Reflections

時のかけらたち

和食の世界 ・・・ world of Japanese cuisine

2014-07-31 22:14:11 | dish
7月の星岡日本料理研究所。7月16日(水)



床の間にお花はなく、掛け軸がどことなく涼やかでした。
このお部屋でいつも講習後に料理をいただいています。

8月の講習会は1日を選んだので、あわててレビューです。
今日が7月最後の一日。蝉が思いっきり鳴いている季節の真っただ中。





この日の献立は
向附 鯵のたたき作り
煮物 茄子の丸焼き
   いか白煮 里芋煮
揚げ物 天婦羅 海老 紋甲いか しその葉
小鉢 れんこん胡麻ネーズかけ
ご飯 そばだしかけ
甘味 くずきり













鯵のたたきもサラダ感覚でいただけそうですね。
以前鯵の一塩というので塩で少ししめたお刺身もおいしかった。











茄子に縦に包丁を入れるときはどう持って入れるかとか
包丁づかいが面白いです。
日本料理は繊細です。私みたいにすべての料理をペティナイフ一つで作る人には難しい。
いかに自分がおおざっぱかよくわかります。

今回はいかのさばき方、海老の下ごしらえなど勉強になりました。
家庭での天ぷらの揚げ方など。




クズきりが簡単にできるので驚きでした。
参加者も外で食べると高いのにこんなに簡単なのと
値段の根拠がわからないといった感じです。





こちらは翌日、何年振りに会った友人と「菊うら」に行った時のお料理です。



今回はラッキーなことにカウンターでなくテーブル席に案内してもらえました。






友人ははもが入っていたので喜んでいました。





夏らしい色合いのご膳です。
これで1,850円はものすごくお値打ちです。
友人からはコレド室町にある天ぷら屋さんがいいとおすすめがありました。


そのあと、コーヒーを飲みに新宿方面に行ってお茶をして話しました。
彼女は信仰を持ったと話してくれました。
私の結婚式の時、聖書を読んでくれた人です。

話していると何十年前に戻れるから不思議です。
誘ったもう一人の友人は今腰椎を痛めて外出できないとのことでした。
お母様の面倒も一人で見ているのに大変だと思いました。

またいつの日かおいしい食事を囲んでおしゃべりを
したいですね。
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ネットワークの時代 ・・・ net work era

2014-07-30 23:53:59 | a day in the life


今日は大学病院に家での簡易検査の機器を戻してから
申し込んでいた生涯現役セミナーに年金や社会保険のことを聞きに
出かけました。1時から5時までびっしりで疲れました。
最後は個別相談とグループディスカッションがありますが、多くの男性が
60歳で退職しているのには驚きました。しかし皆さん退職したら
高血圧が直ってきたとか、とてもすっきりした顔をして
いかに仕事をしていた時はストレスフルだったかと思いました。
しかしながら年金だけでは暮らせない今後。
これからのライフプランを組み立てないといけません。
どうもいつも対象が男性で妻有というのがモデルになっていて
こういうところでも男性社会です。

会場は府中のクロスウェーブ府中というところで東芝の近くに
ありましたが、最近はこういう立派な施設が増えていますね。
ちょっと不便なところにあるけれど・・
そういえば昔NOVAの先生が府中は刑務所と競輪場があるけれど
豊かな市だと言っていたことを思い出しました。
先日アマチュア合唱団を聞きに行った文京シヴィックホールも
立派で驚きました。




昨日は大学病院で家での簡易検査機器を持ち帰りのため出かけました。
ここの病院は病院の隅々まで長い間主人と通った思い出があり、
行くとつらいものがありますが、予防とかそういうケアにも向き合っていて
いい病院だと思います。

最近すっかり変わって入口の前の古い建物はなくなり、駐車場が立体になり、
そして高い塔もできています。スタバも入っていてそこで
コーヒーを飲んで次の目的地錦糸町に向かいました。













