Reflections

時のかけらたち

秋の森を歩けば -1 ・・・・ walking in the wood in fall

2017-09-30 23:59:51 | nature
いよいよカメラの買い替え検討中です。
今日はヨガとイタリア語の後で、新宿のキャノンショップに寄って
最後の確認です。

イタリア語は全く復習・予習をしていかなかったですが、
記憶をたどって、また楽しい授業です。
とにかく先生が自由に楽しく進めて行ってくれるので
教え方上手だと思いました。組み立てもすごくよくて・・
テキストは見ないで自分の力で簡単なことを話せるように
してくれます。
ちょうどイタリア旅行から帰ったばかりのSさんの話も
時に交えて、実践イタリア語です。

キャノンショップでは修理するより、買う方がいいことを最終チェック。
シャッターは9万回以上押しているので、もう寿命。ボディは治せない・・
そして以前も修理してもらったズームレンズは治したら2万円くらいかかるとか・・
もう替えるしかないですね。
しかもカメラ下取りで。

後継機80Dかあこがれのフルサイズ(すぐフルボディと言ってしまうカンカン)
にするかです。5Dはちょっと無理だしプロ仕様なのでがんばって6DMarkⅡにするかです。
娘はミラーレス、オリンパスペンがすごく気に入ったようです。
あとNikonのPシリーズも見てきました。鳥を撮るならこれかなと・・

いずれにしてもカメラも消耗品です。40Dは10年近く使ったお気に入りでした。
フルサイズでも6Dは軽量型で年取っても持ち歩くのにまあ大丈夫かと。


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


9月21日の八ヶ岳高原の森の花たちの続きです。
この辺の地域を蓼科と言うのか、諏訪と呼んでいいのかいつもわからないカンカンです。





























ヤマハッカなのかカメガヒキオコシだったのかわからなくなってきています。






































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秋の竜神池のまわりで ・・・ near the pond

2017-09-29 23:59:29 | nature
今日は仕事を終えてから、三越まで行って、伝統工芸展を
見ました。その昔、志村ふくみさんとかが出していた時は
見に行っていましたが、本当に久しぶりです。

工芸の世界も厳しいようですが、これだけの作品があると
頼もしいですね。

着尺とかとても細かい作業ですてきでした。
さわやかな色合いのものが多かったです。
日本の風土や四季も感じさせる作品がありました。
上布や花織もよかったし、綿のものも少しあって
久留米絣も出ていました。何か若々しさを感じるものでした。
どんな織になっているのかしらと見つめてしまったものも
ありました。

新宿区の臨時職員の規則から10月は仕事がオフになります。
同期会のことや、いろいろ用事が入ってきて結構スケジュールが
いっぱいです。休みに入る前の月末は結構仕事が過密状態でした。


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

写真は諏訪行の続きです。

小さな花を見ながら進むと
竜神池に出ました。
池では鴨が泳いでいました。
















































遥か先にみつけたリス君。まるで私たちを先導するようにちょこちょこ前を進んでいました。
胡桃を食べていたのを邪魔してしまったのかしら?





























Sep.21 2017 Yatsugatake
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高原の秋のはじまりの空気の中で ・・・ in the air of fall

2017-09-29 00:30:40 | seasons



軽井沢から帰れば、都会も秋の気配。
通勤のいつも通る公園に沿った道では
いい香りがするかと思ったら、涼しくなった空気の中、
金木犀の花が咲いていました。
自然の時計は秘かに着実に回っていました。

諏訪から一日おいての軽井沢と結構強行スケジュールでしたが
自然に触れてうれしい時です。

諏訪の一日から振り返ります。

最初はついてすぐ行った三井の森、果樹園からです。
ブルーベリーが夏にはたくさんなっていたようです。






鳥さんの木の実レストラン?




赤とんぼ






































































































大好きなゲンノショウコやミゾソバに思いがけず出会えました。


Sep.21 2017 Tateshina




今家では同期会の最後の詰め、お礼も兼ねて一年のほとんどを蓼科に住んでいる先輩に
メールを出してすてきな返事をもらいました。

「こども園でのパートとは、内容はわかりませんが、いいことではないでしょうか。
この歳になれば何らかの形で世間への恩返しを心掛けるべきでしょう。
70になる前に・・・なんて考えない方がいいと思います。自分に区切りを
つける必要ももうないのではありませんか。適度に勤勉、適度に怠惰、
そういった緩い感じでこの先ゆっくり生きていくのが最もふさわしいような気が
します。」

