Reflections

時のかけらたち

生活を楽しむ ・・・ enjoy life

2017-07-30 22:36:15 | a day in the life
今、以前のフルタイムからパートの仕事になって、少しだけ生活を楽しむ
余裕が出てきました。全部自由時間になってしまうと時間がうまく使えないのが
私の問題。

フルタイムの時だったら食事つくりは30分くらいでしたが、最近は少し面倒な
日本料理の手順もそれほど面倒がらないでできるようになってきました。

それでも遊びに行くときは食事をまとめて作っておいたり、1時間で何品できるかみたいな
テレビの番組みたいなことをしています。コンサートが続いたりしたときは。

先週軽井沢に行くときも、その前日に生クリームとかがだめになるので
ヨーグルトのブラマンジェを作ったり、ミートソースを作ったり、ブルーベリーのジャムまで
持って行きました。軽井沢で少し安い信州産のブルーベリーを買ってこなかったのが
残念でした。とにかく食料品を持っての新幹線での移動です。

昨日は午前にヨガ、午後は月一のイタリア語。
今日の午前中は遠くのスーパーでお米と水が安くなっていたので
飛んで行って、配達してもらうことに。その足で家でヨガの着替えを取って
ヨガスタジオに。左の足腰が完全に治ったのでとてもうれしい。

娘は軽井沢で自転車に乗るのはやめた方がいいんじゃないかというけれど
軽井沢なら気を付けて乗ればまだ大丈夫じゃないかと。とにかく1年に一度だけ乗るのが
軽井沢。医者からは転ばないように注意して生活が大事と言われるし・・でもそれは本当。
この年になるとね。

遠くのスーパーではスーパーの前に車が止まっていて、主人が元気な時、車で運んで
くれたことを思い出しました。今ではスーパーで4000円以上買い物をした場合は配達
してくれます。重いものを買った時はできるだけ運んでもらえるようにします。
生協と両方利用しています。




イタリア語の先生、NHKのラジオテキストより。本物はもっと素敵な人。
イタリア語の持つリズム感の美しさを思い出させてくれます。フランス語に比べると少しなまったような
感じもするけれど、イタリア語って好きだなと思います。単語も思い出しつつ復習です。




2時間の演習の後での休憩。
トドちゃんが揃えてくれました。生徒さんの一人が桃を持ってきて
くれたようで(彼女はレッスンが終わると用事があるのですぐ帰って
しまいました)、生ハムを乗せて、スプマンテで一息。
そこからの話がまた弾むこと。音大出の霞が関のOLの方が
9月にイタリア旅行を控えて、いろいろと話が飛びました。
彼女は出張で南米やアフリカなどふだん行けないようなところに数回
行っていて本当はイスラエルに行きたかったらしいけれど、官庁では
外務省の指定する危険地域には旅行許可が出ないんですって。
浴衣を持って行こうかなと楽しそうです。
同じ方向で一緒に帰った人はなんとこの近くに住んでいたことがあり
女子美出身でした。イタリア語というと昔ならった時もそうでしたが
美大、音大出身の人が多いの。



軽井沢に行く直前に歯医者さんとカットに行った日の写真。
7月19日



元の職場の近くでランチを取って、神田の歯科医まで。

ずっと髪の毛を切りたくて何週間も我慢していました。なんと前回が2月末。
電話をして予約が取れたので飛んでいきました。

南青山から原宿駅まで歩いて帰ったけれど夏のウィークデーは246近くだと
人も少なくいつもこのくらいだといいのに。











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残像 ・・・ afterimage

2017-07-28 23:52:06 | movie


希望の見えない映画にしたのは、これが過去のことだけでないからだと
思いました。




一人の人間がどのように国家に抵抗するのか。
表現の自由を得るために、どれだけの代償を払わねばならないのか。
全体主義のなか、個人はどのような選択を迫られるのか。
これらの問題は過去のことと思われていましたが、
今、ふたたびゆっくりと私たちを苦しめ始めています。
――これらにどのような答えを出すべきか、私たちは既に知っているのです。
このことを忘れてはなりません。   
                       アンジェイ・ワイダ 2016年、初夏。

