Reflections

時のかけらたち

ワインとウォッカと・・・ wine and vodka

2016-08-29 00:45:01 | dish
8月20日

イタリアン・バールへ再び。
今回はデザートワインをいただくことが目的で、同じ元同僚とウィークエンドの午後
待ち合わせました。小さなお店なので席を予約をしておかないと行けません。
同じイタリア語仲間の人が来ていました。
ここに来ればいろいろなイタリア情報も手に入ります。

夏の午後は白ワインとボサノバが似合うとか・・

お店をやっているのも元の仕事仲間。4時半から飲み始めて、他のお客さんが帰った後
今だから話せる話もあって、気が付いたら9時を回っていたのでびっくり。




いつものアペリティーボのセットです。この白和えを今度作ってみたい。トマトはドレッシングにはちみつが入っているのを
忘れて何回も聞いてしまいました。タコのマリネはレモンとオリーブオイルだけ。




今回の白はインソリアにしました。




生ハムがおいしそう。それでは赤に。










生ハムにはいちぢくを。メロンよりおいしい。








家でもよく真似して作るインヴォルティーニ。新生姜とオクラを巻いて。


最後のお目当てのデザートワイン



なかなか外に出ないようなワインです。ラベルも出来立てとか。家族やその地方だけのものを
分けてもらっている感じ。




8月24日

娘がオフなので、夕方からロシア料理店に。スパークリングワインとウォッカの飲み放題付き(女性のみ)を
申し込んで行ってみました。このお店でも初めての試みとか・・




前菜の手前はポテトサラダの上に鰊が乗っているもの。これくらいの量なら食べやすいかも。




スパークリングワイン。




Sはイチゴのカクテル。




大好きな夏のボルシチ。ヴィシソワーズにごぼうが入っています。








ペリメニ




スパークリングワインを2杯いただいて、ウォッカのリンゴで割ったカクテル。
そして最後に行けそうなのでウォッカ。ウォッカは冷凍してあったとのことで、キレキレでした。
いい香りがして、たぶんウォッカ飲むのは初めて。北欧のアクアビットとか飲んだことがあるけれど。
確かズブロフカだったと思う。草の香りがする。







つぼやき




最後のデザートはスイカのソース。ヨーグルトとアイスクリーム。
それにロシアン・ティー。

もう大満足で、お店の人にお強いですねと言われました。


* * * * * * *

これから3日間の軽井沢行き。夏休みが取れました。
娘とやっと休養できます。たった3日間でしかも台風付き。
それでも自然の中にいると眠りが深く、雨の音を聞きながら寝るのもいい。
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新しい MAISON GÉODÉSIQUE へ

2016-08-28 00:04:46 | my favorite
最近ブルーの様子がちょっとおかしかったので、譲っていただいた元の職場の同僚に
メールで相談していたりするうちに、ベトナム料理でも食べに行きたいねとか、そういえば引っ越したジィオの
アトリエにも行ってみる?なんて言う話になり、彼女が休暇を取っているというので昨日、「ベトナムちゃん」から
メゾン・ジィオデシックまで行ってみました。

フルタイムで仕事を何年もすることって、環境もあまり変わらないし、かなりのストレスになることもあると
離れてみると良くわかります。システムを一手に引き受けているので、大変なんだろうなと思いつつ、
息抜きに夏の午後都心を移動。私は仕事が終わって1時半に大久保に駆けつけました。

そのあと中目黒から引っ越した目黒のメゾン*ジィオデシックへグーグルで打ち出したmap片手に探検へ。
伊勢丹からも最近撤退していたし心配していたところ。お店に着くと石井君だけいたので、人がいて良かった。
今、銀座松屋と横浜高島屋でイベント開催中で人が出払っている。
伊勢丹にも16年くらい?いたようですが、最近コンセプトも変わってきて、自分たちのやりたいことをするために
伊勢丹の方は引いたとのことでした。祐二さんとまゆりさんも京都から東京に戻ってきて、週3日くらい京都造形大に
教えに行っているとのことでした。町屋のアトリエにも遊びに行ったことがありましたね。その時も石井君がいました。


ちょっとわかりにくい、民家の中にある新しいメゾン。アトリエと住居は世田谷に。





















ガラスも自分たちで作ったとのこと。























水とワインどちらがいい?と聞かれれば、そりゃワインでしょうということに。
キレキレの白ワインをいただいている間に黒くなったシルバーのチェーンをきれいにしてもらっていました。





