Reflections

時のかけらたち

旅立ちの季節 ・・・ season for departure

2016-02-29 23:56:05 | seasons
4月の新入生の面接が子ども園で行われています。
今日は日本人の両親に連れられた赤ちゃん2組。
最近の子ども園はパパもそろって来て、とても扱いが慣れていて
驚きます。こんなにかわいがられている子もいるのに
虐待されている子供たちもいるのね。

3か月くらいの赤ちゃんがまるで天使のようだった。
お母さんに抱っこされて、先生の説明を一生懸命見つめて
まるで一緒に聞いているようでした。
あんなに小さいのにもう預けられるのだ。

あの頃って忘れていたけど、本当に一瞬の天使の時間。
外のものに興味を持って、好奇心そのもの。
目がピュアでキラキラして・・だんだん知恵がついてくると
邪悪な考えも芽生えてくるけど

私が今までに見た一番きれいな目は生まれてからの子供の目と
亡くなる前の祖母の目。忘れられない。
そういえば主人も涼やかな目をしていた。


                         

写真は2月11日の新宿御苑。大木戸門近くの新宿区の施設に応募を取り消して履歴書を返してもらいに行った日に
そのまま御苑の中に吸い込まれました。




母と子の森でいきなり目の前にコサギが・・





























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花織の着物と博多帯 ・・・ hanaori with hakataori

2016-02-28 23:41:18 | my favorite
土曜日に前結びの教室で半幅帯の練習がありました。
家からは名古屋帯で出かけましたが、いただいた椿の帯は
長さが足りなくてうまく模様が出せなくて、あせって他の帯に変えて出かけました。
全体的に昔の帯は今のより短いのですが、ワンポイントだとさらに
結ぶのが難しくなります。時間をかけて研究してみることにしました。




紬に合いそうな博多織を取り出して緊急対応です。この帯もどんな紬にも合いそうです。
着物は花織です。黄八丈とかいつか欲しいと思っていたものです。リサイクルですが、
八掛が付け替えてあり、見た目新品に近いです。
同じリサイクルのひなやの組紐の帯に合わせて、組紐と縞で粋な感じでした。
鎌倉で出会った呉服屋さんが、今回は神楽坂のギャラリーで開催していた時のものです。
他に久米島とか素敵な沖縄のものがありました。沖縄の絣も好きです。
おはしょりが長すぎて、あとから少し突っ込んで調整しました。




錆朱の渋柿染めの帯締めが合いました。やっと長尺の帯締めで。花織の中にこの色が入っています。






スタンドカラーのコートをそれほど寒くないので襟を折って着てみました。
そんなに寒くない日が多かったのでいつも薄いピンクの羽織でしたが、黄色の紬には
ちょっと合わない感じなので、初めてコートを着ました。





教室でも撮ってもらいました。
スマホだとどうもキンタローみたいに頭大きくなっちゃう。


半幅帯でも結構ヴォリュームをつけることができるのでおしりが大きくても
なんとかなりそうかしらね。楽で気軽に結べるのがいいですね。




帰りに銀座三越の呉服売り場にふらっと寄ってみたら
ラオスで織ってもらって帯や反物にしてもらっている展示と
お話があり、とてもすてきでした。帯はほとんどが半幅。
そういえば神田でワークショップを開いているミアザでもラオスのベンマイ工房の
ことが良く出てきます。
草木染のラオスの布の切りばめは織物好きの私にはたまりません。
葉山でギャラリーを月に3日だけあけているPONNALETというところです。


Feb.27  2016


                      


高校の時の名物先生からのお花見企画で、連絡がつく人に連絡していますが、まだ大学や学校で教えている人がいるのね。
4月なので来れない人も多く、残念。北海道や九州にいても来たいみたいでした。
半世紀ぶりでも時間がすぐ戻れることがすごい。全く違和感がない。逆にこれだけ経ってしまったからかもしれない。

ヨガから帰ってからビデオのメモリーを整理するために洗濯物を畳みながら、ミュージック・ポートレートを見ました。
熊川哲也×市川亀治郎(現猿之助)、吉永小百合×坂本龍一。確か坂本龍一のは見たけど、熊川哲也のは見ていませんでした。