管理された体制の中で国家はいかに簡単に個人の自由を
奪い追いつめて行ってしまうのか・・

何十年も前に文化大革命っておかしいと当時の中国語の先生をしてくれた
先輩に話したことがあった。その当時彼女はそこは通らざるを得ない道だと
答えていた。共産主義っていうのも今思うとすごく怖い。個人の自由がない。
違う考えを持つ者は生きていけない世界。

今の中国は共産主義と言えるのか何かさっぱりわからないけれど
相変わらず強い権力で統治していかないと成り立たない多民族国家なのだろう。

現代でもこんなことが起きているという最近のニュース。



中国:民主活動家 劉暁波氏が拘禁中に死亡

それでも彼の表情は清々しくさえ思える。





昨日たまたま岩波ホールをチェックしたので、ワイダ監督の映画に気が付いたのだけど
なんと次回、明日からエミリー・ディキンソンの伝記映画。

学生時代に大好きだった詩人。リルケやヘッセ、ホィットマン、ワーズワースとかに並んで。

家にある本を探したら、和訳の方が見つからなくて、よく読んでいたのでどこかに紛れて
しまったのだろうか。 原文の方はちょうど映画でも紹介されていた A Letter to the World。







インターネットで探していたら、私の米文学の先生、亀井俊介がディキンソンの詩集を編集していた。最近はオーラル・ヒストリー
を出版された記事がたくさん出ていた。私が卒論をW.Whitmanにしたのは彼の影響が強いと思う。30代で学士院賞を取る
切れる先生だったけど、自由でアカデミックでなかったところが良かった。米文学の講義は本当に楽しかった。
今でもご健在で活躍されていてうれしく思いました。もう80を超えている年令ですが。
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remembering some movies 

2017-07-27 23:59:37 | movie
ゆっくり休んだ後の出勤はちょっと体のモードが戻っていないのでつらい。
なんとかいつもの電車に間に合ったけど・・
そして夏休みの子ども園はとても忙しく慌ただしい。
夏しかできないことがある。工事やらいろいろな手配。

夏休み明けの一昨日、朝支度をしている時にTVにナタリー・ポートマンが出ていて、
何かいつもニコール・キッドマンと混同しそうで、連想してずっと前に見た映画
めぐりあう時間たち "the Hours" メリル・ストリープ主演の ”Adaptation"
を思い出していました。

ブログに載せていたかと思い、検索をかけたけど載せていなかった。
そう、これはブログを書く以前、ずっと昔にNOVAのアメリカ人だったか女性の先生と
映画の話になった時、私がハリウッドの映画ってあまり好きじゃなくて、ヨーロッパの映画とか
よく見ると話したら、独立系でいい映画があると薦められたのがスパイク・ジョーンズ監督の
「アダプテーション」。

10年以上も前のことだけど、メリル・ストリープの映画ばかり図書館から借りて
見ていて、その中に 「めぐりあう時間たち」や「アダプテーション」、「母の眠り」など印象的な
映画がありました。メリル・ストリープはディア・ハンターで初めて見てから、何か普通の女優さんとは
違う、隣にいる人みたいな人間的な感じがする人でした。その後「恋に落ちて」や「ソフィーの選択」、「プレンティ」など
古い時代ですが、見に行ったりしていました。
ティネーゼンの自伝的小説”Out of Afrika” の映画化されたものも、ロバート・レッドフォードとの共演で
アフリカの魅力にあふれていて素敵な映画でした。「マディソン群の橋」はそれほどでもなかった記憶。

Mrs.Dalloway を岩波ホールに見に行ったのは1998年。そのヴァージニア・ウルフのMrs.Dallowayを
縦軸にした、なかなか重い映画「めぐりあう時間たち」。










