Reflections

時のかけらたち

チェロの魅力再び ・・・ the facination of cello again

2020-05-31 23:55:34 | music


昨日ブログの最後にアップしたハウザーの続きです。
Alone, Tother と言うタイトルはこのコロナの状況にぴったりです。

HAUSER performs a special concert in his hometown in the iconic Arena Pula, Croatia.
He would like to dedicate this performance to amazing efforts of all the frontline workers around the world and pay tribute to
all that is good in humanity.

緊急事態宣言は解除されたけれど、個人の判断でゆっくり先に進んでいきたいと思います。元に戻るというより
違うスタイルになっていくかと想像されます。


ステファン・ハウザー

1986年6月15日クロアチアのプーラ生まれ。8歳でチェロを習い始める。国内で頭角をあらわし、ロンドンへ留学。
トリニティ・カレッジ・オブ・ミュージック、その後マンチェスターにある名門ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ
・ミュージックで研鑽を積んだ。20世紀の偉大なるチェリスト=ロストロポーヴィチの最後の弟子の1人であるハウザーは
21回コンクールでの優勝経験をもち、チャールズ皇太子の前で2度演奏している。ソリストとしてロンドンのウィグモア
ホールやウィーンのムジークフェライン等の世界でも名だたるホールでリサイタルを開き若手注目の実力派チェリストとして
活躍していた。2010年にロンドンでルカ・スーリッチと再会し、2011年1月20日にマイケル・ジャクソンの「スムーズ・
クリミナル」を2本のチェロでカバーした演奏映像をYouTubeに投稿。その動画がセンセーションを巻き起こしたのが
きっかけとなり2CELLOSとして世界へ躍り出た。2011年6月のアルバム・デビュー以来、2CELLOSは5枚のオリジナル
アルバムを発売している。昨年2018年11月19日には日本武道館公演を行った。
                                              Sony Musicより

出身のクロアチアは1995年末にやっと紛争が終結し平和になった国です。ユーゴスラヴィアの分裂からコソボとか
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を経ての市民同士が殺しあった時代の最後の頃を幼少期に経験していることが音楽に影響
しているかもしれません。

私が学生時代に好きになったチェロのとっかかりはロストロポーヴィッチと安田謙一郎でした。ステファン・ハウザーは
ロストロポーヴィッチの最後の弟子のひとりだったのですね。パブロ・カザルスの演奏も心にしみるものでした。
バッハの無伴奏チェロ組曲はコンサートで聴いたりしていました。結婚してからはコンサートに行く機会も減り、
子育て中はずっと遠のいていた世界。レコードだけは聴けたので、マイスキーのチェロをよく聞きました。マイスキーは
若い頃はあまり興味がなかったのですが、ある時TVのインタヴュー番組で彼が語った強制収容所から解放された時の音楽が
できる幸せとバッハの無伴奏の曲が流れたのがすごく心に残り、その後では無伴奏よく聞いたり、songs without words は何回も
聴いたお気に入りCDでした。ブラームスの雨の歌とか・・(マイスキーもロストロポーヴィッチの弟子だったことは今知りました。)
その後はヨーヨーマのモリコーネがとても良くて、主人も大好きで寝る前によくかけて聞いていました。ヨーヨーマはその後の
シルクロードの取り組みも好きです。チェロには心揺さぶる演奏が多いですね。そこにもう一人ハウザーが加わりました。



昨日からYouTubeで聴いてハマっています。今年発売されたClassicがタワレコで輸入盤を安く売っていたので、注文しました。
2 Cellos の時に来日してずいぶんTVに出ていて若い二人組が物凄いスキルでポピュラーソングを弾いていたのを思い出しました。
その時はクラシックをしている人でも若いと伸び伸びと音楽を楽しんでいるのねなんて思っていただけでしたが、年を重ねて
こういう風に仕上がっていくのかと驚いています。
また、東日本大震災の時にも被災地に来ていて、東北大での様子も動画にアップされていました。