ずっとパートを続けるか、そろそろやめ時かいろいろ考えてしまいがちですが、
自然に任せて行こうかと思いました。
徐々にもっと自由をコントロールできるようになりたいです。
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天空のカフェへ ・・・ Cafe in the sky

2017-09-27 23:52:45 | wonderland
土曜日から昨日火曜日まで、娘の2度目の夏休みで
軽井沢に行っていました。二人の休みを組み合わせて長く
休めなかった夏休み、2分割しました。

秋の軽井沢は霧雨の朝から始まりましたが、
残り3日は日焼けするほどの晴天でした。

寒いと思ったら、すぐ寒さにも慣れ、日が照れば
ちょっと暑い感じ。でも夜はお布団をしっかりかけて・・・
TVじゃ除雪機のコマーシャルが始まり、近くだけど全く違う世界。

夜が深く、なんだか給湯器が壊れていたので、お湯が出なくて
やかんでお湯を沸かして、温泉に入りに行って・・ と言う過ごし方。
お湯が出ないなんて、昔の軽井沢。水は今よりもっと冷たくて、夏でも凍るようでした。
私が子供のころは井戸水でした。

マンションの暮らしでは布団の中で足が冷たいなんて言うことはなく、
水も冷たくなく、お湯はいつでも出て、自然の中での暮らしを
忘れてしまいます。
一日目は慣れないベッドの固さと体がすぐ温まらないのが何ともでしたが
2日目からはそれにも慣れて何ともありません。

今回は今まで行ったことのなところ、通り過ぎても足を止めなかったようなところに
散歩して足を止め、軽井沢の歴史を感じました。

蓼科に続き、今回も肝心なところで、シャッターがうまく動かず、とうとうカメラの取り換え時期が
着たことを知りました。せっかく目の前にシジュウカラやリスが来ても写真がうまく撮れなかったり、
シャッターが固まって切れませんでした。

写真を整理していないので、スマホで撮った、今回のハイライト、天空のカフェアウラだけ
載せることにしました。

これから同期会の仕事もあったり・・・最後の名簿整理・・
軽井沢に行く前日に中学会場使用が決定し、行っている間に友達に申請書を出しに行ってもらったり
軽井沢にいても彼女の夢を見てしまいました。彼女からは安心してくださいのショートメールが
来ました。

天空のカフェアウラは娘がネットで行ったことがないところに行こうと探した場所です。
三笠ホテルの先を上がって行きます。タクシーの運転手さんの話では草軽鉄道が通っていたところらしいです。
すごいところを通っていたのですね。

天空と言うとラピュタとか何か魅かれるものがあります。




















Sep.24 2017 Karuizawa




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ようこそ森へ ・・・ Welcome to the forest

2017-09-22 18:52:38 | wonderland
長い間待ちに待った諏訪行き
今回は片田好美さんの「森と生きる」を見るために
八ヶ岳美術館へ



茅野駅について、最初は竜神池がある三井の森へ
案内していただきました。いつもながらの諏訪ッチ旅行社の
オリジナルツアーです。



思いがけず、ゲンノショウコに出会いました。









なんとミゾソバも・・ ❤





ツリフネソウがいっぱい咲いていました。




大好きな小さな花





野菊も・・





小さなカエルも・・





森の中に始まっている秋を楽しみながら歩きます。








ゴジュウカラに出会えた。他にエナガ、ヒガラ、クロツグミ、アオジが飛び立つのを見たり・・




かわいいリスさんの先導も・・




途中でこちらに向かって走り出してきたときにはみんなでびっくり。










澄んだ色の空を時々見上げて・・





刈り入れの季節に来ることができる幸せ・・ 日本の原風景のような景色








大好きな香草庵へ・・
とてもおいしいお蕎麦は何年振り?














今回の旅行の目的。森の中の美術館で「森と生きる」を見る。





文章と一緒にゆっくりと見て、片田さんが鳥と一緒に生きるために
移住したその決意が伝わってきました。
都会で見る展覧会とは違う迫ってくるものがありました。
100種類以上の鳥さんたちとここで出会っているのですね。




豊かな景色・・・




黄金色の季節




最後は外せないミント・ガーデン
そのお庭とシフォン・ケーキが・・
少し遅れて参加の片田さんたちも含めて
楽しい語らいが続きます。








幻日がすばらしい一日をしめくくります。






the End


Sep.21 2017 Yatsugatake
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久しぶりに日本橋へ  ・・・ going to Nihonbashi after a long interval