愛されることが負担になるなんて私には経験のないこと。一筋縄では進まない人生。
見た後、気が重くなるような映画だったことを覚えています。


それに比べてハチャメチャな映画「アダプテーション」は面白かった。
映画のMoby Dick のようなとりとめのない作品です。



その中の言葉が忘れられません。

ひとつは「心の声に従う」
もうひとつは「花も昆虫たちもその小さなダンスが世界を回していることを知らない」というセリフ。

そういえば、ミツバチのドキュメンタリーを岩波ホールでやっていた時、見たいと思っていたけど
チャンスがなかったことも思い出されます。

ダロウェイ夫人をいつ見たか岩波ホールを調べていたら、アンジェイ・ワイダ監督の遺作が
明日まで上映されていることを知りました。彼の遺言ですね。


* * * * * * * * *

今日は仕事の後、大急ぎで銀座まで木綿の着物が出来上がったので、取りに行きました。
とみひろのお薦めの銀座のリーズナブルなランチを「みかく」でランチタイムギリギリに
入っていただきました。いわしとタコの酢の物とヒラメのお刺身を選んで、他に卵焼きと
蜆の味噌汁、糠漬けの瓜のようなものがついて、1,190円。お寿司屋さんでこういうお店は
夜儲けているので大丈夫なのね。(なんと最後には夜でも昼と同じ値段にしてあげるから娘さんと
今度はおいでと言われてしまいました。)
この仕事だと昼食は家でも2時過ぎ。午後が押してしまいます。
カウンターに座らされちゃったので、おしゃべり好きな大将からいろいろ聞かされました。
銀座にいることだけで、日本の将来とか何が問題なのか見えてくるようです。
忘れかけていた2025年問題。介護の目の不自由な方のガイドヘルパーの講習会でも
これからの介護福祉の問題とかいろいろ聞いていたことをすっかり忘れていました。
時代は急速に変わっていて、ちょっと近い将来怖いみたいです。なんだか国会では
そういう基本的な問題ではなく、政治家の保身の討議ばかりで情けなくなります。
若い世代に乗りかかるだけでは済まなくなり、パンクしていってしまうこの国の労働力、経済力。


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坂本龍一×福岡伸一 "SWITCHインタビュー 達人達" replay ・・・ note: Ryuichi Sakamoto × Shinichi Fukuoka

2017-07-26 23:56:47 | people

今日仕事から帰ってから夕方BBCのJarvis Cocker のScottの特別番組を聞いてみた。
2時間程の番組でScottの軌跡をたどって曲もかけていたけれどスタートはソロアルバム1枚目のScottから
Such a Small Love エンディングに ソロのシリーズアルバムの最後からThe War Is Over
となかなか・・ 途中にButterflyを入れてくれたのもの嬉しい。

JarvisもScottもとても聞きやすい英語。でも内容は以前にアメリカのラジオ番組で語っていたことと
同じような感じ。イギリスに渡った時のことやボイス・トレーニングなど受けていなかったこと、ジャック・ブレル
との出会いのきっかけ等。
一番聞きたかった最近の話が会話のスピードが速くなって、あまりよくわからなかった。
もう一度聞きなおさないとダメ。

でもイギリスで定期的に価値を再認識してくれることは嬉しいことです。
できれば人前で歌ってほしいけれど・・・



☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 

昨日坂本龍一と福岡伸一の音楽と自然についてのトークを
もう一度聞いて、メモを取った。メモを取ったら、他にもメモを取っていてくれた人がいて
ラッキー。ここは手書きメモから起こさなくてもコピペを修正すればOK。







@ginji45




一回性のもの 
一回性のものとは音楽にとっては大事
科学は何度繰り返しても起きるのが大事
芸術は複製されるとオウラ(オーラ)が起きる

一回性の問題は今真剣に考える必要性がある。

生まれて初めて感じたことで
終わり方というのはとても大事だと思っていて、でも地図がないからどこで終わって良いかがわからない。
上手く筆をおく瞬間というのは難しく。うっかりしていると自分でも気が付かないうちに過ぎて行ってしまう。
一回性というのは大事なのかもしれないね。

サウンドとノイズ・ミュージックの比率は50%ずつ。 SN/M 比50%

福岡
科学の世界でも同じような
世界はノイズと呼ばれる前のノイズだけの空間だった。夜空の星々みたいなもんですよね。
星座というのは人間が距離がちがうものを図形として見ているだけで、
ある種の図像としてあるだけで、本当はもう消えてしまっている光かもしれない。そういったものをある種の
図像としてとらえて、それが本当のものと捉えてしまってたりする。音楽にもそういうものがありますか?

