Reflections

時のかけらたち

蓮の花とシャンソン ・・・ going to Miki Hayashi birthday solo live for the first time in two years

2019-08-27 23:25:03 | music
8月24日

二年ぶりに林美喜バースデー ソロ ライヴへ

最後まで迷って、当日の朝、吉祥の女将さんに電話してチケットを予約してもらいました。
林美喜さんは私がいろいろなことを教えていただいた呉服屋さんの娘さんでシャンソン歌手です。
ご主人は亡くなられたけれどときどき思い出します。なんだか家族のような感じで接してくれる
ご夫婦でした。会場にはたまたま知り会って、シャンソンが好きだったので長年来ている、まるで
家族のような付き合いの年配の方もかなりいらっしゃいました。

午前中は九段下でベルカントレッスンで、またモーツァルトを練習しました。
モーツァルトの魅力、カラフルな色彩感・・ たくさん教わることがありました。
色の足し算、刻むリズムとメロディー、ハーモニーの移り変わり、純粋なキラキラ感。
そしてあのメランコリー。あの音の振動は本当に植物が育つとか・・ 昔、胎教にもいいと
言われていましたね。

小さなお店でのライブは独特の空気感があって、来ている人と自然に話が生まれてきます。
その音楽が本当に好きで来ているので通じるところがあります。
彼女も一人一人のリクエストをとても大切にしていました。

2年前も蓮の花が咲いていましたが、これほど咲いていませんでした。
その時、公園に傘をさしたパントマイムの女の子がいました。
今回はギラギラと真夏の光の中の蓮の花でした。スマホで撮りましたが、一眼を持ってこなかった
ことを後悔しました。始まる前に池の周りを少しだけ歩いて見事な蓮の花を楽しみました。








































池の端 Qui







ワンドリンク付き。突き出しのきんぴらごぼうがおいしくて家ですぐまねました。しらたき入りです。







一曲目のシャントゥーと言う曲は Chante comme si tu devais mourir demain と言うタイトルでMichel Fugain
が作曲して自分で歌っています。作詞はPierre Delance。明日死んでも今日歌っていようという元気の出る歌がオープニング
でした。






シャンソンばかりではありませんが、歌を楽しみました。
遊ぼうよ、ヴィアン・ムッシュウは戸川昌子さんが良く歌っていた歌とかで、作詞のなかにし礼さんも
この歌を歌い繋いで行けるのは林美喜しかいないと話していたというエピソードをお客さんが話していました。
昔なじみのお客さんのリクエストです。





バルバラの黒い鷲を歌う美喜さん。


伴奏はピアノ・シンセサイザーとフルートでした。


Aug.24 2019  Ueno


おまけ)



Chante comme si tu devais mourir demain  オリジナルのMichel Fugainで

このシンガーの歌は当時サーカスとかが歌っていたということでした。どこか懐かしいメロディーです。
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芸大美術館から銀座の画廊まで・・・from The University Art Museum -Tokyo University of the Arts to a gallery in Ginza

2019-08-26 22:40:30 | art
8月23日

そうそうNさんは私の結婚式にも駆けつけて下さったので30年ぶりくらいにこの夏にお会いしたのでした。
この前お会いした時に、一緒に絵を描いていた鹿島建設のアトリエ(美術クラブ)はおしまいになって残念と
話されていました。そしてご自身が所属していた会社の展覧会の案内を送っていただいたので、ちょうど軽井沢行きも
1週間後の方になったので、見に行くことができました。



芸大美術館で開催されている「円山応挙から近代京都画壇へ」が途中入れ替えが9月初めなので、どっちに行くべきかと
見ていましたが、とりあえず前期で行ってみようと銀座に行く前に午前中にスケジュールを組んで、歩けたら
イナムラショウゾウのお店まで古い街並みを歩いて、日暮里に抜けるコースを考えました。イナムラショウゾウは
芸大の裏手の上野桜木のパティスリーがなくなって、日暮里近くのショコラティエに統合されていました。
自分で作ればよかったのですが、小さなパウンドケーキを展覧会に持って行くことにしました。

