Piotr LykowskiPiotr Kusiewicz, Grzegorz Zychowicz and Jan Szypowski
 
Everything Trying
Written and performed by Damien Jurado
 
Discoteca
Written by Christian Bouyjou, Chloé Fabre and Radha Valli
Performed by Exchpoptrue
 
We No Speak Americano
Written by Renato CarosoneNicola Salerno, Matthew Handley, Duncan MacLennan and Andrew Stanley
Performed by Studio Allstars
 
Ti ruberò
Written by Bruno Lauzi
Performed by Monica Cetti
 
Beata Viscera
Written by Magister Perotinus
Performed by Vox Clamantis
  

Trois Mouvements Perpétuels: I - Assez modéré
Written by Francis Poulenc
Performed by Peter Beijersbergen van Hengouwen

 

↓ ピノキオとの比較が面白かった記事です。
グレート・ビューティ  渋谷文化プロジェクト

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Romulus & Remos ・・・イタリアの建国神話

2023-11-28 23:59:50 | movie

この像のことは知っているけど、それ以上のことは知らないので、イタリア文化会館のニュースレターで下記の
映画のことを知り、申し込んでいました。

ちょうど永遠のローマ展をやっているのですが、今一つローマにはひかれなくて、見に行く気がしなかったのですが、
録画してあった番組があったので合わせて見てみました。

 

10月31日

現在、東京都美術館で「永遠の都 ローマ展」が開催されているのを機に、ローマ建国の伝説をモデルに双子の兄弟
ロムルスとレムスの悲劇を描いた歴史アクション映画「ザ・グレイテスト・キング」(Il primo re)を上映します。
レムス役には「帰れない山」「ザ・プレイス 運命の交差点」「暗黒街」などで日本でもおなじみのアレッサンドロ・ボルギ。
監督は、日本でも大ヒットした「いつだってやめられる」シリーズをプロデュースしたマッテオ・ローヴェレです。
紀元前8世紀のイタリアの様子を再現し、アクションシーンもほとんどが役者、スタントマンが演じるなどリアルさを
追求した大迫力の作品。日本では劇場未公開の「ザ・グレイテスト・キング」をぜひスクリーンでお楽しみください。
*DVDでの上映です。

ザ・グレイテスト・キング
Il primo re
監督・脚本・製作:マッテオ・ローヴェレ
脚本:フィリッポ・グラヴィーノ、フランチェスカ・マニエーリ
製作:イザベッラ・オルシーニ、アンドレア・パリ
音楽:アンドレア・ファッリ
撮影:ダニエーレ・チプリ
出演:アレッサンドロ・ボルギ(レムス)、アレッシオ・ラピチェ(ロムルス)
   ファブリツィオ・ロンジョーネ(ラルス・イル・ヴェッキオ)マッシミリアーノ・ロッシ(テファリエ)
   タニア・ガッリッバ(ウェスタの巫女)
2019年/イタリア・ベルギー/128分/ラテン語/日本語字幕

羊飼いとしてテヴェレ川のほとりで暮らす18歳の双子の兄弟、ロムルスとレムス。レムスは自身が神の意志を超える
存在であると確信し、いずれロムルスとたどり着くことになる都市の統治者になるべく自分が運命づけられていると
信じる。しかし、悲劇はすぐそこまで迫っていたー。

「ザ・グレイテスト・キング」上映会
10月31日(火)18:30(開場18:00)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア文化会館

 

 

イタリアにもこんなアクション映画があるのだとちょっとした驚き。
薄暗くやみのようなシーンが多かったので、誰が誰だかよくわからなかったのですが、「帰れない山」の主演者の1人
アレッサンドロ・ボルギが出ていました。

紀元前の闇の世界の中に入っていくような疑似体験。
映画のラストのクレジットの時の画像にローマがどんどん領土を増やしていく地図が動いてとても大きな国になって行く様子が
おもしろかったです。

