Reflections

時のかけらたち

日常に戻る ・・・ returning to daily life 

2023-01-30 23:55:06 | a day in the life

鳥の声を聞きながら緑の中を歩き、碧い海やけあらしの海を見たあと東京に戻ったとたん、
人の多さと町の汚さと騒音にあまりにも違う世界を感じてしまいました。気をつけながら歩くのは
結構大変だったけれど、あの4日間がまたスポットライトのように浮かんできます。

帰った翌日はベルカント、翌々日は3カ月ぶりのイタリア語でした。コロナや膝で残念なことに
通うことができなかった昨年でした。

ベルカントでは3月の九段フェスティバルで歌う曲が決まり、イタリア語の「スマイル」と「コメ・プリマ」
そしてオペラから「私のお父様」のうちスマイルを集中して練習しました。発声練習に半分時間を
使うので本当に時間が少ないのです。まだ言葉もあまり頭に入っていないので、歌はズタズタなのですが、
先生に自分が笑わないで人を笑わすことはできないと怒られてしまいました。自分が感動しなければ
感動を伝えることはできません。素人の歌はうまい下手ではなく、どれだけ気持ちがあるかだけと・・・

 

 

 

 初めての丸紅ギャラリー

 

九段まで行っているので終わりが近い丸紅ギャラリーでシモネッタの展覧会を見て帰りました。
ボッティチェリの絵はなかなか見ることはできませんが、なぜか中学生の頃から好きな画家でした。
20代の頃、ウフィツィやルーブルでボッティチェリやダ・ヴィンチの絵を見ることができたのは
忘れられない思い出です。その後、ウフィツィ美術館の絵はきれいに洗われ修復されて色が鮮やかに
よみがえっていると聞きました。今回の絵も色がほんとうに美しく見とれてしまいました。
シモネッタは美しいだけではない凛とした口元や表情が素敵です。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチはシモネッタの死に接しているという。
若くして亡くなったシモネッタを描いたものと言われていますが、
永遠の眠りについたような感じがする絵です。 

シモネッタに関する展示で知りました。

 

 

神秘的な熊野で心洗われましたが、ボッティチェリの絵では目が洗われました。

 

 

 

ランチは同じ階にあるイタリアンレストランで取って、ゆっくり過ごしました。

 

 

 

今日は病院DAY。循環器で午前中から午後まで検査と診察で一日がかりです。検査と診察の間に
時間が空いてしまうので、昼食後、病院の空中庭園で青空と暖かい太陽の光を浴びて休息していました。
ひなたで眠たくなってしまいましたが、気持ちよかったです。

 

数値はよかったのですが、手術後1年以内にまたカテーテルで入院して検査をすることを
勧められました。次回の4月の検診の時に入院日を決めることにしました。

明日は整形外科とメンテナンスの日々が続きます。

 

Jan. 28  2023  Takebashi

Jan. 30       2023       Ochanomizu

 

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雪降る海の熊野と英虞湾へ ・・・ Kumano with snow & Ago Bay

2023-01-28 23:59:03 | wonderland

10月に初めての熊野古道を歩いて、まさか第2弾がこんなに早く実現するなんて思ってもみませんでした。
高野山には行ってみたいと思っていましたが、冬は寒いし龍神の方にはバスも通らない季節で、私も11月に
ひざを痛めていたので、治ったらどこかリハビリの軽い旅行でもと思っていました。
友人の提案で熊野古道高野坂を歩き、熊野速玉大社を見て、帰りに大王崎にでも寄って、海を見ようとの基本
プランに、私が松本峠、鬼ヶ城、花の窟、英虞湾、賢島を加えて計画を立てました。

地図の読める男と計画を立てるのが好きな女のバックパックの旅です。
この時期は大寒波の予報で、大雪の交通への影響が心配でしたが、運よく着いた翌日は新幹線にも影響が出て
名古屋から新宮への高速バスはストップしていました。すり抜けるように動いて、雪でも青空というまたとない
天気でした。地元の人も雪は何十年ぶりと驚いていました。最終日は雨に少し会いましたが、雨具を着て、
大王崎を歩き、雨の海もなかなかでした。