円山応挙は江戸時代の画家で写実を作風とした日本画では大好きな作家です。円山応挙とか池大雅とか・・
江戸の当時の人気投票で一位円山応挙、二位伊藤若冲だったそうです。以下与謝蕪村が続いていたような・・
若冲はあの頃から人気だったのですね。現代では最近ブームになった記憶です。
応挙に続く四条派の画家たちの絵が並んでいましたが、すごく現代的な感じがしました。装飾的だった日本画の中に
スケッチしたような絵は斬新だったと思います。

丸山応挙の言葉

形を写して
気を写す

会場の一角でビデオが流れこの言葉を心に留ました。




写生図鑑は何と京都の千總蔵です。






遊女もまるで菩薩のようです。





 
















芸大の学食でのランチは何と430円。味噌汁はシジミを選びました。ひじきの煮物までついてボリューム満点。







日暮里に近づくとおもしろい店がぼつぼつと出てきます。







朝倉彫塑館には若いころ何回か行ったことがあります。最初の織の先生に教えてもらいました。







イナムラショウゾウについてせっかくなので家用の生ケーキと、お土産のドライケーキに以前にあった
詰め合わせがなかったのでフルーツケーキにしました。包んでもらっている間お店に置いてあったお水を
いただいたのですが、なんとレモネードでした。美味しかった。以前も桜木のお店で長い列を作っていた時に
いただいたことを思い出しました。あちらのお店では木村伊兵衛の写真が飾ってあって素敵でした。元ショコラティエの
新しいこちらのお店では喫茶のコーナーが無くなってちょっと寂しいです。



銀座の画廊はまたおしゃれ。







OBの方たちのもう絵を描きなれた方たちばかりの大成建設の美術展です。
どの方たちも自分の世界を持っていて作品になっています。工芸とは違う、また自由な表現の世界です。
Nさんの絵は遠目で見てもどれかわかりました。珍しい自画像とのこと。遠目ではお母様を描いたのかしらと
思いましたが、年を重ねてさらにやさしくなったNさんの姿でした。スケッチブックを持っていて
40年前の自画像のスケッチを見せてもらいました。ちょうど出会った頃かしら・・髭を生やしていてちょっと
精悍な感じがしました。しばらくお話して次回大学OBの展覧会での再会を願って別れました。
これから2ヶ月で20号を描き上げるとのことでした。
いつも絵や音楽の話で楽しいのですが、今回はモーツァルトの話で盛り上がりました。私もベルカントで
アリアをやっているので、自分で表現する立場からより近づいて理解が深まる感じがしました。
ピアノの時は感じなかったことです。Nさんはホルンをやっていたのがモーツァルトの導入だったようでした。







帰って夕食はいつもの海老のソフリットソースのパスタに、Sに帰りにデパ地下で安くなった魚を
買ってきてもらって日向夏のドレッシングでカルバッチョにしました。パスタは人参、玉ねぎ、セロリを
オリーブオイルで炒めて長い間煮るような感じで甘みを出します。えびを加えて生クリームと塩コショウだけ
で味をつける我が家の定番です。日本酒を少しだけ使います。今回はしめじとエノキのみじん切りも加えました。









娘に頼むと夕方のデパ地下はものが安くなっているのでいっぱい買ってきてしまいます。
思いがけないご馳走でした。




イナムラショウゾウのケーキまであったので、もうお誕生日みたいです。


Aug.23  2019  Ueno & Ginza





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6月の霧多布湿原の花 ② ~ 初めての北海道旅行 2 ・・・ flowers in Kiritappu in June ②

2019-08-25 21:59:37 | wonderland
霧多布湿原の花歩きの続きです。同じ花も何回も出てきます。




センダイハギ




エゾツルキンバイ? シコタンキンボウゲ? エンコウソウ? キジムシロ? 黄色い花はたくさんあって判断つきません。







マイズルソウ










ヒオウギアヤメ




広い湿原にカッコーの鳴き声が響き渡っていました。




すてきなBGMをありがとう。托卵で評判悪いカッコーですが・・




見晴らしの良い湿原ではすぐみつけることができます。







クロユリ







初めて見たクシロハナシノブ。マイズルソウも初めて・・
















クロユリがこんなにたくさん咲いているのを見たのも初めてです。























白っぽい湿原も秋になるにつれて、青に変わっていくというガイドさんのお話でした。

浜中町にある天然記念物「霧多布湿原」を守る為、地元の主婦の方や、漁業者の方などが中心となり設立した
認定特定NPO法人のナショナルトラスト活動を町ぐるみで応援しています。
ここも守られている自然です。



June 15  2019  Kiritappu Wetland
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6月の霧多布湿原の花 ① ~ 初めての北海道旅行 2 ・・・ flowers in Kiritappu in June

2019-08-24 23:54:31 | wonderland
厚岸から霧多布湿原に向かいました。

若いネイチャーガイドさんから花の名前とか教わりながらの散策です。
今年は花が咲くのが早くて、いろいろな花が咲いていてラッキーでした。








一面のワタスゲ





ハクサンチドリ




エゾツルキンバイ

















ヒオウギアヤメ




エゾカンゾウ














シロバナスミレ







クシロハナシノブ







アザミも本州で見るのと違います。




センダイハギ


























まだ学生さんのようなネイチャーガイドさんと小さなグループに分かれて、質問したり、いろいろなことを
教えてもらいながら、まだまだ進みます。

風が強かったせいか鳥たちの姿を見ることができませんでしたが、ワタスゲで真っ白な世界の中、気をつけて
見ると小さな花たちがいっぱい咲いていました。

June 15  2019  Kiritappu Wetland
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北の大地に着地 ~初めての北海道旅行 1 ・・・ on the ground of north country 

2019-08-22 23:59:09 | wonderland
スキーと出張以外は行ったことのなかった北海道。6月の道東旅行はまるで初めて
北海道に降り立ったように新鮮な驚きでした。アウトラインしかアップしていなかったので
時系列に思い出しながらレビューします。

6月15日の朝、釧路空港に着地。



千歳には何度も降りているのですが、釧路空港から市街をを通って厚岸町に行く途中は北海道らしい牧草地が
続いてグランドマーモーゼスの絵のように素敵でした。赤い屋根の牛舎やサイロ(今では使っていません)や
牧草の束や牛たち、時折鹿を見ることができました。行きは窓側でなかったので、写真を撮っていません。
道路沿いに柵が張り巡らされていて、増えすぎた鹿の害を防いでいます。
木々や緑の広大は風景は本州で見るのと違って、まるで異国に来たようです。田園風景の中の木々の形が
とても素敵でした。北海道はアイヌ民族の地で、そこに本州からどんどん人が渡って行って開拓して
行った土地です。


最初の目的地は昼食をとるために厚岸味覚ターミナルです。



風の強い中バスを降りて、味覚ターミナルに入りました。上に展望台があり、レストランや土産物屋が
入っています。そこで牡蠣のランチをいただきました。生牡蠣からフライまでいろいろな牡蠣をいただくことが
できました。厚岸はカキの養殖とウィスキーで有名なところでした。












そういえばスキーの時に千歳に飛行機が凍結のため降りれなくて、函館に降りて一日冬の函館を観光した
ことが昔ありました。そこで見た海とは全く違う北海道の海でした。




グレイッシュな海の色が素敵でした。



































June 15  2019  Akkeshi



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夏の盛りの今日この頃 ・・・・ these days in the height of summer

2019-08-21 23:56:49 | a day in the life
山手線沿いからサルスベリの花が咲きだし、道路の反対側の公園沿いの
サルスベリが少し遅れて咲きだすと夏も真っ盛り。公園の木々の蝉たちが
短い命を燃やしています。銀杏の木の下にもう銀杏が一房落ちていました。
この時間の移ろう速さにだいぶ遅れてついて行っている私です。

毎日が日曜日の生活になっても、夏は夏休みという感じがします。久々に
子どもの時のように夏休みを暑さと共にべったりと過ごしています。



お昼は久しぶりにベトナムのバインミーサンドイッチを買っていただきました。




昨日のランチは馬場フラットで海老のアヒージョを乗せたパンとくるみカフェに冷たいコーンクリームスープ。くるみ生地の
パンにコーヒークリームが挟んであり、コーヒー豆もカリカリとおいしいです。この店はフランスパンにミルククリームが
挟んであるミルクフランスが一番おいしい店と言われています。北海道の小麦粉を使い、バターは発酵バターを使っています。

最近朝はサラダだけで、お昼はパスタとか作ると食べ過ぎてしまうので、パンにしています。朝ヨーグルトだけのことも
ありますが、やはり少し食べたくなってしまいます。



昨晩は家にごぼうがあったので、主人の姉から昔レシピをもらった豚肉の煮込みを作りました。ごぼうをこういう
煮込みに使うのは珍しく、初めて作ってみました。以前は作ったのをもらって、レシピをいただいたのだという
かすかな記憶が残っています。エリンギ、豚肉の三枚肉塊、玉ねぎ、ごぼう、プルーン、赤ワイン、バルサミコ酢、スープで
柔らかく煮込みます。時間をかけてルクルーゼの鍋で煮たら、味がなじんでおいしかったです。


⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ *

最近、おもしろくて見ているのがBS日テレの「イサベル」。偶然第11話から見始めました。



スカパーでやっていたけど、もう契約していないので、BS日テレで放映してくれてよかったわ。
あの頃からイスラム教とキリスト教が対立して、ユダヤ人が迫害され、歴史は今も続いています。人間は
ほんとうに成長しない生き物。コロンブスの新大陸発見がもうすぐだけど、キリスト教の布教と
権力者の富への欲望がマッチして歴史が展開されていきます。政略結婚だらけのヨーロッパで
王族に生まれたものの宿命を感じます。戦争に明け暮れ、国の統治も問題だらけで、なんと重い立場なの
だろうかと思います。

スペインのいろいろな街の成り立ちの歴史も垣間見ることができます。アルハンブラ宮殿は実際にロケをしている
ように見えます。グラナダには若い頃から次に行ってみたい場所でした。まだ実現できていませんが、この歴史を
見るとのんびりスペイン周遊の気分でもなくなります。歴史の本で見るのと違って、現実味を帯びてきます。
でもアラベスク模様のアルハンブラは今でも憧れます。



スペイン語を聞いていると、イタリア語にものすごく近くて共通する単語がたくさん出てきて、言葉を
聞くのも心地いいです。

⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ * ⋆ *

月1回のイタリア語でももう近過去まで来ました。
今回(8月18日)は先生が作ったプリントで、町でイタリア人にあった時にかける言葉を、フリーシチュエーションで
やってみました。Sさんがお蕎麦屋さんでイタリア人の集団に出会って挨拶しかできなくてと、前回話して
いたせいか・・ 今まで習ったことを全部活かして表現する練習です。

近過去で再帰動詞で混乱しているのに、先生は今度は半過去に行こうかとどんどん進めていって
宿題をだいぶたってから見て、こんなに難しいことやっていたのだとびっくりしてしまうことも。



レッスンが終わって、今回はカレーラスのカタリから続けて彼の歌を聞きながらのコーヒータイム。
家に残っていたバナナケーキを少しだけ持って行きました。食べちゃったあとの写真ですが、
下北沢のレモンケーキをいただいて、懐かしい味がしました。Zさんから高島屋に代々木八幡のパン屋さん
「365日」が出店されたと聞いて一度行ってみたくなりました。日本橋高島屋にも久しく行っていません。
音楽の話からおいしいものの話まで雑談しながらのひとときです。


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カリブチャイのHさんとのお茶 ・・・ tea for two