2017-09-19 23:52:56 | a day in the life
土曜日から風邪気味で、昨日はとうとう11時ころには寝ていました。
いつも2時から3時の間に寝ることが多いのですが・・ さすがに。
ずっと薬は飲んでいるのですが、くしゃみ、咳、鼻、淡ときたので
急に進行して通り過ぎて行きそうです。風邪のお決まりのコースです。

気が付いたら金の価格が上がっていて、
全く使うことのない指輪とかチェーンを換金することに
しました。

今までにも両親が持っていたものを少しずつ手放したのですが、
これでもう最後です。

何十年もしないものは持っていても仕方がないかなと思い
相談に行きました。

日本橋三越の近くの柴田はもともと真珠のお店ですが、
貴金属全般を扱っています。主人の親友が最初に勤めた会社で
彼はすぐ転職してしてしまいましたが、スパンは長く10年に一度とか
お付き合いは続いていました。会社も組織を変え、柴田がいくつかに分かれて
私を担当してくれていた方は個人の名前の商事会社になっています。
真珠の糸を取りかえてもらったり、金も手数料なしで換金手続きを
してもらえます。
以前の担当者も黒蝶パールのネックレスを買った時に、こんなに幸せなことって
ないですよと言っていました。

祖父からもらったメープル・リーフコインと主人と半分ずつ出して買った
ネックレスが心残りでもありましたが、20年以上もしないものは
もういいかしらと思いました。父からもらった小さいメープルリーフは残しました。
以前は柴田の人も家族からもらったものは持っていた方がいいと言っていたのですが、
今では結婚指輪もしないので売っちゃう人もいるとか・・
それで旅行に行ったり、有効に使えばいいのではと・・

そんなことで足立美術館に行きたいという話から、彼は時刻表を持ってきて
京都から山陰線で入る方法、広島から高速バス、夜行の出雲と言う寝台車も
あると教えてくれました。冗談に「旅行会社もやっているんです」と言いながら。
足立美術館は四季折々行ってみたいと話していました。
仙人みたいに飄々とした人で面白い方です。

日本橋もまだどんどんビルが建っていてすごいです。
ずっと開発が続いているのですね。
この界隈は前に寄せがありますが、古い日本橋の感じです。
コレドとかできて以前はオフィス街だったけど、三越以外の
買い物客も多いと話していました。

柴田はお店ではなくて、事務所なので、予約して行っています。
まだやっているかしらと不安になるような事務所ですが、
出張とかして、広く販売しているようでした。



名残惜しくもあり。
喜平も一時飛ぶように売れたけど、今では持っている人はいないと・・







三越の中は隅々とても素敵なのですが、写真を撮るには断りが要りそう。伊勢丹は撮影禁止だけど。










エルメスのディスプレイと三越入口の飾りが妙にマッチしていた。





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型染め最終工程を終わって ・・・ finishing last stage of dyeing

2017-09-18 21:20:00 | a day in the life
エミリ・デッキンソンの映画を突然に見行くことになった日は
月1回の江戸更紗型染めコースの日でした。

今回は最終工程で蒸して、水洗い、洗剤で洗って干すだけ。
蒸している間に次のコースで作るものを先生と相談します。
先生は江戸の粋を感じる職人さんです。

二葉苑では広く型染めを普及させていて、体験コースも
多く、その日も結構男性が多く別の部屋で染の体験をしている人たちが
いました。体験では型紙を彫らずに刷り込むだけとなっています。

私の悩みは次回のもののアイディアと今回の作品が彫っているときは
無心の時間が流れ、こんなに集中することはないと思うくらい
楽しいのですが、作品となっていくとしょぼくて情けなくなってきます。
作る喜びは味わうことができますが。

ここで体験学習でテーブルセンターを染めたときに、
ここで1年勉強すると帯を作ることができますという
言葉に誘われて、習い始めたのですが、
半年練習した後に、後期は自分でデザインと型紙に分ける作業が
すごく難しくて、大変でした。同じ色でもデザインにより途中で
型紙を分けないと、染の時にめくれてしまいます。もうパズルのようです。

次回は帯と決めていたのですが、最初に思った季節ものの藤はなかなか
締める季節も限られてしまうこともあり、他にシンプルな模様で
いつでも締められるのがいいかとも思ったり。
桜も別に春だけでなくていいとも聞いたことがあるけれど。