二人とも今はソロで活躍しています。


















00:34 Benedictus (K. Jenkins)
09:05 Pie Jesu (A. L. Webber) feat. Josephine Ida Zec, child soprano
13:00 Ave Maria (F. Schubert)
17:50 Jesu, Joy of Man's Desiring (J. S. Bach)
21:08 Prelude from Cello Suite no.1 (J. S. Bach)
23:40 Panis Angelicus (C. Franck)
28:08 Erbarme Dich, Mein Gott from St. Matthew Passion (J. S. Bach)
36:20 Passacaglia (Handel - Halvorsen)
44:37 Adagio (Albinoni)
51:47 Salut d'Amour (E. Elgar)
54:40 Song from a Secret Garden (Secret Garden)
58:28 Mia & Sebastian’s Theme from La La Land (J. Hurwitz)
1:02:47 Adagio from Concierto de Aranjuez (J. Rodrigo)
1:09:13 Aria (Cantilena) from Bachianas Brasileiras (H.Villa - Lobos)
1:14:56 Tango en Skai (R. Dyens)
1:18:27 Hungarian Rhapsody op. 68 (D. Popper)
1:27:52 The Swan (C. Saint-Saëns)


久しぶりにチェロの音色を楽しみました。
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最近のTVで ・・・ from recent TV programs

2020-05-30 22:50:57 | my favorite
TV番組を録画していたものを時間のある時、少しずつ見ています。
先週はタモリの法隆寺、ベニシアさんの琵琶湖
今週はタモリの飛鳥、美の壺のフランク・ロイド・ライト、英国ロイヤルオペラの「運命の力」の続き、パーヴォ・ヤルヴィーの
N響でラフマニノフシンフォー第2番を見ました。



今日はオンタイムでドストエフスキーが愛したお菓子、パスチラを見て、リンゴとメレンゲだけで作るこのお菓子が
大好きだったという大作家の違う面を見て面白かったです。高校生の頃だったか一番夢中になって読んだのが
「カラマーゾフの兄弟」でした。グレーテルのかまどと言う普段は見ない番組です。



Bridget Jones's Diary色あせない名作『ブリジット・ジョーンズの日記』も録画していますが、まだ見ていません。
第1作を昔地上波で見て物凄く面白かった記憶があります。第2作と3作が続けて深夜に放送されたので録画していました。
ダーシーと言う名前でジェーン・オースティンに気がつかなかったなんて・・。「自負と偏見」を下敷きにしていたのですね。
読んだことはないのだけれど現代で言えばハーレ・クィーンと言われていました。レネー・ゼルウィガーがすごくいい。
ヒュー・グラントとコリン・ファースも。


猫のしっぽ カエルの手  琵琶湖の恵み



2016年春、ベニシアさんは滋賀県の琵琶湖畔の旅へ。地元のきれいな水を守りながら、その恩恵を生活に取り入れている
人たちに出会う。最初に訪れたのは、古くは万葉集にも歌われていたという淡水真珠の養殖場。真珠の養殖に携わる酒井京子
さんと出会い、びわ湖真珠の自然な美しさに触れる。
続いて訪れた高島市の針江地区にある生水(しょうず)の郷(さと)では、地元で生まれ育った福田千代子さんに、この地方で
昔から親しまれてきた川端(かばた)を見学させてもらう。暖かい季節には冷蔵庫代わりになるという川端で冷やされた野菜の
味は格別だ。
また、有機農法で古代米をはじめとした稲作を営んでいる石津大輔さんのお宅にもお邪魔する。石津さんのご家族と一緒に、
炊き立てのご飯や郷土料理を囲んで団らんのひとときを楽しむ。今回の旅を通じて水の尊さを改めて実感したベニシアさん、
その思いをエッセイにしたためる。

琵琶湖の周りは一度行ってみたいところ。湖東の十一面観音や、佐川美術館。そしてこの地、高島市の針江地区にある
生水(しょうず)の郷(さと)。きれいな水を守って、伝えてきた人たちがいました。琵琶湖の周りに水の里がありました。
ファッション業界から家業の農業の素晴らしさに気がつき、土地と共に生きることにした人。
日本にこんなに美しい場所があることを外国人に教えてもらいました。