2019-08-20 21:29:29 | pause-cafe


7月23日

翌日のセーリングへのお招きで、何か持って行こうかと思い、そうカリブチャイの紅茶はおいしいよね
と思いつき、同級生の主宰するティーサロンのお茶を当日電話して分けてもらうことになりました。
お菓子はアテスウェイのドライケーキにしようかと思っていたのですが、なんとネットで調べていたのに
実際は2日続けて休業だったのですね。西荻駅から歩いて行ってがっかり。他にお店を知らないので、
いつも西荻に行った時に買うパンとソーセージも買わないで、新宿経由で帰り、ウェストのリーフパイを買って
帰りました。

そしてなんと待ち合わせにした西荻の代名詞「こけし屋」も定休日。自転車でさっそうとやって来た彼女、
「ゴメン、ゴメン」と地元民なのにうっかり。どこかほかの場所と言うことで少しだけ歩いて、Grace
という紅茶もケーキもおいしいお店に行くことができました。ひまわりと言う珈琲店もあったのですが、
ゆっくりと話せるところがいいよねと言うことで。





私の育った街、西荻窪はどんどん変化して、アンティークやギャラリーや素敵な街になって、
昔から吉祥寺や荻窪より好きでしたが、今でも変わりなく好きな街です。
こけし屋は小学生のころからお土産に母が買ってくれるシュークリームが楽しみでした。
駅の近くにあるので、ちょっと休憩するには落ち着いていい場所です。古いほうのお店では
いつも静かにクラシック音楽が流れていました。
今回新たにGraceというケーキがとてもおいしいお店を偶然発見できてうれしかったです。
さすがティーインストラクターが選ぶお店で紅茶はとてもおいしかったです。
あまり広くないので、入れてラッキーでした。





紅茶とお菓子で話がつきませんでした。身近に起きたキャッシュカード取り換えサギの話しとか。本物の
警察から電話があった後、偽の警察から電話があったとか。家のマンションにも地元の警察署から
管理人を通して、各戸を回って振り込め詐欺の注意喚起をするというので、あらかじめ約束した
時間に警察官が来たのですが、気持ちのいいものではありませんでした。警察官も怪しそうなので。
ドンドン巧妙になっていくサギに巻き込まれないように心の隙をつかれないようにしないとね。
私の場合はかかってくる電話は半分以上出ていません。親しい人はLINEとかメールなので。





もう1か月近く経ってしまいました。蝉が最後の力を振り絞って鳴き、サルスベリの花が次々咲きはじめる
夏も後半。今日はこちらに引っ越してきてから始めて、普段物置のようになっている部屋のレースのカーテンを
洗いました。あっという間に時が経ってしまうのですね。上のカーテンも開閉も全然していなかったので、
たたまれたまま、すごく日焼けしてしまっていたので、もう使えないかしらと思いました。半分だけしかないので
今度はロールカーテンでもいいかしら?

July 23 2019  Nishiogikubo

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8月の星岡 (2019) ・・・ Hoshigaoka in August (2019) 

2019-08-19 23:59:30 | dish
8月9日

世界の絣展から2日あけての星岡は両方とも元気だったら和服がぴったりだったのですが、
文化服飾博物館の方は脱落。今回の星岡だけ浴衣なら着るのも気が楽なので浴衣にして
出かけました。

夏の着物も思ったほど暑くないのだと再発見。



8月の献立

前 菜  いかみじん粉揚げ  
      じんた和え 寄せしらたき田楽
 椀   ゆばとうふ
      えび、椎茸、青葉
焼 物  魚の風味焼
煮 物  切干大根信田巻煮
      南瓜の含め煮、いんげん
酢 肴  鶏ささみみどり酢
ご 飯  とうもろこしご飯




最初に出来上がったのが、前菜の3品です。どれもおいしそうです。新挽き粉を使った紋甲いかの揚物はお弁当にも
むいているとのことでした。新挽き粉は大きなスーパーでは売っていると思いますが、私は冨澤商店で買っていました。