1月24日 鬼ヶ城東口 ~ 松本峠(熊野古道 伊勢路) ~ 鬼ヶ城 のショートコースのハイキング

松本峠に向かう石段

 

東屋からの眺め  七里御浜方面

 

鬼ヶ城

 

 

1月25日

朝起きたら、雪景色

獅子岩

 

 

砂浜を歩いて花の窟へ向かう


 

 

花の窟に風でたくさんの雪が舞い散る風景は神秘的でした。

 

バスで熊野速玉大社へ向かう。

 

 

徐福公園でお弁当を食べて、最初の計画は王子浜から高野坂へ向かうことにしていましたが、
ホテルが途中にあるので、荷物を軽くしてから高野坂へ向かいました。

途中、浜王子により高野坂広角口から上がる予定でしたが、遠そうなので、一度駅に戻り、
バスで広角口に行きました。数少ないバスが来て、本当にラッキーでした。

 

高野坂 熊野速玉大社から那智へ向かう熊野古道

途中、王子浜が見えました。

途中地元の83歳のシャンとした老人が散歩しているのにお会いしました。
毎日されているとのこと。

 

鯨山見跡

 

この苔の道でなんと滑って転んでしまいましたが、ソフトに体が滑って幸いどこも怪我を
しませんでした。

なんと杖を朝、ホテルに忘れてきてしまったので、花の窟で友人が杖になる枝をみつけて
くれていたのでそれをついてはいたのですが・・ 忘れ物は着払いで送ってもらうように
頼みました。

帰りもラッキーに三輪崎駅にバスが来てロスタイムが少ない帰り道でした。
王子浜を歩かず駅まで戻ったりして時間を取ってしまっていたので心配だったスケジュール変更でした。

 

1月26日

賢島方向への少し長い旅。賢島から近鉄で鵜方に向かいます。

鵜方で降りて横山展望台に行くことにしていました。無理はできないのでヴィジター・センターまでは
タクシーを利用してハイキングコースを歩きました。たくさんの展望台を歩いて回りましたが、
富士山も見える場所もあったのですが、この日はかすんでいたので残念ながら見ることができませんでした。

 

 

いい気持ちでした。

 

1月27日

定期船で賢島から和具というところまで渡るのですが、船の時間まで結構あったので、
賢島巡りをしてみました。金毘羅宮から志摩観光ホテル、賢島大橋まで歩きました。

 

 

ホテル全館改装のため休館だった広い観光ホテルを通って、金毘羅宮まで行きました。
サミットが開催されたこのホテルを回ることができたのは面白かったと建築をやっていた友人の
感想でした。

 

定期船で和具まで渡り、そのあとはだいぶ離れたバス停から大王崎に移動します。
雨が降り出しましたが、それほどひどくはなく、雨具をつけて歩きました。

 

「けあらし」というのか海から水蒸気がたくさん上がっていました。
海水の温度と気温の差が大きいときに発生するとのことです。

 

灯台周辺にある公園や波切神社など回りました。

友人は子供のころからずっと絵を習っていたので、ここまで描きに来たことが
あると話していました。大王町は画家の街とも言われていますが、今では
描きに来る人もあまりいそうな感じはしません。
釣りに来た人が少しいただけで静かな小雨の漁港でした。

帰りは鵜方までバスに行き、近鉄で名古屋にでました。
公共交通が少ない不便な土地ですので、計画は大変でしたが、それもまた楽しいものでした。
ほぼ予定通り回れたのは自分をほめてあげたいところですが、友人にまたたくさん助けてもらいました。

雪景色も素晴らしく、今回も感動の旅でした。



Jan. 24-27  Kumano & Shima

 

