Reflections

時のかけらたち

長屋門のひな祭り ・・・ Doll’s Festival at nagaya-mon

2019-02-28 23:01:08 | seasons
味噌作りも終わり、昼食を取って、しばらくおしゃべりをしていましたが、散歩することになり、
妹の家の近くにある長屋門に雛飾りを見に行きました。
明治時代の養蚕農家と江戸時代の古民家が移築されている公園となっています。詳細は公園内の建物についてをご覧ください。

ここに行くことは予想していなかったのでカメラは持って行きませんでした。スマホの写真でクリアでないのが残念です。
















ここでも河津桜が咲き始めていました。



















*





























































おひなさまの気分を味わって、妹の家に戻りました。
祖母の持っていた仏頭2つ。最初二人で分けようと話していましたが、私は何かこの二つは分けては
いけないもののような気がして、仏壇のある妹のところに置いてもらっています。





帰りに家の近くにある、めちゃくちゃ安いイスラム教徒がやっている八百屋さんで、アボガド5個で200円、2個で100円という
のが5個100円の隣にあって、これなら大丈夫そうかと勇気を振り絞って買おうと思ったら、何とお祈りタイムで
いません。




他にも日本人や外国人が買いに来て、待っていたのですが、ドアの下にビニール袋とお金が入っている
箱がおいてあり、そこにお金を入れて持って行くようになっていました。お互いに確認し合っておいて帰りました。
お祈りタイムはかなり長くて、いつまでお祈りしているのだろうと思いました。

結果アボガドはひとつだけ黒くなって食べられませんでしたが、他のはOKでした。





おもしろい街です。


Feb.22  2019  Yokohama
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味噌作り  ・・・ Miso making

2019-02-28 21:55:09 | a day in the life


今週の月曜日にやっとおひなさまを出しました。
1月から2月にかけていろいろなことがおこり、こんなにまた月日が速く流れて
いいのだろうかと思うくらい。
時間ができて、もっと片づけることができると思うのに、なかなかはかどらない私です。



今日のアップは妹の家に味噌作りを習いに行った日のことです。仕事をやめてやっと出来ることです。


2月22日



横浜はこんなに近くに富士山が見えます。


手作りの味噌をいただいてから、市販の味噌が食べられなくなりました。
妹や以前は義理の兄のお手製をもらったりして、亡くなった友人も自分で作って
プレゼントしてもらったことがあります。それぞれ塩分とか違うのですが、
ほとんどはほわっとして甘く、味噌汁があまり好きでなかった私も大好きになりました。

仕事を止めたら、時間ができて、妹から味噌つくりを教わることになって
出かけて行きました。味噌つくりをすでにして、大豆が残っているから自分で作って
みたらとのお誘いでした。生米麹を富岡商店で買って、あと塩を準備するだけです。
たくさんできるけど、結構費用もかかります。

材料 大豆(国産) 500g
   生米麹     1kg
   塩      300g

作り方
   大豆は作る18時間前から水につけておく
   大豆を茹でる(2.5h~3h)
   ひたひたより少し多い水で、カップ1杯くらいの差し水

   塩と米麹はよく混ぜ合わせておく
   大豆が指でつぶせるくらい柔らかくなったらすし桶にあけてマッシュする
   ビニール袋に入れてすりこ木でつぶしたり方法は工夫する
   途中茹で汁を取っておいて、ぱさぱさすぎたら加えながらつぶす
   塩と生米麹を混ぜて味噌玉を作る
   保存容器の周りを焼酎などのお酒で消毒する
   味噌玉をたたきつけて容器に重ねて入れて、後で平らにならす 
   上にカビ止めの塩を振るが真っ白にすると辛くなりそうなのであまりかけない
   (周りはどうせカビで来る)
   サランラップを2度かけて密封する

開封は10か月後12月とメモをつけて妹の台所の床下に置いてもらいました。




ビニール手袋をして、生米麹を塩をよく混ぜ合わせます。




指先でつぶせるようになったら、茹で汁をきります。 茹で汁は取っておいて調整に使います。




妹が考えた大豆をつぶす方法







すりこ木でつぶす方法もあります。




茹で汁を少し加えてなめらかにします。

そのあとで混ぜてあった塩と米麹を加えて混ぜ合わせます。




味噌玉を作ります。




容器の中に縁に叩きつけるようにして入れます。




最後はきれいにならします。




カビ止めに表面に塩をかけます。




サランラップでふたを二重にします。




ガムテープでしっかり蓋をして,制作日を記入して
12月まで保存します。


お疲れ様、思ったほど重労働ではありませんでした。



 
ランチにはキーマカレーを準備してくれていました。ひよこまめとズッキーニが入っていました。


今度はパンつくりでも教わりたいわ。ずっと主婦をやっている妹は料理が上手で、教わることが
多いです。


Feb. 22 2019 Yokohama


  


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友達を訪ねてからヘアカットへ ・・・ after lunch with my friend, going to hairdresser's salon

2019-02-26 23:59:13 | a day in the life


今日は11月からの懸案事項が私としては何とか務めを果たした感じですっきりしています。
これからこのきっかけで発展することを祈るばかりです。
今後に素晴らしい日本文化を伝えるためにできることがあれば少しでもお役にたちたいと思い、
美術館関係の方にそのコレクションがふさわしい美術館の館長さんと副館長さんに会えるよう
間を取り持っていただいたことが実現しました。今日私も立ち会えることになり、美術館はアカデミックで
こういうコレクションを受け入れてくれるのか心配もあり、ワクワク感もありでこの日を迎えました。
結果的には予想された時間よりもっと多く時間を取ってくださり、その膨大なコレクションに驚いて
いらっしゃいました。私自身もそのコレクションの成り立ちなどとても興味深く聞かせていただけました。
館長さんは今すぐどうのということは言えないけれど、このコレクションがあまりにも多様なので
どのような切り口にするのかなど整理することがたくさんありますねと話されていました。
そしてもともと学芸員でもあられた館長さんもこのコレクションの発表の場としてこの美術館は
ふさわしいと思うと話されていました。コレクションのモダンさなどにも驚かれていらしたようです。
コレクションの持ち主の方は日本文化に対する熱い思いを語られて、それは伝わったと思いました。
この文化の素晴らしさをふさわしい場所で多くの人に知ってもらいたいというのがこの方の願いです。
最後は海外流失などしないで日本で守って行ってほしいです。

ご褒美のカフェラテとケーキです。私の中のミッションが一つ終わりました。
あとは結果が出ることを焦らず待ちたいです。コレクションの持ち主の方は話を聞いていただけた
だけでも嬉しいと話されていました。ひとつとっかかりはできました。



今日のブログは2月21日に遡ります。


2月21日

亡くなった友人の葬儀に一緒に参列して、あまり時間のなかった旧友を事務所に訪ねて
その足で何時もとは違うコースで千駄ヶ谷で降りて外苑前まで歩いて美容院に行きました。
暮れからずっと行きたくて行けなかったのでやっとさっぱりできます。
そして帰りは原宿駅までの歩きです。

友人と昼食を一緒にして、電車で数駅の千駄ヶ谷駅から外苑西通りを歩いて行きました。









途中建設中の国立競技場の前にある出版社の喫茶店で一休み。結構面白そうな本を出しています。








歩き続けるとだんだんおしゃれになってきました。



















昔はギャラリーワタリと言っていたワタリウム美術館に来ました。




そうだ、Patty の birthday card を買って行こうと中に入りました。素敵なカードが
みつかって、少し遅くなったけれど出すことができそうです。







246に出ると、また悲しいお知らせ。昔懐かしいベルコモンズも取り壊されています。




私の行っている美容院の向かい側にAvexができたので、セットバックして建てられていて
見晴らしがよくなりました。

原宿まで歩いて帰りました。



途中いつもの花屋さんでプリムラを3鉢買って、久々のベランダに花が増えます。







マンションの庭の木に見上げるとエナガが来ていましたが、写真を撮ろうとしたら、
飛んで行ってしまいました。どうせシルエットだけになりそうでしたが。







髪を思いっきりショートにしたので、久しぶりにイアリングでもしようかな・・・
もう何を持っているかも忘れたイアリング。このイアリングは昔多分ビアガーデンで落っことして
みつからず、1個だけまた作ってもらいました。今日はペリドットの小さなイアリングをつけて行きました。


Feb.21  2019  Gaienmae

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三井家のお雛様たちを見に・・・ hina dolls of the Mitsui family and ichimatsu dolls

2019-02-25 23:58:16 | a day in the life


2月18日

三井住友銀行の担当者からいきなりの電話でセミナーか何かの案内かと
思ったら三井家のお雛様に興味ありますか?とのイベントへのお誘いの電話でした。
三井記念美術館には一度行ってみたかったので、二つ返事でOKしました。
ちょうど休館日に時間を決めて招待がありました。年賀状も来なくて、LINEの
返事もない、友人に連絡して一緒に行くことにしました。元気でいてくれて良かった。
この頃身の回りでいろいろなことがあるので、音信不通になる友人は心配になります。

午前中早くに、マンションの浴室の蛇口に不具合があり、防災センターの人に来てもらって
いたので、着物を着る余裕がなく、せっかくのお雛様ですが、洋服で出かけました。

待ち合わせていた美術館の隣はマンダリンホテル
グルメショップのディスプレイがさすがです。









時間が14時からと決められていたので、昼食を取ってから美術館に行きました。
ちょうどコレド室町にあなご料理の玉ゐがあったのでお得なランチをいただきました。



ふっくらと柔らかいあなごでした。




最後にあなごの出汁でいただく、お茶漬けが絶品です。





三井記念美術館は茶道具を展示するときに行ってみたいと思っていましたが、今回も
最初のいくつかの部屋には茶道具が置いてありましたが、割と派手な趣味なのだと
思いました。


三井家のおひなさま 特別展示 人間国宝・平田郷陽の市松人形では平田郷陽の人形がすごかったです。
表情が生きているようでした。着ている着物も楽しく帯留までして完璧です。何しろ夜家に
いたら怖いようですが、微笑みの表情が何とも愛らしく、心が和みます。
人形と言えば与勇樹しか見たことがありませんでした。


ゆっくり見た後は1階の千疋屋で休憩。






美術館の前のホールでは夕方からのコンサートのリハーサルが行われていました。
日本橋三井タワーアトリウムコンサートというので、ソプラノの今状華乃子さんという方でした。

千疋屋の隣の花屋さんで珍しい八重のクリスマスローズがあったので買って帰りました。
ずっとベランダに花のない状態でした。





三井記念美術館ではお土産にチョコとメモ帳のグッズをいただきました。





帰り道、近くの骨董品屋さんを覗いて、今見たようなおひなさまの飾りを
見たりしました。






家に帰ってから植え替えたクリスマス・ローズ













Feb.18 2019 Nihonbashi


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春の声 -3 ・・・ voice of spring -3

2019-02-24 22:45:01 | seasons
寒桜 ~ 水仙 ~ 河津桜 ~ 紅梅
  
春が近づく花のリレー
春の足音を聞きながら過ごす日々
いろいろな花のsequence
まだまま寒い日が来るのかしら・・今年は冬が短かそう
冬が始まったばかりと思っていたのに日差しが明るくなり立春も過ぎ、春に向かっているように思えます。
でも春はもっと寒い日の後に続かないと・・ なんて勝手なことを思うこのごろ・・

メジロデーに撮った春の足音です。























































































大満足の一日の終わりです。


Feb.16   2019   Shinjuku Gyoen National Garden


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春の声 -2 ・・・ voice of spring -2

2019-02-23 23:27:53 | seasons


メジロツリー





















フクジュソウ




白梅はこれから
















日本庭園のメジロが良く来る寒桜は3本
1本はなぜか時間差で咲きます。満開の時は目白が大集団でやってきて
木の下の方まで人間にはかまわず、なりふり構わずお食事します。









































































Feb.16 2019 Shinjuku Gyoen National Garden





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春の声 -1 ・・・ voice of spring -1

2019-02-22 22:12:30 | seasons
友人からのお届け物の受け渡し場所を新宿御苑と決めて、それも暖かい日。
彼女の情報では御苑にメジロが来ているとのこと。メジロが咲いている、いや、メジロツリーの
寒桜がもうだいぶ進んでいるとのことでまさにメジロ狙いでした。

はたして狙いは的中したのでしょうか? それはもうトントンのブログですでにバレバレです。

始まりは入口のロウバイから・・・そして管理事務所の方に向かいます。ここに最初の小さな寒桜と
ロウバイが咲いています。












入口近くの紅梅が徐々に咲き始めています。


































梅も水仙もいい香りです。







子福桜もまだ咲いていました。





管理事務所近くの寒桜にもメジロが2羽来ていました。小さな木ですのでいつもこんな感じです。













ロウバイにメジロはとても珍しい図です。





























そしてアオジがいた林を抜けて、日本庭園のメジロ・ツリーまでやってきました。
カメラマンが集まっているのでメジロが来ている様子です。

















メジロが花に頭を突っ込んでいるのは本当にかわいいです。せわしないお食事風景ですが・・


Feb.16 2019 Shinjuku Gyoen National Garden




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染の小道(PR)と華やぐ着物展へ ・・・ Some no komichi (PR) & Bunka Gakuen Costume Museum

2019-02-21 08:53:37 | art


今年は二葉苑の型染めをいったんお休みしているので、すっかり失念してしまった「染の小道」
今年は2月22日~24日まで開催となっていました。
明日は妹のところで初めての味噌つくりを教えてもらうことになりました。
明後日は九段生涯学習館でのベルカント唱法の公開レッスンと予定がすでに入っていて、
近いので行けたら、日曜のヨガのレッスンを調整して行こうかと思ったり・・・

川にかかる反物はそれはきれいだけど、私的には秋の紺屋めぐりの方が面白いかも。
器スタジオtryさんも参加しているし、林芙美子記念館ではおかめ工房が紅型を展示販売
しているようです。

お時間のある方は楽しめますので、ぜひこのイベントにお立ち寄りください。





先週の15日にギリギリで文化学園服飾博物館の「華やぐ着物」展に行ってきました。
あるばとろすさんのブログで紹介されていて気が付きました。
明治から洋画の手法を取り入れた日本独特の文化が生まれました。池田のコレクションにも
よくある花柄の鮮やかな着物です。今回の展示会は銘仙とかがメインだったと思いますが、
この明治の着物の色が美しいのに魅かれました。銘仙の独特な色柄は時々見かけて
いたので、おなじみですが。洋服がない時代の着物のファッション・・面白かったです。
大胆で素敵。私も若いころの派手と思われる小紋を羽織に作り替えてほとんど着ていないので
今度縞の着物に合わせて着る勇気が出ました。

きもの文化って本当にすごい。コレクションだけで終わらないで、生きたものとして続いてほしいですね。




2月15日の寒い曇りがちの日でした。

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アヴデーエワのコンサートへ ・・・ Yulianna Avdeeva piano recital

2019-02-20 23:55:03 | music
2月19日
東京オペラシティコンサートホール

ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル







プログラム

ショパン: 3つのマズルカ op.59
      ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
シューマン: 幻想小曲集 op.12
シューベルト: 幻想曲 ハ長調 D760 「さすらい人」


アンコール
シューベルト: 楽興の時 第3番
バッハ: イギリス組曲 第2番からブレ―Ⅰ アルテルナティヴマン
ショパン: マズルカ第7番




すべての曲がすばらしく、こんな「さすらい人」聴いたことがある?というくらい
感動的でした。遥か彼方から音が聴こえてくるのです。
シューマンの幻想小曲集は好きで時々寝る前に聴く曲です。マヅルカも、ソナタも
みんなよかったです。ブラボーの嵐の中終わった演奏会でした。



聴いていると主人や母、そしてアヴデーエワが好きだった友人が浮かびます。
元気になって一緒に行こうと話していました。すっかり失念して慌ててネットでチケットを
とったので見にくい3階のレフトでした。真上から指だけははっきり見えました。

感情移入があまりなく、淡々と男性的でもあるのですが、すごい世界が広がるのです。
色彩が豊かだと感じることもありました。

昨年5月に聴いて久々に素晴らしいピアニストに出会うをアップしました。今月他界した友人が
すばらしいと教えてくれて、お誘いしたのだけどこの時も体調が悪くて行けなくて、来年も来るようだから
その時に行けたらねと話していたのに。一人で行きましたが、彼女のことばかり思い出されました。
音楽会に行くと亡くなった人に会うことができるような感じがします。

その日の朝、中国の世界的なピアニスト、ランランがTVに出ていてやさしいクラシックを弾いていて
彼の場合はもう音楽そのものになりきっちゃっていて、また違うタイプだと思いました。
ランランは以前日中関係の影響で日本でのコンサートをキャンセルしたことがあり、その時都民劇場での
コンサートがあり、まだ実際には聴いたことがありません。

あれだけの曲を弾いた後のアンコールも1曲目は簡単で優しく軽かったけれど、あとは迫力のあるバッハ、
そして何とも言えないリズムのマズルカを弾いた後に、サインにまで応じるというサービス。
今回はサインに並ばないで帰ってきました。それにしても男性のファンが多いコンサートでした。


Feb.19  2019  Tokyo Opera City Concert Hall : Takemitsu Memorial
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2月の星岡日本料理講習会(2019) ・・・Hoshigaoka with Kimono (Feb.2019)

2019-02-19 23:59:20 | dish


和服を着て2倍楽しい星岡日本料理講習会。
どなたかがあるばとろすさんのブログで星岡倶楽部と書いていましたが、そんな感じです。

この日は寒いし、結城紬と決めていましたが、帯が今一つで、白地につづれ織りの予定
でしたが、白がどうも寒そうなので、朝、今まで一度も締めたことのない、ひなやの帯に
したところ、合ったので変更しました。この帯はからし色の花織の着物に合わせて
リサイクルのお店で何年も前に買ったのですが、まだ締める機会がありませんでした。
辛口の京都の呉服屋さんにいたことのあるお店の人に、「このくらい締めてくださいよ、
粋ですよ」と勧められたものです。そのころの私には少し難しかったかもしれません。
時と共に似合うようになったり、好きになったり、意外な組み合わせを発見したり、
おもしろさはつきません。



二葉苑で染めさせてもらった帯揚げで出かけました。他には柿渋の帯締めにベージュの
帯揚げも候補でした。

出がけにいろいろあり、後れを取った上に、パスモのチャージ切れもあり、中野からの
バスはあるばとろすさんたちを乗せてちょうど出発したところで、一台待ちました。




空も青く抜けていて、何か私の気持ちも霧が晴れてきたような日でした。
その気持ちの変化だけ、St.Valentein's Dayに書きました。




めずらしく粋な掛軸。黒水引は昔は紅白はなかったとの説明がありました。


 
2月の献立

 椀    湯葉巻しんじょう うぐいす菜 人参
焼 物   鶏味噌漬焼 出汁巻卵焼 えのき粕漬け
煮 物   大根とあげの煮物
温 物   芋真蒸 春菊菜
和え物   梅肉和え  白身魚 うど きゅうり りゅうひ昆布
浸し物   菜の花




今日はいつもの倍くらいの生徒さんです。おなじみの古くから、親の代から
いらしている方もいました。




湯葉に白身のすり身を巻いて行きます。










だし巻き、鶏のみそ漬け、えのき粕漬け




大根とあげの煮物




梅肉和え  白身魚 うど きゅうり りゅうひ昆布




菜の花からし味

子どもの頃、苦くて嫌いだった菜の花。今の菜の花はいただきやすいとのこと。
主人はよく、春のちらし寿司に飾っていました。
先生のお話では昆布ジメにしてもおいしいし、朧昆布をかかえていただいても
いいとのヒント。



芋真蒸 海老そぼろ 菊菜




湯葉巻きしんじょう

こちらも白身と海老をつかってのしんじょう
生平ゆばを使います。
うぐいす菜は小松菜を春なのでそうよんで・・

どのお料理もやさしく心と体に沁みる味でした。
今何よりも和食がおいしく感じる年頃になりました。

私が今習っているのは心と体にいいことばかり、ヨガ、声楽 ・・ そして日本料理。





あるばとろすさんと一緒に。私の大好きなコーディネート。久米島に花織の帯。
星岡に着物で参加をするようになったきっかけを作ってくれた方です。
私的にはマンネリ化していた料理講習会が活性化されました。


 




新しくご一緒する方は着物歴も長く、いろいろ研究されて着姿、立ち姿も美しいですね。
お着物は結城、帯は刺繍です。黒地の帯は引き締まって見えて、正式な感じがします。









お料理の詳しいレポートを知りたい方はあるばとろすさんのブログを参考にしてください。


お食事の後は着物の話題が尽きません。今回は高円寺の純情商店街の先の方のレトロな珈琲店で。



Feb.14   2019  Asagaya

 
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