モノも出払っていました。




大学の卒業生、しっかりとジィオの第二世代へ育ちました。昆虫が好きな中井君のオブジェ。




















おまけは

祐二さんが大学で捨て猫を拾ってきたクロネコちゃんが
あまりにもかわいいので

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銀座の一日 ・・・ a day in Ginza

2016-08-27 18:14:00 | a day in the life
今年の夏こそ和服と思ったのにもう8月も終わり近くになってしまった。
時についていけない私。私時間ではこれから8月くらいの感覚。
困ったものです。
50年ぶりのクラス会企画。日程調整で行ったり来たり・・
そしてその間のディーンのBirthday Bash と いつまでも曲が耳に残る長谷川きよしのライブ。

オリンピックも事件なく終わってほっとして、非戦と平和を誓う終戦記念日もオリンピックのおかげで
ちょっとトーンダウン。天皇皇后両陛下が辞められたら誰がこの誓いをアッピールするのか、象徴とはいえ
役割の大きさを感じる。

前回のブログでアップした長谷川きよしのコンサートは前もって振り込みか支払いをして、チケットを
いただくのですが、席を取るため当日も整理券を発行する前に並ばなくてはなりません。そして開場時刻にも
来ないと順番に入れません。なんだか合理的じゃないやり方。夏の暑い時に並ぶのはちょっとね。
人数が多くなると椅子がなく立ち見になるとか。今回も立見席も出たので、早めに行く必要がありました。
和服で行かなくてよかったけど、今年作った小地谷縮を一度も着ていない。

暑いなか、整理番号券をもらて、軽くランチに行きました。なかなかお店もなく、
コアの1Fにあるオスロ・コーヒーでサンドイッチを食べました。珈琲は高いのだけど
こちらはコーヒーの値段くらいでスープ付きワッフルサンドがいただけます。




 





ノルウェイ・サーモンとクリームチーズのワッフルサンドとフライドポテトと暖かいポタージュ。
おいしかったけれど結構待たされた。次回はアボガドのサンドイッチにしてみようかな。









こちらはバーサンボア。一番右に長谷川きよしのモノクロ写真が貼ってあったのだけどちょっと切れてしまいました。






いち利に向かう途中歩行者天国の道路に変わったワンちゃん出現で、外国人観光客がスマホで囲んで写真を撮っていました。
AMAZONのCMにこんなの出ていましたね。


終わってからいち利に7月10日の修了式の時の写真を取りに行きました。
写真を申し込むときに前結びで知り合いになったレースドール教室を主催している方と会って、お話しました。
お嬢さんの乳癌が発見されて大変そうでした。はやりものには必ずかかるのよと気を強くしていらしたけど
昨日ほかの用件で連絡したら手術が無事成功してリンパには行っていなかったのでほっとしているということでした。
しばらくお孫さんの面倒を見なくてはという話でまた落ち着いたらお会いすることに。
彼女は気楽に家で着ることを目標としていました。私は工芸品みたいなのも着たいし、全くの普段着も着てみたい
両方かな。写真の申し込みの時に江戸小紋の藍田正雄さんのところで仕事をしている人に会いました。
帯を染め直したのと言っていて普通でない感じがしていました。とても素敵だったので写真を載せさせてもらいます。
私も藍田さんの帯をひとつもっていますが、こういう感じが好きです。



縞もとても素敵です。







私は昨年着たのと同じ紋紗の着物。蓮の葉模様がお気に入りです。








家で鏡に映ったのをスマホで撮りました。







今年夏帯でつゆしばの絽綴れを手に入れました。いつもの京王に出店する老夫婦の呉服屋さんのです。
私の着物も予算ともども一段落しました。




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歩き続けて ・・・ Kiyoshi Hasegawa

2016-08-24 23:50:21 | music
ディーンの翌々日は銀座のバー「サンボア」で長谷川きよしのライブを聴きに。
なんと40年ぶりくらいに聴く曲。
突然「歩き続けて」が聴きたくなって。
今の日本じゃこういうほんものの歌が聴けるのは小さなライブハウスだけに
なってしまったのか。見事な歌の空間です。その声量とギターのテクニックには
驚くばかり。今年は濱口祐自も聴けてすごい収穫。

まだオリンピックもやっていたので、サンバとかも取り入れてのプログラムでした。
夏の午後はボサノバやサンバが似合うとどこかで見ました。









曲目はメモを取ればよかったと後から後悔。これくらいしか覚えていない。
バラとか涙とかのタイトルの歌もあったよう・・・


トリステーザ
マシュ・ケ・ナダ
黄昏のビギン
愛の賛歌
黒の舟歌
灰色の瞳
別れのサンバ
歩き続けて
後ろ姿


アンコール

"The Rose”

