Reflections

時のかけらたち

4匹のねこ ・・・・ Four Cats

2014-06-30 22:39:25 | my favorite
フロモン神父様のお見舞いに持っていくお花はやはり「4匹のねこ」じゃなくちゃ
と思い、吉祥寺経由で武蔵関に向かいました。石神井にあるイエズス会の修道院です。

4匹のねこは結婚する前からずっと大好きな花屋さんで、お見舞いの花や祖母が亡くなった時の花束や
お正月の花やらいろいろなシーンで使ってきた花屋さんです。祖父の誕生日もありましたね。
お茶の先生のご主人のお見舞いやら、主人が入院していた時はよく持っていきました。
もう40年くらいの付き合いですが、最近は10年以上間が空いてしまっていたかもしれません。














































スマホの写真も結構よく撮れています。

この花束を持ってバスに乗りましたが、途中懐かしい青梅街道(主人とよく埼玉の実家に行った道です)を通り
西武線の駅まで行って、歩いてすぐでした。そこここに思い出のかけらが散らばっています。

June 28 2014
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フロモン神父様を訪ねて ・・・ to see Father Fromont

2014-06-28 23:55:14 | old familiar faces



時間ができたら、できるだけ早くフロモン神父様にお会いしたいと思っていましたが
やっとロヨラハウスに電話ができて、今日を約束することができました。

午前中のマンションの理事会が40分も伸びて、時間がおしてしまったので
もう30分繰り上げていただくよう電話で面会の時間を遅らせてもらいました。

それにどうしてもお花は「4匹のねこ」で買いたかったので、吉祥寺を経由して
バスで武蔵関まで行くというルートになりました。

「4匹のねこ」で素敵なお花に囲まれて、花束ができるのを待ちました。
とてもいい空間でした。

武蔵関から歩くとこんもりした林が見えて、そこが神学院とイエズス会の修道院でした。
ロヨラハウスは修道士の終の棲家ということで、以前に行ったことがあるところでは
ありませんでした。




ロヨラハウス




神学院


先生には上智大学の研究室で初めて会い、主人と聖書研究会に少しだけ通いました。
お式を挙げていただいて、そのあとお礼で宿舎を訪ねました。
その後、偶然上智大学内で、ばったりお会いしました。仕事で大会があったためです。
その時、先生は退官されて、九州か山陰かどこかに布教に行かれるとのことでした。
その後いただいたはがきには住所が書いてなく、どこにいらっしゃるかと思っていましたが
三奈子さんのブログのおかげで、居場所がわかりました。

落ち着いたら、Tが亡くなったことの報告に行かなければと思っていました。

先生は受けつかから近いお部屋のベッドにいらっしゃいました。
面会は5分と言われ、先生の厳しい状況がうかがわれました。
ちょうど点滴が終わったところでした。

とても痩せていらして、驚きました。
私は一緒に写った写真をお見せしてわかっていただこうと思いました。
しばらくお分かりにならなかったようですが、途中でああとわかってくださったような気もします。
Tが一生懸命頑張って生きて昨年亡くなったことを伝えました。
子供のことも話しました。先生の眼からうっすら涙が一筋流れました。
私は先生の手を握ると先生が両手で包んでくださいました。そして右手上にあげ
祝福してくださいました。私は頭を垂れ、声を出して泣いてしまいました。
こんな状態でも私を祝福してくださる神父様。
私はきっとこれを望んでいたのかもしれません。わかってもらい大きな愛情で包んでもらうことを。
私も先生のために祈りました。

短い時間でしたが、お疲れになってもいけないので
部屋を出ました。ナースステーションのような受付で
先生と主人と私の3人で写った写真を置いて行きました。
看護の方たちが先生こんなに髪の毛が黒かったのねと話していました。
点滴だけで1か月半くらい過ごされているとのことで、心臓もだいぶ弱くなられて
いるとのことでした。
一昨年、肺炎で入院されてから退院してずっとロヨラハウスで過ごされているとのことでした。
昨年の9月くらいまではタクシーで日曜はイグナチオ教会までいらしていたとのことです。
その後はベッドですごし、時には散歩もされていたようですが今年の2月くらいから
寝たきりになられたようです。

今でもスカイプでフランスの親戚の人とお話しているとのことで良かったと思いました。
日本に帰化して、日本のために何も持たず尽くしてくれた方です。
どなたかのブログにフランス貴族の末裔と書いてありました。