美の壺・選「“空間の魔術師”フランク・ロイド・ライト」

ライト(1867年~1959年)はアメリカ合衆国ウィスコンシン州に生まれたアメリカ人建築家です。ル・コルビュジエ、
ミース・ファン・デル・ローエと共に世界三大建築家の一人に数えられます。アメリカ以外でライトの建築が見られる
のは日本だけ。
ライトは日本で得た収入のほとんどを浮世絵に使ってしまうほど浮世絵に魅せられた、日本の文化に魅せられた
人だったとのことを初めて知りました。



帝国ホテルは残念なことに今は愛知の明治村に一部が保存されています。
建築物は使われてこそと思います。廃墟のようになってしまっていて。
コロナで休講になるまで目白の自由学園明日館でフェアアイルを習っていました。あの建物で過ごすことが
できて幸せでしたが、苦行でした。最後の1回を残して、未完成のままです。
今でも地域の人と共に歩むライトの建物です。


ブラタモリが2回続けて奈良でした。とても面白い番組ですが。気がついた時だけしか見ていません。
今回は奈良だったので、録画して見ました。

法隆寺編と飛鳥編ですが、奈良は20代の後半になっていましたが、初めて一人旅した地です。
和辻の古寺巡礼、白洲正子のかくれ里、矢内原伊作の古寺思索の旅、東山魁夷の唐招提寺への道を読んで
航空地図を片手に歩きました。その時泊まった「日吉館」がまた素晴らしいところでした。学生や研究者の宿泊者が多く
知らない人同士同じ部屋にさせられちゃうし、食事も適当に組み合わせて一つのテーブルを囲みます。そこで知り合った
人達には夜遅くまで悩み相談を聞いたり、真夜中の東大寺に探検に行ったり、飛鳥を歩いていても、同宿の男の子が
自転車でぴゅーっと通り過ぎて行ったり、街中を歩けば東北の大学生に会って、古い素敵な民家の喫茶店でお茶したり
すごく楽しかった思い出です。同じ所に泊まっていたら、皆仲良しになって、翌日も一緒に法隆寺に行ったりしました。
その時は奈良だけだったので、東大寺をゆっくり回って、法隆寺、薬師寺、唐招提寺、百毫寺、新薬師寺などものんびり
歩きました。
1日は飛鳥を回り、いろいろな不思議な石を見ました。その時に文化財の見回りをしている市の担当者の職員にたまたま会って
車で少し案内してもらったことがありました。日吉館は門限があるので、そんなに見れないと時間までに引き上げましたが、
今考えるとちょっと恐かったかも。知らない人の車に乗ったのはその時が最初で最後でした。のちに娘と京都旅行して
いた時に三千院で後から調べたら、京都の出版社から本を出していたカメラマンから次に行くところに一緒に連れて行って
くれるとの申し出がありましたが、娘に計画が崩れるからと引っ張られたことがありました。私が一人だったら行ってしまって
いたかも。いろいろな出来事が連鎖して浮かんできてしまいました。

タモリの番組で法隆寺の方では、聖徳太子の時代に火災で焼けて、隣に建てなおしたものであったことを始めて認識しました。
聖徳太子には何か魅かれるところがあり、そのあとでゆかりの寺を回ったことがありました。日本の美術の中では一番好きな
時代です。世界最古の木造建築が完全なスタイルで残っているなんてすごいですね。

  


乙巳(いっし)の変(蘇我入鹿暗殺)のあと斉明(さいめい)天皇(女性)の時代の石の遺跡が新たに発見されて
それが日本最古の時計、水時計だったことがわかっています。時間を支配する人が人を支配する。
謎の多い、飛鳥の石たち。何か刺激的です。
最後にぽつりとタモリが語った一言が印象的でした。
「知ることとわかることは違う」行ってみて初めてわかることがあります。

  

奈良は私にとって心のふるさとみたいな場所です。あの田園風景、街並みを見てもきゅんとします。
この後秋篠寺や室生寺、長谷寺など何年かおきに訪れています。浄瑠璃や岩船寺・・ いくつものシーンを
思い出します。正暦寺や談山神社も。でも原点は地図片手の初めての奈良の一人旅。最近再会した建設会社のアトリエで
知り合った先輩Nさんからいろいろ教えてもらったこともきっかけとなりました。航空地図は彼のアイデアでした。
今だったらグーグルアースですね。




