Reflections

時のかけらたち

編み物をしながら ・・・ while knitting

2019-11-30 23:55:35 | a day in the life
熱が下がっても、またぶり返すといけないので、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を聴いたり、
テレビの音だけ聞きながら、編物に取り組んでいました。ちょうど今日のクラスの出席ができなかったので
まだまだ宿題のところまでとてもじゃないけど行っていなかったところに集中しました。
夕方、グループラインの方から今日のところを写真でアルバムで送って下さった方がいて、お互いよくわからないと
質問しあったり、助かっています。生徒個人にばらつきがあるので、説明も聞かないまま終わってしまったりするし
生徒で協力しないとたくさんの宿題をこなせません。

TVもつまらないので音楽にしたりしていたのですが、ほとんどヒアリングで映画も流していました。

宮沢りえが主演した「紙の月」と昔懐かしいポール・ニューマンの「ハッド」











キャスティングもすごくよかったし、いろいろ考えさせられるストーリーでした。
お金の問題。お金に支配されている時代ですよね。私も少しは運用しているけどこんなにハラハラしても
結局は±0で終わりそうな投資。だいたい儲けようなんて思うのが行けないのかもしれないけれど、老後の生活が
やはり心配になり、少しでも収益がと定期預金の意味がない時代に思ったりしてしまうのです。
銀行員を取り巻く、老人たちの世界が面白かったです。
若い大学生との恋はヴィスコンティの「夏の嵐」を思い出すけれど、そんな激しいものではなく、お金も、恋も
「紙の月」であることがわかっている彼女。罪悪感もなく、この今の生活を振り切って好きなように生きて行く
主人公を宮沢りえがうまく演じていました。
男性にお金を貸してあげるという銀行員の主人公、これをもらったら何かが変わるけれどそれでもいいの?
と聞き返す大学生。夏の嵐でも不倫相手の除隊費用を渡し、彼はプライドを失って狂って行ってしまいます。





なんだかものすごく古いモノクロの映画をやっているかと思ったら、懐かしい「ハッド」でした。もうこんな古い映画
になってしまったのだ。
アメリカ英語が聞きにくくて、何を言っているのかよくわかりませんでしたが、どうも世代の断絶みたいな
ことらしかった。一つの映画からアメリカをすごく感じる映画でした。アメリカの歴史からして銃社会になるのは
わかるけれど、いい加減なくなってしまってほしいと思いました。
アメリカ映画にはよくある「エデンの東」のような家族の愛憎のテーマです。中学生の頃、ジェームス・ディーンに
ひかれて見に行ったけれど、難しい映画でした。「シェーン」の時子役だった男の子も出ていて、かわいい子だったけれど
30代でなくなっています。






昨晩遅くにやっていたアナザースカイ「前田裕二のニューヨーク」

前田裕二と言う若い起業家は、その年にしては人に対する思いやりや創造力のある人だと思っていて、
少し興味のある人物でした。こういう努力の人が若い人の支持を得ていることに嬉しく思います。


先天的な条件に恵まれて能力の高い人に負けたくなかった。後天的に頑張れば何でも出来るはず
どうせみんな死ぬ運命、自分にしか出来ないミッションをしたい。


自分の人生は自分のためではなく、誰かのために全力になる」、そして、そのある種「見返りを求めない愛情」によって
人にパワーを与える、という軸で生きていくって決めている。」と過去のインタビューで話していたという記事をみつけました。


ニューヨークの公園で弾き語りをする前田氏。yesterday

番組にずっと流れていたのはBilly Joel のPiano Man。いかにもニューヨークらしい。
でもなぜかDylan のA Hard Rain's a-Gonna Fall を連想してしまいます。

私の中にもDylanとだぶるイメージがあるピアノマン。このYouTubeを投稿した人もそう思ったのか
ディランの写真が出てきます。








このレコードには好きな曲がたくさん入っていてよく聴いた学生時代です。
シャンソンにScott Walker やジャニスやDoors の時代です。

The Freewheelin' Bob Dylan
Blowin' in the Wind
Girl From the North Country
Masters of War
Down the Highway
Bob Dylan's Blues
A Hard Rain's a-Gonna Fall
Don't Think Twice, It's All Right
Bob Dylan's Dream
Oxford Town
Talkin' World War III Blues
Corrina, Corrina
Honey, Just Allow Me One More Chance
I Shall Be Free




そういえば町にこのポスターが貼ってありました。来年日本でライブがあります。しかもライブハウススタイルで。
もう78歳だという・・ あの個性的な声、何とも言えない魅力が今でもあります。
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インフルがやって来た ・・・ coming down with the flu

