Reflections

時のかけらたち

スコット・ウォーカー再び ・・・ Scott Walker again

2017-01-31 23:56:33 | music
なんだか、すっかりスコット・ウォーカーにはまってしまった。
昨日は裏高尾ハイキングとスコット・ウォーカーの検索をして音楽をかけながら家事を
して改めて偉大さというか驚きがありました。
今ではなかなかいない歌手そのbaritone voice の素晴らしいこと。
ブライアン・イーノやデビット・ボウイとも親交があったらしい。数年前はあまり
ネットに載っていなかったようだけど今結構の曲がアップされていて、聴くことができるのは
喜ばしいこと。

曲の下にいろいろなコメントがありました。

There's music and then there's something deeper. Beyond melody, arrangements, rhythm, voices,
instruments and lyrics. Where you're just alone w/ the truth. It's brutal. It's beautiful.
Scott Walker takes me there.

Still fantastic; 50 years on.

Amazing voices, not manufactured just pure deep quality, effortless





グループを組んでいたジョンは数年前に他界したことがどこかに載っていた。
いまだに健在なストーンズなどの時代に活躍したウォーカーズ・ブラザース。
Scottはずっと音楽の世界で生き続けていたのですね。





高校生の頃、武道館でのコンサートがあり、初めて行ったロックのコンサートがウォーカー・ブラザース
でした。あのころは聴いている方も絶叫っていう感じだった。ゴールデン・カップスを新宿ACBに
聴きに行ってなぜかちょっとした不良気分。彼らのブルースがすごく好きだった。
二度目の武道館は就職してからのキース・ジャレット。

クラシック・コンサートに行けるようになったのは大学生になってアルバイトをしたり、
就職してからだった。英文毎日でアルバイトしていた頃は、アルバイト仲間にナベサダとジャズに
連れて行ってもらったり、読響のコンサートに行ったりしていた。たぶんロストロポーヴィッチが
初めて行ったコンサート。ドヴォルザークのチェロコンツェルト。私の大好きな曲。
そのころはピアノかチェロが好きで安田謙一郎と井上直幸が日本人では好きなアーティストで
館野泉も聴きに行ったりしていた。

海外からの演奏家も聴きに行けるようになり、カラヤンのベルリン・フィルの田園や
カール・ベーム、ウィーンフィルのブラームスやストラヴィンスキーなど忘れられないコンサートが。
ポリーニの日本で初めてのコンサートや、エッシェンバッハ、アシュケナージ、ミッシェル・ベロフ
ジャン・フィリップ・コラール、ラド―・ルプーなど聴きに行ったのを思い出します。

バレエにもすごくはまって、最初に見たボリショイ・バレエ、ナタリア・ベスメルトノワの
「ロミオとジュリエット」、「白鳥の湖」は忘れられない素晴らしい舞台でした。
その後ボリショイにはジゼルとか再び白鳥の湖を見に行って、ヌレエフはジゼルを
見たのだったかすごくドラマ性を感じました。
一番夢中になったのがジョルジュ・ドンとベジャールの20世紀バレエ団。衝撃でした。
ジュルジュ・ドンのボレロの手の動きが素晴らしくて。ベジャールの音楽を見える形にする
才能に本当に驚きました。最近は熊川哲也を見たくらいでバレエからもすっかり
遠ざかってしまいました。

私が音楽が好きになったのは父が筑摩書房かどこかで出てた当時ソノシートがついていた
音楽全集みたいなものを買ってくれていたからかも。多分毎月出て解説を見ながら
それを聞くのが楽しみでした。小学生のころ。バッハのG線上のアリアやグリーグのピアノ
協奏曲、カヴァレリア・ルステイカーナの閉幕の歌とか好きでした。
小学校1年の担任の先生から音痴みたいなことを言われた母が私にピアノを
習わせようとして、オルガンを買ってくれた。オルガンではやっぱり無理で
祖父がピアノを買ってくれて練習することができました。

小学校の高学年になるとポピュラー音楽を聴きながら、勉強していました。
高崎一郎がDJをしていてビルボードのトップテンとか、FENとかいろいろ聞いて。
コニー・フランシスとかパット・ブーンとかポール・アンカとか。
ジリオラ・チンクエッティとかボビー・ソロのカンツォーネも好きでした。
アルディラとかも・・