あと驚いたのはこの映画がラテン語を使っていたこと。ラテン語は話し言葉でなく、書き言葉かと勘違いしていた私。
この映画の時代からするとラテン語が正解なのでしょう。イタリア語はダンテの神曲で確立されたとの歴史があります。
イタリア人にしたら、ラテン語は習うでしょうけど・・見ている方には美しいイタリア語が聞けるかと思ったのに
全くわからず・・・

 

今日、録画で取ってあった番組を時間がある時にさっと流しました。

《カピトリーノの牝狼(複製)》作品解説・東京都美術館「永遠の都ローマ展」

 

《ローマ教会の擬人像》作品解説・東京都美術館「永遠の都ローマ展」

 

ローマの発展がわかり面白かったです。それにしても紀元前にコンクリートで建造物をどんどん作って行ったローマという
文化がすごいです。土木建築について圧倒的な技術を持っていた国です。

 

Oct. 31  2023   Kudan

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代々木上原から代々木公園まで ・・・ from Yoyogiuehara to Yoyogi Park

2023-11-27 23:59:46 | dish

10月27日

代々木上原から代々木公園までの散歩。以前娘と東京ジャーミィに行ったときに代々木八幡から代々木上原
まで商店街を歩いて最後に代々木上原のカフェNo.で休憩したのですが、その1階に気になるお店がありました。
そこでランチをしてから、代々木公園まで歩くのが今回の散歩コースです。

家の近くのハナミズキも色づいてきました。
春には新芽が出て、白い花をつけて春が来ること知らせてくれる木です。


「日々の中華食堂」のランチがおいしそうだったので行ってみることにしたのですが
11:30着でも「おばんざい」ランチはもうないということで牡蠣の醬油煮の一皿にしました。
なんと11時前から来て並んでいるだそうです。


席もテラス席でやっと座れました。



 

 

 

 

 

以前あったカフェは前のビルに移転していました。

 

次の目的地はポルトガルの焼き菓子のお店です。







ナタ・デ・クリスチアノで有名なエッグ・タルトを買って代々木公園のベンチで食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他の種類も買って家に持ち帰りました。

 

 

 

Oct. 28  2023  Yoyogiuehara → Yoyogi Park

 

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Spring cannot be cancelled (春が来ることを忘れないで)・・・ David Hockney

2023-11-26 23:59:54 | art

11月2日

春が来ることを忘れないで ディビット・ホックニー

沈みがちな日々、以前から行きたいと思っていたホックニー展に行って心が上向きになりました。
人々を明るくする楽しい展覧会でした。見ていて笑っている私がいました。

 

デイヴィッド・ホックニー《No.118、2020年3月16日 「春の到来 ノルマンディー 2020年」より》2020年

 

 

美術手帖 ディビット・ホックニーが現代美術の最高峰と言われる理由とは

 

水のリトグラフがすてきです。

 

「デイヴィッド・ホックニー展」ホックニーさんからのメッセージ / a message from David Hockney

ディビット・ホックニーの動画にiPadで制作のものもあり、86歳になるという彼がiPadを使い絵を描くという
斬新な手法を見ることができます。いつまでも若々しい、ホックニーです。

 

久しぶりの東京都現代美術館


 

 

展覧会はほぼ全時代の流れを追った大々的なものでした。
一部撮影可の所がありました。

 

 

 

ノルマンディーの四季を追った素晴らしい絵巻物です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

iPad で絵がどんどん完成されていく様子や、いくつもの絵がはてしなく流れて投影
されるものもあり、長いこと見て楽しみました。

 

 

 

 

併設のコレクション展、サム・フランシス、横尾忠則も見て帰りました。

 

清澄白河はおしゃれなコーヒー店も多いのですが、近くのお店でランチを食べて帰りました。

 

 

 

 

森の中を歩いたような素敵な展覧会でした。

 

Nov. 2  2023  Kiyosumi-Shirakawa

 

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時間が足りないけど、焦らない日々 ・・・days when time is short but not rushed

2023-11-25 23:59:45 | a day in the life

11月25日

時間がいくらあっても足りない日々。
読みたい本があり、ボビンレースをする時間もあまりなく、借りてきたDVDもまだ
見れていなくて、棟方志功もやまと絵展ももうすぐ終わりが近づき、いつまでも夏の
ような日が続いた今年もおせちを心配するような頃になってきました。