主人もフロモン神父様も足が不自由でしたが、とてもポジティブで主人に松葉づえをつかないで
歩くようにおっしゃり、Tも頑張ってつかないで歩いている時期がありました。




ここにも私の原点があるのかもしれません。



June 28  2014



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽の贈り物 ・・・ grace that music brings

2014-06-26 23:51:52 | music
6月26日 芸術劇場

ヴァイオリン:イザベル・ファウスト 
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ





曲目
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調K.305
シューベルト:幻想曲 ハ長調D.934 Op.159
シューマン:3つのロマンス Op.94
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108

アンコール
  シューマン、ブラームス、ディートリヒ
 F.A.Eソナタ
  第2楽章  インテルメッツォ
  第3楽章  スケルツォ




     


「彼女の音からは、情熱、強い意志、感情の高まりを感じることができ、
さらには、心を和ませる温もりと美しさまでも感じ取ることができる。
それは、音楽に隠されているリリシズムの調べを表出させるものである。」(ニューヨーク・タイムズ)

使用楽器は、ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(1704年製)。


また素晴らしいヴァイオリニストを発見。
この前のフランク・ペーター・ツィンマーマンのバッハソナタも良かったけれど
ファウストの紡ぎだす音も素晴らしかった。
最初は少しこもった感じもして、不思議な音だった。

シューベルトの幻想曲のその幽玄な感じの素晴らしかったこと。
もちろんピアノもよくて。
シューベルトは年を取るほど、いいと思えてくる作曲家です。

プログラムは私の好きな作曲家のラインで、期待通りの
演奏会でした。
シューマンを聴くと涙が出そうになる。いろいろな思いがよぎるから・・
忘れていた感情がよみがえる。それがすごく悲しいことだったりして。

ブラームスのソナタは今さらですが完成度の高い作品だと思いました。
ブラームスってこんなに情熱的だったかしらと思いました。
イザベル・ファウストのせいでしょうか・・・

アンコールは自由にのびのびとして素晴らしかったです。
もう素晴らしいの言葉しか浮かばない表現力のなさです。

音楽は私にとって最高の贈り物。


今回はいつも一緒に行っている義理の姉つながりの方が
行けなくて、音楽の好きな友人と一緒でした。

帰り道に、最近の私のブログを見てくれて
種は知らないうちに蒔かれていていて、何十年もたって
芽を出すことがあるのだねと話していました。

最近大切なことを思い出してよかったと思っています。
今、学生時代や若いころに読んだ本のことなど思い出して
結構わくわくしています。忙しくてすっかり忘れていたことでした。

これからすることの一つが見えてきたようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海辺の墓地  ・・・ Le Cimetière Marin

2014-06-25 23:35:41 | poem
ああ 思念のはての慰めよ 
神々の静けさへのひたすらな凝視よ


    


加藤先生のことを思い出して、辻邦生の「海辺の墓地から」が急に見たくなった。
加藤先生と辻邦生はともに東大出身で立教大学の教授となって、加藤先生から
辻邦生の研究室の話しをお聞きしたこともあった。

今開いても、あの頃と同じ輝きを持ってというかそれ以上の輝きを持っているようなそんな気がする。
たまたま宮崎駿が風立ちぬを作って堀辰夫の詩の原文であるポール・ヴァレリーがまた
思い出されているということでまた注目をされているとのことでした。

私の「海辺の墓地から」には1974年と裏表紙に手書きで書いてあった。
もう40年前のことだ。学生時代に読んだと思っていたが卒業してからのことだったのね。
ヴァレリーの詩も辻邦生のエッセイも素晴らしい。


「確かに生は不確かな、移ろい易さの中に置かれている。しかしそれをかかるものとして認め、
引きうけるのは私たちの思念にほかならず、私たちの凝固しがちな、書斎臭い、分析的な思考に対して、
それに爽やかな風を吹きこみ、花の香りや、空の青さをもたらすのは、まがうかたない<生>そのものなのだ」

たまたま私の自己紹介のところに好きなこの詩の一部を入れています。
寄せては返す波のイメージが好きです。


Le Cimetière Marin

Ce toit tranquille, où marchent des colombes,
Entre les pins palpite, entre les tombes;

白い鳩たちの歩む静かな屋根よ
黒松のあいだ、墓石のあいだに鼓動して

Midi le juste y compose de feux
La mer, la mer, toujours recommencée

真夏の輝きが炎でつくる海
海よ 海よ よみがえりて止まぬ海よ

O récompense après une pensée
Qu'un long regard sur le calme des dieux!