ゆば豆腐の材料。家にまだお正月に使った魚のすり身の冷凍が残っているので、今度作ってみたいです。




びしょ卵裏ごし。和食の世界ではよく使うようですが、家庭料理ではなかなか使っていません。ゆばどうふや
しらたきの田楽で使っています。




流し箱にラップを敷くときにこうすればよかったのですね。これを見ないで寄せしらたき田楽を作ったので
角をきちんと押さえるのに苦労しました。




イサキの風味焼の材料










このホイルのたたみ方は覚えておくと便利です。




信田巻のかんぴょうを幅を二つに切って、結んでいるところです。ここでかんぴょうを使う時は幅は
たいていそうです。繊細に見えます。私は手で裂いていたのですが、ちゃんと包丁で切るのですね。
全く私は男の料理です。盛り付けも写真も雑で反省。


自由な講習が終わって部屋に戻ると食事が準備してあります。
ここの料理教室の魅力は先生との対話にあります。どんな質問にも答えて下さいますし、
応用の話が広がります。生徒も一人の時もあれば二人の時もある贅沢な
講習で、先生は普通なら企業秘密になるようなことでもなんでも教えてくれて
まねて作っているお店もあるという話でした。和食が広がることを大切に思っていらっしゃいます。
いつまで行けるかわかりませんが、貴重な場所で、長年通う方が多いのもわかります。
特にお茶をやっている方はお茶事の参考にすごくなりますよね。長野から通って
きてる方がいました。

今回前回の時に写真を撮ってくださった方がプリントして持ってきてくださいました。
娘さんが和服が大好きとのことです。私も和服で参加が定着して嬉しいです。













信田巻は切り干し大根とは思えない上品な味でした。やさしい味です。




枝豆のじんた和えが夏らしい色です。










イサキはなかなか手に入りませんが、美味しかったです。







今回のカフェ散歩は中野のブロードウェイの甘味処で休憩。何ともレトロな商店街です。
中野は奥が深そうで、きっとどこかにいい珈琲店もあるのでしょうね。



今日の着物



あるばとろすさんは夏大島に捨て松の帯。私の夏大島っぽい着物はこれほどの透け感がありません。




この帯を最初に見た時、動きがあってすてきだなと思いました。色も好きな組み合わせです。




私は浴衣。「いけだ」のオリジナルです。今度着る時は麻の黒い帯か絽綴れの白の露芝にしてみようかしら。




この時期に着れるのは他には、小千谷縮か有松絞。 久しぶりに着る浴衣です。前回落語に着て行った
黒の浴衣の反動で買った涼しげな柄です。





この日の奇跡
落合駅でメガネがないのを発見して、中野駅に戻り、駅員さんに遺失物の問い合わせをしたらないとのことで
多分パスモをチャージした時ではないかと思ったりして、そこを見て、甘味処まで確認に行っても
無くて、駅に遺失物の今後の問い合わせ方を聞いて、ホームに戻りました。中野駅の東西線や総武線は
なんだか面倒で電車によりホームが変わるので一度変えていたので、そちらの方のホームを何気に見たら、
何とエスカレーターの脇に小さなこげ茶のメガネケースを発見。隣のホームに移動して無事保護しました。
家にもいくつかある老眼鏡ですが、ブルーライトカットでこれが一番使いやすいので、見つかってホッとしました。
家に帰ったら、涼しげな浴衣でしたが、汗だくでした。
小さなバックは危険ですね。以前も和服の時に、結婚の内祝いでいただいたハンカチを落としたので、
それは買い替えたことがありました。


* * * * * * * * * * * *

ちょうど昨日の夕食に作ったところでした。
イタリア語に夕方から行く前に慌てて3品作りました。






かぼちゃの煮物も何か見て作ったことはありませんでしたが、レシピ通りにすると、かなりの時間差で
調味料を加えて、いつもと違っておいしくできました。




寄せしらたき田楽は時間がなかったので、びしょ卵の裏ごしはスルー。すりばちですっただけです。
半分の量で作ったので、厚みが出ませんでした。次回はもっと小さな寄せ箱で作ろうかと思います。
とてもやさしい味でおいしかったです。練り味噌は時短のため今回は冷蔵庫にあったチューブで。
この盛り付けではお惣菜になりましたが、たくさんおかわりしていただきました。
新挽き粉で揚げたのももっと白くて、きれいに切れたのもあったのにこちらだけしか写真に撮らなくて
見た目がきれいでないですね。もっと神経を行き届かせないといけない和食です。