本を次回友人に会う時に返さないといけないので、再びキャサリン・マンスフィールドをレヴュー。
マンスフィールドの原文はKatherine Mansfield Societyからダウンロードできるので助かります。
Something Childish but Very Naturalに興味惹かれる私です。次回私は「かくれ里」とハリール・ジブラーン
の「預言者」を貸してあげるので本棚ひっくり返して探しました。

毎年作っていたおせちも昨年コロナに年末かかって、買い物もままならず、急遽
おせち料理を頼みましたが、もう遅かったのでほとんど売り切れていてやっと松屋デパート
の通販で手ごろなものを見つけて頼みました。今回も物価高騰のため材料をそれぞれ
買うのも大変に思えてできたのを買うことにしました。高島屋の通販で「賛否両論」
のもので、妹の所でいただいたことがあり、おいしかったものです。星岡も考えたのですが、
いつも作るのと同じ味になるので本来なら頼みたいところですが、他のにしました。
お正月の準備は片付けと掃除を中心に今年はする予定です。おせちはあと少しだけ作れば
いいかなと言う感じで。とりあえず気が楽です。

先日やっと夏掛け布団から冬の羽毛に取り換えたところ・・・そろそろ衣替えかみたいな感じ。

 

秋めいた道を通って図書館へ。
少しだけ痛かった膝も歩きだすと軽くなってきます。この兼ね合いがすごく難しいのです。

外へ出たら、肌寒く感じ、そろそろマフラーの季節かなと思いましたが、歩いていると
あったかくなってきました。冷たい季節が近づいています。

初めて名前を調べたら、ムラサキゴテンというのですね。


図書館でカレーラスのカタルニアの歌、小林朋幹のソロとアンサンブルのCDを予約して
借りたのですが、タグでスロットインタイプでは聴かないでと書いてあったので
いよいよCDプレイヤーかミニコンポを買い替えなくてはなりません。一時買おうと思って
お店を回っていたのですが、そのままにしていました。




なんと建て替え計画が出ていたW大理工学部。

家の近くの公園では黄葉が見事になってきていました。


 

エレベーターホールから秩父方面の眺め。

 

11月24日の夜はオペラの合唱を聴きに行きました。
ベルカントを習っている方が他の合唱団にも入っていてコンサートがありました。
歌はいくつかの所で習っている方も数人いてアクティブですね。




お得だったのは、ソリストが村上敏明さんに変わっていたことです。
小さなホールを揺るがすダイナミックなパフォーマンスは道化師からとトゥーランドット
からの名曲です。実力の差が際立つ舞台でした。ドラマティックな感動が伝わる声。

 

 

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すてきな雲の流れる日 ・・・ a day with beautiful clouds

2023-11-24 23:59:59 | art

11月23日

今年3月に会ったのが最後だったのですね。その時は戸栗美術館に行ってシノワでランチでした。
不思議なつながりのアルさんとA子さん。和服を着たくなってよくみんなで和服でお会いするのですが、
今回は私は和服着るパワーがなくて・・ 楽な格好で参加しました。A子さんも出かける直前まで忙しくて
着ることができなかったとのこと。

東御苑の三の丸尚蔵館で開かれている特別展のお誘いがあり、久しぶりに話したいねということで
ランチを一緒にしました。場所は東御苑に竹橋方面から入ることにして如水会館です。

家の近くの公園もやっと秋めいてきました。

竹橋の地下鉄から上に上がれば、近代美術館の棟方志功展に人が流れていましたが、
ランニングする人やら外国人がチラホラ見られる皇居周辺です。

皇居の自然が美しく、気持ちよく晴れたいいお天気の秋の一日でした。


如水会館のレストランでゆっくり話しながらのランチです。
皆でこうやって元気に会えることがうれしいです。

 

 

このお着物私も大好きで会うたびに聞いてしまいます。本塩沢の万筋です。
帯もお気に入りの雁。帯締めは糸を探してご自分で組んだものです。きれいな赤でした。

 

 

アルさんが撮られた傑作。

この雲は鱗雲っていうのかしら?