ああ 思念のはての慰めよ 
神々の静けさへのひたすらな凝視よ

Quel pur travail de fins éclairs consume
Maint diamant d'imperceptible écume,
Et quelle paix semble se concevoir!
Quand sur l'abîme un soleil se repose,
Ouvrages purs d'une éternelle cause,
Le temps scintille et le songe est savoir.

Stable trésor, temple simple à Minerve,
Masse de calme, et visible réserve,
Eau sourcilleuse, Oeil qui gardes en toi
Tant de sommeil sous une voile de flamme,
O mon silence! . . . Édifice dans l'âme,
Mais comble d'or aux mille tuiles, Toit!

Temple du Temps, qu'un seul soupir résume,
À ce point pur je monte et m'accoutume,
Tout entouré de mon regard marin;
Et comme aux dieux mon offrande suprême,
La scintillation sereine sème
Sur l'altitude un dédain souverain.

Comme le fruit se fond en jouissance,
Comme en délice il change son absence
Dans une bouche où sa forme se meurt,
Je hume ici ma future fumée,
Et le ciel chante à l'âme consumée
Le changement des rives en rumeur.

Beau ciel, vrai ciel, regarde-moi qui change!
Après tant d'orgueil, après tant d'étrange
Oisiveté, mais pleine de pouvoir,
Je m'abandonne à ce brillant espace,
Sur les maisons des morts mon ombre passe
Qui m'apprivoise à son frêle mouvoir.

L'âme exposée aux torches du solstice,
Je te soutiens, admirable justice
De la lumière aux armes sans pitié!
Je te tends pure à ta place première,
Regarde-toi! . . . Mais rendre la lumière
Suppose d'ombre une morne moitié.

O pour moi seul, à moi seul, en moi-même,
Auprès d'un coeur, aux sources du poème,
Entre le vide et l'événement pur,
J'attends l'écho de ma grandeur interne,
Amère, sombre, et sonore citerne,
Sonnant dans l'âme un creux toujours futur!

Sais-tu, fausse captive des feuillages,
Golfe mangeur de ces maigres grillages,
Sur mes yeux clos, secrets éblouissants,
Quel corps me traîne à sa fin paresseuse,
Quel front l'attire à cette terre osseuse?
Une étincelle y pense à mes absents.

Fermé, sacré, plein d'un feu sans matière,
Fragment terrestre offert à la lumière,
Ce lieu me plaît, dominé de flambeaux,
Composé d'or, de pierre et d'arbres sombres,
Où tant de marbre est tremblant sur tant d'ombres;
La mer fidèle y dort sur mes tombeaux!

Chienne splendide, écarte l'idolâtre!
Quand solitaire au sourire de pâtre,
Je pais longtemps, moutons mystérieux,
Le blanc troupeau de mes tranquilles tombes,
Éloignes-en les prudentes colombes,
Les songes vains, les anges curieux!

Ici venu, l'avenir est paresse.
L'insecte net gratte la sécheresse;
Tout est brûlé, défait, reçu dans l'air
A je ne sais quelle sévère essence . . .
La vie est vaste, étant ivre d'absence,
Et l'amertume est douce, et l'esprit clair.

Les morts cachés sont bien dans cette terre
Qui les réchauffe et sèche leur mystère.
Midi là-haut, Midi sans mouvement
En soi se pense et convient à soi-même
Tête complète et parfait diadème,
Je suis en toi le secret changement.

Tu n'as que moi pour contenir tes craintes!
Mes repentirs, mes doutes, mes contraintes
Sont le défaut de ton grand diamant! . . .
Mais dans leur nuit toute lourde de marbres,
Un peuple vague aux racines des arbres
A pris déjà ton parti lentement.

Ils ont fondu dans une absence épaisse,
L'argile rouge a bu la blanche espèce,
Le don de vivre a passé dans les fleurs!
Où sont des morts les phrases familières,
L'art personnel, les âmes singulières?
La larve file où se formaient les pleurs.