9曲目<今の自画像>「パッサカリアとフーガ ハ短調」 J.S.バッハ

熊川「我々みたいに、芸術を追及するものにとって、必ず才能が枯れる日が来ると思って生きていけと。
絶対いつか枯れるんだっていうような、そういう恐怖心が、そこに(作者の)ジャン・コクトーもあったのかななんて、
僕は思ったのね。僕も一分一秒無駄にしちゃいけないと思って、舞台前は必ずこの曲を聞いて舞台に上がるようにしている」

10曲目<人生の最後に聴きたい歌>「交響曲第9番ニ短調作品125合唱つき」 ベートーベン

熊川「僕は10歳の時からバレエしかやってなくてね、35までずーっとバレエを踊ってきたんだけど、舞台上で大きなけがをして、
今までずっと踊ってたのに、まったく踊れない自分がいた。…ある劇場のこけら落としで、ベートーベンの第九を振り付けしたら、
そこでものすごい救われたというか、やっぱりバレエに携わる事を、先人がまた助けてくれたんだな。前を向いて喜びながら生きてくって事は、
すごく大事な事なんだなって。最後死ぬ時でも終わりではなく、前を向いて倒れたいなっていうところで、ベートーベンの第九」

前を向いて倒れたいなんてなんて素敵な言葉だろう。

昔「音楽の友」か何かでジョルジョ・ドンとたしか玉三郎だったか先代の猿之助だったか対談していたことがあった。
バレーダンサーと歌舞伎役者は両方ともダンサーだから何か共通点があるのね。





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広がる一日 ・・・ spatial day

2016-02-26 23:56:57 | a day in the life



子ども園への通勤の途中で
染の小道のイベントが始まりました。

行きは準備中でしたが、帰りにはすっかり布がかけられて
いました。館林の川にかかる鯉のぼりを思い浮かばせられました。

なんだかブログもインスタグラムみたいになってきました。














家に帰ってから任意継続の健康保険を使って最後の人間ドックを申し込む手続きを完了させました。
今では人間ドックで簡単に胃カメラもできる時代なのですね。近くの家庭医から胃カメラとピロリ菌検査を
薦められたので、オプションの追加をしておきました。

後は高校の同級生へのお花見会のフォローやミネソタに住むペンフレンドへの遅ればせのバースデーカードの
いいのをみつけられたので、さっそく書いて投函。

夕方からはワインバーで元の職場の友人とオーガニックワインとイタリアの食事を楽しみました。










イタリアのブロッコリ、ロマネスコのフリット。





パルメジャーノにクリームタイプのバスサミコが良く合いました。
干し柿とチーズも意外な組み合わせのような感じがしたけれどドライイチジクと
チーズのように良く合いました。







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サポートプロジェクト報告会へ ・・・ challenge for dream

2016-02-25 23:41:11 | a day in the life
二枚目の名刺 サポートプロジェクト(BBED)報告会
「クラウドファウンディング成功のポイントと映画上映」

姪が監督したドキュメンタリの試写があったので国連大学の隣のオバールビル13階の
Sansanというオフィスまで今日オフの娘と一緒に出かけて行きました。










オフィスの中は不思議な植物で一杯でした。















ドキュメンタリーはろうの高校生の高校野球の挑戦を描いたフランスのTV局の番組に続いて、フランスへ一人旅をして
同じろうの人たちと国境を越えて交流する第2作。こちらの費用をクラウドファンディングの力を借りて実現させています。

BBED(バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター(特定非営利活動法人))の積極的な取り組みにも
驚かされました。・・ほしい未来がないなら、自分たちで作ればいい・・

NPO法人2枚目の名刺という活動も面白そう。本業に加えて社会的な目を広げていく活動。そういえば私の勤めていた学会も
会社を越えた活動でした。こういうつながりってこれからとても必要になってくると思います。