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悠久の時間の中で -2(東京ジャーミィ) ・・・ in the time of eternity -2 (Tokyo Camii)

2023-01-22 21:19:43 | wonderland

日本で最大と言われるモスクが東京にありました。

 

ここはだれでも見学することができますが、祈りの場なので静かに見学して、写真も
スマホのみOKです。女性は今問題になっているスカーフをしなければなりません。
貸してくれるのですが、ストールを持って行きました。

 

 

お祈りに来ている人もチラホラいます。

 

大好きなアラベスク模様にうっとり。

 

 

 

 

 

脇に階段があったのですが、立ち入り禁止だったので帰ろうとすると
女性のみ2階に行くことができるようになっていました。

2階は女性専用の祈りの場でした。

 

 

 

 

そういえば私の職場では入ったころにこのアラビア文字を勉強した同僚がいたことを
思い出しました。外大出身ではなかったと思うのですが・・・ 美しくて大好きだと
話していました。

 

 

2階からの方が素敵です。

 

 

 

もうたくさんというほど写真を撮りました。

 

 

 

 

東京ジャーミィの歴史が書いてあるようです。

old とか書いてあったので少し調べてみました。

1917年ロシア革命の時、多くの回教徒・トルコ民族は海外に避難したとのことで、満州などに在住の回教徒商人たち約600名が
日本に移住してきたとのことです。そのうち200名程度は東京周辺に居住して、タタール人の僧正が東京回教徒団を結成し
当初は千駄ヶ谷で活動していたが富ヶ谷に会堂を建設してそこを拠点としました。建設には日本政府も寄付をしたとのこと
ですが、当時キリスト教国との関係が悪化した日本政府の国策だということです。最初の代々木モスクは木造だったため
寄付を募り、トルコ政府が協力する中で新しいモスクを建設しました。2000年より東京ジャーミィ・トルコ文化センター
としてモスクの活動とともにイスラム文化・トルコ文化を伝えるセンターとなっています。お料理教室とかいろいろな
アクティビティを行っています。

 

 

 

 

Jan. 19  2023  Yoyogi

 

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悠久の時間の中で -1(インド時間) ・・・ in the time of eternity (Indian time) 

2023-01-22 20:09:18 | wonderland

1月19日

東京の中の海外、代々木のインド料理店とトルコのモスクを訪ねました。

代々木上原にある立派なモスク、東京ジャーミィに機会があったら行きたいとずっと思っていたところ
娘がたまたまフレックス休暇を取らなくてはならなくなり、彼女もこのモスクをみつけていて訪ねてみる
ことにしました。それからランチのお店を探して、代々木八幡あたりはカレー屋さんが多いので
その中のインド人がやっているお店を選んで行きました。

 

インドカレーのお店、バーラティです。

 

 

早く着いたので、開店と同時くらいに入ったのですが、とてもインドっぽい空間で素敵なお店です。
早くオーダーしたのに、サラダと飲み物だけ来て、料理が出たのが30分以上あと。
その間お店の人はウーバーが取りに来るたくさんのランチを用意していました。私たちは早く着いたので
全く問題なく、流れるインド音楽に時間を超えてしまっていい気持ちになっていました。

 

 

 

テーブルのガラスのディスプレイの中に海外のお札がいろいろ入っていました。
お札も無くなっていく時代なのかと便利だけどつまらない感じがします。


 

やっと来たカレーランチのプレートはチキンカレーとシーフードカレー、豆のカレー
ヨーグルトのソース。デザート。どれもとてもおいしく、特に豆のカレーがほかの
どの店よりおいしかったです。

 

バーラティを出て代々木八幡から代々木上原に向かって歩きました。
初めて歩く代々木の町はとても魅力的でした。

道路の反対側から不思議なお店が見えました。

 

 

 

 

面白そうなお店、おいしそうなお店がいっぱいあります。

 

 

一番そそられたのが、この古い布を使ったお店。

 