中学生の頃、ウェスト・サイド・ストーリィを映画で見て、すぐサウンドトラックを
買いました。私の初めてのLPレコードはウェストサイドかパット・ブーンのアルバムで
クラシックだと叔父からプレゼントしてもらったドヴォルザークの「新世界」。

英語を習い始めてポピュラーミュージックがとても楽しくなり、カスケードの「悲しき雨音」
とかPPMの「パフ」とかとても好きだった。

高校のときクラブの先輩が音楽が大好きで、よく歌っていて、そのころはボブ・ディラン。
でもフランク・シナトラのAll the Way とかパット・ブーンで聴いたことのある
Because of You を口ずさむこともあった。フォークソングもよく歌ったり聴いたりした時代。
ビートルズも中学の終わりころ出てきたかも。サイモンとガーファンクルが出て、ウェストコーストの
音楽も花開く。ジャニス・ジョプリンやドアーズ、ママス & パパスや ディープ・パーブル。
そんな頃、ウォーカー・ブラザースも出てきてそのルックスと声でたちまちファンなりました。
ルックスというのがミーハーっぽいよね。

大学生にはシャンソンが加わり、葦原英了の午後のシャンソンは楽しみでした。
エルザの瞳という曲が大好きになりましたが、あまりよく覚えていなかったので探して聴いてみました。
ミラボー橋とかも聴いてなぜか涙が出てきた学生時代でした。就職したての頃、田中泯夫人になった先輩にバルバラの
アルバム「不倫」を教えてもらってそのタイトルに驚くような時代でした。バルバラは「ナントの雨」とか好きな曲が結構あります。
それからフランソワーズ・アルディがとても好きになってたくさんテープに取ったり・・・
亡くなった主人もフランス語を勉強していたりして、シャンソンが大好きでアルディやピアフ、ティノ・ロッシなど
古いところも好きでした。イヴ・モンタンもやっぱりすごいとか思っていました。
コンサートに行けたのはムスタキだけだった。銀巴里には1回だけ行ったかすかな記憶が。
学生時代に好きな歌詞を手帳に書いていたけど、岸洋子の「希望」とビートルズのIn my life の2曲。In my life は
ジュディ・コリンズのが好きだった。

ロックはフィルモアの奇跡で私の中では終了。ヘビメタにはついて行けず、ビリー・ジョエルやボス・スキャッグスに。
レッド・ゼッペリンとかの世代でもなく。シカゴくらいまでかも。


結婚した頃はジャニス・イアンもよく聴いていたけど、彼がジャズが好きでチェット・ベイカーとかエラ、クリス・コナーや
阿川泰子のレコードをたくさん持っていて、影響を受けました。

結婚する前に初めて行ったオペラがロイヤルオペラでホセ・カレーラスとアグネス・ヴァルツァのカルメン。
主人の友達がイギリス留学でもたくさんオペラを見ていたらしくオペラ大好きで一緒に行くことにしたけど。
その時主人は具合を悪くして入院したのか主人の姉と3人で行きました。
その後カレーラスは白血病になり、奇跡的に復活し、時間の余裕が持てたここ数年年末に日本でコンサートを
するカレーラスを聴きに行っています。

子どもが小さいころや主人の病気でなかなかコンサートにも行けませんでしたが、主人の今は亡き姉から都民劇場を
誘っていただき、行けるシーズンは申し込み、間が途切れながらもだんだん行けるようになりました。
今では姉もいないけれど、姉の友人とご一緒して世界の演奏家やオーケストラのコンサートを安く聴きに行っています。
自分では選ばないようなコンサートもあるので、いい出会いになることもあります。
私の一番幸せに感じる時間です。時々オペラもあるので「フィガロの結婚」とかもここで見ました。


そしてここ数日はスコットとともに思い出したイアン・ボストリッジのEnglish Songsを聴いて
その美しさを再発見しています。
朝日の夕刊に載っていた時、「冬の旅」について本を出したとのことで「すべての生の意味をこの曲から
学びながら年を重ねてきた。私にとっては常に新しい芸術です」というコメントが紹介されていました。