2019-11-30 01:17:28 | a day in the life



I'm down

病気になればどれだけ主人が大変だったろうと改めて思い、
少し元気になって、起きて編み物を始めれば、母のことを思い出し、
家にいれば、ブルーのぬくもりを懐かしく感じています。
娘には遊び過ぎと言われたり・・・

25日に定例のコンサートで東響文化会館でチェ・ソンジンのベートーヴェンのピアノ協奏曲4番を
聞いた帰りに、なんとなく寒さを感じて、薬を飲んで寝ました。
翌日迷ったけれどお昼のヨガに行って、買い物をしてリュックにしょって帰ると重さがひどくこたえて、
帰ったらそのままお昼も食べずに夜中まで寝て熱を測ったら38度を超えていました。
その翌日熱が引かないので病院に行ったら何とインフルエンザのA型。タミフルをもらってすぐ飲みましたが、
なかなか熱が引きませんでした。
夕食はやっと食べる気がして、少し食べました。ひたすら寝続ける日々でした。

ニュースでもインフルが流行っているとちょうど流れていました。まさかの展開で予定していたものは
すべてキャンセル。いろいろな人にご迷惑をかけてしまいました。病院で薬を飲んでいる5日間は人が集まることろに
行ってはいけないとのことでした。ちょっとこたえたのは編み物の教室に行けないこと。グループラインでみんなと
励ましあってすごい量の宿題に取り組んでいました。私は全く間に合わなかったけれど行かないと次のステップが
わかりません。翌日のCross Kitchen では一緒に料理を作らなければならないので、これは残念だけど
仕方がありません。(今年作るお正月料理はここで習うローストビーフにしようと思っていたのに)

今年はせっかく興味のありそうな友人お誘いして「気になる衣展」に行く予定でしたが、当人が行けないなんて
どうしようもないですね。お天気も悪かったけれど、申し訳ないことをしてしまいました。

薬のおかげでやっと熱がさがり、外出禁止のこの時に編み物に集中しようと思いました。
編み物はやっと少し慣れてきて、左手でもちかえていた2本の毛糸をあまりにも効率が悪いので、配色糸は右手に持って
アメリカ式とフランス式の混合でするととてもやりやすいことがわかり、スムーズに進むようになりました。
それでも少しほどいたりすると目を拾う時に糸が割れて拾いにくく時間がかかってしみます。
一周するのが大変です。
編み物と言う航海に出ている感じがします。無事目的地に着けるといいけれど。
細かい模様編みは視力が衰えて、ヘバーデン結節でこわばっている指には困難なことではあるけれど
固まっている関節が少し動きやすくなってきているようで、年を取ってからの編み物は体によさそうです。

明日の教室は病欠になってしまいますが、翌週とその翌週にもあるので、それまでには宿題の所まで
やれたらいいなと思っています。段数を見たら今の私には天文学的な数字でした。
やっと模様が出るのを楽しみながら編むことができるようになりました。

今日はやっと晴れました。







私がダウンしていた間、ベランダの植物もしょんぼり。慌てて水やりをしました。



皆様も人込みには気を付けてくださいね。今年は流行が早いそうで、不意打ちと言った感じです。
去年は予防注射していたのにね。今年はちょっと気が緩んでしまいました。
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コーラスフェスティバルが終わった ・・・ Chorus Festival is over

2019-11-25 23:53:59 | a day in the life


前日の練習の時に、イルテアトロ音楽院でコーラスフェスティバルの時のプラカードを見せてもらいました。
まるでモーツァルトのように笑っているテノールの安藤英市先生も一緒に写ってしまいました。


11月24日

達成感と言うより、無事終わってよかったと思いました。

前日も練習、当日の朝も練習です。最後には先生がコンクールではないので
楽しんでと歌ってと話されました。楽しさと歌の良さが伝わればと・・・
前日の練習で少しばらついてしまったので焦りましたが、当日はうまく行ったようです。
暗譜がなかなかできなくて、特に言葉。
「私のお父さん」では父のことを思い出しながら・・甘えるようにちょっぴり脅して歌う
「恋の悩みを知る君は(Voi che sapete)」では揺らぐ若者の心を・・
1つの曲を仕上げるということは大変なことです。たった2分半の曲でも。
いろいろ練習したことが思い出されます。
最後には曲を一つにまとめるということで、次のフレーズを準備しながら(次のメロディに
つなげるように)歌うという歌い方。それて滑らかな一つの曲になります。決して音を落とさない。
練習の時には父のことも思い浮かびましたが、いろいろな思いを込めると言っても
当日はもう歌うことだけで必死でした。