今思っているのは単純な更紗模様で、型紙を後から着尺や小物にも使えるようなものが
いいかなと。素晴らしい更紗模様は限りがある枚数の型紙に展開するのが
難しく、職人さんにはかないません。
素人は作ることを楽しむだけでいいのかなと思っています。

模様とか、超限定季節ものか、普遍的なものかと考えると
普遍的なものと結論が出ました。練習用の素材とはいえ、費用がかかるので
慎重にならざるを得ません。

さっきニュースであんなに小さなフィギアの本田真凜ちゃんでも
「自分との戦いに勝てたかな」とコメントしていました。
いつまでたっても自分との戦いがあるのですね。
葛藤とか・・
なんだか型染をやっていてすごく落ち込んでしまいました。

今染のコースで一緒の方は文化服装学園の社会人コースで洋裁も
習い始めたとのことで、楽しそうです。馬喰町で1000円で買った生地で
素敵なブラウスを作って着ていました。



教室の裏の川沿いに彼岸花が咲いていました。


蒸しの部屋とかすごい暑さで、写真を撮るのはすべて忘れました。
帰りに受付近くで更紗模様のかわいいぬいぐるみをみつけました。







外から乾かしているところを撮りました。











帰り道に。




一度家に帰ってから、ブルーの餌を買いに行きがてら岩波ホールに向かいました。
その時に学校の脇で咲いていた曼珠沙華。

今皇居付近でもきれいに咲いていることでしょう。
涼しくなってくると東御苑に行ってみたくなります。

Sep.15  2017



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最強の二人 ロシアの天才音楽家 ・・・ two Russian artists

2017-09-17 23:31:32 | music
バイエルン国立管弦楽団 特別演奏会
9月17日(日)

会場
東京文化会館 大ホール

アーティスト
指揮:キリル・ペトレンコ



ピアノ:イゴール・レヴィット



プログラム:
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調


ベルリン・フィル次期首席指揮者・芸術監督に選出されたキリル・ペトレンコ待望の初来日。
2013年より音楽総監督を務めるバイエルン国立歌劇場来日記念特別演奏会にロシアの新鋭
レヴィットが協演。

素晴らしい演奏会って、オケの音合わせの時に予感があります。
今回も。オーケストラがすばらしく、そして、キリル・ペトレンコの作る音楽はすごくシャープで
クリアでした。世界のトップレベルの指揮者が現れたのです。


天才指揮者の日本デビュー。ほとんど無名の指揮者がサイモン・ラトルの後継者、次期ベルリン・フィルの首席指揮者。
ピアニストは1987年生まれとは思えない30歳になったばかりなんて信じられない若手。

息がぴったり合ったロシア人二人によるラフマニノフ。
アンデルシェフスキーに出会った時のように、すごいピアニストがいると驚くばかり。
弱音からダイナミックな音まで素晴らしい表現力。今まで聴いたパガニーニの主題による狂詩曲のベストです。

鳴り止まぬ拍手にアンコールは
トリスタンとイゾルテ より 愛の詩  ワグナー(リスト編)
というアンコールとは思えない重い曲。

若くてここまで到達するとちょっと先が心配にもなりますけれど。

マーラーの5番はアダージエットのためにあるような気がしますが、
2階Rの席で結構近く、それぞれの楽器の動きが良く見えました。
しかし長い作品。同じくシャープでメリハリのあるダイナミックな指揮でした。
風邪をひいていたのでのど飴をなめっぱなして、意識がそちらの方にも
少し行っていて ・・ちょっと残念でした。

こういう音楽を聴きに行ける幸せを感じました。

それにしてもロシア人には優れた音楽家が多いですね。
バレエもフィギアスケートも素晴らしいけれど。
ロシアというのもひとつの不思議な大きな文化圏というか、ロシア人がすばらしいのかな。
皆ロシアを出てしまっています。タルコフスキーなんかも思い出します。



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A Quiet Passion

2017-09-16 23:56:41 | movie


エミリ・デッキンソンを描いた映画「静かなる情熱」の最終日を最終日に知り
慌てて、夜、最終回を見に岩波ホールまで出かけました。










映画は想像していた、孤独に詩を書き、自然に触れて生活している彼女ではなく、家族をめぐる
生々しい側面から描いていて、ちょっと途中息苦しくなってきそうなものでした。
音楽も孤独で美しいものでしたが、Scott Walker がやっても良かったのではと思いました。
いくつかのクラシックも使われていましたが、シューベルトの歌曲「夜と夢」が効果的に使われていました。