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春よ来い ・・・ come spring

2017-01-30 23:48:42 | music
この暖かさでもうマンサクも咲きはじめただろうか?
1月19日の新宿御苑ではマンサクやサンシュユのところに行ったけれど
気配もなかった。

ロウバイやソシンロウバイが春を予言していた。19日の新宿御苑をこれから少しずつ
また載せ始めようかと。とりあえず全体感のあるものとメジロちゃんだけ先に
載せています。




御苑の新宿門を入ってすぐ出会うのがロウバイ。いい香りがします。

















































最初に会った鳥がハクセキレイ。一定の距離を保って移動しますが、意外と人懐っこい。



春よ来いというと必ず思い出すのが、Scott Walker の Come Next Spring。
高校の頃夢中になったWalker Bros.と解散してからソロとしてフランスものを中心として
ジャック・ブレル等を歌っていた。今ではレコードなので聴くこともなかったけれどYouTubeはほんとうに
便利で懐かしいあのころのなんとなくせつない思いがよみがえってきた。

「行かないで」とか「暗くなるまで待って」もいいけれど、ジャズナンバーとミッシェル・ルグランを
ピックアップして聴いてみました。あのころのこういう感じの音楽も今でもいい・・これがスタンダードというものかしら。
Scottの声好きだったな~。
最近はもっと暗くBBCのドキュメンタリーなど見るとちょっとシュールだけれど
思わずイアン・ボストリッジを連想した。そうしたらイアン・ボストリッジが夕刊に載っていて
びっくり。英語がきれいそうでイギリスの歌曲のCDを買って、コンサートにも行ったことがある異色の歌手。
確か大学で歴史を専攻して魔女の研究をしてたとそのころ見たことがあった。

古さを感じさせない半世紀前のポピュラーソング。結局最後にはコマーシャリズムを抜け出して
好きなことをやっている現在のScott Walker。デヴィッド・ボウイなどにも影響を与えていたようだ。

















BBCのドキュメンタリーで流れていた曲をみつけました。
今でもすごくかっこいいScott。もう70歳を超えているなんて!


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ほろ酔い加減で ・・・ feeling tipsy

2017-01-29 23:30:21 | a day in the life
今朝出かける準備をしていたら、14階のベランダの手すりの上にヒヨが一羽
止まってびっくり。家の中でも携帯電話を携帯すべきだった。とてもかわいくて
スマホを取りに行ったら横に一度飛んで止まりなおして、空に飛んで行ってしまった。

朝の買い物に行く途中でも同じような大きさのかわいいヒヨに再びであった。
同じ子のような気がした。普段ヒヨがいてもヒヨだみたいな感じで
ちょっとかわいそうなヒヨドリだけど、今日は妙にかわいかった。

同じものでも見方が変わってくることもあるよね。型染をするようになってから
何気なく家にあった更紗模様もあまり色使いが多くなくて、おもしろくないとか
気が付くようになってしまいました。

俳句をやれば季節の動きや自然に敏感になり、写真を撮るようになれば花や鳥の
世界が変わっていった。今まで識別できなかったものが随分わかるようになった。
今までよりもっと見えてくるっていうのはおもしろい。

Eテレの日曜美術館、先週の再放送で戸嶋靖昌をやっていてスペイン大使館まで見に行った
時のことを思い出しました。2015年11月25日のブログに載せていました。
今、解説や本人の言葉を聞くと作品について奥が深まる感じがします。直感でとらえたものと
同じようになることも多く、説明は必要かということにもなりますが、最近は作者のギャラリートーク
とか聞くのも好きです。作品のというより作者への理解が深まります。バックグラウンドとか
わかるというか・・ 今回かりんの意味が分かった。リアリズムという言葉のとらえ方も。客観に近い。
時間を表しているということも。

そのあとで古典芸能をやっていて厳島神社で海に浮かぶ能舞台で「羽衣」をやっていた。一番能で見たい作品で、
喜多流というのだったけど、初めて見た能で見た人が大鼓をやっていて、亀井広忠で同じ人だった。
バックをやる人は…流とか関係ないのですね。どうも能の仕組みが
よくわかりません。