今度ゆっくり見てみたいお店です。

この古い家は何だったのでしょう・・・

代々木上原駅を少し過ぎたところに大きなモスク 東京ジャーミィがありました。
中に入ると別世界で、お祈りをしている人もいました。

素晴らしい内部の写真は続けてブログに載せることにして
そのあとに行ったコーヒーショップを最後にアップ。

 

No.という名前のコーヒー店。先に座る席を決めてからオーダーします。
帰る時にたくさんの人が入ってきました。

 

カフェラテでしたが、とてもおいしかったです。
最近、こだわりのあるコーヒー店が増えたような気がします。

娘はチョコレート・テリーヌ。一口頂いたけれどおいしかったです。

 

Jan. 19  2023   Yoyogi

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最近頂いた御朱印 奈良・京都・隅田川 ・・・ recently received Goshuin ( a red ink stamp)  

2023-01-21 23:59:10 | wonderland

最近頂いた御朱印をまとめて載せることにしました。

11月の奈良・京都で

石上神宮と唐招提寺

 

厭離庵と大徳寺、興臨院

黄梅院は和尚様がその一人一人に合った言葉を書いていただけるそうで、そういうお値段も高いものしか
なく、人がたくさん待っていたので、やめました。

 

 

新年の隅田川七福神めぐりで

向島百花園と長命寺

 

弘福寺と白髭神社

お正月らしいきらびやかな感じです。

 

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大徳寺(興臨院・黄梅院) 秋の奈良・京都へ -11 ・・・Daitokuji(Kourin-in & Oubai-in)  trip to Nara & Kyoto in autumn-11 

2023-01-20 23:57:46 | wonderland

11月14日

秋の京都、最後は大徳寺

最初の予定では前日に嵯峨野に行っているので、こんなに京都を横断するはずではありませんでした。
急遽ルート検索して、梅小路京都西駅からバスにすることにしましたが、東京と違って、バス停が
駅の目の前に集中しているのではなく、十字路の4方向に散らばっています。行く方向のバス停まで行くのに
かなり時間がかかってしまいました。京都の交通にはなかなか慣れない私です。

 

 

 

 

 

最初に私は一人で娘が昨年行った、興臨院へ行きました。

 

 

静かな庭の前に座ってしばらくお庭を眺めていました。
ふだんの京都だったら、なかなか味わえない贅沢な環境でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近のちょっとたはやりはこの床(テーブル)に写るもみじです。
今までに青もみじを実相院、瑠璃光院で見てきました。

種明かしは、こちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

一回りして戻ってきました。

この後また娘と合流して、あとはどこにしようかと回ってみました。
生誕500年を迎える茶聖・千利休の菩提寺にして、日本絵画の最高峰・狩野永徳の障壁画を有する大徳寺聚光院。
京都国立博物館に寄託していた狩野永徳とその父、松栄による本堂障壁画46面(全て国宝)が5年半ぶりに里帰りし、
ここ聚光院で一挙公開。また、2013年の書院落慶に合わせ奉納された、現代日本画のトップランナー、千住博画伯の
障壁画『滝』が公開されるほか、表千家7代如心斎が千利休150回忌に寄進したとされる茶室「閑隠席」(重文)などが
公開されます。

後から思うと聚光院に行ってみても良かったかなと思いましたが、その時は下調べをしていなかったので、
2000円の拝観料は高いと思ってしまった心貧しい私でした。いつか春京都に来た時もタクシーの運転手さんが
大徳寺は商売がうまいと話していましたが、普段非公開の所を特別公開しています。

やはり、黄梅院へ行くことにしました。
娘は昨年に続き2度目でしたが、何回も行きたくなるようなお寺です。

 

 

 

 

 

 

黄梅院は中に入ると撮影禁止となっているので、アプローチだけです。

黄梅院に少しだけ中の説明があります。

 

 

 