坂本
数学に似たものがある。
ノイズは排除 ノイズは意味がない物
図をいかに美しいものに仕上げていくか。そのためにノイズを排除してきて進化、発達してきた。
僕が生まれるころにジョン・ケージというアメリカの音楽家が図ばかりを取り出すのではなく、ノイズを
聴いてみようという挑戦をしてみた。これは大事なことで、今、ますます大事なことだと感じていて。

10代半ばジョン・ケージに音楽に出会った。音は人間の中から解放した。
代表作「4’33”」
聴き手の意識が聴き手の周りの音=ノイズに出会う
全てのものは無の残響である。

どうしても何かの意味ある情報を聴きとろうとする。見ようとする。

敢えて名付けない

自分もノイズだと認識しないとだめですね

星座を取り出すというのは言葉の作用 人間の場合ロジックというかロゴスの作用 分節の力 分けるちから 
ノイズだらけの世界からシグナルが切り取られていくのであって、あまりのノイズをなくすと
physis=ありのまま・自然

自然は混沌としてノイズからできているが、

ヘラクレイトスなどが言い出したことで、
プラトンやソクラテスがロゴスやイデアを持ち出してきて、辟易としてくる。

認識の牢屋
思考実験として名詞を使うのをやめてみようと一日努力したことがあるけれど、ほとんど不可能。考えること
すらできない。でも大事なことなんじゃないかなって思う。

本来のノイズとしてのフィシスとしての
内部観察者として入って行かないとノイズの中に入って行けない訳ですよね(福岡)

観察しているかのような自然の

自分自体が自然物
楽器もそうです。ピアノは木だし中身は鉄だし、人工的に作って加工して音階まで作って。それを僕は元に戻したいと
思って叩いたりもしてる。フィシスの自然物として使いたい。

音楽の起源はどこにあると思いますか?
とても難しい。楽器の起源と音楽の起源と一緒になるかどうかわからないけれど、その辺の落ちていた鹿の骨を
拾って穴をあけてみる。あける場所で音が違ってこっちの方が好きだと。洞窟の中で吹いてみたらまた違った。
そういうのがどう始まっているのか。

最も大切なのは生命だというものが、音楽の起源と重なる部分があるんじゃないのか。

生物学的は鳥の求愛行動みたいに
私たちの自然物が絶えず発している音があるんじゃないか。呼吸・心臓・脳波も一定のリズムで信号を出している。
セックスにも律動がある。生命が生きて行くうえで絶え間なく音、音楽を発している。ロゴスの中で切り取られた
世界の中では我々も生命体自身であることを忘れてしまっていて、そのことを思い出させるために外部に音楽という
ものが生み出されてきたんじゃないかなって思う。

とても理論的ですね。そうであるのに、音楽をやっていくときに
よりコントロールしやすいように楽譜に書き、正確にやりたいのでコンピュータを使う。ますますロゴスになっていく。



フィシスの回復運動である
生命が発しているasync
ある種のルネサンスではないかなと思うんです。

40年くらいまで色んな山に登ってみて
やっと辿り着いた
せっかくasyncという山に登ったからこそ見えてくる次の山の風景を大事にしたい。この認識を次の山にすぐ
行っちゃうのはもったいない。
慎重にしたいんです。どの山に登るべきかというのを内観というか自分の中で観察するしかない。時間もかかるし労力もかかる。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


この二人の対談の中で一番共感したのが、
福岡さんの
「生命は絶え間なく音を発している。ロゴスに切り取られた世界では生きていることを忘れがち。
だから外部に音楽を作って、内部の生命と共振させる装置としての音楽が生み出された。」
という言葉。私がコンサートに行く訳。
坂本さんはロマティックですね。と答えていましたが。