* * * * *

さて、昨日は元の職場の友人たちとフェリチッシミに集合。
ちょっぴり忘れていた世界を思い出す。昔一緒に行った香港旅行も楽しく思い出された。
かなり、強行に動いた私たち。知らない国でいろいろな乗り物に乗り買い物をして・・
食べることもを忘れて動き回っていたよね。



いつものアペリティーボセット。 他野菜のピクルスとスプマンテで。




少し個性的な赤ワイン おそらく飲んだことのないぶどうの種類ではということだった。




あったまる新玉ねぎの煮込み



 
イタリアのミートボール ポルペッティーニ




次の赤ワイン。前回いただいた赤ワインと同じところのようです。ラベルがほとんど同じでした。
その前にトドちゃんが佐賀に戻った時に仕入れた日本酒 岩の蔵13 をいただきました。FB Bar Italiano ーFelicissimiー
に蔵元のことが載っています。

たまたまいらしていたご夫婦とも話が広がったのですが、高尾山の3月の花の話を聞いたら、以前から行ってみたいと
思っていた裏高尾に行きたくなってしまいました。春の花がいっぱい。
娘の小学校の時に教わった先生も花の写真を撮っていて、以前一緒に行きましょうと誘っていただいたこともありますが
その頃は仕事でいけない状態でした。自然教育園では物足りないですよね。

この日もほろ酔い加減で足元も軽く帰ってきました。足の痛さが全くなく軽かったです。
麻痺しちゃったのかしら? ヨガも昨日も今日も行って無理のない程度に体をほぐして
来ました。時々買っている婦人之友社から出ている「明日の友」にヨガの先生とお医者さんの対談が出ていて
「ヨガは人生の最後の瞬間まで自力で生きるための医学です」と書かれていました。寝たきりになっても
ベッドで少しでも力を入れて動きやすくすると老人のクラスでは生徒さんがそう言っていると
インストラクターが前に話して何かに役に立つっていうことでした。脳と体をつなぐヨガと言われているけれど
私のヨガスタジオでは心と体をつなぐと良く言っています。心にも効くヨガです。


この日も言いたい放題で楽しかったですが、その1週間前も元の職場の入ったころの同期に近い友人たちと新年会を
幡ヶ谷「美虎」で極上ランチ。今回は上海蟹です。このお店は写真NGですので、載せることができません。
そのあとで駅前のあやしげなホテルのカフェでお茶を飲んだのですがsakura hotel は外国人専用のようで
イスラム教の祈りの部屋もあってびっくり。
とてもいい時間を過ごしました。人生を楽しむ時間ができたっていうことですね。
会計事務所をやっている友達が忙しいので年に2回くらいですが楽しみな時間です。




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星岡の1月 ・・・ Hoshigaoka Jan. 2017

2017-01-27 23:43:14 | dish
昨日の夕食の小鉢は2つ。一つは深山あえという星岡で一番最初に習った料理の中に入っていた
大根おろしであぶったささみや薄味をつけた木耳、砂糖を少し入れたお湯でゆでたえのき、
きゅうり、うどと合わせて混ぜます。家庭料理というより、ちょっと手のかかる料理で
Sも作り方を覚えたいと言っていたもの。うど以外の材料があったので作りました。
食感が何ともいえなくて、おいしい料理です。数年前に加わったレパートリーです。

セリは生協の野菜ボックスに入っていたので、シンプルに胡麻和え。
他にカジキマグロの西京漬け、大根としめじの味噌汁を作りました。









* ** * ** * ** * ** * * ** * ** * ** * ** 

今日は1月の星岡。
今月は土曜日が入っていなかったので、仕方なく仕事は休んで来ました。




















裏千家なので鎌倉のI君のところと同じような正月飾りです。









本日の料理

前菜: 卵焼(甘口) くわい煎餅  松川焼き
向付: 白和え (大根、干柿)
煮物: 鶏まんじゅう
揚物: かきの利休揚げ
煮物: からむし(かに)
ご飯: 鰊そば










星岡の定番。魯山人のオリジナル。ヤマトイモとじゃがいもを蒸して、裏ごしにかけ、
鶏そぼろを包んで、新引粉をつけて油を通すくらいに軽く揚げて最後に再び蒸して、
あんをかけていただきます。同じものは他ではないけれど、鎌倉で同じようなものを
出しているお店があると聞いたことがあるそうです。時々ここには料理人も習いに来て
いるらしく、真似されることは広めてもらえるので全然問題ないとのお話でした。
料理には著作権とか特許はないものね。