プレミアムシアター 歌劇「運命の力」

ヴェルディのオペラ「運命の力」は途中まで見て、録画したあったものをやっと見ました。
何しろ明け方近くまでやっていたので、もう無理と言う感じで寝てしまいました。
バリトンも良かったのですが、ヨナス・カウフマンが役にぴったりで素晴らしかったです。あとはおなじみの
ネトレプコがすごい貫禄でした。

ラストシーンに近いところです。



















アントニオ・パッパーノは好きな指揮者の一人です。



ライブ・ビューイングは劇場にいる臨場感があっていいですね。「運命の力」にはまるで運命を表しているような
心に残る旋律がありますが、一度見てみたいと思っていたオペラでした。


昨晩はまた、N響でパーヴォ・ヤルヴィー指揮によるラフマニノフ交響曲第2番を聴きました。生でもヤルヴィーで
海外のオケで聴いたことがある曲で、初めて聴いた時の感動は忘れられません。途中から立ち込める美しさ。
いつも涙が出そうになってきます。ヤルヴィーのラフマニノフやシベリウスが好きです。

そんな気持ちになっていたところ、ツグミ通信で教えてもらったチェロのステファン・ハウザーと言う人が
すごいので驚きました。HAUSER: 'Alone, Together' from Arena Pula がすばらしかったです。
ピアノの次に好きになったのがチェロで若い頃はずいぶん聞きました。あの音が好きなのです。落ち着いていて。
だからヴァイオリンはヒラリー・ハーンが出てくるまでは特別好きな楽器ではありませんでした。

全然知らないチェリストかと思っていましたが、以前 2 Cellos と言うチェロのドュオで来日した時にTVで
生き生きとした音楽をやっいた人だったことを思い出しました。まるでポップスだったような記憶です。



Track list:
00:10 Benedictus (From The Armed Man: A Mass for Peace by Karl Jenkins (Hendon Music Inc (BMI))
08:06 Air on the G String (J. S. Bach)
12:55 Intermezzo from Cavalleria Rusticana (Pietro Mascagni)
16:21 Caruso (Lucio Dalla)
21:51 Nessun Dorma (G. Puccini)

チェロは歌うというけれど本当にそうだと思うハウザーのチェロ。 重すぎず、軽すぎず
悟ったようでもあり、暖かさが浮かびあがあってくるような・・
どの楽器もそうだけど、人によって音が全然違う。どれも好きな曲でしたが、カルーソーがこんなに
なるのですね。

昨日の夜は他にもどんどん聴いて、ブログやほかのことすべてが飛んでしまいました。 
また新しい発見がありました。お知らせいただいてありがとうございました。

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いつも新しい発見があるご近所散歩 ・・・ every day discovers a new

2020-05-28 23:59:21 | wonderland
5月21日

今日はティコパンにクロワッサンを予約して取りに行く日。
少しだけ横町に入ったりしながら、小滝橋近くのパン屋さんまで出かけます。
スマホですが、道端や家の周りを飾る花たちを見ながら、新しい発見や今まで気づかなかったことに
気付いたりで新鮮なウォーキングです。









私もクジャクサボテンをいただいてその花が一年に一度咲いて感動したことがあります。
月下美人と言う花もありましたね。夜咲いて儚い花です。
いつもと違う道を曲がったら、おばあさんが大事にしている花を見ることができました。
昨日(27日)肥後細川庭園からの帰り道に、人が住んでいないような壊れかかったような家の2階ベランダから、
下にクジャクサボテンが垂れ下がって咲いていたのを見ました。今がちょうど時期なのですね。






























クロワッサンを受け取ったら、神田川沿いを散歩してから家に戻りました。

神田川沿いにもエゴノキがありました。






























再び家の近くで













夕食は家にあった茄子とミートソースを利用して、ムサカを作りました。ホワイトソースまで作るのは初めて。
いつもミートソースと重ねていただけでした。保存食のピクルスとラタトィユ。存在感のあるクロワッサンと。
この頃夕食にワインを時々飲みます。しつこい料理には欲しくなります。