撮影禁止だとよけいしっかり見なくてはと集中して見ていました。
より研ぎ澄まされる感じがしました。

利休がプロデュースしたお庭がある黄梅院は見ごたえのあるお寺でした。

たまたま中に説明してくださる方がいらしたので「自休」の書の前で
意味を教えていただきました。

 

自休軒

内部には室町時代の茶室が残る

大徳寺開山・宗峰妙超遺墨「自休」の扁額から軒号がついた書院。自休とは、
「人生をより良く生きるには、自らの意志で休み、立ち止まり、足元を見つめたり、振り返ったりすることが必要」
という意味が込められている。内部には千利休の茶の師匠・武野紹鴎好みと伝わる四畳半の茶室「昨夢軒」が移築
されており、これは黄梅院の中でも最も古い建物と言われている。

今回の旅行で出会った素晴らしい言葉は自ら休むという「自休」でした。

 

他をキョロキョロしながら門を出て、近くのお店で昆布を買って、喫茶店で休憩しました。
昔ながらの喫茶店と言った感じのお店で、なぜかなかなか和の喫茶店がない京都です。

早めだけれど京都駅に戻り、お土産などを見て時間をつぶすことにしましたが、
私は膝がすごく痛くなってしまってもうこれ以上歩けない状態、新幹線の待合室で
座っていました。

伊勢丹で買っていた京都のお弁当を新幹線の中で取り夕食としました。

おかずとあとはおにぎりを買っていたのでしたね。
なぜか胡麻豆腐が食べたくなって。

 

最後に疲れがどっと出て、この膝の故障はなかなか大変なもので、帰ってから整形外科の先生に
歩くのは1日30分以内と言われて年内は杖を突いて歩いていました。最初は歩行が困難で
ほんとうに歩けませんでした。やっと何とか通常の生活ができるようになりましたが、まだ早くは
歩けません。何とか友達と約束していた旅行には行けそうです。

これからは歩行距離については十分気を付けて過ごさないといけません。
年取ると自分のメンテナンスが本当に大変。思わぬことが起きてきます。昨年はそういう教訓だらけ
の年でした。

 

Nov. 14  2022  Kyoto

 

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嵯峨野(祇王寺) 秋の奈良・京都へ -10 ・・・ Gio-ji  trip to Nara & Kyoto in autumn-10 

2023-01-19 19:53:44 | wonderland

11月14日

厭離庵から正式なルートで出ると、そこの道は嵯峨野を歩いているときにいつも通る道。
ちゃんと看板も立っていました。そういえばいつもこの辺は小倉百人一首の編纂の地との
説明も見たことがありました。

 

 

 

 

祇王寺方面に進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ紅葉は始まったばっかりのようでしたが、緑が多いのも好きです。
東山魁夷の絵の世界です。

 

 

 

 

 

嵯峨菊が似合います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嵯峨野に来て、他にどこかに寄るかというとすぐ出てくるのが祇王寺です。
お庭を一回りすればその美しさに心癒されます。

この和紙屋さんでポチ袋を買いました。珍しく外国人のシニアのご夫が中でいろいろ
見ていました。

お昼なので、この辺でランチをということで、今までだと1軒ある和食のお店でおでんとか
湯豆腐とか食べるのですが、今回はなんとカフェで黒カレーでした。

 

やってないお店もチラホラ・・

清涼寺の中を通り抜けます。


 

 

この日のかなり無理なプランはこの後大徳寺へ京都を横断します。
途中のJRの駅からバス乗り場を探すのに苦労しました。道路がクロスするところ4方向に散らばっていて
東京のように駅前にまとまっていません。梅小路京都西だったかしら・・・

最初の予定では奈良からすぐ嵯峨野で翌日大徳寺だったのですが、雨だったので翌日にまとめて
しまっていました。それでルート変更したので事前の調査は全くなし。京都の交通には
なかなか慣れません。

 

Nov. 14 2023 Sagano,Kyoto 

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思いがけない出会いが・・・unexpected encounters