映画のタイトル  17歳の夏

フランスの手話と日本の手話は違うので、やっぱりコミュニケーションは少し大変。
でも少しなの。すぐ分かり合える人たちは言葉に頼らす、表情やジェスチャーで読み取る能力が
優れています。

すぐ打ち解けて冗談を言い合っている。またフランスではそういう人たちも一つの社会的地位を
得ています。ろうの人たちが多く住む町もあります。障害ではなく一つの個性として受け止められています。
障害者のための法律を作らなくてはならない日本はまだまだ遅れているとしか言いようがありません。

またフランスでのパーティとかゲームとかもゆったりしていて、時間がゆっくり過ぎていくことを
映画からも感じられました。

最後にフランス人からの質問に対して人生にはゴールがないということを感じたと答えていた
玉田宙君。その言葉にすごく勇気をもらいました。チャレンジし続けること。









姪もパリからスカイプで参加。
終了してからも娘とスカイプで話しました。

今の時代、インターネットの力を借りて夢を実現させることが
できるのだと、この世界の変わりように時代の変化を感じる私でした。





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お雛様を飾る季節 ・・・ season of Hinamatsuri

2016-02-24 23:54:09 | a day in the life



今の私の社会との接点は子ども園の世界です。
子ども園は保育園と幼児園がいっしょになった新しい形の
施設です。

卒園と入園の関係で職員室は超あわただしい。
現場の仕事ってこういうのを言うのですね。
前の仕事で言えば、毎日が講演大会といった感じ・・
何が起こるかわからない。

先生方はとても細かい配慮をして愛情を注いで
育てています。落ち着いた子ども園の生活が続いています。
なかには病気で問題を抱えているお子さんもいますが
みんなで見守っています。愛情豊かな先生たちだと思います。

今日は入園の打ち合わせにお子さんと親御さんがいっしょに
相談に来ています。最初に来たかたはフランス人のお父さんの
家族でした。
お母さんも落ち着いたすてきな方でした。お母さんは日本人ですが
お化粧をあまりしていなくてもそのままで素敵な方でした。
姪もずっとフランスにいますがほとんどお化粧をしていません。
新入生にはタイの方もいるとのことでした。
この区は本当に外国人が多くていろいろな国の方と子供のころから
壁がなく付き合って行けるのがいいかと思います。

今日は病院に行った後、やっと確定申告の書類を送ることができ、T高校の名物英語教師の
お花見のお誘いのメールを関係者に送ったり、そんなことをしていたら
あっという間に夕方。夜は昨日が誕生日だったペンフレンドのPatty にごめんなさいメールを
送ったり、なんとなくやるべきことがたまってあわただしい。

昨日は娘とやっとお雛様を飾りました。













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Janine Jansen

2016-02-22 23:47:57 | music
2月22日 東京文化会館

ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン
ピアノ:イタマール・ゴラン

   



ブラームス:ソナタ第2番 イ長調 Op.100
バルトーク:ソナタ第2番
ルトスワフスキ:スビト
ベートーヴェン:ソナタ第10番 ト長調 Op.96

アンコール クライスラー ウィーン小行進曲
      ファリャ(クライスラー編曲)
       歌劇「はかなき人生」より
       スペイン舞曲 第1番
      クライスラー 愛の悲しみ


ピアノの伴奏もとても力強く伴奏なのにきっちり主張していましたね。
ヤンセンは前にコンチェルトで聴いたことがあるけれど、こういうのが好きです。
こんなにブラームスってパッショネートだったかしらと思えるヴァイオリンでした。

ベートーヴェンのあのベートーヴェンらしいやさしさのあふれたフレーズ。

でも最高に素晴らしかったのはアンコール最後の「愛の悲しみ」
会場が一つになってひき込まれました。

音楽ってすごいメッセージだと思いました。
どれだけ人間が生きていくことを応援するのだろうかと。
この思いが繋がる瞬間がすばらしい。



黒いドレスのヤンセン、すごくすてきでした。






仕事の後ですぐヨガに行って、そのあとのコンサートで少し眠くなって
いい気持ちでした。
ヨガの始まる前にマットでウォーミング・アップしていた時に
体が調子がいいということが心にも影響すると本当に思いました。
健康が精神の健康につながると。そういうことを考えると主人は
いつも痛みがあって大変だったとつくづく思う。
生きることが大変だったろうと今でも目のまわりに涙がたまってしまう。