Les cris aigus des filles chatouillées,
Les yeux, les dents, les paupières mouillées,
Le sein charmant qui joue avec le feu,
Le sang qui brille aux lèvres qui se rendent,
Les derniers dons, les doigts qui les défendent,
Tout va sous terre et rentre dans le jeu!

Et vous, grande âme, espérez-vous un songe
Qui n'aura plus ces couleurs de mensonge
Qu'aux yeux de chair l'onde et l'or font ici?
Chanterez-vous quand serez vaporeuse?
Allez! Tout fuit! Ma présence est poreuse,
La sainte impatience meurt aussi!

Maigre immortalité noire et dorée,
Consolatrice affreusement laurée,
Qui de la mort fais un sein maternel,
Le beau mensonge et la pieuse ruse!
Qui ne connaît, et qui ne les refuse,
Ce crâne vide et ce rire éternel!

Pères profonds, têtes inhabitées,
Qui sous le poids de tant de pelletées,
Êtes la terre et confondez nos pas,
Le vrai rongeur, le ver irréfutable
N'est point pour vous qui dormez sous la table,
Il vit de vie, il ne me quitte pas!

Amour, peut-être, ou de moi-même haine?
Sa dent secrète est de moi si prochaine
Que tous les noms lui peuvent convenir!
Qu'importe! Il voit, il veut, il songe, il touche!
Ma chair lui plaît, et jusque sur ma couche,
À ce vivant je vis d'appartenir!

Zénon! Cruel Zénon! Zénon d'Êlée!
M'as-tu percé de cette flèche ailée
Qui vibre, vole, et qui ne vole pas!
Le son m'enfante et la flèche me tue!
Ah! le soleil . . . Quelle ombre de tortue
Pour l'âme, Achille immobile à grands pas!

Non, non! . . . Debout! Dans l'ère successive!
Brisez, mon corps, cette forme pensive!
Buvez, mon sein, la naissance du vent!

否、否・・・・立て、相つぐ時代の中に
わが肉体よ、この思念の形を打ち砕け
わが胸よ、風の生誕を飲みつくせ

Une fraîcheur, de la mer exhalée,
Me rend mon âme . . . O puissance salée!
Courons à l'onde en rejaillir vivant.

Oui! grande mer de délires douée,
Peau de panthère et chlamyde trouée,
De mille et mille idoles du soleil,
Hydre absolue, ivre de ta chair bleue,
Qui te remords l'étincelante queue
Dans un tumulte au silence pareil

Le vent se lève! . . . il faut tenter de vivre!
L'air immense ouvre et referme mon livre,

風がたつ・・・いまこそ生きようとしなければならぬ
はるばると吹く風は私の書物を開き、また閉ざす

La vague en poudre ose jaillir des rocs!
Envolez-vous, pages tout éblouies!

くだける波は岩からはねかかる、
ああ、飛び去れよ、まばゆい書物の頁よ

Rompez, vagues! Rompez d'eaux réjouies
Ce toit tranquille où picoraient des focs!

Paul Valery

海辺の墓地の和訳はKunio Monji さんのが
ナチュラルかなと思いました。たぶん私は鈴木信太郎の訳で昔読んだのだろうと思いました。
辻邦生が訳を出してくれていたらよかったのに。他堀口大学等の訳がありますがみつけるのは大変そうです。

辻氏の翻訳があるかどうかネットでずいぶん調べましたが見つかりませんでした。
その代わりにヴァレリーや辻邦生のことが描かれたブログにたくさん会いました。

モンモのコラムワールドでは辻邦生の旅立ちとご自身の旅立ちに
思いを重ねていました。

私も今またこの本に出会い、大切なことを思い出し、確認して人生の最後の時期を過ごすことができればと
思っています。この詩は新生のイメージですね

幸福についてという章で辻邦生は書いています。
―-「人間らしい感情」とはユーモアであり、やさしさであり、他人のことを真剣に考えうる愛情であり、空の青さを
しみじみ幸福と感じられる静かな心である。

ポール・ヴァレリーと辻邦生、両方をさらに深めて読んでいきたくなりました。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤武先生 ・・・ thinking back to my days in school

2014-06-22 22:32:45 | old familiar faces



中学・高校の頃私が一番好きな学科は歴史でした。あとは英語、美術が続いて。
高校の安西先生のおかげで国語も大好きになりました。特に詩歌について一人が一句について
発表する授業や、哲学では人間はわからない、文学でしょという言葉も心に残りました。