2023-01-18 23:56:13 | a day in the life

1月17日

久々のヨガでストレッチした後、三田線で御成門まで行って、友人と約束のペルー料理の店「荒井商店」
まで行きました。

久しぶりのお店で新橋から行ったり、御成門から行ったりして道も不確かだったので、早めだったのですが、
目的地近くに着きました。

東京タワーはそのサイズ感からしても好きですね。

どこかでコーヒーでも飲んで時間をつぶさないとと思い、この近くのチェーン店の
コーヒーショップでもいいかとも思いましたが、荒井商店の近くにおぼろげに
古めかしいコーヒー店があったことを思い出しとりあえず目的地まで行きました。

やっぱり早くは開いていなかったので少し先のコーヒー専門店ラウンジ憩いという
不思議なお店に入ってみました。

マニアックなお店で飾ってあるものは全部マスターが乗ったものだとのこと。
ディスプレイからはアメ車やヨットや、バイクやいろいろな画像が流れていました。

常連さんがカウンターにいて、話していましたが、私も自然に話に加わっていました。

 

 

帰り際にちょっと不釣り合いな植物画についてお聞きすると、なんとおじいさんの牧野富太郎の
描いた絵を飾っているとのことで、牧野記念庭園について話されて、私も時々行っているので
そのことを話して、もうびっくり。私が持っている植物図鑑も牧野さんの絵のものです。

朝カフェというのを木曜の午後3時からやっているというので、
良かったら来てと紹介がありました。

朝カフェなのに3時? ってちょっと不思議。
初めて入ったカフェなのに何か楽しい。

このオーナーさんはバーも千駄木でやっているとのことで、30年以上のウィスキーを
ストレートで飲むそうです。グラスに少しだけ試飲させてもらいましたが、まるで
ブランデーのようでした。千駄木のお店は予約制というか電話をしていくお店とか。
後から調べたら銀座から移転したようでした。

名刺をいただきましたが、ここにも写っている秩父というウィスキーです。
だれかお酒が好きな人がいたら一緒に千駄木のバーにも行ってみたいですね。

家に帰ってからネットで調べたら
牧野鶴代(まきの つるよ)さんが牧野富太郎の次女で額賀二郎という人と結婚して、離婚されたとの記録を見つけ
ました。鶴代さんが父の研究成果を引き継ぎ、あとで牧野記念庭園を運営していたとのことです。
お会いした人は離婚した父親の姓を名乗っていたのですね。おじいさんでなく、ひいおじいさんのようです。

ネットで見たインタビュー記事で額賀さんは元カメラマンだったことを知りました。今でもバイクとかの撮影をされているようです。
ヨットやバイクを楽しむ71歳です。型破りの趣味人でした。

600本のウィスキーを集めてBarを経営しているマスター 額賀じゅんじさん

 

 

楽しく過ごした後、すぐ近くの荒井商店へ向かいました。



十何年ぶりかで手に入ったというペルーのビール。
とてもさわやかでおいしかったです。

ペルーの有名なカクテル、ピスコサワー。ピスコはブドウの蒸留酒で、これを卵白・レモンと混ぜたカクテル
甘くておいしいカクテル。友人は卵酒だねと・・・

バナナのチップス

セビーチェ

柴エビのポテトサラダ
カウサ・レジェーナ?

イカ墨とオリーブ

ロモサルタード

 

ピカロネス かぼちゃとさつまいものドーナッツ

セビーチェと柴エビのポテトサラダを入れた料理をお願いしました。
ブイヤベースもおいしそうだけど・・・

2月末でこのお店を閉じて、湯河原に移転してしまうので、慌てて出かけました。
予約でさらに取りにくくなっているようです。

まだ仕事の真っただ中にいる友人と珍しい料理を食べながら楽しい一時でした。

 

ディナーのメニューがない「ペルー料理専門店」 好みと予算で「自分だけの料理」をオーダーできる!

