Reflections

時のかけらたち

いのちの重さ ・・・  dignity of man

2016-01-31 23:09:29 | thoughts



何気なくつけていたTVでETV特選「それはホロコーストの"リハーサル"だった
~障害者虐殺70年目の真実~」
にくぎ付けとなりました。時に目を覆わないではいられないものでした。
ホロコーストには下地があった。弱者を殺してきたナチがそのシステムをホロコーストに利用したという
事実だった。

何かおかしなことが行われたいるらしいと思っても口をつむぐ市民の中で、それを堂々と批判した人がいた。
ミュンスターの司教クレメンス・アウグスト・グラフ・フォン・ガーレンというキリスト教関係者で
その説教の中で非生産者、障害者、病人、世の中はそういう人たちがいて当たり前だとシンプルに訴え
書き写しがドイツ全土に回ったとのことだった。そのため、ヒットラーがT4作戦という優れたものだけが
生きる価値があるという作戦の中止命令を出したということだった。しかしコントロールが効かなくなっていて
ひそかにその後も働けなくなった兵士や、精神障害者など殺され続けていたそうだ。

これがそんなに昔のことでなかったことに驚くと同時に勇気のある人がいて死を恐れずに批判したという
すばらしい人間もいたということに救いを感じた。今でも世界各地で虐殺が行われているけれど、人が人を
殺していい法律を制定する、もしくは正当化する恐ろしい世界だ。


最近また毎日のように子どもの虐待のニュース。特に若い義理の父親によるものが多い。
こんなに命が軽く扱われる時代ってあっただろうかと思う。これは何かの連鎖なのか?
何かが欠けてしまってきている社会なのか・・
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春が近づく、一番寒い季節 ・・・ cold season having spring approach

2016-01-30 18:13:16 | thoughts


山形から届けられたという啓翁桜

ヨガの帰りに本屋さんで
「NHK出版 あしたの生活 着物がもっと楽しめる 石田節子の着まわしと着付けの鉄則」という
本を立ち読みしました。コーディネイトの参考になりそうで買おうと思って行ったのですが
そこまでではないかしらと思って思いとどまりました。

最近寝る前にいろいろな人のこと思い出すのですが、昨日の夜は去年亡くなった
10歳以上も年下のいとこ。去年の1月の終わりのことだった。海外にいた彼の弟から
電話が職場に入り、突然の死に本当に驚いた。

人生の一区切りがついたあとの過ごし方って難しい。
定年退職というのはなんだか長い間がんばって、何か達成感の
ようなものがあり、これでも燃え尽きに近い症状だったかも。
家のローンも済んで、子どもが大人になって・・・
そのあとのライフプランが難しい。
好きなことをして自由時間がいっぱいで、待ちに待った老後ですが
時間割の無い生活は思ったより怠惰になってしまいがち。
そこで少しはまだ働いた方がいいと思い、半年自由にして整理などしていた
けれどパートを始めました。これからはボランティアでもいいので
社会とのつながりを持ちつつ、好きなことをしていこうと思いました。
今の9時から午後1時までの集中して仕事をする時間は定年後に
ちょうどよく、地域密着型で、子ども関連の仕事は元気が出ます。
できるうちは健康管理としてやっていこうかと。
一番やりたかった外国人の就学児童の日本語サポートだけど、情報が
集められたら今のうちに集めたいです。

それでも死ぬまでの時間をどうやって行こうかと
思ってなんか目標ないなーなんて思ってしまいます。

昨年末に良寛の

形見とて 何残すらむ 春は花 夏ほととぎす 秋はもみぢ葉  

という和歌が辞世の句らしいというのを聞いて
何か心安らぎました。

散る桜 残る桜も 散る桜

うらをみせ おもてを見せて ちるもみじ

この2つも辞世の句と言われています。


それでもこれから最後に私がすることは何かを
いつも心に留めて生きていきたいと思います。

近いうちに主人のお墓を移します。多磨霊園のみたま堂から
小平霊園の樹林型埋葬施設になります。
これが済んだらまた少しほっとしてしまいそう。


おまけは今日のdish と Blue




まだセリが残っていたのでブリの粕汁。
星岡で習って初めて自分で作ろうと思った粕汁が私の定番になりました。
白味噌を使うのがポイントかしら?
暖まっておいしいです。