利休というのはゴマを使う時に料理名につけます。













鰊がサラッと煮てあってとてもおいしかったです。
お正月に買ったヤマトイモが残っているので、今度鶏まんじゅうを作ってみよう。


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久々に娘と過ごす午後  ・・・ afternoon with my daughter

2017-01-26 23:59:54 | dish
私と休暇が合わない上に、娘は休暇の日は家にいないことが続いて、
久しぶりに彼女は買い物に行ったりして、お昼を一緒に食べに行きたいというので
希望のインド・カレーを西荻まで。仕事が終わってからのランチは2時近くになるので
3時くらいまでがランチタイムの店しか行くことができません。
インドカレーは八重洲のダバ・インディアや御徒町のアーンドラ・キッチン、茅場町の
アンナプルナダイニング、神田小川町のシャヒ・ダワットなど名店がいろいろありますが
西荻に住んでいる友達からサジロクローブ (Sajilo Clove)がおいしいというので
行ってみることにしました。軽井沢のテニスコートの近くにもお店があり、夏に
偵察に行ったらインド人が外に出てくつろいでいました。

味が抜群でしたが、お店もカフェのようにおしゃれで、若い人が好みそうな
作りで、だいぶ時間が遅いにもかかわらず結構人が入っていました。
日本語が上手なインド系の人が対応してくれました。












シーフードとチキンをチョイス。娘はシーフードとマトン。辛さは中辛より少し辛いのにしてちょうど。
シーフードが今まで食べた中で一番おいしかった。




ナンが油っぽくなくていい感じ。


















夜は軽く西荻「一本堂」の食パンに初めて買った「もぐもぐ」のハム盛り合わせ。
それに白菜サラダとインスタントに手を加えたクラムチャウダー。










この季節だけのオリーブオイルを開けてパンにつけた。シラグーサから直送。





運動のために何年ぶりかにアテスウェイまで行ってシュークリームとケーキを買って帰る。

やっぱりここのシュークリームはベスト。








まるでお誕生日のような一日でした。

Jan. 25   2017    Nishiogikubo
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幸せのまどろみの中で ・・・・ healing music

2017-01-25 22:32:41 | music



ベルリン・フィル八重奏団コンサート

2017年 1月24日  東京文化会館
出演:ベルリン・フィル八重奏団 Philharmonic Octet Berlin
樫本大進 Daishin Kashimoto (第1ヴァイオリン, 1st Violin)
ロマーノ・トマシーニ Romano Tommasini (第2ヴァイオリン, 2nd Violin)
アミハイ・グロス Amihai Grosz (ヴィオラ, Viola)
クリストフ・イゲルブリンク Christoph Igelbrink (チェロ, Cello)
エスコ・ライネ Esko Laine (コントラバス, Contrabass)
ヴェンツェル・フックス Wenzel Fuchs (クラリネット, Clarinet)
シュテファン・ドール Stefan Dohr (ホルン, Horn)
モル・ビロン Mor Biron (ファゴット, Fagott)


ニールセン:軽快なセレナード
ドヴォルザーク(シェーファー編):
5つのバガテル Op.47
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803

アンコール:ドヴォルザーク 5つのバガテルより 第5番







このシーズンで2回目の樫本大進。今までピアノの伴奏で2回、コンチェルトで1回コンサートで
聴いていますが、行くたびにいいように思えました。 17年前にオーチャード・ホールでアンドレア・ボッチェリを
聴きに行った時、お母さんと一緒に聴きに来ていた樫本を妹が目ざとく見つけていました。
あのころから有名だったけれど、今ではベルリン・フィルのコンサートマスターを長く続けていてすごい。

八重奏団もいろいろな国の人が入っていて、音楽に国境はないと本当に思いますね。
素敵な会話のアンサンブル。
今回のコンサートは今の私にぴったりのものでした。ニールセンが始まった時に今私が求めている音楽だと
思いました。魂の音楽バッハではなく、もっと軽く楽しめるもの。最近夜はショパンの遺作のワルツを
よく聴くのもそんな感じです。この生の音がたまらなくいいです。その空間の中にいるだけで癒されます。
ほんとうに音楽を楽しんでいる室内楽。曲を作り上げるさじ加減が抜群です。すごくデリケートで。
ドヴォルザークのバガテルは初めて八重奏曲のために編曲されたものということでしたが、各楽器が自由に
演奏しているようで良かったです。