世界はうつくしいモノであふれています。そして命であふれています。


May 21 2020 in the neighborhood
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おとめ山を回ってエーグル・ドゥースへ -5 ・・・ through Otomeyama to Aigre-Douce -5

2020-05-28 21:08:27 | seasons
おとめ山の一番奥にも何本かのエゴノキがありました。
もう花が散って、残った花が布に咲いていました。時折吹く風に揺れていました。
今年はコロナのおかげで歩いて行ける範囲に行動が限られて、近くにこんなにエゴノキがあったことを
知り、家から地続きの所に魅力的な場所がたくさんあることを知りました。もっと大自然があるところが
良かったと思いますが、自分の可能ななかで、いいところをみつけていくことも楽しいです。

時間ができたら、できるだけ自然と共にいたいような気がします。そしていつか自然の中に
とけて入っていく生き物の一つである私です。













































おとめ山を下りてきました。この近くは何が建設されるのか広い範囲で工事中になっています。ひっきりなしに
トラックが行き来していました。コロナ休業とは関係なく密な仕事が続く工事現場です。












このあじさいを撮っていたら、工事現場の交通整理の人から、紫陽花はまだだねと声がけがありました。
花は人を結びつけるものなのですね。













May 20  2020  
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おとめ山を回ってエーグル・ドゥースへ -4 ・・・ through Otomeyama to Aigre-Douce -4

2020-05-27 23:57:03 | wonderland
ちょっとお口直しの後は、続きの下落合あたりで、そろそろおとめ山にぶつかります。
まず七曲り坂のマークがあるところを曲がります。



鎌倉時代からある七曲り坂です。
ここを曲がっておとめ山の方に向かいます。まっすぐ下りれば薬王院や野鳥の森になります。



バラをきれいに咲かせている家が多くて、今年はどこにも見に行けない代わりに、近くで素晴らしいバラを
見て、日常的に楽しむことができました。
























神学校の前で見た花は咲くとこのようになるのですね。花は小さな花の集合体。花の中に花があります。













少し行くと右側が小学校、左側は中学となります。突き当りがおとめ山。



この左は何かと思っていたら中学校でした。おしゃれですね。















公立の学校とは思えない、斬新なデザインです。ちょっと学校らしくないかも。




おとめ山の一番上の広場に入りました。ヤマボウシがたくさんあり、気がつくとタイサンボクの大きな花も
咲いていました。

ママ友同士や、熟年のカップル、家族連れなど少し来ていました。シニアのご夫婦がヤマボウシですねと話しかけて
来ました。タイサンボクも大きな花ですねとたわいのない話をして。花の名前を確認されることが多いです。













May 20  2020   Otomeyama
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薬用植物園の温室で見た無憂樹(ムユウジュ)  ・・・Sorrowless tree

2020-05-26 23:57:07 | wonderland


2ヶ月ちょっと前の懐かしく感じられる季節の写真です。
3月17日に薬用植物園にセリバオウレンを見に行った時、温室にも入ってみました。
珍しい花が咲いていて、ブログにアップするようにタイトルだけ残しておいたのを
思い出して、振り返りました。

この2ヵ月で世界が変わってしまいました。春の始まりが違う世界のように見えます。

バイカオウレンが見たいと思って行った薬用植物園でセリバオウレンを見ました。






アネモネプランタ



杏やアーモンド、桃の花などが咲いていた時期でした。


















シロヤマブキの実






温室の中に入っていきました。












無憂樹 (むゆうじゅ): 
インドでの原名 asoka が「憂いのない」という意味で、これを漢訳したのが「無憂樹」であり、和名はその音読みである。

「阿輸迦の木(あそかのき)」

(Sorrowless tree,  Asoka tree, Ashoka tree)

「仏教の三大聖樹」の一つ

ムユウジュは紀元前5世紀(一説に紀元前6世紀)にサーキヤ(Sakiya)族の国王の長男として生まれたゴータマ
シッダールタ、後のブッタ。 懐妊中の母マーヤーが現在のネパール国にあるルンビニーで、この木の花を見て
右手でひと枝折ろうとした時に、右脇腹から生まれたという言い伝えのある木です。
 