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Felicissimi

2016-02-21 23:35:44 | my favorite
元同僚がレンタルキッチンでやっているイタリアン・バー”Felicissimi”
に再び同僚と行くことにした金曜日の夜。前回のは2月4日のブログの下の方に
載っています。

早く着き過ぎたのでこけし屋でコーヒーを飲みながら
静かに流れるピアノ曲や弦楽曲を聴いていると
とてもいい時間が過ごせる。ベートーヴェンの曲のような
とても落ち着いた感じ。最近こういう店が少なくなった。

子ども時代を過ごした懐かしい街で。小学生の頃、母のお土産はこけし屋の
シュークリームか新宿中村屋の肉まんだった。

こけし屋が今でも昔の雰囲気を残していることに感動。

ピアノ曲を聴きながら、ここに住んでいた子供時代にピアノを習っていたことを
思い出しました。応接間のソファーに座ってピアノのレッスンを聴きながら
順番を待っていたあの雰囲気。先生のご主人は外国航路の船長さんで
海外のインテリア雑誌とか置いてあり、よく見ていました。日本とこんなに違うんだと
思いながら・・その先生も今では意識がないままとお聞きしました。私の同級生の
お母様です。機織りを始めたきっかけになった方です。なんでもパワフルに
こなしていました。




小さなお店がポツンポツンとあって、どこも暖かそうでおいしそう。



路地裏にも何やらありそう・・



Felicissimiではまたオーガニックのおいしいワインと
イタリアンでゆったりと過ごすことができました。




前回と同じ前菜。 トマトのマリネおいしかった。
長ネギにはちょっとだけオリーブオイルたらして・・
後は前回のレバーのバルサミコ煮ではなくレバーペーストを
一本堂のパンにつけて。




今回のワインは前回より少しだけ重いのにしたけれど、重すぎずとてもおいしい赤ワインでした。





水だこのカルバッチョ。










前回もおいしかったミートボール。
トマト味がさっぱりしていて。




自家製のチキンハム
塩コショウでさっぱりといただきました。




まるごと玉ねぎのスープ





今回リベンジのレモンのパスタ
さっぱりして何とも言えない味。珍しいけれど南イタリアではよくあるとの話。


どの料理もシンプルでとてもおいしかったです。
写真で見るとたくさん食べたことが良くわかります。

彼女は3ヶ月のレンタルキッチンの期間を終えて、今後は
貸してもらえるお店を探すか、自宅のマンションで予約で
料理を作ってもいいと考えているとのことでした。
中央線沿線にこんなお店があったらいいのだけど。

イタリアが好きで良く行っていたそうだけど、早期退職をして
ますます生き生きされているのでしょうね。30年ぶりくらいに
会ったので途中がわからないのですけれど・・ 明るくて素敵な人です。

                                Feb.19 2016  Nishiogikubo


さっきまで「新・映像の世紀」をやっていたけれど、まさに私たちの時代。
ゲバラがいて、学生の嵐が世界中で吹き荒れて、ボブ・ディランが「風に吹かれて」を
歌っていた時代。5月革命という言葉を聞くのも久しぶり。今また時を経て客観的に
あの時代を見れるのも面白い。

ジョン・アップダイクが世界中から嵐が過ぎ去ったと書いていた短編があった。

ベルリンの壁で東に向けて歌っていたデビット・ボウイ。自由と民主主義を求めて声を
あげだした人たち。若者がその原動力となった。

あのころはテレビが影響力を持っていたけれど、今はインターネットで世界が繋がる
時代になった。まさしく新・映像の世紀ですね。

次回の新・映像の世紀はイスラムとの対立を予告していました。
ますます無秩序な世界になっていく今世紀。その前までは東西の対立、資本主義と
社会主義の世界の対立だったけど。