平川門から入ります。

東御苑も久しぶりです。先月亡くなった小学校からの親友とも何回か来た思い出の場所。

 

クコの花も残っていました。


 







 

 

 

 

 

 


4時になったのでやっと入ることができました。



一番見たかったのは若冲。今までに見たことのあるものでしたが、時間で完全予約制だったので
混まずに見ることができ、しかも写真撮影OKでした。






 

 

 

 



 

 

 

 

春日権現験記絵巻
鹿が生き生きと描かれています。

 

蒙古襲来絵詞
こちらの馬も躍動感があります。

 

 

 

 

 

4時の回だと帰りはすっかり暗くなって・・・

 

丸の内はクリスマスイルミネーションが始っていました。

 

 

 

久しぶりにどこまでも広がる雲を見て、秋の空気の中、自然とおしゃべりと、日本の芸術を
楽しみ、最後にはクリスマスが近づく街の中を通って帰る充実した一日でした。

 

Nov. 23  2023  The East Garden of the Imperial Palace
          The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

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黄金の並木へ ・・・ to the rows of golden gingko trees

2023-11-23 23:03:37 | seasons

 

11月23日

膝をまだ曲げられないので、お茶の稽古を休み、午前中は予定通り、大手町の銀行まで手続きに行ってきました。
「DIE WITH ZERO」が理想なのでそうなりたいのですが、もしかすると0以下になってしまうかと思うと
少し運用についても考えないといけません。自分の状況を全く把握していないのですが、おおよそでの
ライフデザインのアウトラインを考えてみました。健康寿命も考えて・・いつまで習い事や旅行ができるかも考慮して・・
こういう把握を全くしていないここ数年です。いつも毎年どのくらい取り崩して生活しているのかと
不定期に確認していたのに。もう先が長くないと思うとあまり考えなくてもいいかと普通預金の残を見て暮らして
いたのですが、老後2,000万円問題も知らなかったし・・  この辺でまた考えないと行けないことだけは確かです。
お風呂場も壊れかけきたし、専有部分の排水管の交換もそろそろリミットでリフォームも視野に入れないといけません。

出かける時に挨拶するのはジョウビタキのJollyちゃんです。つぐみさんに言われて名前を付けました。
鳥を飼っていたこともなく、ナタリーとかそういう名前でもなさそうなので、いつもジョビちゃんと
ジョウビタキをよんでいるのでそれに近い感じで。

 かわいいフェルトのブローチは小学校の同級生に作ってもらったもの

 

午後は外苑前のワタリウムで来年のミナ ペルホネンの手帳を買って、ついでに神宮外苑の銀杏並木を見てきました。
緑と黄色があって今くらいがちょうどいいです。

インターネットで見たら、もういい柄の手帳がどんどん sold out になっていました。
残っている中から、植物か蝶々かどちらかでしたが、皆川さんの蝶々にしました。

テキスタイルの上を自由に飛ぶ蝶を 描いてみたいという想いから生まれ たデザインです。
互いを少し気にしながらも、自分の 時間を楽しみ飛んでいる蝶たちの周り に穏やかで優しい空間が広がります。

 

だいぶお昼も回っていたので国立競技場でカレーランチ。

ラム キーマカレーでライスとナンのハーフ・アンド・ハーフで。
とてもおいしいカレーで、ピクルスもあっさりしてgood。

ヘンドリックスカリーバー















伊藤忠の前の広場でちょっと休憩して帰りました。

 

Nov. 23    2023   Gaienmae

 

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同期の絆---T高校クラス会 ・・・ classmate bonding --- T High School class reunion

2023-11-21 23:59:54 | old familiar faces

11月18日

心配事もあり、何か霧が晴れない中、元気を出してベルカントのレッスンと午後の幹事をしている
高校のクラス会に行きました。

歌に集中していると希望が見えるような気がするのですが・・・信じて生きて行くしかありません。
最近好きになったLa Wallyです。

Ebben? Ne andrò lontana (from 'La Wally') - André Rieu

 