ベット・ミドラーのジャニス・ジョプリンをモデルとした映画のテーマ。
秋にジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画が公開されるので楽しみ。
学生時代ドアーズとかジャニス・ジョプリン大好きだった。

長谷川きよしは自分で訳詞して歌うけれど、この曲はまだうまく訳せてないとか。
それでネット上にある訳詞を読んでから、原語で歌った。
辻井伸行みたいに目が見えないからすべて頭の中に入っているのよね。
外国語も堪能だけど盲目の人の勉強の仕方があるのでしょうね。


Some say love, it is a river, that drowns the tender reed
Some say love, it is a razor, that leaves your soul to bleed
Some say love, it is a hunger, an endless aching need
I say love, it is a flower, and you, its only seed

ある人は言う、愛は川のようだと
柔らかいアシは流されてしまうのだと
ある人は言う、愛はカミソリの刃のようだと
あなたの心血を流させるのだと
ある人は言う、愛は飢えなんだと
永遠に求め続ける痛みであると

でも私は言う 愛は花なんだと
そしてあなたがその種なんだと

Its the heart afraid of breaking, that never learns to dance
Its the dream afraid of waking, that never takes the chance
Its the one who wont be taken, the one who can't seem to give
And the soul afraid of dying, that never learns to live

それは心傷つくのを恐れていては 
ダンスを覚えることは決してできないの
それは夢、夢から覚めるのを恐れていては
決してチャンスはつかめない
奪われるものがないものは
与えることもできないのよ
それは魂、死ぬことを恐れていては
生きる喜びを知ることはできないのよ

When the night has been too lonely and the road has been too long
And you think that love is only for the lucky and the strong
Just remember that in the winter, far beneath the bitter snow
Lies the seed, that with the sun's love in the spring becomes the ros

とても寂しい夜や
歩むべき道が長くてつらいとき
ほんの一握りの幸せ者と強者のためにだけに
愛が与えられるものだと思ったとき

どうか想い出して

冬の厳しい雪のその下で
蒔かれた種が
太陽の光を浴びて
暖かい春には
バラの花を咲かせることを



おまけ)

他にあのころ好きだった曲を思い出した。
ビートルズのIn my life を ジュディ・コリンズでよく聴いていた。
シャンソンや岸洋子の「希望」も好きだった。






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DEAN FUJIOKA FamBam Birthday Bash

2016-08-22 23:55:04 | people
ディーン・フジオカのFamBam Birthday Bash は東京国際フォーラムで8月19日のまさに誕生日に開催。







自分と娘と亡くなった主人のアカウントから予約申し込みして、主人の分だけあたり、席も前から13列目とかなりラッキーでした。
5000人はいるホールなので、かなり良かった。

髪もかなりすっきりと気持ちよくカットしたディーン登場。

生まれてから今までのフラッシュバック画像と彼のあいさつで幕が上がりました。

今日また、大きな1歩が踏み出せたと思います。やっとやりたいことと、やれていることの距離が近づいてきた。・・
これは仕事のことかと思っていたけれど、多くの人と幸せを分かち合いたいというチャリティのことだったのですね。
日本での考え方の違いとかいろいろ難しいと語っていたこともありました。

この思いをみなさんと共有したい・・僕がしたいと思っていた夢を叶えてくださったのは、まぎれもなく皆さんのおかげです。
このステージに立てているのも間違いなくファンのみなさんのおかげです。僕にとって貴重で最高のプレゼントをありがとうございます。
そんなみなさんに一人でも多くお返ししたい。あなたの心に届きますように。今日はたくさん笑顔を見せてください。
思い切り楽しんでください・・との挨拶。

私も家にあった缶詰を持参してfood drive に参加させてもらいました。こちらこそありがとう。

アマゾンの「はぴまり」、NHKの「精霊の守り人シーズン2」、映画「鋼の錬金術師」が次々とクランクアップして、
何と映画はバースディの前日オールアップとインスタでも書かれていました。
一区切りして、誕生日を迎え、次のサイクルに入ったと気持ちを新たにしてました。これからは音楽のウェイトが
大きくなっていくかと思いました。シフト的中で、なんと年末にパシフィコと大阪城でのライブをライブの最後に発表。
ツィッターではいつか故郷の福島でとも書かれていました。

Birthday Bashの構成:

1.Deanのプライベート・ビデオから トレーニングと乗馬
2.落合監督とのトークとDance Dance Dance のショート版の上映
3.ライブ

本人がいるからライブや映画はないだろうと思いましたが、これはもしかしてファン・ミーティングってこんなのかしら?
こういうイベントに参加するのが初めてだからよくわからないけれど。
Dance Dance Dance は夕張国際映画祭のサテライトということで以前CSでやっていたのを見ました。
かなりの人が見ていて、Deanもびっくりしていましたが。
大きな画面で、しかも落合監督の話も聞けてそれはそれでよかったのですが、ちょっとがっかり。

この映画はベルギーのフィルムで、監督がアメリカ在住のKen Ochiai。忍者の映画も撮った人です。
井の中の蛙というショートムービーがいいらしい。



その日の落合監督とのツーショット


落合監督のディーン観は、陰と陽を演じ分けることができる人。確かにイチハシの演技、Dance Dance Dance
もすごい。かっこいい役はそのまま自然にしていればできてしまいそうだけど。
Dance Dance Danceははっきりとタルコフスキーの惑星ポラリスを思い出された。そう、あの夜毎のDanceは
良心の呵責の海だったのですね。もともとアーセナルの音楽のための映画だったらしいけれどテーマはすごい。

演技が上手か下手かよくわからないけれど、陰は確かにすごいと思う。本人と違いすぎるから? 
でも、私はディーンの人間性がふと現れるような自然な演技が好き。

あさが来たでディーンを抜擢した佐野元彦エグゼクティブプロデューサー(篤姫で堺雅人も抜擢)は
ディーンは目で演技をする人と語っていましたが、同感です。

FBBBではオペラグラスで見なくてもいい距離でしたが、たまに見ると目がきらきらして、双子のお子さんの
うち男の子にそっくりに見えました。女の子にも似ているのですが。(奥様の非公開インスタ)

そういえばCycleについていた鏡に映る自分と写っているポスターが、鏡の中の目がうるんでいて
鏡の外と陰と陽を見たと思ったことがあったっけ。それはかなり苦労して歩んできた道と華やかな舞台との
対照のように思えました。精神的にかなりきついこともあったと思う。





Live Concert

Sweet Talk
S.O.F
April Fool
Mr.taxi
Midnight Messenger
My Dimension


アンコール:Priceless

とてもジャズっぽいイントロでハットをかぶったディーンは
スタンダード・ジャズを歌うかと思ったけれど、なんとすごいアレンジの自身の曲
April Fool でした。
ぜんぶアルバムCycleから自作の曲ばかり。

自分の言いたいことをすべて歌った主張のはっきりした曲。音楽的にもすごくセンスがいい。
ヒット性にはもうちょっとかな。日本の素人っぽいアイドルに比べたらそれはずっと上手だと
思うけれど。今ではまだ俳優が歌っているという感じになっちゃうかしら?
仕事としてはモデルは100%以上できている感じ。俳優は時々心配になります。

Happy Birthday to you
と会場から自然に流れたバースディソングのアンコール コール。
それにこたえてのアンコール Priceless には涙が出ました。
愛することを止めないでと・・ 生きて良かったと思える人生を生きようと。
3.11のころ作られた曲です。
私も思えば愛する人をどんどん失っていった。でもまだもっと愛さないといけないんだと。


ディーンはナレーションの声もいいし、歌もCDより上手なくらい。
親への感謝をさりげなく入れた、自分の仕事のことや、世界平和への思いも込めた
すてきなバースディを共有しました。





その日のブルームーン。なでなですると気持ちよさそう。





当日だけは台風も避けてくれていいお天気。

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本斜め読み ・・・ giving the book a once-over

2016-08-18 22:48:33 | a day in the life
8月17日






台風が千葉沖を通過中。東京の朝はもう台風一過という感じ。空がきれいだった。
季節によって空が変わってくる。空の青さや透明感や・・雲の形や。
通勤途中に真っ赤やピンクのサルスベリを見ながら、蝉のにぎやかな鳴き声競争を聞きながら
日傘をさして歩く。帰り道にもう銀杏の実が落ちているをみつけた。月曜日のクラスのヨガの先生は
もう夜は秋の虫が鳴いてるねと話していましたが、夜は秋の気配が風とか空気の中に感じられます。
立秋を過ぎると途端に季節のシーンが変わる気配。暑さはますますアップする中、季節は流れて
行きます。