続けてEテレでエマニュエル・パユが武満を語り、武満の曲の演奏がありました。
武満の曲は別に好きでもなく風を感じていましたが、やはり風とか水とか自然を
表していたのですね。晩年八ヶ岳に住んで、八ヶ岳高原ロッジでの音楽祭を
開催されていたのですね。あの高原ロッジに家族で行った時のことを思い出しました。
いつかロッジに泊まって音楽を聴きたいと思ったものです。


                    


今日は二葉苑の更紗の半襟染体験が着付け教室で開催されていたので
糊付けした布を刷毛で染めてきました。二葉苑の単衣のすてきな型染めの着物が
飾ってありましたが、一呼吸置くことにして帰ってきました。どれも素敵だけど
買うというのは別問題。いただいた夏着物も今洗い張りに出して幅を出してもらっています。
今年は夏に着物をたくさん着たい。とりあえず今ある着物を全部着てからですね。

今日お雛様を出しそびれました。
お雛様は娘と二人で飾りたいので、こんどオフの日に一緒にすることにしました。
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ボッティチェリ展とお墓参りと・・ Botticelli and visiting my husband'a grave

2016-02-18 23:47:07 | a day in the life


昨日は仕事が終わってから上野公園に飛びました。
朝お弁当を作って、噴水の近くのウッド・デッキに腰掛けて風が吹く中
おにぎりを食べてから都美術館のボッティチェリ展へ。第3木曜日はシニア無料ということで
前回のモネ展に続いて行ってみることに。まあそんなに混んでなくてそのまますぐ入れました。
なかは多少込み合っていましたがものすごくではありませんでした。

ボッティチェリはなぜか魅かれる画家です。古いイタリアだとダ・ヴィンチやジョルジョーネが好きです。
今回の展覧会は質が高かったです。イタリアとの国交150周年記念行事とか・・Bunkamuraの時よりずっとよかったです。
色がすごくきれいでした。でもシモネッタなんて丸紅が持っているのね。どこか美術館にでも寄贈すればいいのに。
この聖母子もやわらかい感じがしてたくさんある聖母子の中でも際立っているかも。装飾的なボッテチェッリですが
理由なく好きです。












若冲が予告されていました。この人の絵はほんものを見ると本当にすごい。





「みはし」で休憩。ここのあんみつはベスト1ですね。軽井沢「ちもと」のも好きだったけど。こしあんがさっぱり
していて最高。



                   


昨日が命日でしたが、今日の午後娘が打ち合わせを終えてから一緒にお墓参りと改葬手続きのため 
墓地まで出かけました。3年たったところで希望していた樹林型墓地がやっと当選したので
この春に改葬できることになりました。このみたま堂は地下に降りていき、ドームのようになっているのですが
中に水が流れ、まるで黄泉の国みたいで、ちょっと・・ 樹林墓地は木々の中でこの方が好きだなと思っているのです。
一つ一つのお墓ではないのですが娘しかいない私たちにはちょうどいいかも。


















帰りに「ベトナムちゃん」でフォーと炊き込みご飯を食べて帰りたいと思ったのですが
6時前に着いたのに予約でいっぱいで入れませんでした。
仕方がないので家で材料をかき集めてありあわせの生春巻きを作りました。




パストラミ・ビーフと冷凍庫にあったサラダ海老とアボガドがあってよかった。  
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春がまだ遠い白金の森で  ・・・ far from spring

2016-02-17 21:41:21 | seasons
まだまだ春は先といった感じの白金自然教育園です。
仕事の後の部活といった感じ。帰宅部の私は午後はヨガや自然の中の散歩や
たまには美術館などへ行ったり・・そんな風に長い一日を過ごしています。
娘の夕食が11時ころになるのでほんとうに長い一日で寝るのは3時ころになってしまうのも
しばしば・・

スプリング・エフェメラルの出そろった自然教育園。
やっとセツブンソウが咲きはじめました。ユキワリイチゲはもう終わりのようでした。
ここの福寿草がとてもかわいくて。