【新橋・荒井商店】ペルー料理4000円のコースを食べてみた

 

 

友達とおいしい料理の一日は不思議な出会いの日になりました。

 

Jan. 17  2023  Onarimon

 

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おはなし ・・・ nostalgic melody 

2023-01-17 23:58:00 | music

急に思い出したメロディーがあります。
50年以上も前の学生時代に聞いた曲です。

両方ともズーニーヴーというグループだったと思ったのですが、「おはなし」はボーカルの町田義人がその前に
作っていたグループのだったのですね。「白いサンゴ礁」もとてもさわやかな曲でした。

 

キャッスル&ゲイツ 『おはなし』 1969年

 

白いサンゴ礁 ズー・ニー・ヴー 【Photo Movie】

作詞:阿久悠 作・編曲:村井邦彦  ・・・ プロの作詞家や作曲家が活躍していた時代です。

 

緩やかに今年が滑り出しました。今日は数カ月ぶりに普通のヨガに戻りました。スタジオを再開してしばらくは
筋肉や骨について学んで体を動かすクラスを取っていましたが、yogaのポーズを久しぶりに続けて取りました。
先生も長いことお付き合いのある方なので安心です。じっくりと体を伸ばして汗をかきました。
先生からも長く休むことは悪いことではないですねと言われました。以前より力が抜けて固さが無くなったと
いい面もあったようです。

そのあとで元々約束が入っていた友達と御成門のペルー料理のお店に行きました。お気に入りのお店が2月いっぱいで
遠くに移転してしまうので慌てて行きました。年に1~2回くらいしか会えない友人ですが、今なら時間があるというので
ちょっと無理して会うことにしました。彼女も足の小指を骨折してなかなか骨がつかない状態で、仕事があるので
回復が遅いようです。

その前に不思議なめぐりあわせもあり、今まだ信じられないくらい・・

つづく・・・

 

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主人の親友からの招待 ・・・ invitation from my husband's best friend

2023-01-16 23:53:34 | a day in the life

 

何年越しにかやっと主人の親友だった家族ぐるみでお付き合いしていたCさんにお会いすることができました。
外資系の会社から介護職に転向した彼は主人と一回り違う、フランス語を習いに行っていた時からの友人です。
私も結婚前から親しくさせていただきました。子供がお互いにできてからもお互いの家に行ったりして
楽しい思い出もいっぱいです。オペラの楽しさを知るきっかけも彼からでした。

介護という大変な仕事についているので、コロナが流行り始めたころ会おうという話が出たけれど会えなくなり
数年たってまた日程調整が難しく、とにかく日曜の休みがほとんどなくて、娘との調整もあり、今回は私の予定を
キャンセルしないとなかなか会えないと思い、キャンセルして実現することができました。
娘と一緒に何十年ぶりかに訪ねるお宅です。そして主人が亡くなってからもう10年も経ってしまうことに
驚きます。その節目の年に親友と再会できて嬉しかったです。今でも大切に思ってくれる彼は得難い人です。

 

 

介護の仕事は退職する前からその方向を考えていたとのことでした。
大変な仕事の中に一瞬、心が洗われるようなことに出会えるのでそのために働いているようなものだと
話していました。その感動ですべてが報われるようで、そういうことに出会わせるために働かせてもらって
いるような感じだそうです。ビジネスマンから正反対の世界への転身で、何か神父様のような雰囲気が
漂っていました。カトリック系の介護施設で働いているとのことでした。

暖かい昼食をごちそうになりながら、私と娘、彼と奥様とお嬢さんと話がつきませんでした。

結婚前もよく3人で遊びました。庭園美術館の庭でのピクニックや軽井沢で過ごしたり、主人の住んでいたマンションで
みんなで食事を作ったりしたことを懐かしく思い出しました。

 

 

写真がなかったので家の食器棚からGoebel(Hummel)の人形 from the heart  他を載せました。

 

Jan. 15  2023

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