*







最近は図書館から借りてきた本の督促の電話が入るので、あわてて斜め読み。こういうライルスタイルノウハウ物は
図書館から借りることにしている。「フランス人は10着しか服を持たない」は百人単位で予約待ち。続編の
「フランス人は10着しか服を持たない~2 家の中でもっとシックに暮らす方法」(大和書房)は数十人オーダーの
予約待ちで意外とすぐ順番がやってきた。
以前にそういえば「お金とモノから解放されるイギリスの知恵」(大和書房 井形慶子)というのを借りて読んだことを
思い出した。
「フランス人・・」の方はフランスに暮らしたことがあるアメリカ人の著者だった。違った価値観を持つ暮らしのその国の
ティピカルな一例を表しているのに過ぎないけど、意外と親近感を持つアメリカ人の感じ方もあった。人間みな同じといった感じ。
外国人と話していると感覚近いと思うこともしばしばあった。昔職場でネイティブに英会話を教わったり、NOVAでいろいろな
人たちと話しているときにしばしば感じた。そういえば「プロヴァンス12ヶ月」なんて言う本も読んだことが。

シックとは心を穏やかにすること。自分らしくあるというのは心をおだやかに保つことを最優先すること。
「おしゃれであること」は「シックであること」の表面的な一部分。しなやかな生き方へ。
今この瞬間に意識を集中する。ひとつひとつの動作をゆっくりする・・・
子どもにたくさん習い事をさせないで、考える時間を作ろうと語る。今の日本では考えさせない教育をしているのかしらね。

ちょっとのことでいらだつのは止めようと思った。家族の間だとつい出てしまう。
ヨガの呼吸も深く行い、その呼吸も心が穏やかになる方へと導いてくれる。最近ヨガのおかげでむくむことも
なくなったように思う。

仕事から帰って、帰り道食料品などの買い物をして帰ると昼食が終わるのが3時過ぎ、それからなんとなく体休めるような感じで
帰りの遅い娘と一緒に取る夕食を作り始めるのが8時過ぎくらい。この間の時間が自由なのだけど、ぼんやりしていたり、
片付けたり、いろいろ・・ 最近はソファーに座っているといつのまにか寝ていたり・・本を読んでも眠くなったりとか・・
オリンピックの結果を見たり・・この頃は少し食について以前のように気を使わなければと思い保存食を作ったり・・

夕食を片付けて寝るのが2時前くらいなってしまう。食事は最近1日2食でもいいかなと思うくらい。
昼を抜けば、夕食を早くして、娘を待たずに食べて早く寝るようにできるかとも思ったり・・
なかなかいいリズムがつかめない。

ブログを書いたり、見たりする時間がなくて、早く寝た方がいいように思えるこの頃。でも覚えておきたいことなどは
ここにメモしておくのが一番手っ取り早い。


8月18日

雷雨のため職場からすぐ帰れない状態でした。
近くを流れる妙正寺川の流れが激しく、水の力の恐ろしさを感じます。
「落合」という地名が神田川と妙正寺川が出会ったところからついたということを
初めて知りました。



家のベランダには鳴き疲れた羽をもった蝉がきて、この季節を惜しむように、一刻を惜しむように
鳴いていました。どうも蝉を見るとせつなくなる。ほかの昆虫でも同じなのだろうと思うけれど、
限りある命を知っても精いっぱい生きることが。
ふとフランス人は・・のなかのラルフ・ウォルド―・エマーソンの言葉、「人生は旅であり、目的地ではない」が
よぎる。

大雨の中、ベランダの花たちも少し元気になった。
















ブルーとの暮らし







ちょっと前だけど、オリンピックゲームを見るブルー。卓球だったか何だったか動きがあるものに
目を奪われて。






Aug.14 スマホから

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あまりにもいろいろなことがあった一日  ・・・ to much things happened yesterday

2016-08-14 23:51:22 | a day in the life
昨日はあまりにもいいことがたくさんあったので、もうぐったりして疲れて早く寝ました。

その1) 
ディーン・フジオカのバースディに開催されるFamBam Birthday Bash の当選チケットの引き換えに朝一でローソンまで
行って来ました。家族3人の名前で申し込んでなんと亡くなった主人のアカウントからのものだけ当選したものです。
主人からのプレゼント?

それが席がまぁとてもいい方で5000人は入る東京国際フォーラムで1階前から13列目。今回は音楽中心ということなので
すごく楽しみにしています。彼のライブ初めてだし。

バースディにもかかわらず花束などのプレゼントは辞退して、food drive を企画していかにも彼らしい。



For this year I am running a food drive project on my birthday hoping to share the blessings
with homeless people in Japan.
If you are interested to support, you are welcome to join simply by donating food products.
If you have an extra instant food or canned food at home, please bring it to my live show at
Tokyo International Forum on August 19th and you can drop it at the food drive booth.
I will pass your kindness to those in need the most.