今思えば高校時代は素晴らしい先生に囲まれていたと思います。
とても個性的で、大学の先生のようでした。

トントンのブログのオルレアンの聖堂のステンドグラスを見ていたら、急に短大時代の
哲学の先生のことを思い出しました。
美大の受験に失敗して、英文科に進んだ私はひとまず短大に行くことになりました。
この回り道が素晴らしい先生たちとの出会いを与えてくれました。
短大では専任の先生のほかに講師として東大や立教大学などの先生もいらしていて
その中の米文学の亀井俊介先生(東大)、英文学の上島健吉先生(東大)、哲学の加藤武先生(立大)に
すごく影響を受けました。担任のウィラ・キャザーの専門家吉川俊子先生、大塚野百合先生など
素晴らしい先生がそろっていて、その後大学に行っても基礎となって、自分の中の芯の一つに
なったと思います。卒論のウォルト・ホイットマンのLeaves of grass は亀井先生の影響と
そのころのヒッピームーブメントの影響です。
上島先生とC.S.ルイスのFour Lovesを読めたことも良かったです。翻訳が良くなかったので。

今さらながら思いがけず行った短大が宝物のように思えるこの頃です。
加藤先生とは授業ではデカルトの方法序説を読書会ではいろいろな人の本を
皆で取り上げて卒業後も喫茶店で続きました。加藤先生の退官に寄せるブログの中にも
そのような記事をみつけました。
森有正やら万葉集を一緒に読んだ記憶があります。通学途中に先生と出会うとドキドキしましたが
いろいろなお話を聞きながらキャンパスに向かいました。ラテン語を勉強したらと言われた時は
とんでもないと思いましたが・・
他には道元の正法眼蔵を読むことを薦められましたが、いまだに課題となっています。
加藤先生の読書会のことがついているブログの記事をみつけました。





どうして加藤先生を思い出したかというと卒業の謝恩会の時に、先生がいらしていなかったので
有志で花束を持って先生の永福町のお宅に振り袖姿で寄った時に、テレビも置いていない居間兼ダイニングに
ノートルダム寺院の薔薇窓の写真が飾ってあったからです。
先生はマントを羽織って迎えに来てくれて本当にかっこよかったです。
大きな花束を先生に渡して先生が全く飾り気のない奥さまにもらったよと渡した時に
奥さまが無表情だったことを覚えています。奥さまも研究者だったのかしら?
私にとっては憧れの先生でした。短大は女子大で私には息詰まる感じでしたが先生方は本当に
素晴らしい方たちがそろっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月の星岡日本料理

2014-06-21 23:44:30 | dish
月1回の料理教室を楽しみにしています。
今月は18日しか選べず18日に銀行で今後の相談を
した後に、中野に出てバスで懐かしい早稲田通りを
通って阿佐ヶ谷まで。この道を通る度に中野に住んでいた頃を
思い出します。土日の買い出しや、ペーパードライバー教習で運転した道。

6月の料理講習会の献立:
吸物:さわ煮椀
焼物:鶏風味焼
煮物:若布豆腐つくね取り 南瓜煮
和え物:車麩からし和え
小鉢:焼茄子生姜ひたし
酢肴:鰻ざく
御飯:梅味御飯





この日は生徒は私一人だけ・・申し訳ないような
個人レッスン。

いつも話が発展していっていろいろなことを教えてもらえます。
また家では料理環境が変わってきて調理器具も変わってきていて
やりにくいといえばやりにくく感じます。
IHや無洗米使用や・・

今回はささがきごぼうの切り方が間違っていたことを発見。
これだけでも収穫。
日本料理は未知なので楽しいです。




鶏のホイル焼き




この包み方を知っておくと便利ということでした。
家に帰ってすぐ作ってみました。ちょうど材料があったので。




さわ煮椀

ポイントは同じ大きさに野菜を切ること。シャキシャキ感が命なので煮すぎないこと。




梅ごはん





豆腐の蒸し物。
がんもどきも家で作って見たら楽しそう。
同じ様な材料でこちらは上品な感じです。




くるま麩なんて使ったこともありませんが、味噌が入っていて
おいしかったです。











家に帰ってさっそく梅ごはん、鶏肉のホイル焼きを作ってみました。
その翌日にはさわ煮椀を。












June 18  2014 





ウドは手に入らなかったけれど、シャキシャキ感成功しました。
どうもに過ぎる傾向があります。


June 19  2014




二番だしまで取って、あとは残った昆布と削り節でつくだ煮を作りました。



June  20  2014





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーベルジュの朝 ・・・・ morning at auberge

2014-06-20 22:54:11 | wonderland










































外に出てみることに・・
























着いたときにも咲いていたイチリンソウ























朝食に戻ってきました。
































朝食だけでも価値がありそう





確かジャムも4種類・・ 記憶がなくなってきたけれど珍しいのもあったと思う。














スモークしたサーモンやチキンも自家製とのことでした。




朝からデザート付き!





