Chi troppo in alto sal, cade sovente precipetevolissimevolmente
日曜日(19日)にイタリア語の早口言葉で習った一番長い単語を含むイデオムがぴったりでした。
高みにのぼりすぎたものは、しばしば急に落ちるという意味です。
燃え尽きではないのですが、とても幸せな気分を感じたことの後に起こる喪失感というか・・

暗く落ち込んでいた原因は友人と唯一の連絡手段である携帯電話が8日間も通じなくて、今日(21日)もし通じなければ
何か異変がおこったと確信して、朝新幹線に飛び乗ろうと思っていたところ…やっと電話の応答があり、どれだけほっとした
ことか・・一人暮らしの高齢者の安否確認って本当にどうしたらいいのでしょうね。前回携帯を修理に出していたこともあり
それならいいかと思っていたのですが、8日間は長すぎます。コールして出ないとはどういうことかと考えました。
手の届かないところに置いてあるか、話したくないかどちらかです。彼が言うには実家に行ったとき、ガレージに置き忘れて
きちゃったとのことで昨晩取りに行って、すぐ電話すればよかったけどという返事。どれだけ心配したことか・・
親友を失ったばかりの私はこれ以上友を失いたくないという思いでした。世間との関係を断ち切った彼にとってはケータイは
必需品ではありません。私だったら一日でもないと不便ですけどね・・
12月のオラフソンのしらかわホールでのコンサートの後、京都まで行く計画の最終の相談をそろそろしなくてはと思って
いたところでした。京都の方は鞍馬か大原とほぼ決まっていて、コンサートの日の名古屋の計画が今一つだったのですが
住宅地にある桑山美術館というところの提案があり、ちょうど今茶道具展をやっていて茶室もお庭も素敵でした。
コンサートの日まではやっていないので急遽日帰りででも行きたくなってしまったところです。そこで二人で計画を立てて
日帰りウォーキングで昭和美術館→桑山美術館→東山動植物園にも行くことにしました。

やっと霧が晴れて、クラス会の日のことを載せることができるようになりました。

写真があまりないのですが、

最後の集合写真から、としちゃんとの所だけ切り抜き・・

二次会のやっと見つけて予約ができたコリアン・カフェで抹茶スムージーと。
前に座っていた今でもジーンズがすごく似合う若さ溢れるI君が撮ってくれたのですが、
こちらは花とおばあさんですが、このテーブルは他に元大学教授や元役人、起業家など
花と叔父さんグループでした。あまりみんながいろいろな注文をするので忘れちゃった
かわいいコリアンの男の子が働いていました。仕事で大学での大会の時に韓国人留学生の
アルバイトを使ったときのことを思い出させる素直な感じの若者でした。

 

 

不忍池のほとりには夜でも観光客がたくさんいたようです。何かイベントがあったのかな?

クラス会は「梅の花」上野広小路店。幹事長が梅の花の株主になって安くあげています。
ところが嬉しいことに参加者が予想を上わまり、掘りごたつの部屋一部屋で収まらず、幹事部屋を
別に取りました。幹事は向かいの幹事部屋とクラス会会場を行ったり来たり・・・
私は運よく直前にキャンセルになったH君のおかげでクラス会のテーブルに着くことができました。
また当日、すっかり忘れていたというE君の所に幹事のS君が入りました。それで司会のA君とO君が
目の前の部屋と行ったり来たり・・・一部屋に収まらないことを事前に知った私はこれでは
二次会をセットしないとだめと幹事長を説得してやっとこのコリアン・カフェをおさえてもらいました。
普通のカフェは土日は予約を入れることができませんでした。20人近くはさすが当日探すのは難しく
思いました。

当日の出席者はドタキャン1名を除き先生を含めて24名でした。クラスの半分が出席とは優秀ですね。
コロナ明けで4年ぶりのクラス会。一度古希の同期会があったのでずらしたらコロナ時代に突入。