最近のインスタから。ink361では写真をインストールできなくなったので他の方法を使いました。
今日のインスタからhappiness・・ 少し前のPerthでの夏休みの双子のうち女の子の後ろ姿がかわいくて。


その2)
行方不明のファイルを発見。復活。
最近PCをつけっぱなして終了しないで寝てしまうこともしばしばあって、いけない習慣となって反省しているのですが、
新しくコピーして作った8月分の家計簿エクセルが、プログラムの自動更新に会って再起動していたらしくファイル名もなにか違う名前で
version1とかつけられていたのを、保存してあったものかと思い、そのまま閉じてしまったらファイルが消えてしまっていた。
そのファイルを呼び出そうといろいろ試みていたけれどないという結果。それでもしやゴミ箱に自動的に行ったかと思い
ゴミ箱を見ると8月9日に更新したファイル名が変わっていたファイルがあったのでそれかと思い、ごみ箱から元に戻すにして
戻してみたが、どこに戻ったのかファイルを探しても見つからない。完全に消えてしまったのかどこかに格納されているのか
もう探せなかった。

レシートを10日分くらいまとめて入力しているのでもう2度とやりたくないし、献立のシートもあるのでもう思い出せない。
いつもまとめてつけて頭の体操をしているのだけど・・
プログラムのところかどこかにあるだろうと思ってテンポラリーのところなど探したが見つからない。
サポートしてもらっているソフマップに探してもらうことを思いつき、電話すると翌日なら対応してくれるとのことだった。
翌日(昨日)電話がかかってきて一度も保存していないファイルならもう完全に消えたかもと電話の向こうの声だったが
ファイル名も定かでないファイルを遠隔操作で探して裏の方からやっと見つけだされた。普通ドキュメントのホルダーに
あるはずということだったが。
とにかく大感謝して終了。これからはちゃんと終了して開きっぱなしにしないようにしようという教訓。


その3)
午後3時からは元同僚のイタリアン・バールで50年ぶりのクラス会の打ち合わせ。この前会ったのいつだったかしらと全く
時の経つ感覚が麻痺。そして、美術の先生とお会いして、全く50年を簡単に飛び越えました。
友人は最近習い始めた絵のスケッチブックを持ってきて先生に見てもらっていました。正確にでも何を表現したいのか
わかるデッサンと色彩画。彼女はピアノの調律をしているけれど何か吹っ切れたように生き生きと大変な仕事をしている日々だけど
(おとといも学校のピアノの調律をして3時間かけて車を運転して帰ってきたということだった。子ども園にも先週末調律師が来て
何台も調律していたけど、夏休みは忙しいのね。)英会話も今習っているとのことだった。
Aちゃんはいつまでも変わらないほんわかした包容力の持ち主。私が持って行った卒業の時のサイン帳を見入っていました。

先生にどうして美術をやるようになったかの質問をして、いろいろお話を伺いました。クラス会の打ち合わせというより
まさにミニクラス会でした。先生は大学の教授を辞められて今年から同じ大学の通信教育のお手伝いをしていて
夏休みのスクーリングがやっと終わったところだということでした。府中の学校で教えたときから
競馬場で馬の絵を描いて、今では「優駿(ゆうしゅん)」という日本中央競馬会 の機関広報誌の古井由吉氏のエッセイの
挿絵を毎月描いているとのことです。






アペリティーボのセット。今月中はスプマンテもおまけでした。




夏の午後にふさわしいサラッとした白。








冷えたフランもおいしかった。(イタリアの冷たい茶碗蒸し。フレッシュなバジルがおいしかった。)


フェリチッシミを出てから昔ながらの珈琲屋さんでコーヒーを飲んで、また話が弾みました。
みんな違うけれど何か繋がるところがあるのよね。

家の最寄駅に着いて帰路につくとき、軽いふらつきを覚えた。それは旅行から帰ってきた時のようでもあり
50年という長い時間をワープしたような感じ。



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日本民芸館で沖縄の工芸を見る ・・・ crafts of Okinawa

2016-08-12 23:53:43 | my favorite





表参道に行った前の日は仕事の後で、オフの娘と日本民藝館へ沖縄の工芸を見に行きました。
沖縄の染織。独特の色合わせと絣の模様に端切れでもいとおしくなってしまいます。
紅型の色もかなり落ち着いています。子どもの衣装もずいぶんありました。












この日はラッキーなことに柳宗悦の住まいである西館も見ることができました。民藝館の写真は私の
スマホのバッテリ切れでSのスマホで撮ってもらいました。中に入ると玄関の浜田庄司の大きな絵皿が
存在感がありましたが、他の絵皿などは飾ってありませんでした。家具が当時のまま配置されていました。