インドでは乙女の恋心をかなえる木、また、出産、誕生・結婚にかかわる「幸福の木」として愛好されている。

仏教三大聖樹(無憂樹、沙羅双樹、印度菩提樹)の一つです。 
無憂樹 (マメ科): 釈迦が生まれた所にあった木
印度菩提樹 (クワ科): 釈迦が悟りを開いた所にあった木
沙羅双樹 (フタバガキ科): 釈迦が亡くなった所にあった木


花祭りは本来この花をめでるためにあったらしいです。




































温室の入口に菜の花の鉢が置いてありました。


緊急事態宣言が解除され、今日の散歩は曇りがちで雨が降りそうで行きたくないと思っていましたが、
目白庭園の庭だけ開園していたので、そこまで歩いて行きました。
徐々に生活が戻ってきますが、まだ少し早いのではとの町の人々の声です。それぞれがまだ充分注意して、新しい
生活習慣のもと暮らしていくのでしょう。
東京都薬用植物園も6月2日より、開園とHPに書いてありました。また公園に入れるのがうれしいです。
ブルーポピーがまだ咲いていたら、行ってみたいです。

無憂とは言えませんが、少しずつ普通の暮らしが取り戻せて行けたら幸せです。どこか広い野原に行ってみたい。

March 17  2020  Tokyo Metropolitan Medical Plant Garden (Higashi-yamato)


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おとめ山を回ってエーグル・ドゥースへ -3 ・・・ through Otomeyama to Aigre-Douce -3

2020-05-25 23:57:35 | wonderland
朝、目覚める前に不思議な夢を見ました。中学の同級生と一緒に雪の中にいる夢でした。
学校に行って様子を見ているようなのですが、すごく深い雪でした。

私たちはなんていう時代に生きているのでしょうね。世界中の人間が人間と会えなくなるコロナ禍。
人間が簡単に移動できる現代だからこそ広まった病気なのですね。今世界中から旅行者も消えました。
観光業が各国の重要な収入源であったこともよくわかります。
またコロナは社会的矛盾を浮き出しにしたとも言われています。世界中で貧しい人たちが犠牲になりました。
経済主導の各国の主導者たちは国民に大きな犠牲を払わせました。
日本では東日本大震災が世の中を少しだけ変えそうでしたが、残念ながら原発もなくならない状況です。
今回のこの経験をきっかけに変革の意識を持ちたいです。坂本龍一の無駄を愛でよ、そして災禍を変革
の好機に
という朝日新聞からの配信記事にうなづくばかりです。

枕はこのくらいにして、今日は目白までのウォーキング3回目です。

5月20日

坂道を登って行って、高台にある落ち着いた古い集合住宅の入り口付近の花です。こういう感じが好きです。






























日本聖書神学校の入口


目白通りに出て渡ったら、右側に進んですぐ「エーグル・ドゥース」があります。



人が並んでいましたが、入口に立っていた店員さんに予約してあることを伝えたら、すぐ中に入れてもらえました。










買って帰ったケーキはスペシャリテのカスレット。 中はカスタードクリームとバナナクリーム。ラム酒が効いていておいしいです。
クレーム・ブリュレのような感じです。他にシューアラクレームとシャンティキャラメル。


帰り道にまた、神学校の前を通ります。

































研究所の前のバラの花もきれいでした。




今回も楽しみにしていた、紫色のクレマチス。
行きにはご夫婦で手入れをしていたので、写真を撮らないで帰りに撮ろうと見ていたら、どうやらご主人がまだ
どこか外から戻ってきて、きれいでしょうと嬉しそうに話しかけてきました。何も聞いていないのに、自分のことを
私に質問して、自分で答えていました。お酒と仕事が大好きな78歳のすてきなシニアでした。庭も見て下さいと
言われましたが、そこまで行くのは失礼かと思い、写真を撮って先に進みました。花も喜んでいますよと言ってくださいました。
以前に通った時に素敵なお庭だと思っていた家です。お庭の木は長野の実家から移植したとはなしていました。もし今度お会い
したら、次回はお庭も見せていただこうかしら。