前日も集中していたので、できるだけ早く寝ることにしました。編み物も少しの間おやすみ。
余裕がある時は歌う曲をYouTubeでいろいろな歌手が歌うのを聞きながら編み物もできたのですが
さすが直近となると余裕がありません。

初めての舞台は出る前はあれこれ考えてしまいましたが、出てみると、落ち着いて
先生の指揮だけを見て一つにまとまることができました。


午前の部だけ見て、打ち上げのホテルグランドアーク半蔵門に行きました。帝国ホテルが運営している
ということでおいしいお弁当でした。

コーラス・フェスティバルでは他に小さな子供が天真爛漫に前で踊っていた「パプリカ」がとてもよかった
です。歌と子どもが踊るイメージがぴったりで、命が育って行くことを感じさせるものでした。





当日の朝、音楽院で練習してから日経ホールまで歩いて移動。
途中、元の職場が昔あった場所あたりを通りました。すっかい様変わり。



星のやもこんなところにあったのですね。




フェスティバルの午前の部が終わって、半蔵門に移動しました。




グランアーク半蔵門で打ち上げ。ビールがおいしかったです。









                 


夕方からはイタリア語のクラスに向かいました。
もう抜け殻状態で、宿題もやっていなくて、最寄駅のエクセルシオールで、Sさんに連絡があったZさんと会い
宿題を一緒にやり先生のお宅に向かいました。




先月Sさんが持ってきたお花がまだ持っていたとのことで、残った花を小さな花瓶に移し替えて飾ってありました。




クラスではZさんが挑戦するイタリア語検定の会話の練習と、あとは直接目的語代名詞、間接目的語代名詞と近過去の
復習など。自動詞他動詞が絡みややこしい。

お茶の時間ではワッフルをごちそうになってしまいました。ボーイ・ソプラノの村上友一君のVoi che sapete やほかの曲を
聞きましたが、女の子の声のようにかわいかったです。先生はダンスの振り付けをやっていらしたことを初めて知りましたが、
それで音楽に詳しかったのですね。air というCDには村上君の歌のほかにブラームスの間奏曲なんかも入っていて
久しぶりに聞きました。
後はホセ・カレーラスと握手をした話で盛り上がってしまいました。


Nov.24 2019  Kanda ~ Otemachi ~ Hanzomon
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またさらに一歩上に、広がりを持って・・・ stepping up having the spread of human relations

2019-11-22 23:51:49 | thoughts
11月16日

ベルカントレッスンと高校の古希同期会へ

10月12日に予定されていた10年ぶりの同期会は台風のため延期されて11月に開催されました。
そのため、出席者は当初160名程度の出席予定者から入れ替えがあって、149名となりました。
行ってみるともともと少ない比率ですが、ほとんど男性ばかり。

午前中はベルカントのレッスンで、午後3時から同期会で一度帰って和服に着替える時間がないので
朝から和服を着ることにしました。このような感じでレッスンに和服で行くのは2回目。発声練習の時に手が
上がりません。ソプラノの先生も私も和服で来ようかしらと話していました。蝶々夫人の時には着物に慣れるため
和服でいらしていた時もありました。



早起きして着付けましたが、以前より早くなっているような気がします。




選んだのは牛首紬(加藤 改石)と菊の花の帯(秀や)、道明(長尺にしたせいか色の出方が微妙です)帯揚げは自分で染めたからし色


午前中のベルカントレッスンは現在九段生涯学習館がしばらく使えないため、神田にある先生の音楽学校で行われます。
小川町から引っ越したばかりで出世不動尊の前のビルのなかに在ります。





日曜日が千代田区のコーラス・フェスティバルで日経ホールで晴れの舞台です。仕上げにかかったレッスンでしたが、
モーツァルトのシンプルで無駄のない音楽だからこその難しさに挑戦です。発声と言葉の発音も命ですが、純粋なキラキラ感を
どれだけ表現できるでしょうか・・ 上あごを舌がなめるような、声を後ろに放り投げて歌うとオペラらしくなります。
ひとつレベルアップしたことを感じました。このように歌うと自然に腹式呼吸ができています。
やっぱり目標を設定することは大事なことだと思いました。
明日と明後日当日の朝に練習があります。