ランチは地元で四川料理のお店でこの日がまたラッキーでワンコインランチ。
お客さんのほとんどが中国人という本場のお店でした。仕事の後だったので、2時前にギリギリ滑り込んで
食事してから駒場に向かいました。


駒場は緑深く、蝉が一生懸命鳴いていて遠い日の夏を思い出すような・・


* * * * * * * * *




昨日は表参道から帰ってから、生協の野菜ボックスに入っていた葉生姜を甘酢に漬けて
今日のブリの照り焼きに添えました。




昨日の収穫。お味噌とブルーベリー。皆川さんのお姉さんが岩手で作っているとか・・
とにかく手作りの味噌をいただくようになってからお味噌を買えなくなりました。
手作りの味噌はほっとするように甘くやさしい味。

ブルーベリーも生で食べてもおいしかったけど、ほとんどジャムにします。




本日のデザート。今年初めての梨と。


明日は50年ぶりの玉手箱を開けてどんな世界が見えるのかしら?



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皆川明さんに会った ・・・ at minä perhonen "Call"

2016-08-11 23:56:52 | people
最初にミナ ペルホネンという名前を聞いたときに
北欧のデザイナーかと思っていました。ミナ ペルホネンというのは
私の蝶々という意味だとか・・
ときどき朝日新聞の挿絵にテキスタイルが載っていて
これで帯を作ったら素敵だろうと思ったりしていましたが
白金のお店には入りづらくて、入ったことはありませんでした。

先日朝日新聞の(一語一会)「ミナペルホネン」デザイナー・皆川明さん 祖母からの言葉を読んで、
青山のスパイラルに雑貨や食料も含んだショップを7月に開設したことを知りました。

いつもカットに行くお店は表参道から外苑前に行く途中を少し入ったところにあり、
今日伸びてはねてきた髪をカットするために出かけて、帰りにスパイラルに寄ってみるという計画にしました。

今では白金のお店も代官山に引っ越していたことを今日知りました。




お店の名前はCall
エレベーターで5階まで上がると目の前に緑が広がります。




帰りに写真を撮ってもいいかどうかお聞きしたら、お客様を配慮していただければOKとの返事をいただき、
少し写真を撮らせてもらいました。スマホですが・・ テキスタイルの部屋と食品のところは撮れませんでした。

朝一番のカットだったので、スパイラルに着いた時はまだ開店前。
開店と同時に入るとほとんどの人は5階へ。そしてそのままあかるいカフェに入って行ったので
私もちょうどいいとついて行き流れに乗って少し早目のランチ。



モスクのような丸い天井はミナペルホネンのテキスタイル。






緑に囲まれていて、気持ちがいいながめです。喉も乾いていたので休憩しないではいられません。











白いスープは焼き茄子と塩豆腐。 固いライ麦?パンとコーヒーで。おまけは紫キャベツのコールスロー。





ゆっくりと休憩していたら、お店を見回っている皆川さんを発見しました。


お店を見ていくと私の一番の興味はテキスタイルだったけれど、そのお部屋の大きなテーブルで
皆川さんがトレイの裏に絵を描いてくれていました。お誕生日のプレゼントにするということで
その人はがんで闘病生活を送っているので、元気を出してほしいという願いを込めてとお客さんは
言っていました。他にもお客さんの求めに応じて裏に絵を描いていました。
デザイナーというより、アーティスト、画家ですね。とても生き生きと楽しい絵がどんどんできて
いました。店員さんもここに見えること自体が初めてで、描いている姿は初めて見たと
話していました。私も誕生日はまだだし、今度行く時にいらっしゃることを願うしかないですね。
お味噌とブルーベリーだけ買いました。

皆川さんが何か自然に話しかけてきてくださって、朝日新聞のカットの話しや、帯の話しをしたら、
志村ふくみさんが最近帯を3本作ったという話をされました。何しろ幅のある布です。普通に売っているもの
ではなくコレクションからお分けしたらしい。今売っている布は麻の入っているものとか夏用のものです。

私のバックをほめてくださり、ヨーガンレールのものだと答えると、ヨーガンレールとは一緒に仕事を
されていたことを話してくれました。ヨーガンレールの赤いお米も売っていました。バックは亡くなられる
少し前に買ったものでした。あのバックは夏にだけ使っているのですが、ほめられたことはないのですが、
見る人が見ると作り方の大変さとかわかるのだと思いました。

