楽譜が演奏されるとき、自分が想像したものを超える小宇宙ができることがある。
演奏者と聞き手がいないと音楽は成立しない。


私がヒラリー・ハーンのバッハが好きなのは人工的でないから。自然に音楽が生まれたように。
本来art と nature は対立しているものなのに。

音楽は時間の芸術。 一回性。


ほんとうに味わい深い対話でした。


最後に当たり前のことに気が付くのに時間がかかる。それに気が付くのが
年を取ることのいいことの一つですねと静かに語る二人がすてきでした。

年を取って、ますます自然の一部であることを感じる私。

坂本は世界はすでに音に溢れているのでわざわざ新しいものを作らなくてもいいと・・





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Jarvis Cocker's Sunday Service with Scott Walker

2017-07-25 23:59:11 | music


Prom 15: The Songs of Scott Walker (1967–70)
22:15 Tue 25 Jul 2017 Royal Albert Hall

ロイヤル・アルバートホールで行われるScottのトリビュート・コンサートの前に20日にBBCで放送された
番組をPCで聴くことができるなんて、便利な時代になりました。
1か月間配信してくれるということなので時間をかけて聞き取ることにします。ひさびさのインタヴューを聞くことも
できます。生きていて良かった。
そのうち(もうあがっているか・・)YouTubeにでもあがれば英語字幕を見ることができるかも。
すでにインタヴュー記事も一部掲載されている。



それにしても過去の曲はいっさい聞かないというScott。前にしか向かわない人。

6 Music Celebrates Scott Walker
With Scott Walker /Javis Cocker's Sunday Service
Listen to Scott Walker Talk With Pulp’s Jarvis Cocker in a Rare Interview
Scott Walker refuses to listen to old songs despite Proms accolade
Watch Susanne Sundfør Cover Scott Walker’s “On Your Own Again”

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petites vacances

2017-07-24 23:57:34 | nature
自然の音を聴きに出かけた小さな夏休み。
鳥のさえずり、風の音、風が木々の葉を揺らす音・・
ひぐらしが鳴く夕暮れ時
雨が木の家にあたる音・・
目が洗われる緑・・

雨の音はなぜか子供のころに引き戻す音。
マンションに住むようになってから特に雨の音は
聞いていない・・

今回は今までに行ったことのないところに行ってみようと
家から歩いて行ける軽井沢現代美術館と吉村順三の建築を残すためのプロジェクトのひとつエロイーズ・カフェ
を選びました。


   
















* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 














* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

















* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *




朝、炊事をする窓から見える木に鳥がやって来た。シジュウカラのよう。




こちらはスズメかと思ったけれど、見た目ツグミのようです。スズメくらいの大きさのようだったけど。
そういえば軽井沢で雀はほとんど見たことがないような・・






















July 21-24  2017  Karuizawa
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坂本龍一×福岡伸一 "SWITCHインタビュー 達人達"  Ryuichi Sakamoto × Shinichi Fukuoka

2017-07-20 18:53:52 | people
●『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「坂本龍一×福岡伸一」』
NHK Eテレ 6月3日(土)午後10時00分〜 午後11時00分
今年8年ぶりのオリジナルアルバムで新たな音楽に挑戦した坂本龍一と、「動的平衡」の概念で生命の謎に
挑む福岡伸一が、活動拠点のニューヨークで語り合う。




最新アルバムで街の雑音などいわゆるノイズを取り込み、秩序だった既製の音楽像とは異なる音楽を制作した坂本。
一方福岡は、「動的平衡」について考察する過程で、論理を越えた自然の力の大きさに魅せられてきた。
坂本がコンサートを行ったホールと福岡が研究活動を続けるロックフェラー大学で、2人は秩序や論理の限界を知り
自然を見つめ直すことの重要性や、音楽と生物学の意外な共通点についてトークを繰り広げる。


                         

ずいぶん前の番組になるが、ビデオに撮っておいてやっと見ることができました。
私の最も興味ある科学者、生物学者の福岡伸一と坂本龍一のトーク。
福岡さんの本は読んだことがないのだけど、コラムや書評でいつも引っかかっていました。
須賀敦子さんの本が好きなのですよね。