亡くなった友人もいましたが、みんな病気の話や、健康管理の話などが中心で、これから大学で学ぼうと
いう女子や小学校の教員を退職して保育士の資格を取り現役の保育士やマイナンバーで忙しくなった
市役所で働いている人等女子の方がアクティブですね。イスラエルからワインを輸入しているF君はやっと
荷が出てほっとしているが近隣諸国に戦争が拡大しそうとの見方が多いとの現地報告もありました。その後で
I君は俺いったい何話せばいいの?と困っていましたが、最近心臓の手術をしたばかりでステント仲間だという
ことがわかりました。彼はNECの常務までした日本の経済界で働いていたけど変わらぬ気さくさです。
動物園長だったN君は今でもTVやラジオに出演していて子供電話相談に翌日出るよと話していたけど聞くの忘れてた。
途中、欠席の奥様を亡くしたばかりのK君からも電話が入り、みんなで電話を回していましたが、懐かしい声が
もれ聞こえてきました。I君からも待合室の時に四国お遍路の話も聞けました。
私の推しのS君は残念なことに亡くなりました。前に座っていた高齢者に体操を教えているYさんが私に落研の時の
彼のスナップ写真をあげたことがあると私がすっかり忘れていたことを思い出させてくれました。
Mさんもテニスの日々でとにかく女子は全く若くて変わりませんでした。孫もいないのにすっかりおばあさんになって
いるのは私だけでした。
事前に欠席の関西で大学や病院を退職した後、開業医をしているT君からメールが来て、彼もステント仲間だそうです。
動物園のN君もそうだし、結構多いですね。担任のK先生も一度大病をされたのですが、最近再発して、難しい病気だった
とのことでしたが、現代の医学のおかげで助かったとのことでした。今も歩くことを心掛け過ごしているとのこと。
喜寿の同期会の時は90になるので無理かと思ったけど案外いけるかもと話されていました。男子生徒より若く見えました。
事前に回ったT君のメールには戦後の復興、バブル、大災害、コロナとこんなにいろいろなことを経験した世代は他にない
のではとのことが書かれていました。本当にそうだよね。

皆様は誇らしい団塊世代であり、競争の激しい時代を生き抜いてこられて、各人各様の経験と見識をもって、穏やかに
あるいは
あわただしく現在の生活を送っておられていると思います。
団塊の世代の我々は若い世代には理解できない、多彩な経験があり、見識も広く、また、それらを共有しています。
学生運動、
経済復興期、バブル競争社会、ディスコやグルメの時代、バブル崩壊後の社会、新型コロナの社会 昨今の
デフレスパイラル社会
など多くの共通の体験があります。従来の高齢者生活とは異なり、いろんな経験もし、多様な趣味と
価値観を持ち、体制と価値観の
変容を経験しており、従来の高齢者とは一味違う充実した生活が待っていると自負と期待を
しています。高齢者となっても
団塊世代のプライドを共有して誇らしく過ごしましょう

私が頂いたメールには
人はそれぞれ何らかの苦労と悩みを抱えています。この年で言えることは地位や名誉にかかわらず、ひとはたくさん苦労
された分
それだけで充実した人生を送ったといえることでしょうね。
と書いてあって、読んで嬉しくなりました。
T君には阪大で仕事があった時に一度お会いしたことがありました。私が高年齢出産をすることになり、電話で当時阪大の
産婦人科に勤務していた彼に相談したことがありました。

二次会でもみんな本当にこのクラスでよかったと実感していました。みんなで同じように年取って安心したとも・・
私達の中にある不思議な絆に感謝です。

そして今日遠くに住むやはり同い年の友人とやっと生存確認が取れたこと神様に感謝しました。こんなに祈りたくなったことは
久しぶりでした。

 

Nov.18 2023  Ueno

 

コメント (2)
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再び整形外科通い ・・・ going to the orthopedist again

2023-11-18 23:57:45 | a day in the life

11月16日

我が家にジョビちゃんが届きました。ようこそ!
この目が忘れられなくて・・ 展覧会終了後に連絡して残っていたらと希望しました。
ラッキーなことにありました。
家の中でも自然が感じられるように・・・
家族が増えました。