スカイツリーがきれいに見えるところでしたが、みんな東京タワー派だったのには笑っちゃいました。


最近お腹周りがとみに太ってきて何段バラ?なんて言う状態で夏になってもワンピースも着れません。
どうしても下着で補正しなければならなくなり、職場でネットで探しているのだけどと聞いてみたら
教えていただいた下着の代理店に行くことになりました。自宅でやっていらして
錦糸町とのことでした。すみだトリフォニーホールに行ったことがあるだけで
行かない方面です。
試着させていただいたら、お肉がはみ出ないですごくいい感じで嬉しくなりました。
それできつくないのです。ちょうどいいサイズを予約して帰りました。
店舗がない販売方法なのでちょっと気にはなるのですがネットワークビジネスというそうです。
ものがいいのでこの方法でしか手に入れるしかありません。
女性の味方という感じですが、男性のものもありキムタクが使っていると話したら
売り切れたとか・・・
紹介してくれた方がバリバリのキャリアウーマンで私より1歳下なだけですが
ああやって頑張っている人もいるのだと刺激になりました。
お訪ねしたお宅も痴呆のお母様の世話をしながら仕事をされているとのことでした。
それでも皆さんサバサバしてとても素敵でした。

そういえばこの前NHKでやっていた認知症の特集すごかったですね。
フランスからきたユマニチュード、他認知症の進行を遅らす方法とか・・
どんなときにも目を見て人間として接することが大切なのですね。
イギリスの取り組みも徹底していたし。


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私の宝物 ・・・ my treasure

2014-07-29 23:51:52 | books
7月3日にメモってそのままにしていたけれどこれから読みなおしたり
読む本のためにブログにそのままあげてみることにしました。
未完成支離滅裂メモ。




辻邦生の「海辺の墓地から」を
探していて、いろいろな本を見て
大切な本たちを思い出しました。
今パラってめくってみても今でも
全く色あせていない文章でした。
今まで忙しくて読書もほとんどしていなかったので
これから読み直しや、読めなかった本を
読めたらと思っています。


学生時代に読んだ本たち

ジャン・アヌイ アンチゴーヌ
シモーヌ・ヴェイユ、神谷美恵子、M.ブーバー、森 有正 などを
読んでいた大人になりかけの頃・・・
中でも神谷美恵子の「生きがいについて」と「人間をみつめて」、
ブーバーの「孤独と愛」(「我と汝」ではなかったのね)を
読んで生きることについてなにかつかめたと思った。



辻邦生 海辺の墓地から
高田博厚 フランスから
D.H.ロレンス エトルリアの遺跡

メアリ・ラヴィン 砂の城


サンテクジュペリ 人間の土地
 私の大好きな本ベスト5には入る本



エミリ・デッキンソン
ワーズワース,アポリネール などの詩集
C.S.ルイス 4つの愛 Four Loves
 

ウォルト・ホイットマン 草の葉 ・・1年かけて文献も集めて、最後は八王子セミナーハウス、夏は軽井沢で
ホイットマンを読んで卒論にしました。

H.D.ソロー ウォールデン ・・読みやすい日本語訳が出てとても新鮮でした。何か私のバイブル的な書。

ジョン・アップダイク・・短編の言葉遣いにセンスの良さを感じました。

J.D.サリンジャー・・・「ライ麦畑で捕まえて」はベストセラーでしたが、私は「フラニーとゾーイ」が好きでした。

S.フィッツジェラルド 村上春樹の訳でマイ ロスト シティ 村上春樹の本はあんなに評判になっているのに翻訳しか読んだことが
ない私。でも素晴らしい日本語訳でした。


センス・オブ・ワンダー
 レーチェル・カーソン

シェイクスピア 
真夏の夜の夢
 イギリスのロイヤル・シェークスピア・カンパニー、ピーター・ブルックの演出で斬新な真夏の夜の夢
を日本語で読んでから、舞台を見に行きました。学生時代だったと思うけど。
不思議なことにほとんど全部ヒアリングできました。
見終わってから英語で読みました。たしかこんなだった思う。