May 20  2020  Shimo-Ochiai

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おとめ山を回ってエーグル・ドゥースへ -2 ・・・ through Otomeyama to Aigre-Douce -2

2020-05-24 21:09:19 | wonderland
あじさいの花が咲きだし、バラの香りが広がる季節です。
富士大学が川の手前と向こう側に広がっています。大学に沿ってきれいに花が植えてあります。

































この紫陽花の写真の中に3枚スマホで撮った写真があります。どれかわかりますか?
旧モデルのiPhoneですが、結構撮れます。前回のカルミアの中にも1枚入れましたが、一眼はマクロレンズなので
少し全体を撮る時には向いていません。






















神田川を渡って、新目白通りを越えて 相馬坂を上ります。





おとめ山の脇を通り、学校の間を左に曲がり、七曲り坂に出ます。そこを右に曲がって進んでいきます。
下落合に来ると街の雰囲気が古くて落ち着いた感じになってきます。芸術家が住んだアトリエも保存されたり、
再建して当時の姿を見せています。高田馬場と落合、目白は全く違う雰囲気です。一軒家も何かリッチな感じ。
道沿いの家に咲くバラがきれいです。









古いマンションがあり、高齢者の介護施設もどんどん建設されているようです。超高級そうです。



May 20  2020  Takatanobaba ~ Shimo-Ochiai
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おとめ山を回ってエーグル・ドゥースへ -1 ・・・ through Otomeyama to Aigre-Douce -1

2020-05-23 23:57:29 | wonderland
5月20日

この体重の増加で歩かなければと思い、箱根山~大隈庭園コースか、目白~明日館を外から眺めるコースか
どちらかにしようかと思いました。最近発見したエーグル・ドゥースに寄ってみようかと思い、朝電話で予約しました。
前回初めて行った時、2種類くらいしかもう残っていなかったからです。ケーキを買ったら、歩いてもプラマイ0です。(泣)

今日は昼食を取ったら、すぐ出かけました。線路沿いの道を歩くと、電車にまばらに人が乗っていました。
以前は一車両に一人くらいしか乗っていませんでしたが、少しずつ人が外に出始めているようです。一部のデパートの営業
も始まりました。いつものスーパーに行く道の花を撮りながら歩くと、あまりにもいろいろ花が咲いていたので、予約時間を
少し遅れました。

行きはおとめ山の左側を通るコースで帰りはおとめ山を突っ切りました。
花を撮っていると、いろいろな人に話しかけられます。何時もの道で教会とか花を撮っていたら、行きにも庭の手入れをして
出会った人が、前回通った時素敵だと思ったクレマチスを撮っていたら、きれいでしょうと話しかけて来ました。そうかなと
思っていたのですが、この家のご主人で、行きは奥さまも外で手入れをしていました。
中も見てくださいと言われたのですが、さすがそれは図々しすぎると辞退しましたが、78歳で仕事とお酒を愛する素敵なシニア
でした。植木も長野の実家から持ってきた、思い出の植木だということでした。写真撮ってもいいですかとことわると、
花も喜んでますよとおっしゃってくれました。

帰りにおとめ山の上の方の公園で、やまぼうしを見ていたら、シニアのご夫婦が話しかけてきて、花の名前とか、近くの
タイサンボクの花についてとか確認したり、一言二言の会話ですが、外に出て花を楽しんでいていいな~と思いました。

最後は建設のトラックが出入りする工事現場で交通整備をしている作業員の人が紫陽花はまだ早いよねと話してきました。
カメラを持っていると気楽に話したくなるみたいですね。

帰ってから、プラタモリの法隆寺とベニシアさんの琵琶湖を見ました。昨日の夜やっていたブリジット・ジョーンズの
第2作も録画して、おもしろそうでしたがまだ途中までしか見ていません。第1作も地上波で見たのですがすごく楽しかった
のを覚えています。

今回は家を出て、家の近くの道端の花たちを載せます。
玄関近くのアカメモチはもう花がなくなってしまったので、いつも気にしている公園沿いのエゴノキからです。
もう盛りは過ぎてしまいましたが、まだ花は残っていました。