お正月前に2個買っていた百合根が一つ残っていて、適当にあるもので創作料理。
オリーブオイルで鳥のささみ、ベーコン、えのきと一緒に炒めて、ハーブの塩をかけて
最後にお醤油をすこしたらしました。








塗のお椀のふたに取っていただきました。


昨日やんちゃブルーを入れるの忘れました。
せっかくかわいかったのに、カメラを向けるとこうだから
ほんとうに撮るのが難しい。





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ゆったりとした一日 ・・・ slow life

2016-01-28 23:53:49 | a day in the life


エナガちゃんのポストカードを飾り、見ては微笑んでいます。


今日は仕事で箱作りの続きができるかと思ったけれど
印刷物がたくさんあって、その時間がなくて、残念でした。
そういえば箱作りをしていて新聞を小さい四角形に切って貼るのですが
そこで、いつもあまり注意深く見ていないので、加島祥造さんが昨年末に
亡くなられていたことを知りました。TVのドキュメンタリ alone but not lonely
で紹介された詩人です。
園ではいきなり水道が止まって給食室ピンチだったり、
子どもが編んだマフラーになるリリヤンのような手編みの編み物が
撚りがかかってクルクルになって4人がかりでほどくのが大変でした。
ほどいたのを長い筒に巻いて行ったのですが、ほどくと今度は逆によりがかかってくるし
ちょっと大変でした。職員室で他にも仕事がたくさんあるのに
こんなことやっていていいのと聞いたら、子どものこと最優先という言葉が
返ってきました。
後から乗りまくって編んだメガネをかけた男の子が取りに来て、一人一人に
お礼を言ってくれました。
ほんとうに一般事務ではなかなか経験できない、現場感です。

1時になれば帰ることができるのもいいですね。少々おなかがすいていますが。
そんななのでランチが終わるのが3時近くになってしまうこともあります。
陽が照っているうちに外を歩けるのもうれしいです。
何十年も陽が当たるところを歩かない生活をしてきましたから。

それで友達からの突然の電話に対応できるのも嬉しいです。
駅の近くのカフェレストランでお茶をしながらおしゃべり。
余裕だね。

帰ってからはほっておいた投資信託の見直しをしたり、理事会レポートの
りマインドメールを出したりしてから昨日準備していたグラタンを作りました。
鶏がだめになっちゃうのでマッシュルームと炒めておきました。
半分は里芋と煮て昨晩のおかず。







サラダはグラタンに追加した生食用ホタテとレディサラダという色付き短大根とセリ。野菜は生協の野菜ボックスに
入っていたもの。甘くてサクサクとした感触がとてもいいです。
取り分けてから好みの味をつけることにしました。ホワイトバルサミコとオリーブオイルをかけて
少しだけマヨネーズをかけました。



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今日の一日と映画の話し ・・・ an everyday occurrence and talking about movie

2016-01-27 23:44:02 | movie


今日は朝はなかなか寒かったけど、お昼になる頃には天気予報どおり、気温が上がってきました。
写真は昨日の家のベランダのガーデンシクラメンです。




今日の仕事はファイリングの整理をした後、箱貼りだったのだけど、なんだかすごく楽しくて
鼻歌歌いそうになってしまった。刷毛で最初は細かく切った新聞紙を貼って、そのあとできれいな紙を貼るらしい。
移動するときの上履き入れとか、みんな先生の手作り・・・
私も覚えて、家で応用しよう・・ 今までこういうのは主人がしてくれていたからよくわからないので。




午後は今までたまに電話がかかってきていたあまり個人は相手にしない銀行から電話が久しぶりにあったので
話しを聞きに大手町まで向かいました。
少しだけ投資信託にして、定期預金を作りました。ずっと普通預金に入れっぱなしでした。
運用って難しいですよね。ずっと普通預金に入れたのと結果同じになったりして。












デビット・ボウイが亡くなってなんとなく大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」を思い出していたけれど
あのころは京大出のアートシアター系の大島監督と庶民派の東大出の山田洋次監督が対照的でしたね。
山田監督はTVでやっていた時から寅さんが好きだったけど、大島監督は何か面と向かって批判していましたね。
山田洋次は落語みたいな映画があっていいと話していました。何度同じ話をしても新鮮で面白いと。
そしてスタッフの中にはできる人もできない人もいるのが面白いとも。助け合ったりして作り上げていくと。
篠田正浩もそのころの監督さんだけど日本文化を掘り下げていくとインターナショナルになると話していたことが
興味深かった。

何十年も前のことだけど最後に外で見た日本映画は小林正樹監督の井上靖原作「化石」で、ほとんどがフランスロケで
ロマンの寺がすてきだった。試写会の券をもらって行ったのだけど、岸恵子と佐分利進がすごくよくて、若き日の山本圭とかも
出ていました。死と直面したときの命の輝きがすばらしかった。その後TVで仲代達也主演の「いのちぼうにふろう」を見ました。

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眠り続けた昨日の夜 ・・・ having enough sleep

2016-01-26 23:53:00 | a day in the life




昨日と今日子ども園で防災訓練がありました。
子どもの命を預かっているだけ、会社での防災訓練よりずっと緊迫感が
あり、子どもたちも防災ずきんをかぶってかわいかったです。

こちらの建物は幼児園者なので3歳から5歳までの子供たちですが
毎朝、担当の子供が職員室に出席人数、延長者、給食の数など
先生のメモを持って報告に来ます。その時にたくさん園長先生とお話をします。

園長先生は特別支援が必要な子供たちについて専門的に勉強をされてきていて
それでも子供たちはそれぞれ違うので、柔軟な対応をされているようです。
外国人のお子さんも結構いるので、小学校に上がる際に日本語支援を受けさせようとしても
プライドから断るイスラム系の親もいて残念がっていました。
小学校での学業支援は退職前に私がやって見たかったことですが、また区の
多文化共生プラザに連絡してみようかしら。

月曜日は大体仕事の後、食事するまもなくヨガに行っていますが、
昨日は結構いつも動かさない筋肉も使い、先生が今日はよく眠れますよと
話されたら、その通りで、久しぶりに娘とイタリアンを食べた後
帰ってそのまま朝まで寝てしまいました。いつも娘の帰りが遅かったりして
夜寝るのが1時で早い方、2時、3時になってしまっていました。
なんとかは早く寝るようにしたいところです。

昨晩食事に行ったのは神田のカンティーニ。
いつも家庭的な雰囲気でお気に入りです。




ここのパンは最高においしいです。





前菜の盛り合わせで、珍しい北海道牛の生ハムです。他に自家製リコッタチーズなど。
ほんとうはポルチーニ茸のキッシュがすごくおいしいのですが、盛り合わせではオムレツでした。





ワタリガニのトマトクリームソース。生パスタのもっちりした感触です。





贅沢なイベリコ豚のラザニア。フォアグラのせ。
イベリコ豚は本当においしいです。このお店のランチのラザニアも最高です。


グラスワインの Fossi Rosso が香りもよくさわやかなトスカーナの赤ワインでおいしかったです。
キアンティの数量規制でその名前で出せない、良質な無印キアンティと調べたら出ていました。
サンジョヴェーゼという葡萄から主に作られています。
たった1杯で気持ち良くなって、帰ってから8時台にもう寝てしまいました。
お店は5時半のスタートに入ったので。

仕事をして、運動をして、おいしいものを食べて 小さな幸せを感じる一日。



                              

(おまけ)
おとといは週に1度少し歩いて買い物に行くスーパーで島根県の物産をやっていて
天然のぶりとあごのつみれを買いました。お豆腐もいつもより高いのを買ったら
大豆の香りがしておいしかったです。今まで食べていたのはなんだったの?
とにかく安いのを買う癖がついていて。




久々のブリの照り焼き





あごのだしが効いたスープ。春雨と毎日食べている白菜としめじと豆腐の味がするお豆腐を入れて。



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コスモポリタン ・・・ cosmopolitan

2016-01-24 23:34:18 | people


昨年、暮れに忙しい合間にふと見たTVで素のディーン・フジオカを見てから
今注目の人となってしまいました。

最近やっていたA studio というトーク番組でも鶴瓶が着地の仕方がわかっている人、ゴールがわかっている人と
絶賛していました。珍しい日本人とも。

コスモポリタンという言葉がぴったりの人で、今後も活動は日本にとどまらないと思います。
大学から海外に出た彼はもっと早くから出たかったらしいけれど、父親が日本人としてのアイデンティティが
できてからと高校まで日本で過ごすように言われたとか。学生時代の友人からだいぶ丸くなったと言われていました。
この笑顔の下にストイックに追求してきた若い日と現在も次のステップを目指して努力を続ける姿があります。
いつだったか番組の中で中国武道の型を台北かどこかの公園で練習しているところが映し出されていましたが、
キレがあってすごく美しかった。

結婚した中国系インドネシア人の奥さんは「今までに会ったことのないタイプの日本人」という第一印象とか。
私の姪もちょうど同じ年で高校時代に一時アメリカの高校に行っていたけれど大学からはずっとフランスで
その後は仕事でタイやスリランカ、コンゴなどに駐在して、現在の拠点はフランスになっています。
結構そういう日本人も増えてきたのかしらと思いました。最近留学も減ってきて、国際的な感覚のない人が
増えてきているのかと危惧していました。
最近の悲しいスキーバスの事故でも尊い若者の命が奪われましたが、たまたまTVで尾木ママのゼミの子がいて
その子供たちのことを語っていました。いろいろな夢を持った学生たちだったのですね。世界を目指している子も
いました。


                                        









夕陽がきれいに雲を染めていたので思わず撮りました。
きっと富士山もくっきりしているかと思い、そちらの方角も。


映像の世紀を少しだけ見て、オピッツのピアノを聴きました。
ナチの科学者や諜報員の党員を米ソで奪い合ったというすごい映像。
戦犯を逃れ、中にはアポロ計画を推進した人もいた。
米ソが直接戦うことなくもたらされた戦争。朝鮮やベトナムやアフガン
今でも残る戦争もあり。大国に振り回される国々。
またKGBの映像を見ると今起きていることも信憑性を帯びてくる。
もう見たくなくなって最初見たかったクラシックにやっとチャンネルを
回しました。オピッツはコンサートに行って好きになったピアニストです。
モーツァルトのコンチェルトをやっていましたが、アンコールの
ブラームスの間奏曲 op.116-4がすばらしかった。




映画音楽から思い出したモーツァルトのクラリネット協奏曲を
スーパーの買い物の帰りに図書館で借りてきました。
2楽章は祈りのような曲です。曲を書き続けたモーツァルトの最晩年の作品です。
クラリネット五重奏曲も大好きだけど。昔アーノンクールで聴いたのはこっちの方だったかな。
レコードではメニューインで持っているけど、ツールが変わって今ではプレイヤーはまだ持っているけど
スピーカーとの接続も悪く聴けない状態(泣)
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星岡のお正月  ・・・ new year in Hoshigaoka

2016-01-21 23:59:43 | dish
1月の星岡の料理講習会です。(1月14日)






玄関のこの飾りが大好きです。














先付小鉢  とんぶりのわさび和え
焼  物  鯛の翁焼
煮  物  大根とつくねの鶏
強  肴  厚揚とうふ 友禅焼
蒸  物  からむし かに
和 え 物  鮭の柚香和え
ご  飯  鰊そば











*






















昨年12月の星岡です。(12月8日)





正月用口取り
 鶏味噌松風焼
 くりきんとん
 切竹卵
 千草焼
 かずのこ
 かのこいか
 昆布巻





煮しめ
 海老芋含め煮
 手綱こんにゃく
 梅花人参
 蓮根の炒め煮
 椎茸煮
 ささごぼう
 たけのこ煮




温物
 かき淡雪蒸









ご飯
 すまし雑煮




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「母と暮らせば」を見に ・・・  to see "haha to kuraseba"

2016-01-20 23:12:23 | movie
仕事が終わってから今日オフの娘と山田洋次監督の「母と暮らせば」を
見に行きました。映画を今では岩波ホールに時々行くくらいしか
見ていない私で日本映画となると40年ぶりくらい。

この映画にかける山田洋次監督の思いに賛同しました。坂本龍一の音楽も悲しく美しかったです。
吉永小百合のセリフでこれは運命なんかじゃない、人が起こしたことで避けられたことという言葉が
印象的でした。本土でも外地でも犠牲になったのは国民で戦犯は日本政府であり、アメリカであると
思いました。戦争が起こしたことを絶対に忘れてはいけないという山田洋次監督と出演者の強い願いが
結集された映画でした。黒木華、浅野忠信、加藤健一と脇を固める俳優さんたちがすばらしかったです。
ニノはちょっと演技している感が強かったですね。浅野忠信のような自然な演技ができる人、すごいと
思いました。
ラストは想像がつかなかったけど、私が思っていた孤独死はないという考え方と同じでした。

映画を見た後に丸井の中のスタバから伊勢丹を撮りました。









そのあとは神楽坂のブラッスリーで元の職場の同僚と新年会をして、いろいろ話ができて
楽しかったです。今のパートも4時間で切り上げるので、そのあと自由に時間が使えて
一日が長くていい働き方だと思っています。どんなことでも継続は力と思いました。
しないとどんどん衰えていきます。

神楽坂を急いで通り抜けましたがKさんのお友達がやっているという
「甚右衛門」のショーウインドウだけ見ました。約束の時間に遅れそうだったので
ゆっくり見れなかったけれど、かなり質の高いものを手ごろな値段でおいてありました。
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衣ほす日々 part Ⅱ  ・・・ days of airing out wclothes part Ⅱ

2016-01-19 23:35:12 | my favorite
1年半くらい前の衣ほす日々を思い出しながら、いただいた衣を干しています。
母と祖母の着物が和服を着始めるきっかけでした。今回踊りが趣味で、仕事も絵も竹細工も
プロフェッショナルにこなされた素敵な方の着物を譲っていただきました。
親の着物を着ることから始めた私も、自分のサイズの着物が欲しくて、また季節に必要な
ものをそろえたりして、散財してしまいました。自分へのご褒美と言ってもこれが
限界かと思ったところにあったお話で、とてもありがたかったです。裄が気持ち短いのも
ありましたが、身幅はぴったりです。いろいろ経験すると袖も今のように長くしなくても
かわいい着方もあると思うようになり、自由に着ればいいと思うようになるまで
ちょっと時間がかかりました。

今回は特に私が好きなものばかりで、ちょっと明るい斬新な柄が似合う友人とバッティング
しなくてよかったです。友人はカメラを持って行ったのに1枚も撮る余裕もなく
後から残念がっていました。干しながらちょっと撮りましたので、載せることにしました。
あと、留袖と丸帯をいただいたのですが、そちらはまだ干していません。そのほか羽織を
少しいただきました。














まるでドレスのような感覚の着物。もう一枚あったウィリアム・モリス的なのと共通する不思議な着物。
絹のテレンとした感じが何ともいえなく、色合いも斬新です。
帯が難しそうで、かえって煉瓦色とかしてしまえばいいのかしら?









ひとつは欲しかった、芹沢介みたいな型染め。
















私に似合いそうと言われためくら縞・・なんて素敵なんでしょう!
少し赤みがかった帯が欲しくなってしまいました。この着物をすっきりと着れるようになりたいです。













めくら縞の着物にこの帯が似合いそうですね。








紬です。もっと青みがかった色です。





これももっと青い色です。海の色のような・・・




すてきな柄の単衣。
鏡の前で合わせて見て、あまりに素敵な柄なので嬉しくてまた友人に電話してしまった。
私の方が似合ってもらいました。
綿ローンのようなシルクのようなちょっとわからなかったけど、やっぱりシルクなのでしょう。
丈も比較的短く、浴衣かとも思いました。








夏もいっぱい着物を着よう。この着物をまず丸洗いに出して夏に備えようかし・・・
他のはあまり出さなくてもいいように良くお手入れされています。













すてきな帯です。紺色の無地に合わせてあったようでした。
帯は他に2本いただきました。








なんにでも合いそうな上品な花です。


娘にまでもらいました。










とても素敵だったのに、良く着られたのか穴が開いていました。
この着物をクリーニングに出そうとしてみつけてしまいました。





裏にまでこるのが和服です。
これは道中着というのか、作務衣というのか・・
表も裏もいい感じです。






あまりに素晴らしいコレクションでただうっとりとするばかり・・


Kさんほんとうにありがとうございました。












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雪が降った後は ・・・ after snowing

2016-01-18 23:59:05 | seasons
昨日の夜から降った雪は朝少し積り、通勤の足が乱れました。
幸い私は二駅目のところに通っているので、何とか時間に間に合いました。

私が行っているのは子ども園の幼児園舎なので4歳から6歳までのお子さんが
通ってくるところ。乳児園舎は少し離れていて全体の行事がある時だけ
こちらにやってきます。

感心してるのは職員室なので入ってくる時は、必ず失礼しますと言わせているところ。
この前は気持ちのコントロールができなくなった子供が、泣いて騒いでレッドカードを
もらい、職員室の長いすでクールダウンしていました。お友達が靴を持ってきて
教室に戻ることを誘っていましたが、泣きはらした顔では戻れないと
しばらく職員室にいてから汚した長椅子のカバーを園長先生と一緒にお洗濯に持って
行ってから、給食に間に合うように戻って行きました。あとで通りすがりに
教室をのぞいたら、何事もなかったかのようにお友達と給食を食べていました。
いろいろなドラマのある職員室ですが、先生方はどうしたら教室に戻れるか
これからどうしたらいいかを自分で考えさせて、社会性をつけさせようとしています。

月曜日は仕事帰りにヨガに行くことが多く、今日も寄ってから帰りました。
着付けをしたり、ヨガをするとどれだけ自分の体がゆがんでいるのかが良くわかります。

帰り道に雪の後の太陽の光がきらきらして、きれいだったので写真を撮りました。
残念ながらスマホ写真です。










































夕食後に衣装ケース一箱送った和服をもう一度確認して干すことにしました。
初めて見たときは驚いて大騒ぎしましたが、家に帰って見てもますます素敵で
思わず一緒に行った友人に電話をしてしまいました。

よく見ると丸洗いやプレスに出さなくても大丈夫そうなものが多く、
良く着てらしたらしく色が少し落ちていたものはよく見ると穴が開いていたので
柄と色がすごくいいのでベッド・カバーにしようかと思いました。

毛糸もたくさんあって、私は今は編まないのでもらわなかったのですが、
子ども園で毛糸を買っていたので、お願いして園での編み物用に
させていただくことにしました。
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