あまりにいい気持ちで時に意識がなくなっていましたが、夢の中にいるようでした。
シューベルトも美しくて1時間近い作品でしたが、気が付いたら終わりに近かったです。
いっしょに行った方も途中寝てしまって、二人で首をうなだれて打ち首状態の時もありました。

なぜか父と母の姿や声が浮かんできました。亡くなってしまった人が多いので、私もあちらの世界に
行ったら会うことができるのだろうなんて思ったり・・ みんな楽しくやっているのかしらと思うこのごろ。
主人や父のいとこや、私の10歳以上若いいとこや・・ いとこは子供の夢に出てきて、こっちの世界と変わらないよと
語っていたそうです。

今年のコンサートは定例の都民劇場のほかは、N響のファビオ・ルイージを友人にチケットをお願いして、
ポール・マッカートニーが当たってしまって、ルイサダのショパンが楽しみ。年末にはホセ・カレーラスが定番。
夏にはディーンのライブが予定されているし、この落差すごいかしら?

今日はお悔やみにいった高校の英語の先生からはがきが来ていました。
奥さまがにぎやかなのが好きだったので、一緒に楽しんでくれたと思うというような
ことが書かれていました。小さな字で今年もいい年に致しましょうと。
少し心配になっていたので安心しました。




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新春の鎌倉で半世紀ぶりの再会 ・・・ meeting up again with my old friend after 50 years

2017-01-23 23:47:53 | old familiar faces



またしても50年ぶりの再会を果たすことができました。
嬉しいことに私たちのことをすごくよく覚えて入れくれました。
ふさふさの髪の毛はすっかりなくなってしまっていましたが、
話していると昔と変わりない顔が浮かび上がってきます。
またしても50年を飛び越えてしまいました。ここに来るまでみんないろいろなことが
あったけれど、あの時の友達がいるのですよね。

中高一緒だった彼は学生時代はエレキギターを弾いていたけれど
今は茶人へと展開していました。海外在住の時に日本文化を知らなければならないと思い
日本にいたことのある外国人の建築学の教授にお茶を習ったとのことでした。
日本に戻っても海外出張ばかりで55歳で退職した彼は再び、京都で本格的にお茶を習い
現在は鎌倉八幡宮側に素晴らしい茶室を持つ月光庵の庵主となって、お茶の文化を広めること、
和のスペースを提供して大変身です。今でもギターを弾いていて、銀座TACTでライブをするほど
その才能も維持しています。エディ潘やプロのアーティストと一緒に演奏している動画を見せて
いただいて驚きました。学生時代G.カップスのエディ潘やルイズルイス加部はライブに行ったくらい
ファンでしたので、本当に驚きでした。

学生時代のお茶目なシャンプー事件やバイタリスが出ておしゃれな男の子たちがヘアスタイルに
かっこつけ始めた中学生でしたね。ヴァレンタインデーもそのころ始まったと記憶しています。
雪の日には先生も一緒に雪合戦して校長先生に先生ともども立たされたとの話もありました。
先生も若くてすごく楽しい中学時代でしたね。新生の3年目の若々しい中学校でした。

たまたま高校のクラス会で中学も一緒だったI君の連絡先が分かり、アクションを取ってくださった
Kさんありがとうございました。おかげで話が尽きない楽しい時間を過ごすことができました。

4畳半の茶室で自然の光だけでお茶をいただけたのがすてきでした。
すべて本格的な茶室で、茶花も掛け軸もすばらしく、まさか茶花を生けるようになったとは
すべてが驚きです。 正月用飾りは今までに見たことがないような本格的なもので、彼は裏千家ですが、
表千家用の茶室もあり、すごく研究されています。
