トイレです。







中の絵がかわいいと店員さんが教えてくれました。













黒のトップスに白いパンツの皆川さん。とても優しい話し方で、織の説明とかしてくださいました。

こちらのお客さんはイタリア語を話していました。地方からとか海外から来ている人も他にもいました。



まるでちいさな美術館にでも来ているようで楽しかったです。
本来はカットの後はBunkamuraでピーター・ラビット展を見る予定でしたが、
これだけでもう十分という感じで、渋谷駅に出て、Loftでやっていた「しろといろ」だけ
立ち寄って帰りました。















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音楽の楽しみ ・・・ gift from heaven

2016-08-07 22:08:59 | music
寝る前に聴くレオン・フライシャーのバッハがすごくいい。
重くなりすぎず、ピュアな感じがする音楽。

ファビオ・ルイジがまたサイトウキネンではなく小澤フェスティバルでマーラーを振る。
行けなかったけど、まさかまた来るなんてコンサートホールの前でもらうチラシに目を通して
みるのだった。捨てようと整理したときに発見。チケットも販売と同時に売り切れる松本の
フェスティバル。

昨日は娘のピアノの先生からサロンコンサートの案内をいただいていて行くつもりだったけれど
当日まで少し迷っていたものでした。







バロックにあまり詳しくなく知らない世界ですが、フィッツウイリアムのコレクションの中にあった楽譜が
印刷技術とともに広まった、当時の世界を旅することにしました。



プログラムの上の絵はフェルメールの絵で、ヴァージナルがすごく正確に描かれていて、
そのヴァージナルには「音楽は喜びの伴侶、悲しみの薬」と銘文が記されている。







しかしこのチェンバロの音は聴くたびに好きなる、すっきりとした響き。
超有名なアンソロジーのコンサートとなっていましたが、時代を追って音楽表現が変わって行き、
装飾がありすぎれば、またシンプルになるという流れも良くわかりました。
説明を聞いてわかりやすいのですがカルチャースクールのようになってしまいがちです。
説明と演奏の兼ね合いがちょうどよく、曲に感動するコンサートになっていました。
最近、この少ない人数で聞くコンサートに行くことが重なり、聴いている人たちとのつながりも
感じられるようないい雰囲気です。音楽をゆったりと楽しむことができ、昔のサロンコンサートは
こんな感じだったのかなと思います。他はジャズとかブルースやシャンソンのライブとなって
しまうのですが、大きなホールよりこういう形式の方が好きになってきつつあります。

後から知れば、バードもファーナビ―もダウランドや、ギボンズも有名な作曲家ですが、
ファーナビーの古風なスパニョレッタはレズピーギがあの有名なローマの松で
盗作して元が脚光を浴びたというものでした。

先生はバロックにすっかりはまってしまっていますが、ギボンズはピアノでもレパートリーだったとのことで、
グレン・グールドもよく演奏していたと話していました。楽器がピアノだと感じが違ってちょっと現代的な
感じがするということでした。

バロックの曲は変奏曲がほとんどで、音を伸ばすことができない楽器なので装飾音で長さを表現したとのこと。
バードの「庭は緑に溢れて」ファーナビーのトイ(慰め)とダウランドやギボンズがすごくよかったです。
ピアソンは自然を描写して、フィリップスは超絶技法で音楽性を高めています。
ダウランドのラクリメとかは楽譜がないので、聴いて楽譜を起こして、それから自分流に編曲したとのことでした。
辻井君とかは楽譜がなくて聴くだけで音が体の中に入っているから本当にすごいとしか言いようがないですよね。

最後に次回予告のバッハとフランスもので前回のクープランのブロンクロシェ氏を偲んでという曲を弾いてくださり、
イギリス物との違いが際立ちました。フランスはやっぱり、鮮やかな感じがして、バッハは暖かい感じがする。
イギリスのものは少しケルトが入っていて、神秘的な感じもあります。バロックというと音が並んで移動していく感じが
しますが、音楽は本当に多彩です。弾く人が命を与えます。

次回のドイツ編、バッハ、ヘンデル、フレスコバルディ、パッフェルベルなども楽しみになってきました。





FBに載せたいから写真を撮らせてほしいという方がいたので、演奏会終了後に便乗して写真を撮らせてもらいました。




ミニヨンの喫茶室。




グールドの写真が。


帰ってからグールドのバードやギボンズを聴きました。
そのピュアなシンプルさの世界にひかれます。
ゴールドベルグ変奏曲や間奏曲集は何十年も前にブレークして、友人たちもレコードを
持っていましたが、私はだいぶたってから、イギリス組曲とモーツアルトのソナタを
買っただけでしたが。今頃全く遅すぎですが、本当に素晴らしい演奏家だったのだと思います。














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