じんた和えはもっと前に作りましたが、なまわさびは買えず、無着色のチューブの山葵にしました。
15日のブログでアップしています。


Aug. 9  2019 Asagaya  
Aug.18  2019 home
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この世界の片隅に ・・・ in this corner of the world

2019-08-18 23:57:59 | movie


NHK でやっていた「この世界の片隅に」の音楽メイキングでコトリンゴさんの歌声を聴いてその魅力にひきつけられました。
映画もTVで放送したので録画していたのをやっと昨日見ることができました。

見た結果、やっぱりこの映画の最大の魅力はコトリンゴさんの歌とのんの声にあると思いました。
戦争と言う悲惨なテーマをアニメにしてしかもオブラートに包んで悲惨な出来事でもほんわかした声に
救われます。静かな反戦映画なので、すごく感動するとかではなく、じわっとくるタイプです。同じアニメでは
ジブリの「火垂るの墓」がありますが、こちらの方がインパクトがすごく強かったことを覚えています。



ネットで見ていたら、「アニメ映画『この世界の片隅に』連続上映1000日超に」と言うニュースがあり
3年前に上映されてから継続されていたことに驚きました。
「終戦の日に合わせた特別上映のあと、片渕須直監督が戦争について想像することの大切さを訴えました」と
なっていて、今ここで自分に起きたらどうなるかを想像させる意味でいい映画だと思いました。
今ここで食糧の輸入ができなくなったらどうなるかとか、空襲にあったらどう行動するのかとか、それを災害に
置き換えても、日常生活が失われるとはどういうことなのかとか・・・
そんな中で右手を失っても、姪を目の前で失っても、この世界の片隅にある自分の居場所を信じて生きようとする
彼女の世界に希望を見出すことができます。
終戦の時の日本が被害者扱いはちょっとないと思いましたが、そう考えた人も少なからずいたでしょう。相手の暴力を
責める前に日本が経済的に追い詰められていたにしても、戦争を引き起こしてしまった事実を忘れないでいることが大切
です。
現代でも不安定な国際社会にいる日本です。

戦争の恐さの事実を知り、今でも起こりうることとしての想像力を持たせることは大切なことだと思います。

この映画のサイトでは英語、スペイン語、フランス語、中国語での説明があります。
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真夏の温室と蝶々 ・・・ orangery(green house) & butterfly

2019-08-18 03:25:38 | wonderland



8月15日

真夏の新宿御苑は外国人観光客が少しいる程度のまばらな人たちしかいない場所で、日影が少なく
夏に来たくなる公園ではありません。それでもその近くに来たので、カメラをしょって出かけていました。
花はなくても、温室に行けば何とかなるかという思いです。

スリランカの人たちがやっているお店バンダラランカを出て大木戸門から入ります。
大木戸門は温室のすぐ近くなので、アプローチとしてはちょうどいいです。










温室の周りには池があって、蓮や熱帯睡蓮が咲いていました。









このかわいい水草は名前をやっとみつけてガガブタ
言うことがわかりました。アサザから調べて行って見つかりました。ガガブタ=鏡蓋 から来ています。
アップする前に新宿御苑最新情報を見たら、今は載っていました。咲き初めだったのかな?






































温室の中に入りましたが、中もやっぱり暑かった。
空気が湿って、そこは南国でした。でも冬に入った時のようにレンズがあっという間に曇ることは
ありませんでした。






















入り口だけで、その先は水やり中で、ストップでした。









日本庭園に抜けて、母と子の森を通って新宿口に向かいます。
途中、休憩していたら、センニンソウにアゲハチョウが来ていました。


































帰りに新宿追分だんごでかき氷でも食べて帰ろうかと思ったら、こういう有名店ではかき氷ごときが千円以上するので
スタバで桃のフラペチーノで喉の渇きをいやしました。


Aug.15  2019  Shinjuku Gyoen National Garden




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