そういえば、天皇即位の式典の中で、君が代がソプラノの歌手によって歌われましたが、君が代を海外のオケが
演奏するとどうなるかを聞かせてもらって、とても興味深かったです。何時も母音が強い日本語から子音の多い
外国語の違いを歌で感じているのですが、楽器でもその反対があって、外国人が日本の曲を演奏すると
どうなるかということでボストン交響楽団の君が代とカラヤン、ベルリンフィルのを聞いてみましたが、ボストンのは
まるでアメリカの国歌のように堂々として、カラヤンはさすが繊細で美しかったです。ドイツの文化は日本と
似ているということもあるかもと。余談ですが、日本の音楽教育はドイツから入ってきて、大学でもイタリア歌曲を
すると選曲だけでマイナス点が最近までついたという話でした。

レッスン後は近くの最近できた三井ガーデンホテルで軽い食事を仲間と取りました。この辺はビジネス街なので
ウィークエンドに開いている飲食店が少ないところです。









和服の写真を撮ってもらいました。


                  


還暦の同期会は京王プラザホテルでしたが、今回はY'sと言うエステック情報ビル(工学院大学)の中のお店です。
延期で同じ会場が良く取れたと思いましたが1年も前から、万が一のことを思って2つ抑えていたとのことでした。







いつも同期会を企画してくれるフットワークの軽いI君です。
リタイアして今では大学の理事だけ残っているとのことでした。どこか悠々としたスケールの
大きさと気さくさがある人です。

出席された数少ない担任のうち私たちのクラス担任は加山雄三と同じ年で、一度大病はされましたが、も心身頭とも
とてもお元気で、70なんでまだまだと逆に励まされました。当時はすごく若かったはずですね。

途中、1年の時同じクラスだった人が集まる時間があり、こちらもおもしろかったです。みんな社会的地位もはずして
昔と同じように素の人間だけの付き合いに戻っています。
小、中も一緒で行方不明だった人も発掘しました。あの頃の写真がスライド・ショーで投影されていましたが、
若かったあのころ、青春の真っただ中で全然違うのですが、年をとってもみんな変わっていないのです。
社会科の先生だったS君は今は家で保育をする奥さまの従業員だと話していました。バイオマスエネルギーの研究を
していたK君は今までの研究成果を後輩に託したと・・ それぞれの生き方があります。
楽しかったのは1年の時に同じクラスだったT君が挨拶に来てくれて、なんだかフォークダンスの時踊ってあげたらしいの。
男子校だったので、男が人数倍だったので、男同士が踊ることもあるわけで私がT君しか知っている人が
いなかったのでそういうことになったらしい・・ わざわざこんなこと言いに来てくれて笑っちゃう。
同期会の最後には山田耕作が作曲した校歌と応援歌を歌いました。

その後の二次会にも行くことになっているらしくて、行ってみたら、二次会から参加のI君と結構話して
彼もヨット部で今は川でカヌーを楽しんでいるとのことでした。前回のクラス会の続きでコーヒーの焙煎のことも
また聞いてしまいました。伴侶を亡くして落ち込んでいたE君も今は野菜つくりが中心の生活のようで、少し元気そうで
良かったです。T高校は本当に男子校のようでラクビー大会や水泳、剣道の大会もクラス対抗でありました。種目別の大会では
部活に入っている人は出れなかったということも初めて知ったりして。O君のタックルはすごかったねなんて話したり・・
剣道部だったH君は前回お会いした時に心の病のお兄さんの面倒をずっと見ていましたが、今回は自転車の事故でまだ入院中とか
で来ることができませんでした。心優しい武道家だったのね。
卒業してからますます面白い人たちだったことを認識する仲間たちです。小・中・高のクラスのカラーが全く違うのは
興味深いところです。出会った世代が違っただけではないと思うけど・・

珍しくみんなが焼酎を飲んでいるので、黒霧島なんていただいてしまいました。
最近あまり飲んでないので、家に帰ったらすぐ寝てしまいました。気持ちのよい酔いでした。


Nov.16  2019  Kanda & Shinjuku

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11月の星岡 もうお正月の準備 ・・・・ Hoshigaoka in November (new year dish already)

2019-11-19 23:36:42 | dish
最近はホセ・カレーラスのトスティを聴きながら眠ることが多かったのですが、図書館からマイスキーのチェロで
ヴォカリーズ~ロシアン・ロマンス、 夢のあとに ~フレンチ・ソングズ・ウィズアウト・ワーズ、ラフマニノフ エレジー
とベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をかりてきたので、ヴォカリーズを聞いたら思いっきりメランコリックになってしまいました。
フォーレの曲はさらに届かぬ思いを感じさせる曲で、若い頃の未知の世界へのあこがれの気持ちを思い出させてくれます。