テンペスト
 遺作で最後のセリフがかっこよくて大好き。主人とテアトル銀座のあったところの
劇場にやはりピーター・ブルック演出で見に行ったことがありました。


ベニスの商人
 子供のころはばかばかしい話と思っていましたが、宝石のように素晴らしい言葉が
ちりばめられています。

ドストエフスキー
カラマーゾフの兄弟
 高校の頃いっきに読んだのが中央公論社からでていた世界の文学の
カラマーゾフの兄弟でした。
他にこの頃いっき読みしたのはエミリー・ブロンテの「嵐が丘」


リルケ
マルテの手記
 フランスにあこがれてその空気の中、私も漂った学生時代。
森有正や辻邦生の影響も強かったかも。

トーマス・マン
ベニスに死す
ヴィスコンティの映画が先だったか、本が先だったか覚えていない。





中学時代
ヘルマン・ヘッセ
アンドレ・ジイド

他夢中になったのは世界史の本。
小学生のころは偕成社から出していた地球の歴史とか
もっと古い時代が興味の的でした。
小学校6年の時に時間と空間の永遠とは何かみたいな
こと考えていました。

芥川
漱石
太宰など

万葉集
徒然草
枕草子

大学受験の時に勝手に受験勉強と称して枕草子1冊と熊のぷーさんをペンギンブックスで
買って読んでいました。
日本の詩歌が大好きになったのは高校時代の国語教師安西先生によるものです。
一人、1件の発表は楽しかった。


須賀敦子 ミラノ・霧の風景、時のかけらたち

一茎有情 ・・宇佐見英治・志村ふくみ対談集
       職場の先輩のお父様でサンテクジュペリの翻訳などもされている
       宇佐見英治と作品が気に入っている染色織作家の志村ふくみの対談。

スザンナ・タマーロ 新たな一歩を踏み出すために

藤原章生 絵葉書にされた少年 ・・・図書館から借りて読みましたが、目からうろこのような本でした。
                  この本は私の本棚にはなかった。 
 他に図書館から借りてとてもよかったのは
  失聴 豊かな世界の発見  ハンナ・メーカ
  ポール・ケリンガーの「鳥の渡りを調べてみたら」は最後まで読めなかった。                               


                                                                                                                                                                                                           
ホセ・カレーラス自伝
井上靖 化石
アンリ・カルティエ・ブレッソン
こころの眼

海からの贈り物 リンドバーグ




歎異抄
 高校時代聖書研究会で「出家とその弟子」を読んだりしたけど
歎異抄もそのころかな。その後の交換ノートで「星の王子さま」が
出てきました。今ほどポピュラーではない時代です。
英語の副読本で出てきました。大学ではフランス語で星の王子さまを
授業で読みました。

パスカル パンセ
授業ではデカルトの方法序説をやりましたが
自分ではパンセを後から読みました。

カリール・ジブラーン詩集(神谷美恵子訳)

かくれ里 白洲正子
 就職して2年で辞めることになり、記念品として白洲正子のかくれ里を買いました。
その後の奈良旅行で、和辻哲郎や東山魁夷の「唐招提寺への道」、矢内原伊作の「古寺思索の旅」
とともに旅行に行く前のテキストとなりました。私の初めての一人旅は奈良でした。航空地図を片手に
飛鳥もまわりました。


そうそう宝物はあとは集めた絵本たち。



単なるメモ
読みたくて読めなかった本
プルースト  失われた時を求めて
フランクル 夜と霧
ロマン・ローラン 魅せられたる魂。
三島 近代能楽集
スザンナ・タマーロ こころのおもむくままに

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夏の始まりの上野散歩 3 ・・・ walking around Ueno in early summer 3

2014-07-28 22:30:34 | seasons
今年は不忍池で蓮の花を見ることができました。
ちょうど咲いているときに来るのは初めてです。
昨年は小石川後楽園に行った時にちょうど咲いていました。
蓮の花と葉っぱの線がすごく好きです。
仏様の花になるだけ、おおらかな感じがゆったりとして
いい感じです。







