こちらはヒメジョオンの方かしら?結構区別が難しく、花びらが細かく、ピンク色が多いのがハルジオン。
ヒメジョオンのつぼみは垂れ下がらず上を向き、ハルジオンは下向き。





障害者の施設の前もいつも花がきれいに植えてあります。









いつも買い物に行くときに通る公園です。





いい香りのジャスミン。歩いていていい香りがどこからともなくして、探すのが好きです。












近くの家の前にはかわいいカルミアが・・

















あじさいも少しずつ色づいていました。





共同住宅の前に「常緑ヤマボウシ」と名札が立っていました。










May 20  2020 
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戸山公園(箱根山エリア)を散歩 ・・・ walking around in Toyama park

2020-05-22 23:57:34 | wonderland


昨日思いがけず、友人から電話をもらって、今日彼女のオフィスまで山梨でほってきた筍をいただきに
行きました。久々のシャバに出る感じです。髪の毛ボウボウで白くなってきているのでやまんばスタイル
ですが、歩いて行けそうだったのでリュックとしょって出かけました。



神楽坂まで3.2km、水道橋まで5.5kmで1時間23分で着きます。歩いているうちに雨が感じるくらいの弱さで降り出し、
早稲田で地下鉄に乗り、九段下から歩きました。帰りも総武線で新宿に出て、デパ地下で買い物をしてあとは徒歩。
それでも8.4km歩いて、12,383歩です。



歩きすぎでも年を取るとひざに負担がかかるので難しいところです。
人はそこそこ出ている感じがしました。公共の乗り物に乗るのも2ヵ月ぶりくらいですが、一つの椅子に最初は二人がけくらい
でしたが、徐々に増えて、二人間をあけたくらいになっていました。パスモをチャージして、久しぶりの感覚です。



友人も仕事中なので、会議室で対角線に座って、少し話をして、帰りました。これもまた新鮮な感覚で
今の世界について、二人で不満爆発。彼女のオフィスでもテレワークを進めるため、それ用のパソコンを探したり、
テレワークの為の補助金申請を試みているのですが、パソコン品切れ、補助金はなかなか申請できずで、根本の医療の遅れ
と共にこのなかなか進まない状況にいらだち。そして中国のような独裁国家が世界に大きな影響を与えることと信じられない
世界進出の手法。今のコロナが浮き彫りにした社会的矛盾、格差社会。
話は尽きませんが、また今度食事にでも行きたいねと言うことで、たけのこをしょって帰宅しました。







(写真は行き帰りに撮ったもので、学習院女子大の煉瓦の塀が素敵でした。学習院に女子大があるのを知りませんでしたが、
短大が女子大になったのですね。)



今日アップしたいのはこの前の日曜日17日の箱根山です。

5月17日

天気がいい休日にはできるだけ日に当たりたくなります。
化粧品を探しに駅の近くに行っていた娘が韓国料理のお店でお弁当を買ってくれて
その先の戸塚公園、箱根山地区に時々寄るスーパーで必要最小限のものを買って、
ウォーキングに向かいました。



ここは近くに戸山ハイツがあり、広大な公園があります。元尾張徳川の屋敷と広い庭があったところです。
残念なことですが、その名残はひとつもありません。その後陸軍の施設になった場所です。









箱根山があり、自然が残っている場所です。
不思議な乗り物が通ると思ったら、なだらかな坂道を乙武さんが器用に下ってきました。一人で高い台の乗り物を操縦して
隣には素敵な女性が何も介助せず話しながら並んで歩いていました。強い人と言う感覚です。すごい坂道を。
この辺に住んでいるのでしょうね。早稲田も近いですし。



カルミアがかわいいです。












帰りは方角がわからなくなり、広い公園の今まで出たことのない出口から、また元の道に戻りました。
予定では回って他の道に出るはずでした。

長い期間の休業からまた営業を始めたペットショップ。しばらくかわいい子たちを眺めていました。
中にはもう新しい家族が見つかった子どもたちもいました。

 

 

 




水分補給したのは新しくできた台湾のお茶屋さん。

  

初夏のような一日でした。

May 17  2020  Toyama park


コメント
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