やっと編み物の土台ができました。Knit Pro のカーボンズと言う輪針を楽天で注文して
即送られてきました。今まで320目の作り目を5回もやり直して、絶望的でした。次の段のゴム編で失敗して
全部ほどきなおしたり、最悪なのは数段編んだところでメビウスだったことを発見。もうメビウス、トラウマです。
編み物がこんなに苦しいことは初めてでした。PPMのAll My Trials と言う曲を思わず思い出してしまいました。
自分自身の傲慢さとかを感じた日々でした。神様に意地悪されているのではなく、単に自分が未熟なだけです。
編んでいるうちにいろいろなテクニックを思い出してきました。

コメントで教えて下さったSさん、ありがとうございました。編みやすいです。他の人にも教えてあげました。
何事も楽しむまで行くのは苦しみがありますね。

家の壊れたと思った掃除機も取説をよく見て、メンテをしたらまたモーターもまわるようになりました。

昨日のヨガでは自分の体の宇宙を感じて、額の奥の脳の中に目を感じるというのが面白かったです。
声楽でも自分の脳をだますというのがあって、口角をあげていると脳が幸せだと勘違いするというもの。

今日は少し前の11月の星岡日本料理講習会のメモをアップします。





11月7日

今日は中央・総武線が人身事故のため、大幅に遅れて運転再開。
星岡に少し遅れましたが、他の方も遅れていたようでした。
今日初めてバスでシルバーパスを使いました。!(^^)!

もう季節はお正月を迎える献立が少し入ってきています。
先生もこれをやったのは昨日のことのようだけどと話されていました。

今回の黒豆の煮方は直煮とぶどう豆の中間とか・・私にはちょうどいいです。
母の味の直煮と祖母の家で食べた吉兆のぶどう豆。私はこのぶどう豆が好きで、毎年作っています。
今年はこの中間の煮方にしてみようかしら・・

ここで煮炊きする臭いが流れると、とても懐かしいにおいがするのです。
祖母や母の料理です。

星岡に通ってもう5年くらいたちます。とても贅沢な時間でできる限り続けたいのですが、
もうそろそろ終わりかしらと思ったり・・ ここに来ると大切なものに出会えるような気がして。
この日本家屋はお茶の先生の家と同じようだし・・他では味わえないようなもの。
経済的に許せばずっと通いたいくらい。茶事はもっと高いので無理かと。


11月の献立

お正月  黒豆
     田作り
     千枚かずのこ(参考)
     たたきごぼう
     くりきんとん
     富貴寄せ卵
     いかの鳴門巻
     昆布細巻煮

煮 物  大根とつくねととり
煮 物  蛎のかぶら蒸し
和え物  茸の雲丹和え
ご 飯  きしめん、えびかきあげ







人参をかつらむきにして塩水につけ湯通しをして、いかで巻きこんで味をつけます。




今年は栗きんとんどうしようかな? 小布施の栗きんとんだけでいいのだけれど・・




天婦羅の鍋は傾いているのですって。IHではできないですね。
油の深いところとそうでないところを作る。







今回は他は親子で参加の方一組でした。まだ仕事をしているので、お嬢さんに料理を教えてあげることができなかったので
とおっしゃって、結婚した娘さんをつれていらしてました。こんなところで習わせてもらって幸せですね。
先生は若い方にこういう料理を繋いで行ってくれると嬉しいと話していました。







蛎のかぶら蒸しがおいしそうでした。キクラゲも使っています。ポイントは牡蠣を霜降りにしておくことで、水っぽさが
出ないようにします。かぶら蒸しは好きな料理なので一度作ってみようかと思います。







大根の煮物がおいしかったです。

















今日の着物は
祖母のきもの(多分)に、大島紬の帯を初めて締めることができました。
パウル・クレーの絵のようです。




オーガンジーのコートでまだ大丈夫




帰り道にまだ夏の花の名残が・・・







Nov.7 2019    Asagaya


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京橋と淡路町と・・・ Kyobashi & Kanda Awajicyo

2019-11-17 15:43:05 | wonderland
11月14日

午前中にコメントでいただいた輪針がないかと京橋の手芸材料の専門店に行くことにしました。

京橋は、茅場町で仕事をしていたこともあり、土地勘のある場所ですが、明治屋の前からどう行ったらいいのか
地図を見ても方向感覚がなくなり、良くわからず、結局電話して訊きました。これも年のせいなのか・・・
京橋駅も新しいビルと直結で様変わりです。