4畳半の茶室でお茶を点てていただいたのだけど、もっとお部屋の写真を撮っておくべきでした。
素晴らしい作りでした。

お花はうぐいすかぐらと曙です。








表千家の飾り。












帰り道に












家で2か月ぶりに着物を着るので緊張しました。
気が付いたらウエストの補正をすっかり忘れていました。
なくてもかえってすっきりしていいみたいでした。

私の帯板は帯を回す方法の前結び用なので、習っていた
帯板ごと回す前結びの方法だと回す時着物も動いて
背中心がずれてしまうことに気が付きました。
前結びと言ってもいろいろあります。
















お正月だったのでいただいた独楽の帯どめをしたかったのですが、茶室なのでやめました。
茶室に入る時は指輪や時計などお茶碗を傷つけそうなものは全部はずさなければいけません。



帰ってからスタンドカラーのコートを撮りました。鎌倉では暖かそうな和服のコートがたくさんSALEになっていました。
さすが鎌倉ですね。


Jan.22  2017   Kamakura
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春をみつけに ・・・ to find spring

2017-01-21 23:58:27 | seasons
先週職場の玄関の椿の木にもメジロが来ていて、
川沿いの柑橘系の木の実も鳥さんに半分かじられていた。
川面の近くをハクセキレイが飛んでいたり、シジュウカラも川にかかる木の間を
飛んでいました。

春を探しに来た新宿御苑も寒桜が咲きはじめ、そろそろメジロが来る季節になって
いました。 日本庭園の寒桜のところでカメラを持ったおじさんが写したメジロの
写真を見せてくれました。

十月桜や子福桜を見にまわって行った管理事務所の近くの寒桜には
カメラを持った人が数人いて、メジロちゃんが来ていました。
ロウバイやソシンロウバイを見に来たのですが、メジロに会えてラッキーでした。































*





























ひたすら食べまくっているメジロちゃんになぜかホッとしてしまうのです。


Jan. 19 2017
Shinjuku Gyoen National Garden

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ワクワクする楽しさ ・・・ delight of creation

2017-01-20 23:03:17 | a day in the life
大寒の名前の通り、一番寒い日となりました。
第3金曜日は職場の近くの二葉苑での型染めの日。
いつものように1時に飛び出て、近くのカフェに予約してあった
サンドイッチをあっという間に食べて、1時半からのスタート。







うさちゃんのかわいいカフェラテであったまって。ここの小さなカフェは老人も結構お客さんにいて
店主は歩くのを支えたり、とても親切です。ここの所入院したり、寝込んだして、これなくなったお客さんもいて
バースデーケーキもキャンセルになったと嘆いていました。

いつだったかチャイカでランチを取っていた時に隣に退官した大学の先生や、ジャーナリストとかの集団がいて、
認知症で入院した夫婦の話をしていて、旦那さんが入院して奥さまが毎日病院に通って、いつも帰る時に
プロポーズされるという話が聞こえてきて思わず笑ってしまったことがありました。





先月型紙彫がようやく終了して、今日は選んだ色が準備されていて、いよいよ型染めに入りました。
綿と絹と2枚並べて、染めていきます。 綿は試しみたいなものです。
実際どんな色になるのか想像がつかない部分もあるので、進めていくのが楽しく、時間も我も忘れて集中しました。
only one のものだし、どうなっていくのかわからないところがワクワクします。

小学生並みの幼稚さですが、子どもの頃と同じ感覚なのがおかしくて。
最初においていた緑色は薄紫に変えて、同系色が多くなりました。クロスで色を変えたのはあまりよくなかったとか
思ったり。5枚の型紙に分けて、色分けは無限にあります。



最後に来月の引き染に備えて、裏に防染糊としてふのりを塗りました。地色にすごく薄い茶色、ベージュに近い色を
選んで帰りました。絹に染めるとまた発色がきれいです。


こんなものづくりでもすごく楽しくて、絵描きとかが長命なのがわかるような気がする。ものすごく感覚が活性化されるのだと
思う。葛藤が多い戦っている画家も多いけれど。


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季節のアップデート ・・・ longing for spring

2017-01-19 23:54:40 | seasons
やっと春へのスタートラインに立ちました。
冬に春が育っているのを感じます。

花の香り、鳥の鳴き声、耳を澄ませばいろいろな声が・・
鈍っていた五感が歩いていると少しずつ取り戻せるような
感じがします。


























































































Jan. 19 2017 Shinjuku Gyoen National Garden





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