今回の坂本さんとの対談も本当に面白くて、何回でも聞きなおしたくなるとても興味深いものです。

メモを取っていた方がいたので、興味ある方は参照してください。

私が一番納得したのは福岡さんの「生きていることを思い出させるという装置としての音楽」という言葉。
いつもコンサートで感じているのはこのことなのだと・・

坂本さんは自然本来の音に戻って行って、楽器も自然に戻してあげたいと言っていました。
ピアノの弦を直接たたいたり・・
環境音楽やジョン・ケージのノイズのように本来ある音も音楽で、新しいものを加える必要なんてないと・・
これはちょっとスコット・ウォーカーの現代音楽にも共通しています。声は誰のでなく人間の声を表現したいと
昔はあんなに歌が上手だったのに、最近は個性を殺しているような・・


フィシスの回復。
フィシスとロゴス。分類して言葉に置き換えてもあまり意味はないという福岡。
どっちかというとロゴスの世界にいる現代人。
でもレオナルド・ダ・ヴィンチは最後に残るのは言葉だと言った。

登ったからこそ見える次の山を目指したいと語る坂本龍一。まだ夢の途中。
今まではランダムに山を登っていたがもう時間がない。

お二人の話し方も含めて、ものすごく魅力的な対談でした。
いつだったか芸大でノーベル賞受賞者3名も集めて行ったシンポジウム芸術と科学の接点(融合?)より
数倍おもしろかったです。


明日から少しの間、自然の中に行って自然の音を聞いてきます。

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春の初めからもう3か月も過ぎて -6 ・・・ flash back early spring in Uratakao -6

2017-07-19 23:59:11 | wonderland
最終目的地のザリクボの滝まで
今日でもう4か月が過ぎてしまいました。

今日は2月末にカットに行ったまま伸びきった髪の毛を
切りに行って来ました。この4か月があっという間でした。




キクザキイチゲ or アズマイチゲ
キクザキイチゲは葉っぱが菊の花のよう。これはただ葉っぱが丸まっているだけらしいから
アズマイチゲだろうか?

































イチリンソウ
































沢を登っていくと







ハナネコノメが群生。
今度はなかが黄色いものが多かった。




































この滝で折り返しました。





































ここで戻ってきた人に滝の様子をヒアリングしてから、向かったのでした。

























行きに降りた日影のバスストップまで戻ってきました。




京王八王子駅からの眺め。


March 19  2017   Uratakao
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シャワーですっきり ・・・ shampoo Blue

2017-07-17 22:27:47 | blue moon
Sがブルーのシャンプーをすると決めていたので
あがってきたところをドライヤーで乾かす係り。
とにかくシャンプーが大嫌いだから逃げ回って大変。

今年は毛を固めちゃって大変だったから、切ってもともとショートヘアーだったけど
それにしても笑えちゃう。






隅の方に逃げ込んでしまいます。








乾かした後、ちょっといじけてSの勉強机の奥の方に。







やっと落ち着いて、ゆったりしていました。 しっぽがフワフワしてすっかりきれいになりました。













色もきれいになった感じ。我が家のちびちゃんは今ではエアコンの真ん前で寝ています。



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春の初めからもう3か月も過ぎて -5 ・・・ flash back early spring in Uratakao -5

2017-07-16 23:58:34 | wonderland
もうすぐ4か月たってしまうけれど、裏高尾にスミレの花を求めて
歩き回った日の続きです。いよいよ目的地に入って行きました。



最初に日影でハナネコノメの場所を教えてくれた人にまた出会いました。
私が梅林でお弁当を食べたり、梅の花や下に咲くスミレを
見ているうちにおそらくザリクボあたりまで行って、引き返してきたのでしょう。



もう少し行くとエイザンスミレが咲いていると教えてくれました。





ほとんどなにも咲いていない道が続きますが、そこで花に出会う喜び。
花が咲いているとハイカーが教えてくれます。ここでは山に登るというより
そういう出会いを楽しみながら歩いている人が多いです。


































季節がクロスオーバーしています。





大好きなルリソウがたくさん咲いてました。ヤマルリソウです。


  





ユリワサビも初めて見る花かもしれません。


















































March 19 2017  Uratakao
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