ブリジストン美術館も長いこと休館していて、新たにアーティゾン美術館として来年開館するとのことでした。


50年前は手芸と言えば越前屋でしたが、今行くと小さなお店でした。ニットプロのものは扱っていなくて
翌日ネットで調べて売っているお店がないかと思いましたが、実際に店舗で扱ったいるところは
浅草橋まで電話しましたがありませんでした。インターネットショップではあったので、アマゾンで
申し込んだら、注文日の翌日配送されました。それも送料無料のお店で助かりました。主にニットプロのものを
扱っているお店です。


仕事をしているとき、ランチでたまに京橋方面まで早歩きで来ていました。その時に教えてもらった担担麺の
美味しい華龍飯店に行きました。サラリーマンで一杯の光景は久しぶりでした。相変わらずおいしかったです。
夜の懇親会でもよく使ったお得なお店です。




再び地下鉄の駅まで戻り、取りあえず帰宅。この辺は骨董美術のお店も多くて、おもしろい場所です。

















家に帰って夕食を作ってから大学病院まで結果説明を聞きに行って、その後小三治さんの落語に行くという一日でした。
時間の余裕ができたので、夕飯も10時くらいになってしまうため、美味しいい珈琲とケーキをいただきに淡路町(正確には須田町)
の高山珈琲寄ってみいました。ここのコーヒーは一番好きなコーヒーになります。濃いめの方でもブラックで飲むことができます。
淡路町も一時期事務所があったところなので、懐かしいですが、昔ながらの店も残り、なかなか面白いエリアです。









オリジナルブレンドコーヒーには、良質な豆を2~3年乾燥させて熟成させた“オールドビーンズ”が使用されていて、
マイルドな味わいの「プラージュ」と深くコクのある「メール」の2種類から選べます。




今回は奥が空いていたので、カウンターに座って、珈琲の入れ方を見たいと思いました。
よくわからなかったので、次のお客さんの時、お聞きしました。
4種類くらいの豆を使うのでブレンドの味が良くわかるように10人分くらいまとめてネルドリップで入れるとのこと。
オールドビーンズなので味と香りは持続するとの説明でした。とても素敵な店長さんです。ここのお店の人は
女性も対応がとても丁寧で、静かなピアノのジャズも邪魔にならなくて落ち着きます。









夕飯はTVで見た豆乳スープ。豆乳と味噌、酒、みりん、塩麹で味をつけています。
塩麹がまったりするのか、温め直すと結構いい濃度になります。翌日は練り胡麻を入れて、お味噌も足して
いただきました。


Nov.14  2019
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小三治を聞くために ・・・ to listen to Kosanji

2019-11-15 22:02:26 | art



令和元年度(第74回)文化庁芸術祭協賛
第435回 国立名人会










前座「道灌」 柳家 小はだ
落語「金明竹」 柳家三之助
落語「きゃいのう」 入船亭扇治
落語「井戸の茶碗」 古今亭志ん橋
―仲入り―
落語「お見立て」 柳家福治
粋曲 柳家小菊
落語「粗忽長屋」 柳家小三治








全然知らない噺家さんもいましたが、なかなか個性が面白かったです。
ちょっと驚いたのはこの中のお二人の噺家さんが上智大出身だったこと。
花緑さんで初めて聞いた井戸の茶碗 ・・軽快なテンポで楽しいストーリーテラーですが、
同じ話でも人によって全く違うのが落語の面白さかもしれません。 志ん橋さんのはゆったりとした
テンポの中でそれぞれのキャラクターを演じて、特に武家のプライドを感じさせるところが
上手だったと思いました。

小三治さんが出てくると空気が変わりました。絶妙な間のとり方・・
そそっかしいという日本語から広がる世界・・・
その前の小菊さんの芸をほめていて、芸と言うものはすごいものだなと重みのある言葉でした。
落語の世界でない人から刺激を受けたようです。声が良くなれば、三味線も良くなる・・
磨いていくということがすばらしいことです。ある意味腹が据わるということも。
小菊さんは粋な縞のお着物で三味線の音がとてもよかったです。私あまり邦楽は得意ではないのですが
きれいだと思いました。
小三治はデジタルな時代にこの日本語の微妙なニュアンスが伝わっていくのだろうかと危惧をしていました。
SNSばかりの世界だとどうなるのだろうと・・今の社会での不合理、不適切さ、矛盾について
話しだしたら広がってしまって収拾がつかなくなるからと本題に入りましたが、
なにかエッセイを聴いているようでした。さすがの小三治さんです。話はシュールで面白かったです。