*





























































疲れたのでお茶でもして帰りたかったのですが、「みはし」は行列ができていたので、あきらめて帰ろうかと思ったら
エキナカに「みはし」があって並んだらすぐ入れたのでラッキーでした。
展覧会のチケットがあるとサービスしてくれるとの案内があり、ソフトクリームをトッピングしてもらいました。



July 20   2014   Ueno




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夏の始まりの上野散歩 2 ・・・ walking around Ueno in early summer 2

2014-07-27 23:34:26 | wonderland
夏の日陰の紫陽花




紫陽花が取り残されたように日陰に咲いていました。
梅雨が明けそうな日差しの強い日・・・













































紫陽花を見ていたら、なんだかかわいそうになってきた。
薄れゆく記憶の中でまどろんでいるように思えて。














不忍池の方に降りて行きます。


Jyly 20  2014  Ueno



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夏の一日 ・・・  a day in hot summer

2014-07-26 23:54:37 | a day in the life
上野歩きを中断して昨日のブログを。
その前に上野で買った和菓子とその日の簡単夕食だけ載せます。




桃林堂の水ようかんを買ってきて、家でお抹茶を点てて
いただきました。パッケージがおしゃれで、お菓子もおいしかったです。
すでにスイカのお菓子は売り切れていましたが、お茶菓子としても高かったです。




夜は簡単エスニック。ガパオをナツメグを入れるとそれらしくなるとTVの余った
スパイスを使う方法で見て、真似しました。
今日もゆず胡椒とマヨネーズのディップとか、はちみつと粒マスタードと牛乳とたしかみじん切りの玉ねぎを
和えてソースにするなんていうのを見ました。ハニーマスタードソースというのはどこかで聞いたことがあります。




7月25日

昨日は仕事がオフの日。オフでもいろいろ用事が入ったりして、週休2日は取りたい感じ。
前回一日家にいた時は書類と台所の片づけにはまりました。
昨日は午前中は家にいたので、久しぶりにジャム作り。以前は作ると母のところに
持って行っていました。母が亡くなってから8月で3年たちます。むくげが雨に打たれていて
ひまわりの名残があった季節です。




ブルーベリージャムは一番簡単なジャムです。
いつも思うのだけれど、どのくらい煮詰めようかと迷っていて
火を止めると、急にとろみがついちゃうのよね。サラサラでも大丈夫そう・・





あとは定番のババロアをたくさん作って冷やしました。生クリームがだめになってしまいそうなので。
初めて泡立てにハンドミキサーを使ったけど便利ですね。ミルクセーキを使ったり、この前はヴィシソワーズを
作るのに使ったけれど・・
他にナッツを砕くのもいいかもしれませんね。いつも人参サラダの上に乗せるピーナッツのみじん切りを
コツコツ包丁で切っていました。


たまにはブルーを撮ろうと近寄ってきたところをパチリ。






見返りネコ




おーい テーブルの下にかくれないの!









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午後は街でポスターを見たら急に行きたくなったデュフィ展を見に
Bunkamuraまで。あそこは不思議なことにデパートは閑散としているのに
Bunkamuraの方はいつもにぎわっている。




時代を追ったかなり大がかりなコレクションになっていました。
あの軽快な線の動きのあるデュフィだけではありません。
キュービズムっぽいのから版画、テキスタイルまでありました。


    

初期のマルケ風のも素敵で、特に色合いは目が洗われるようにきれいでした。


他いろいろ今まで見た絵もありました。今回初めてシャガールを連想しました。
自由な発想です。
この線画はピカソも一時このような描き方をして子供の絵などすごくよかったと思い出しました。

今回の展覧会を見て、私の友人がはまるのもよくわかりました。もしかして一番好きな画家ではないかと
思いました。


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夜は娘と待ち合わせて阿佐ヶ谷イズミルでトルコ料理を食べることにしていました。
以前にもブログに載せていたのですが職場の人たちと行ったのでSは知らなかったので
一緒に行くことに。



Sのスマホで撮ってもらいました。

シェフの女性が写っていました。この日はなぜか下にアルバイト募集の看板が出ていて
応募の電話がかかったり、またトルコ語が行きかって、女主人のシェフがうるさくて
ごめんなさいねと謝りに来ました。急にやめられて大変なところだったでしょうに
とても温かい雰囲気がしました。




ゴマのパンはエキメキと言ってとてもおいしいの。





ヒヨコマメのペーストがとてもおいしかった記憶があり注文しました。エキメキにぬって食べます。
人参のサラダもチーズとヨーグルトで和えてあるのかとてもいい味です。
自分でも作リたくなります。他に茄子とかもメニューにはありました。










チーズを巻いた春巻き。





ビーフのケバブです。本当はヨーグルトソースとチーズをかけたのが食べたかったのですが
二人だと量が多いとのことで普通のにしました。





もうちょっといけそうだというので、前菜からドルマ。
トマトにくるまれたライスと松の実。冷たくてとてもおいしかった。



スマホより


チャイがこんなにかっこいいのよ!







最後にヒツジプードルがSのスマホにあったので
送ってもらいました。










おやすみ


July 25  2014  
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夏の始まりの上野散歩 ・・・ walking around Ueno in early summer

2014-07-24 23:13:40 | seasons
上野の国立博物館で故宮美術院展を見た後に
ぶらっと上野界隈の散歩。
最近行っていないので、ちょっと土地勘くるってしまい
桜木の方へ行って、イナムラショウゾウに行く途中の
和菓子屋さんが桃林堂だったかなと思ったら
違っていて元へ。そういえばここから根津まで歩いて
行ったこともあったっけ。お寺の裏をくぐりぬけるのよね・・なんて
暑い中いろいろめぐらしながら歩きました。




























夏の花が咲いていました。












まだ中には入ったことがない国際子ども図書館。安藤忠雄の設計で改修された建物の中に
今度は入ってゆっくりと過ごしてみたいところ。
















再び夏の花たち。








季節に取り残された紫陽花が暑い日差しを受けていました。





芸大の前の桃林堂に行き当たりました。




生水ようかんを買って帰りました。中でもお抹茶がいただけますが
家に帰ってお抹茶を点てることに。




芸大のすてきなコラボ
















国立博物館に行く途中も虫取りをしている親子や、抱きかかえて子供に木の葉っぱを
触らせているお母さんや、ベンチで語らう人たちがいて、朝の公園っていいなと思いました。
朝は博物館への道を急いだので写真を撮ることができず、帰りに撮りました。













一緒にでかけた娘は私と違って徹底的に東洋趣味。京都・奈良や仏像が大好き。





こんなのもおもしろそう・・
















また夏の花に出会いました。





これは芙蓉?
芙蓉とむくげと立葵の区別が難しい・・・















July 20  2014  Ueno
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岡村昭彦展とフィオナ・タン展レセプションへ ・・・ Akihiko Okamura and Fiona Tan

2014-07-22 22:51:08 | art




奥行きのある写真
両方ともにそれを感じました。
フィオナ ルーツを探る。
アイデンティティの追及とも。








写真というより映像なので見るのに時間がかかります。
カメラやゆっくりと被写体を回って写していったり、静かな時間です。
額の中の絵が静かに回転していくような「プロヴィナンス」




フィオナ・タン写真展「まなざしの詩学」より
写真はARTcollectors’in Asia から


岡村昭彦の写真としての美しさ。報道カメラではなく写真自体が
素晴らしいです。
記憶が混ざり合って、沢田教一や一ノ瀬泰造などの報道カメラマンを思い出しました。



生きること死ぬことのすべて

人間としての崇高さ。尊厳も感じたという岡村。
土に帰ろうとする人間の崇高さ。写真からは岡村自体も
死とギリギリのところで活動していたことがわかる。

祖母が亡くなった時、庭の蟻んこを見て、土から生まれたものは土に
返そうと思ったことを思い出しました。
それはあきらめでもなく、そういう運命を受け入れるというだけ。
神様からもらったものは神様にお返しする そんな感じかもしれません。

週末から圧倒され続けた数日でした。


岡村の作品集からスキャンしてみました。



ベトナム




ベルファスト




エチオピア




ドミニカ




エチオピア




ラフカディオ・ハーンを追ってたどり着いた島根原子力発電所


植民地が一つのキーワード。
ベトナム、ラオス、北アイルランドと紛争があった私たちの時代。
世界のどこかと意識が繋がっていた時代もあった。
今そして再びロシア、パレスチナといつまでも続く紛争。






July 19  2014  Yebis


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時空を超えて ・・・ beyond space and time

2014-07-20 23:59:06 | art
昨日の岡村昭彦とフィオナ・タンの衝撃がまだ残っていて
まだ余韻とリフレクションにひたっていたいのに
ちょうどSが上野に行く用事があるため、それを生かして、以前から二人とも
行きたかった故宮美術院展に行きました。7月7日にヒスイの白菜が最終日で、
その日に気が付いたのですが、無理していくことができず断念しました。
青磁とか他にも素晴らしいものばかりですから。





それでもこんなにすごい展覧会とは思いませんでした。スケールが大きいです。
紀元前1900年から19世紀まで。作品数も多く見ごたえがあります。
私は結構宋時代の焼き物や書が好きだと思いました。
素晴らしさに圧倒されるのですが、その時代の流れが一度にやってきて
疲れました。もう一度ゆっくり行ってみたいくらいです。

民族が変わっても皇帝たちがこの宝を大切に伝えてきたことに
驚きます。そして戦火の中疎開させたり、本土から台湾まで運んだりして
守ってきたものです。

見終わった後は、不忍池に蓮が咲いていないかしらと思い、上野を
芸大のあたりから不忍池まで散歩をしました。





July 20  2014  Ueno


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日本のファンタジー作家 ・・・・ world of Naoko Uehashi

2014-07-19 23:53:41 | books
珍しくTVをつけていて、こんな作家がいてしかも国際アンデルセン賞を取っていたのに
全く気が付かなかった作家の紹介に引き付けられました。


特報首都圏(7月18日)
大人を魅了する“児童文学”
~作家・上橋菜穂子の世界~


                      



「今、大人が熱中するファンタジー小説で注目を集める、作家の上橋菜穂子さん。
ことし、児童文学のノーベル賞「国際アンデルセン賞」の作家賞に、日本人として
史上2人目の栄冠に輝いた。
代表作「守り人シリーズ」をはじめ、上橋さんの作品の魅力は、ファンタジーで
あるにも関わらず、徹底して追求された描写の“リアリズム”。
そして作品の中で描かれる“多様な価値観”だ。
こだわりは、善と悪が明確に分けられない複雑な世界で、一つの視点に固執せず、
柔軟に生きようとする人々を描くこと。
その主人公たちの姿に、大人の読者たちが「現実社会を生き抜くヒントがある」と
共感を寄せている。
番組では、上橋さんが描き出す世界の魅力、そして何が大人たちの心を捉えて
いるのか、作品に込められた思いなど、単独インタビューで迫る。」


ファンタジーではC.S.ルイスのナルニア国物語が大好きでしたが、
今はやりのハリーポッターとかには全く興味がありませんでした。
この人のインタビューを見て、とても興味を覚えました。
彼女は文化人類学を勉強していて、アボリジニーに会ったとき、
その女性の言葉で目からうろこのような感じだったらしい。
今の彼女を作った言葉とでも言おうか・・ 
それは弾圧した相手に対しても文化の違いを尊重した言葉だった。
違いを認める、他者を認めるということは、とても大切なこと。


今週は月曜のハローワーク認定、火曜日仕事、水曜日懐石料理講習会
木曜 仕事と終了後のヨガ、金曜日久々に友人に会い、土曜日は
写真美術館に岡村昭彦展とフィオナ・タン展のオープニングに出かけました。
その写真の奥行きと写真としての素晴らしさに驚きました。
写真美術館に行く前午後にマンション探検ツアーで日頃見れないところを見て回りました。
どれも中身が濃くて衝撃的ですぐ書くことができません。
少しずつ、しかも印象が薄れないうちに書いて行きたいと思います。



July 19 2014




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