10月26日

最後の熊野古道滝尻までが高低差が急できつかったせいか、膝が痛くなって再び整形外科通い。
正座が痛くてできないのでお茶は休み、整形外科に行って先生に診ていただくことにしました。
先日他界した友人にもここで診てもらってどのような運動をすればいいか教わればいいと思いセッティング
したのですが、通院当日に体調が悪くなり行けそうにもないとのことでとうとう来ることができませんでした。
もっと早くしてあげれたらよかったのですが。

久々のニコライ堂

 

 

Oct. 26 2023 Ochanomizu


11月8日

膝が曲げられないのでお茶の稽古をお休みしたいと先生に連絡したところ、炉開きなので足を投げ出しても
いいからいらっしゃいと言われて、出かけました。
幸い時間で区切ってあるので一人だけだったので足を前に出して、炉開きだというのになんという失礼。
先生が作られたお汁粉と、濃茶をいただきました。先生が珍しく和服でいらしてお茶を点てるのを拝見するだけでも
とても勉強になります。

先生はお茶はもともと男性がやっていたもので、京都で家元に行ってお稽古をしても男の方は動作がササっとしていて
東京の方がゆっくりで勿体付けた感じになっていると話されていました。私はゆっくりめになりすぎるようなので
早くするところは早くするも気持ちがいいものだと思いました。ちょっと新しいアイデアです。

 

 

 

茶室の写真は撮れないので、その日の帰りに撮った写真を。
先生は後からラインで当日使った棚やお茶碗などの写真を送ってくださいますが、茶室での
撮影はNGとなっています。

早くまた足を曲げることができるといいけど・・ 茶室に入るとやっぱり好きだな~と思うのです。

 

Nov. 8 2023  Aoyama → Omotesando

 

 

11月16日

整形外科を再開して3週間たったので、午後から整形外科の受診とリハがありました。
自分ではほとんど治った感じがして、まだ階段の上り下りとか少し体重をかける時、痛みがありますが
いけるかな~と思ったのですが、まだ腫れが残っているからお茶はまだやめておいた方がいいとの
先生もセラピストも同じ意見でした。

病院に貼ってあった80GO運動のポスターが何だか身近に思えてきました。
私の母も86で亡くなったので私もそのくらいまで生きていられるかしら・・・ 友達も無くなったばかりだし
そこまでも生きないかもしれない・・ あと何年あるのだろうと数少なくなった年を指で数えます。あと10年少し・・
あるのかな?

「80GO(ハチマルゴー)運動」の提案!フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言(日本医学会連合)

 フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言

1 フレイル・ロコモは、生活機能が低下し、健康寿命を損ねたり、介護が必要になる危険が高まる状態です

 フレイルとロコモティブシンドローム(ロコモ)は、人生 100 年時代における健康寿命延伸のための健康増進と
医療対策のために克服すべき状態です。フレイルは老化に伴い抵抗力が弱まり体力が低下した状態、ロコモは関節など
運動器の機能が低下して移動が困難になる状態です。多くの人は高齢になるに従って、移動することが不自由になり
(ロコモの状態)、特定の病気によらない体力の衰えが増え(フレイルの状態)、様々な病気の進行と相まって徐々に
生活機能が低下して一人では身の回りのことをするのが不自由になっていきます(要介護の状態)。
フレイル・ロコモの人はそうでない人と比較して要介護に至る危険度が約4倍あります。

 

帰りに久々に高山珈琲に寄りました。なんだか人気店になってしまって名前を書いて待つようになっていました。
割とすぐ入れたのですが・・・年に数回しか行かないのですが、マスターがなんとなく覚えていてくれるらしくて
いつも選んでくれるカップ入れたおいしいコーヒーも楽しみだし静かなジャズが落ち着くお店です。
帰りにお店のインスタなどでよく膝が悪くなってドクターストップでお店を少しの間休むのを知り、様子を
お尋ねしました。やっぱり忙しいと立っている時間が長いので悪くなるようで、今もぎりぎり何とか
やっているとのことでした。大事にしてお店を続けてほしいですね。

 

 

Nov. 16 2023  Ochanomizu  → Kanda

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