あぜくら会でも30秒でチケットが売り切れるという小三治師匠の会。聴くなら若い頃おもしろい人と
思っていた小三治さんと思っていました。30分近くの間電話をかけ続けて最後の1枚のチケットを手に入れました。
教えて下さったAさん達の分まではなくて申し訳なかったです。売り出し開始と同時にでネットも電話もつながら
なくなりますがチケット売り場の人に電話の方がまだ可能性があると聞いていました。何か聴きたい一心で
がんばってリダイアルし続けました。電話がやっとつながった時、しばらくコールしていたので、もう売り切れ
かとおもいました。

年取ればとるほど磨かれていく芸に静かな感動を覚えます。
年取ってプラスになっていくものを凡人でも考えてみたいですね。


喜色是人生
こういう時代だからこそ、落語の持つどこか暖かい笑いが必要かもしれません。


ロビーに小さんを描いた絵が期間限定で展示してありました。





この日は意外に和服の方が少なかったのですが、着てらした方は無地の落ち着いたお着物でした。
私は午前中に手芸店に行き、午後病院で先生の説明を受けてから行ったので、今回は洋服で動き回りました。

Nov.14  2019  Hanzoumon  
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嵐の後の「花緑ごのみ」 ・・・ Karokugonomi vol.37

2019-11-15 15:01:18 | art
10月25日







予定がどうなるかわからなかったので、チケットを前日、ぴあで引換券を手に入れて行くことにしました。
当日は台風が心配されていましたが、直撃はしなかったものの影響を受けて雨の一日でした。

イイノホールまで花緑さんを聴きに行きましたが、地下鉄の霞ヶ関駅と直結しているので外に出ないで済みます。
新しいイイノホールは初めてでした。







珍しく花緑さんのかわいい奥さまにお会いしました。最近あまり会っていなかったので久しぶりでした。
この花緑好みは花緑さんの大きな公演であることが良くわかりました。お母様も、兄弟の方も皆いらしていました。
すごくモダンな母上なので驚きました。今度小三治さんの行けるのと話したら、驚いていました。
彼女も聴きに行ったことがあると話していました。









演目

あたま山
佃祭

仲入り

目黒のさんま
二番煎じ


でも私にとってはもう少し小さいホールの方が好きです。大勢の人がいましたが、花緑さんは上手にみんなの空気や反応を
読み取っていました。どうも人形町花緑亭の1回目の衝撃が強いです。

一晩でこの4つの話を演じるパワーはすごいです。あたま山は2回目。
江戸の季節感と人と人のつがなりを感じるユーモアの世界。最近どぎつい笑いだけで
こういう世界はなかなか触れることができないと思います。

どこか気持ちがほっこりして帰ることができる世界です。
この年で落語の世界に気が付きました。







Oct.25  2019  Kasumigaseki(Tranomon)

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秋の初めのイタリア語と病院通い ・・・ Italian lesson & exam in hospital

2019-11-15 13:36:08 | a day in the life
10月27日



家の近くのミズキもすっかりと言うかいつの間にか秋色です。
月に1回のイタリア語。




東京の街はラグビーモードになって、にわかファンも増えて、外国人観光客が多く
目立ちました。特にごっつい感じの人が多かったです。




今回のイタリア語はZさんが今度シエナ大学のイタリア語検定を受けるので、みんなで初級をやってみました。
TOEICみたいにヒアリングもありますが、速度はそれほど速くなくて、私たちみたいに月1回のレッスンでも
やったことがたくさんあって、レッスンが充実していたことが良くわかります。Zさんはイタリア文化会館でも
コースを取ってイタリア語を勉強しているのでトライすることにしたようです。
いつもSさんが買ってきてくれるお花、今回は蘭の花がコーヒーテーブルに生けられました。私は
スィートポテトを作ったので持って行って、みんなで終了後のお茶と音楽です。
(あまりテーブルを撮るのと思って写真をここでは撮っていません。)

音楽は前回に続いてヘンデルで、オペラ「リナルド」から「私を泣かせてください」
いろいろな人ので聴きましたが、ホセ・カレーラスのが最高です。

先生が今度ベルカントの発表会で歌うモーツァルノトのVoi che sapete を口ずさんて
いました。



お茶の水のたい焼きやさんのかりんと饅頭のお土産




先生が宮崎に出張した時のお土産は家に持って帰りました。




家でもスィートポテト。


勉強もお茶も音楽も楽しい時間です。




11月5-6日



シフのコンサートの前に半年に一度の無呼吸検査のための機械を借りにお茶の水の病院に
行って、一晩検査をしてから翌日モニターを帰しに秋が始まった病院まで行きました。


モニターを返しに行く朝、ベランダの高さまでスズメが来ていました。
病院は入口が工事中で1回からまわるようになっていて、主人を救急車や介護タクシーで来た時のことを
思い出してしまいます。スタバが閉店して、別の古い建物の施設もなくなっていきます。歯科の地下の方に
親切なご夫婦がやっている理髪店があって、入院中によく連れて行ってお世話になりました。主人が亡くなった時は
挨拶に行きました。まだやっているのかしら・・・
多くの方におお世話になった病院です。