ちょっと不便なところにありますが、また四季折々来てみたいところです。
オーベルジュなので食事がメインで、ギャルソンがいただけで宿泊施設という
感じでもないのですが、もしかするとヨーロッパの田舎になんかありそうな
そんな施設です。
ホテルや旅館と違って、着くとお手製のパウンドケーキを部屋に持ってきて
くれました。
友達と来ても楽しいかもしれませんね。

May 11  2014  Hakone
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憧れのオーベルジュへ ・・・ longed-for Auberge

2014-06-18 21:18:52 | wonderland
5月の箱根の続きです。
宿泊は仙石原から近い乙女口にあるオーベルジュへ。
子供が小さいころ行ってみたかったのですが、子供お断りの場所で
行くことができませんでした。



星の王子さまミュージアムをゆっくり見たのでガラスのミュージアムに行く時間が
なくなり、仙石原温泉で温泉につかってからオーベルジュに行くことに。
南甫園が近くにあったので行ったけれど、ネットでも書かれたいたようにあまり感じは
よくありませんでした。温泉は楽しめたけれど・・・

星の王子さまミュージアムまで戻り施設めぐりバスに乗って
仙石原案内所まで戻って乗り換えるのだが、そこでの乙女口方向に行く
バスが1時間待ちくらいしかなくトホホ状態でソフトクリームでも
食べようかと相談していたところ、道路を90度回ったところのクロスしたところにも
バス停をみつけました。行ってみたところこちらにも御殿場方向のバスがあることを
発見。すぐバスが来ているのが見えたので、Sを呼びに行って何とか乙女口まで
あまり待たずに行くことができました。箱根は車で行くところなので
バスを使うのは大変!




こんなに高いところにある「グリーンヒルズ草庵」

































































アミューズから




素材に地元のものをこだわって使っていました。
料理にも創意と工夫がありました。




人参もとても珍しいものでした。ほんのり甘くてとてもおいしかった。





































和の皿がとても似合っていて、時間をぜいたくにゆっくりつかって食事をしました。
ちょうど次の日が母の日で、ギャルソンがポラロイド写真を撮ってくれて、Sが
言葉を添えてくれました。

贅沢な箱根旅行初日でして。


May 10   2014   Hakone






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハローワークセミナーで ・・・ at a seminar of "hello work"

2014-06-17 00:04:03 | thoughts


先週の金曜日に大森のハローワークでセミナーを聞いて
(就活をすることが失業保険の給付条件です)、そして
今日(16日)が認定日。

ハローワークのPCで求人検索をして自分に気づいたことが
ありました。
もし、今度仕事をするとしたら、自分の時間を切り売りする
ような仕事ではなく、何か本当にしたいこと、役に立つことを
したいともいました。
セミナーでも心構えが大切という話で、自分が何をしたいのかです。
とりあえず4月までは仕事をしたいということですが・・(建前)

自由に過ごしたいという思いもすごく強いです。
だからもし何か役に立てることがあれば、やりたいことをしたいと
思いました。

今日検索した中では
アジア福祉教育財団というのが面白そうでした。
第三国定住難民等の日本語能力及び日本語学習実態調査の実施
というものです。
今は元の職場の支援を週2日しているので無理なのですが
長い目で今後のことは考えたいと思っています。




最近のお気に入りスペースで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空と海とブルーと ・・・ sky and sea and blue

2014-06-16 23:55:17 | wonderland
箱根がオーベルジュの前で止まっているのですが
時間がないので、最近のエピソードで。












































マゼランペンギンの赤ちゃん公開日の最終日でした。





June 15  2014  sky tree




June 14

そして、ブルー・・・
家の書類の整理に使っていたSのお道具箱を取られた!











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする