Reflections

時のかけらたち

7日間の技能講習を終えて ・・・ finishing senior work program

2015-10-30 23:56:01 | thoughts
先週の木曜日に開講して今日の閉講式まで7日間朝から夕方までのガイドヘルパー養成講座
が無事終了して東京都の同行援護従業者の資格を取ることができました。
あっという間の有意義な講習会でした。
厚生労働省の東京労働局の委託によるものです。
講義と2日間の実地訓練、そして最後には福祉全般の現状と変わりつつある介護保険制度と
地域包括ケアシステムについても情報を得ることができました。

福祉に携わっている若い世代の方々が講師でしたが、起業してなかなかやる気のある
頼もしい人たちでした。所長さんはITから転職した1歳の双子のお母さんでしたが
子供たちが大きくなった時に少しでもいい社会になるようにという願いを持ち
我が国のトップがとんでもない現場を知らない発言をするので業界では驚いていると
話していました。

2025年問題で最初は地域包括ケア(在宅介護)の話しで進んでいたのに突然施設を増やす話になり
まず人を育てなければならないのにとあきれていました。
地域包括ケアでは地域単位のボランティアや自治会に頼らないとどうにもならない時代に
なりつつあるし、政府もそうすることが狙いとかで、福祉の仕事の強力なライバルが
出てきたと。とにかく経済が破たんしているのでお金をかけない方法を考えているらしい。
なんだかいろいろとつじつまが合わない。

それでもこういうプログラムで今回は視覚障がい者の同行支援でしたが、弱者に対する
共感や、理解が深まるだけでも成功だったプログラムでした。参加者はヘルパーの仕事を
されている人はいなかったけれど資格は持っていたり、高齢者福祉に携わっていた人や
役所や関連団体に勤務していた人、エアロビクスを視覚障がい者に教えている先生など。
スーパーのフロア管理者の方とかみなさん仕事での危機管理とかすごくできていて
すばらしい人たちばかりでとても楽しく学ぶことができました。

人の価値観を尊重すること、自立への支援でやってあげるのではないことなど
日常でも思い起こさせることです。
「やってあげている」と「やってもらって当たり前」の意識の差をなくしていくことも
大切なことです。最近の傾向として権利意識がすごく強くなってきているとのことでした。

家にずっといると毎日通うことが久しぶりで、とても新鮮でした。
大井町まで通ったのですが、知らない街にいるのは出張して滞在しているみたいで
まわりにコーヒーを買えるコンビニがないかと探したり面白かったです。
ずっと市役所で働いていた方も家にずっといると考え方が固まって意固地になっていきそうと
外で仕事をみつけて、テンポラリーに仕事をされているとのこと。役所関係は70歳くらいまでは
実績があれば期間限定ですが登録しておくと仕事が来るとのことでした。

実地訓練ではガイドする方より、される方の気持ちがわかって良かったです。
ほんとうに目をつぶるだけでバランス感覚は危うくなるし、足先の感覚が
研ぎ澄まされてきます。

最後の方で介護保険制度や福祉器具についても紹介がありましたが、
ベットでの移動などの最新方法を知ることができました。
またちょっとした圧を抜く方法など、早くに知っておけばよかったと思ったものも
ありました。

今日は終了のあとにまたハローワークやシルバー人材センター事業協会の方の
お話がありましたが、就職面接会を希望している企業が1社あり、
隣の人に誘われて参加してみることにしていました。昨日履歴書用の写真が見つからず
何時間も探して、バックに入っていたことを思い出しました。ハローワークで必要かと持って
持って行ったことがあり、そのままシニアワークプログラムの説明と一緒に
はさんでいたものでした。やれやれ・・
責任のある仕事ですし、自信はないのですが、まずそういうことをやっている組織の人ってどんな人か
を知る為にも、企業の方と話すのは役に立ちます。
面接の結果、興味があったら連絡くださいと言われました。視覚障がい者の外出希望はそれほどないとのことですが
登録して、条件などにあうように仕事を調整してくれるとのことでした。
気持ち的には新しい世界に踏み出してみようかと思っています。そうしてこそ、他の時間も有効に使える
自分かと思いました。





この訓練の期間中に通学の電車で篠田桃紅さんの「103歳でになってわかったこと」
を読み終えました。TVで語っていたことが中心ですが、自由ということばで

自らに由れば
人生は最後まで
自分のものにできる

と書かれてあり、自由ってそういえば「みずからによる」だったと
納得しました。そのほか生きてきて得たことがシンプルな表現で
書かれていて、心の中に灯りました。
たとえば杣(そま)ということば。百人一首や最澄も新古今和歌集の中に
句があり、人生は山あり谷ありだけどそんな中でやっと見つけた
つかの間の安心できる場所を感謝する句です。自分の立ちうる場所のこと。
我が立つ杣・・

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野菊 ・・・ wild chrysanthemum

2015-10-28 23:34:33 | seasons
野菊の歌は 薄紫よ~♪ と歌っているのでノコンギクのことを
言っているのかしら?
秋の野原にも菊が咲いています。八ヶ岳自然文化園の続きです。
秋に咲く野菊はシラヤマギクヤアキノノゲシなどがあります。













 



 
















 



  



 





ノコンギク










     

シラヤマギクかと思ったらこれはどっち? 
白いけどハルジォンかしらね。



 





































真っ赤に紅葉した草の葉を探すのも楽しいものです。
私の卒論はW.ホイットマンの Leaves of Grass だったけど。
このタイトルはどうしてつけられたのかとふと思う。



Oct 5 2015  Haramura

       
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ベートーヴェンに包まれて ・・・ enveloped in the warmth of Beethoven

2015-10-27 23:41:42 | music
10月5日のベルナルト・ハイティンクのロンドン響には
あまり感動することがなかったけれど
今日のトゥガン・ソヒエフのベルリン・ドイツ交響楽団の
ベートーヴェンは素晴らしかったです。


ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」序曲
       :交響曲第7番
       :交響曲第3番「英雄」

アンコール
 モーツァルト フィガロの結婚 序曲


アンコールに軽くモーツァルトをやりたい気分わかります。
ベートーヴェンのシンフォニーでは一番好きな7番。
3番も最初のテーマが好きです。デヴィット・リーン監督の
「ライアンの娘」で使われていたことを思い出します。


音楽を聴くことはカタルシスみたいなものかと
今日はふと思いました。





帰りに見た月
とても大きく昨日も感じました。


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色づき始めた秋の野で ・・・ in the field with early autumn color

2015-10-26 21:46:01 | seasons
晴れ渡り澄んだ空の下、次に向かったのは
八ヶ岳自然文化園

途中八ヶ岳農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)直売所に
立ち寄りました。いつもこの季節に来るのでハロウィンかぼちゃが
出迎えてくれます。今回は1泊のため野菜の買い出しは
やめておきました。チーズもおいしい農場です。























































いろいろな実が見れるということで、いつものやどり木の林を
過ぎてあっという間に到着。





ハルジオンとヒメジョオン論争
「春紫苑」と「姫女苑」
シオン キク科
ハルジオンはピンク色で細い花びら
ヒメジョオンは白で少し幅がある花びら
つぼみの向きでも判断することもあるけれど
どっちでも下向きものがあるので
見分けが付けにくいとのことでした。

ハルジオンの方の咲く時期がヒメジョオンより春からで早い。













ケルト神話・北欧神話ではヤドリギは幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされていて非常に縁起の良い植物
私もヤドリギのモチーフの指輪をよくしています。















































木の実の旅になるまで、草の紅葉やノコンギクやシラヤマギクが続きます。


Oct.15 2015  Haramura


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久々の根津 ・・・ visting Nezu after a long interval

2015-10-25 23:42:08 | thoughts


昨日は根津の散歩をヨガとマンション理事会の間に挟んで
行うことができました。お寺でネパール地震の募金のために
友人が作品を出していたので。たくさんのギャラリーで作品展を
していたのでゆっくりまわれば面白かったのかもしれません。

ほんとうにおもしろい町。
上野から桜木を通ってこちらの方に
歩いてきても楽しいし・・・



ランチのluce もとてもおいしいイタリアンでした。
盆栽のお店も立ち寄ったのですが、またの機会に
りんごやさんとかもゆっくり行ってみようと思いました。
盆栽は部屋に置きたい小さな宇宙。



                       



今日はちょっと遠くのいつも休日に買い出しに行っていた
スーパーに出かけたところ、神楽坂の呉服市でお会いしたお茶を
やっている方に偶然お会いしました。
銀座で大茶会をやっているのでお出かけとのことで
紬に抽象柄の帯をしてそれらしい秋の感じがしていい感じでした。

定年退職をして自由な時間と将来のための退職金を持って
初めて触れた世界は感動することが多く、つい欲しくなってしまうという
そういう人が多かった着付け教室でいいところを狙っているという
感じです。若い人も多いのですが、若い人はそれなりに的確でないものも
買ってしまうこともあるらしいですが、経済的にセーブがかかっています。
定年退職した人は40年も働いてきて、やはりご褒美感で後ろめたさを
カバーしながら楽しんでいます。

自分自身に対してはかなり退職後の経済のシミュレーションも
準備してきたのですが、最近は来年度予算を取り崩さないと
和服は無理という感じです。
退職の空白を埋める買い物依存症ではないのですが、
いいものに出会ってしまうと制御不能となってしまうのが
いけないので、今後の注意点です。
生活が自分の退職、娘の就職と大きく変わってきましたが
今の一番の課題はどうやっていくかで、時間の配分と
何をするかです。今までのような仕事の仕方ではなく
少しだけ時間を人のためや自身の経済負担を
軽くするために費やせれば、いいと思えるこの頃です。
自分の現状認識ではこれからはお金のためだけに
働くことは思っていなく、なにか社会とつながることの
必要性のため。

自分が本当にしたいこと探しかしら。
昨日の友人との話で私は自分探しではないけれど自分のしたいこと探しかな。
まぁ同じような意味でもあるけれど・・

最近あと20年生きるとしてみたいに時間を考えて
ちょっと焦り気味になっている自分を感じる。

ハマっている和服のコーディネイトについても写真をブログに載せるので
いろいろな意見をいただいて、人によって全然違うのも面白い。
でもやっぱり自分の好きな色って決まってきてしまって、結局は自分の
判断になってきてしまいます。

とにかく今まで社会人として何十年もそれを中心に暮らしてきたものにとっては
自由生活は本当に難しいけれど、今度は本当にしたいこと、しなくてはならないことに
特化してくるから人間らしい暮らし、を目指してとてもいチャンスで
経済が問題ではあるけれど一番いい時代になるはず。健康面とかは逆比例だけど・・

明日からの1週間はガイドヘルパーの講習で、今度は実地も入ってきます。
視覚のない情報取得はどんなに難しいことかと思う。












ブルーの気持ちはどんな気持ち?
今もいちばんいい場所で堂々寝ています。


おとといの夜中にやっていた篠田桃紅さん素晴らしかったです。
ネパールのチャリティをやっていた友人から教えてもらって見ました。
墨に導かれ 墨に惑わされ~美術家・篠田桃紅 102歳
人前では描かないという桃紅さんの制作風景やそのはっきりとした考え方に102歳で新しい創造を
求め続けるその姿勢に驚かされました。また黒の持つ色彩感覚にも。和服姿も素敵だったなぁと。
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ミントで始まる秋の世界 -3・・・ autumn world starts at Mint Garden -3

2015-10-24 23:48:13 | seasons



















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ひまわり









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I love Mint

2015-10-23 22:02:52 | wonderland


ミントで始まる秋の世界でスマホのランチ写真を載せてしまっていたので
マクロで撮った写真を再度載せてみます。こちらの方がおいしそう・・









































































































































































エンドレス ミント・ガーデン


Oct.15  2015  Haramura
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モネ展とシニアワークプログラム

2015-10-22 21:44:06 | a day in the life


昨日の水曜日は都美術館でシニアが無料ということで
行きたかったモネ展を見に出かけました。
混雑が予想されるということで開館30分前を目指して行きましたが
もう建物の裏側まで列が回っていました。
とにかく上野駅を出たところでこの時間でこんなに人がいるのという
いう感じでまっしぐらに美術館に向かう人々の列です。















10月18日までが「印象 日の出」が特別出品で それ以降、「ヨーロッパ橋、サン・ラザール駅」に入れ替えが行われました。
日の出は21年ぶりとかで、確か21年前に見ました。 このサン・ラザール駅は見覚えがありません。
とてもいい感じです。英国でターナーの影響も受けているというのがわかります。

マルモッタン美術館の大移動で家に残されていた絵ですが、珍しい絵もありました。
でも以前のモネ展の方がずっとよかった。最近のBUNKAMURAのではなくおそらく21年前と比較して。
もっと前のかもしれない。
日が刻々と変わっている大聖堂とかその時はかなりの作品が来ていました。

今回でよかったのは海の絵かな。日の出や夕日の中を描いたモネ。
光の画家ですね。

シニアが押し寄せた割には結構よく見ることができました。ちょっぴりこの日を選んだ若者が
気の毒でした。タダだからという理由で来ている人がいました。

ジヴェルニーに行ってみたくなります。










                            


今日からシニアワークプログラムのガイドヘルパー講習会が始まりました。
ケアフードに申し込みが殺到して選に漏れ、当初から興味があったガイドヘルパーを受講しています。
シニアワークプログラムは労働力不足解消と働きたい老人に職を身につけるためのガイダンスです。
この講習会は厚生労働省が委託している事業で最後にハローワークに行った時に紹介されました。
他にはマンション管理人養成、介護と家事代行サービススタッフ養成、ガイドヘルパー、家事支援、
病院窓口・パソコン、介護事務・パソコン、ケアフード、セレモニースタッフ、霊園管理スタッフ、
マンション・ビル清掃演習、ベビーシッター、経理・会計ソフト、ビジネス文書作成word、パソコン
ビジネスマナーと多岐にわたっているプログラムがあります。

そういえば小学校のクラス会で同級生の男の子がビル管理士の資格を取ったというので
偉いなーと思いました。理数系の頭が必要な難しい資格です。それで週数回仕事を
することになったとのこと。自分の家にも応用できるので電気のこととか勉強できて
有益だったとのことでした。

私も一つ別のドアをノックしたような感じがしています。
ガイドヘルパーは視覚障がい者の同行援護です。

障害者総合支援法も徐々に整備され、同行援護が福祉サービスに創設されたのは
つい最近の2011年(平成23年)のことです。障害者差別解消法が施行されるのは平成28年度
のことでどれだけ現状が差別があるかの裏返しです。

参加されている人の半分が介護(特養勤務やデイサービス、ヘルパー)や保育、行政などの関係者
や家族を介護している人などでした。

講習プログラムを受託された会社の代表者はIT産業からの転向されたまだ若い女性で
対人援助サービスは自立支援で、介護は究極のサービス業ではと話していました。

障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する
社会を実現するという概念を広めるのにもいい講習会ではないかと思いましたが
もともとそういう意識の高い人が集まってきているようでした。

人との接し方についてもそれぞれの価値観を尊重することを基本とするという
当たり前で難しいことを再認識しました。

同じ年代のそれぞれの苦労をしょいながら生き方を追求して話し合える時間もあり
これから先の講習も楽しみです。




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私の宝物 … my treasure 

2015-10-22 06:12:55 | old familiar faces
諏訪でツグミさん宅で見せていただいた透明水彩。
主人がパステルとかいろいろ持っていたので
何かあったような気がして探しました。
私のウインザー & ニュートンの 小さなパレット12色の固形のが
出てきました。これは確か透明水彩。でももっと画材がたくさんあったはずと
少し探し物をしました。色鉛筆で水で伸ばすのとかは見つかりましたが
主人の水彩絵の具とパステルは見つかっていません。

変わりに家にいた父方の祖母が作ってくれたお人形さんのお布団や
和服が出てきて、虫干ししました。小さくても絹がほとんどです。
私の子供の頃の大切な宝物。お人形さんは輸入のを叔母が買ってくれて
あのころ1か月のお給料分はしたとのことで、母がすごく驚いていました。
実家が横浜に引っ越した10年少し前に古くなって手とかがぶよぶよになって
しまって黒くもなり捨ててしまったことをとても後悔しています。
隣の油絵が趣味の筋ジストロフィーの青年に貸してあげたこともありました。
ベビー服と、最初に作ってもらった藤の模様がある絞りの和服は見つかりません
でしたが、残りを手元に持ってきていました。



このお布団が大好きで、祖母の感覚に新しさを感じていました。
明治の人が作るのですから









































































このクリスマスの刺繍のも大好きでした。

































祖母はふすまの破けたところにかわいい花の切り紙を張ったり、それは素敵な人でした。
母方の祖母も私をすごくかわいがってくれた人でしたが、そういうところはなく
生活に工夫をしていろいろ発明するのが好きな実質的な人でしたが、お茶や日本画を習っていました。
編み物は好きだったみたいです。

父方の祖母あきさんは縷々さんの奥さんですが、早くして夫を亡くして(30代で)しまいましたが
もともと旅館のお嬢さんで生活感や母性があまりなく、ただただ縷々さんを愛していた人でした。
亡くなっても。本が大好きで、漱石とかトルストイとかを語る人で、結構周りから(父が地方に転勤に
なったので母が東京に来るときに頼んでいたお手伝いさんとかに)嫌がられていました。
とにかく家族のために労働などしない人でした。
でも孫にはこんなにかわいいものを作ってくれて、とても素敵で大切にしていました。
古い布切れも宝物のようでたくさん持っていました。それを見るのも楽しみでした。
今はそれも見つかりません。キリコのグラスでおままごとをしていました。
祖母のことすごく思い出して懐かしくなりました。幼稚園の頃、本にふりがなもふってくれました。
そのころカタカナが読めていなかったようです。覚えているのは「やんぼーにんぼーとんぼう」
これは本でした。岩波の絵本はいろいろありましたがこれはもともときっとふりがながふってあったのでしょうね。

とにかく懐かしいです。


今日からガイドヘルパーの講習が始まります。
何か月ぶりにか私のお弁当箱を出しました。

昨日はモネを見に行ったのですがちょっと体調を崩して
夜は早めに寝ました。
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結城紬に手描き更紗の帯で ・・・ Yuki Tsumugi with hand drawn Sarasa sash

2015-10-21 02:03:22 | my favorite
今朝は朝一番で落合の「しぎや」さんで適性寸法を確認するため採寸してもらいに行きました。
他で作ったものですが、どうしても大きく思ってしまうのです。セカンドオピニオンというか・・
辛口のご主人と少しだけ話をして家に戻りました。見立てをするというのではっきりものを言われる方ですが
最近は好きなのを着ればいいと思うようになったと話していました。着ているうちに似合うように
なるものもあると。呉服は要注意商品で現地で安く買ってきたものでもアウトレットのこともあり
安くもなく適正価格だということもあるそうです。

「池田」に何回も通って買う決心をして、寸法を直してもらった花柄の結城紬を
京王デパートで季節ごとに催事をしている大泉学園の呉服屋さんで
求めた手描き更紗に合わせてみました。ジャワ更紗を探していたのですが、なかなか見つからなくて。

ちょうど京王で開催中のはがきをいただいたので
着たところを見てもらいに着付けの練習として出かけました。




朝、台所に陣取っているブルーです。




かすかに花模様がわかる結城です。この時に大島でも小花の地模様が入っているものが
ありました。ツルっとした光沢があり、結城とは感触が違います。
池田重子さんは結城紬が大好きだったとのことです。紬はみんな普段着ですが、
正式な場所で着て許されるのは白洲正子さんくらいだと着付け教室の呉服屋の
店長は言っていました。そういえばいつか行ってみたい武相荘。




またしても着ているうちに半襟が隠れてしまいました。
帯揚げはベージュですが、白っぽく写ってしまっています。
ベージュとブルーグレーの2色入っているのでどちらでも大丈夫そうでした。
辛子色とえんじの2色の帯どめも大変重宝しています。











京王で吉祥のご夫妻に再会して、喜んでいただきました。
なんだか両親みたいな人たちです。特にご主人は父に少し感覚的に似ています。
奥さまの方はお嬢さんがくも膜下出血で倒れて何とか一命を取り留めたものの
これからのことを心配されていました。
あのお年でしゃきっと仕事をされていて素敵です。そういえば大島紬の愛子先生にも
元気をいっぱいもらいました。

最近すごく忙しくなって家にじっとしていることもなく、やはり外で人と接していないと
ボケてしまいそう。家で制作とかしていればまた時間は足りないくらいなのでしょうが
グータラな私に自己管理が難しくて。運動不足解消のため来月よりヨガのペースを週2回と
することにしました。

吉祥の奥さまは帯は縁起物なので厄落としなどに買う人もいて、自分は帯には思いがこもって
いるような感じでリサイクル品はあまり買う気がしないとおっしゃっていました。
私がリサイクルで素敵な大庭の帯を見たと話していたら、そんな話になりました。
私はリサイクルでも最近は気軽に買える価格であるためあまり気にしなくなりましたが。


                        



時間があったので、京王の次に目黒の「池田」まで。
昨日とおとといと臨時休業だったので、珍しいですねとお話したら
なんと池田重子さんが亡くなられて、葬儀だったとのことです。
すべて終わってからプレスに連絡したのでこれから新聞に載るのでしょう。
全然知りませんでした。

池田由紀子さんも城田から名前を変えられて病状としては徐々に悪くなっていらしたのでしょう。
いつもお店の奥にはいらしているようでした。由紀子さんも濃紺の結城紬を着ていらして
しばらく重子さんのお好きだった結城を着て過ごすとのことでした。
ご冥福をお祈りいたします。美の遍歴・・美を求めて苦労は多くても悔いのない人生だったことでしょう。
こんな時に結城を着て出かけるなんて何かご縁があるように感じてしまいました。

由紀子さんに半襟を直してもらったので
帰ってからもう一度オフの娘に写真を撮ってもらいました。



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