ディキンソンがかなりはっきりものをいう人で、今まで勝手に描いてきた人間像とは違っていて、
感傷的でウェットではなく、かなりクールな男性的なイメージです。
このテレンス・デイヴィス監督が描くディキンソンもひとつの見方を教えてくれます。

また映像がフェルメールの絵を見るように素晴らしかった。時にヴィスコンティの映画も映像が
素晴らしかったことを思い出しました。

あまり深入りせず、淡々と進められていくストーリィは、事実だけを描こうとしているようでも
ありました。

ディキンソンの伝記的な本も持っていますが、そこで見た写真と同じ、ディキンソンの住んだ家で
ロケを行ったとのことです。現存しているのですね。

武満徹やサイモンとガーファンクル、コーネルやターシャなどいろいろな人にインスピレーションを
与えた人との説明が映画のフライヤーに在りました。

デッキンソンの詩集は国文社から出た「続 自然と愛と孤独と」を持っていたのだけど、探してもみつからなくて
困っています。

彼女の死後見つかった膨大な詩の中からどれを選ぶかで、かなり変わって来てしまう詩集です。
持っていた詩集がみつからないので、アマゾンで亀井先生が対訳をしている岩波文庫の本を買いました。
先生がイントロの中でホイットマンと対照的なディキンソンを比較しているのが面白いです。
それでも詩の中に自分自身を解き放っているエミリをこんな風に紹介しています。

「デッキンソンは外の喧騒の世界をよそに、家の中に閉じこもっていたかのようだが、「可能性」の中に
心を飛躍させていた。彼女の詩は、けっして重苦しい思索に沈潜するのではなく、もちろん懐疑や苦悩を
もたらすこともしばしばだったが、基本的には自己を明るく解き放つ力をもっていた。」

デッキンソンの詩は彼女が願ったように後世に伝えられました。

私は小さな蜘蛛の詩とか自然の詩が印象的だったけれど、私の中でもディキンソンを再評価して
また違う目で彼女の詩を読んでみようかと思っています。





参考:エミリ・ディキンソンの本

Sep.15 2017
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はじめてのケーク・オ・シトロン ・・・ cake au citron

2017-09-14 23:59:49 | dish
子ども園では先週だったか綿花の収穫がありました。
初めて見る生綿花。真っ白でなくブラウンで私の好みの色。







今週の初めだったか、子どもたちがピーマンを収穫して、給食室に届けていました。
帰り道、職員室の前を通って「お昼が楽しみだね」と話しながらクラスへ帰って行っていました。


今日は最近の我が家のdishたち。全く星岡に行っているのに~なんて感じですが・・

10日だったか、朝Moco's Kitchen でやっていたニョッキが使いかけの材料、アンチョビやトマト缶やら
イカとかがそろっているので夕飯に作ってみました。



イカとタコのトマトソースのニョッキです。アンチョビを入れるとそれらしくなるのね。あとバジルや玉ねぎ、セロリが入っています。
以前はニョッキも作っていたのですが、今回は簡単に市販のものを使って。




サラダは定番。アボガドとタコのわさびドレッシング。


星岡から帰った日はいただいたゴーヤを料理しました。
なぜかゴーヤはいつも同僚や、友達からもらったものをおいしくいただいています。



私が選んだ料理法はお豆腐を水切りして、油でカリカリに焼いて使う方法です。
後は醤油のほかにオイスターソースやら豆板醤とか適当に入れて味をつけます。

Aちゃんゴーヤありがとうございました。




全く統一が取れていませんが、前日作った里芋と以下の煮物も。




そして真夜中のケーキ作り。
職場の方からレシピをいただいて、「簡単よ」の一言で作りました。何しろ防腐剤を使っていない
レモンが高価で悪くなったら大変とあわてました。
数年前はよくバナナとくるみのパウンドを作っていたのですが、これもクックパッドで見つけて
とかしバターを入れるというお手抜きでした。
こちらはバターは冷蔵庫から出しておくだけで簡単に作れるとのこと。
カトル・カールとか昔バターを泡立てで混ぜるのが大変だった記憶があって
どうも作る気が失せていましたが・・




材料を混ぜて焼くだけ。




レモンのお砂糖でコーティング。
レモン果汁が多すぎて流れて失敗。




今朝寝坊したので、ケーキを食べて行きました。娘は通院で休暇を取っていたので
気が緩んだかも。


作り方)



アーモンド・プードルのローストは初めて使いました。冨澤商店でゲット。
今度上手くできそうもないシフォン・ケーキを教えていただけるというので楽しみにしています。

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