病院の駐車場の上にはもう何年も前から空中庭園ができています。




















帰りは神田方面に下って行って、小川町からシルバーパスを活用して都営地下鉄で用事のある新宿まで。



ここ小川町や淡路町の地下鉄に入るところも新しいビルからかおしゃれになっていました。




夕飯には初めて山形のいも煮と言うのを作ってみました。締めはカレーうどんにするという塩川さんのレシピです。




そして昨日14日はその結果を聞きに通院。結果は以前より数値は悪いのですが、
まぁ許容範囲と言うことで。私にとって、この病院とコンタクトを持ち続けることに意味があって、
半年に一度の呼吸器内科と歯科のチェックは重要です。

主人が係わった3科の先生たちは人間的にも技術的にも素晴らしい先生たちでした。メールでのやり取りも
とても多かったです。若いソーシャルワーカーさんはその後癌関連の相談センターに異動になりましたが
病院でその後あっても声かけてくれてあの時の在宅治療プロジェクトの時のことを話すこともありました。
句の訪問医療の専門病院にいたベテランの女医さんも地域医療に賭けていたけれど、だいぶたってから
やめられたことを知りました。
時の流れを感じる病院通いです。



今月末は癌検診や区の健康診断を入れています。区の癌検診は2年に一度のものも多くなっていますが、
つい、受けてしまいます。受けないという方針の方も見られて、その考えもよくわかりますが、
安心材料にしたいため、検査をしています。
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心が折れそう ・・・ almost losing my heart

2019-11-13 23:57:33 | a day in the life


11月11日 の近くの公園の黄葉




11月7日 病院に行く朝、ベランダにスズメが来ていました。ブルーがいたら反応していましたね。




フェアアイルの本番が始まり、宿題に取り掛かっていましたが、なんと320目の輪編の目のやり直しが4回も
今度5回目です。ゴム編を始めたときに目が落ちたりして、何回もほどきました。昨日はだいぶゴム編を編んだところで
メビウスの輪になっていることを確認。つくり目をしたときに何度も見たのに。つくり目は根気がいる仕事です。
目数にメビウスかどうかのチェックも。最悪です。さらに悪いことに今日やりなおしたのもゴム編で目が落ちました。

もう神様の意図を感じてしまうくらい。どこかに簡単にさせまいという意思が働いているようにさえ思ってしまいます。
簡単に考えすぎたフェアアイルです。
ちょうど近くにいた若い方たちがグループラインに誘ってくれたので、励ましあい、教えてもらいながらやっていますが、
運命に意地悪されているように思ってしまいます。

そんな時にLINEで時々コンタクトを取っているAさんからLine電話をもらい、台風の被害状況など
お聞きしました。時折途切れる電話でしたが、鎌倉では今でも地盤が緩んでいるので、いつ木が倒れてくるか
わからない危険な状態とのことでした。
Aさんの方がもっと大変なのに、この落ち込み状況を話してしまいました。自分の能力のなさ、年取って
処理能力が落ちたことにがっくりきていたところです。編み物がすごく難しかったこと、家電が次々調子悪く
なって来たこと・・ もう電力に頼るの辞めようかと思ってしまうくらい。
お互い健康だけは大事にしようと話しました。 健康と友人だけが最後に残る財産です。

今日も一日編んだ結果が振出しに戻ることになり、今やっている家事は洗濯と食事つくりだけだけど
夕食を作りました。

娘が帰ってきて、疲れたと言ったら、趣味で疲れるなんて羨ましいと言われてしまいました。
贅沢な話でした。おっしゃる通り。

ブログにも貴重なコメントをいただくことができて、天の助けかと思いました。
ありがとうございました。






夕飯には行けなかったCross Kitchen での里芋料理をリピート。
里芋は電子レンジでチンして、片栗粉をつけて焼いて、海老は下味(醤油・みりん・酒)をつけてゆでたものを
最後にブロッコリーと一緒に炒めて、オイスターソース、しょうゆ、みりん、酒、ニンニクとショウガのすりおろしなどの
たれをかけて軽く炒めたもの。




昨日の残りの肉団子のスープと一緒に。




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