緑や土のにおいを感じて鳥の声を聞きながら自然の中を歩くと、私の中の何かが満たされていくのを
感じて、何か失ったものを取り返すような大好きな散歩です。

















































池の水を抜いて濾過してきれいにするらしい。














園のなかは草が刈られていました。こんなに切ってあるのを見るのは初めてです。
いつもボーボーですが、たまに切っているようです。















































初めて通る森の小道で黄色い小さな鳥を発見。
後で事務所の人に聞いたらキセキレイではとのことでした。
たまには違う道を通ると思わぬ出会いがあるのですね。








































目黒まで来ると池田によって、池田さんやお店の方とお話して帰ります。
私のサイズにぴったりの久米島紬がありましたが、スルーしました。
今ある着物も全部着れていません。

また夏の着物を中心にたくさんいただき、今年の初夏はたくさん着たいと
思いました。


Feb.16 2016   Institute for Nature Study
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名こそ惜しけれ ・・・ 司馬遼太郎のこの国のかたち  Ryoutarou Shiba

2016-02-15 23:37:15 | people



司馬遼太郎が亡くなって20年たつという。12日が命日。2月に亡くなる人って多いのかしら?
主人の命日も近づいています。

NHKでドキュメンタリをそれに合わせてか2夜続けて放送され、興味を持ってみました。
恥ずかしいことに読んだことがない司馬遼太郎。「この国のかたち」という言葉に魅かれました。
やっと私も日本に興味を持ってきました。子どもの頃からキリスト教がなんとなく身近で、
西洋史が大好きでヨーロッパ文明とアメリカン・ルネサンスやデモクラテックな世界にあこがれていたけれど。


・・・2016年2月、没後20年を迎える作家・司馬遼太郎。作品『この国のかたち』を読み解きながら、
“日本人とは何か”に迫る。ナビゲーターは俳優の香川照之さん。第1集は“辺境の島国”がどのように
日本人を形づくったのかに焦点を当てる。異国の文明に憧れ、貪欲に取り入れてきた日本人。
そのメンタリティーの根源に何があるのか?司馬が日本の風土や人物に見いだした「かたち」を旅しながら
島国の叡智(えいち)を掘り起こす。

作家・司馬遼太郎の作品『この国のかたち』を読み解きながら、“日本人とは何か”に迫るシリーズ。
第2集のテーマは、“武士”。司馬が注目した鎌倉時代の武士。私欲を恥とし、他者に尽くす“名こそ惜しけれ”
の精神は、武家政権の拡大とともに全国に浸透、明治国家という奇跡を生み出す原動力になった。それは昭和の世に
何をもたらしたのか?俳優の香川照之さんがナビゲーターとなり、武士が生んだ日本人の「かたち」をたどる。・・・






他のことをしながら時々見るような状態でしたが、昔から異国文明を受け入れて形作ってきた日本。そして神々でさえも
共存させていく民族。司馬遼太郎さんの「名こそ惜しけれ」の一言がキリスト教の倫理観にも匹敵するという言葉は発見でした。
東北の震災の時も冷静だった日本人、サッカー場のごみを集めて帰る人たち。これらはキリスト教にもない徳なのでは
ないかと。その反面、キリスト教のせいか欧米人はさりげなく人を助けるのが日常だけれど、多くの日本人にはこのやさしさが
無いように思う。

20年前に日本はまだまだ未熟であると語っていた司馬遼太郎。明治維新が今一番興味ある時代だけれど、仏教伝来の僧侶たちの
歴史も面白い。明治維新後日本はその外交力で植民地にならないですんだけれど、二つの大戦の後もその外交力で何とか
バランスを取ってきたけれど、今は危うい。
今読んでみたくなる「この国のかたち」。


                      

今日は子ども園の教材室に行く途中で年長さんのクラスでみんなが並んで歌を歌ている姿が、
とてもかわいかった。知らない歌でとてもかわいい声。きっと卒園式に歌うのかなと
勝手に想像している。隣のクラスでは創作中。卒園者に手作りのプレゼントを渡すことになっているけど・・

未来につないで大人たちが残せるもの。できること・・それが最後の使命かも。
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