ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
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神戸ネブラスカ~独りでもドーンと歌うんです!

2002年12月16日 | 2002年ライブ・イベント
神戸ネブラスカ~独りでもドーンと歌うんです!~@神戸チキンジョージ
 
★前おき
最初にお断りしておきます。
これはレポではありません。「感想文」です。
しかも、メモも事後に取ったものと、あまり私の頼りにならない記憶を元に組み立てています。
だから、正確性にはかなり欠けています、、、その点をどうかどうかご了承ください。

今年(2002年)の後半は、先輩桑田佳祐氏のレコーディングやライブサポートにかかりきりの誠さん。
まさか、誠さんご自身のライブがあろうとは、、夏くらいに某所(渋谷の)にてそんなお話をされていたのは、私も覚えていましたが。
でも、現実としてそんなことが可能なのかなあ、と心配でありましたが、、、

が、やるといったら本当にやる方なのですね、誠さんという方は!!!恐れ入りました。
告知が実際にあったとき、びっくりもしたけどスゴク嬉しかった。
既に、私自身その前日の大阪ドームでの桑田さんのライブを見に行くことは決定済みでありました。
えーい、迷っているヒマなどない~、即滞在延長決定(笑)!!
2002年・・・既に三度目の関西、、、我ながら・・・(汗)。
 
★余談
前日の大阪ドーム。これも楽しかった。
いい場所で見られたこともあるし(やや誠さん寄りのアリーナ席~♪)目の前は通路。
これは、踊れ、騒げ、と言わんばかりでしょう。
噂のアーユーレディTを着ていき、ノリたおしでした。
余談ですが、実は誠さん気づいてくれてたかも??とごくごく勝手に^^盛り上がっておりました。(メデタイ^^;;;)
当日のMCでも、桑田先輩に「明日チキンジョージでライブだって?」と思いっきり言われ、すんごく慌てていらっしゃいました^^
一部で、歓声が上がってたんだけど、、、その一部の中に私は確実におりました^^(最後の最後にも一度言われて、あせりまくりでしたね。でも、桑田先輩ありがとー)
唯一、少し心配だったのが途中で転ばれちゃったのですよね。。
そうしたら、早々にご自分のHPの中でさっそくそのことを書いていらっしゃいまして(速報入れて下さった同士~~^^その節はありがとねーー)、、、少し安堵したものです。

で。

そんなこんながあったネブラスカの当日。
・・・・雨でした。(誰のせいかしらん^^;)
開場して、中に入ってみたところ、桑田佳祐さまよりお花が届いているではないですか。
このあたりの心遣いはさすがですね。

5月の横浜のTHUMBS UPで、ネブラスカを見ていますが、「本格的」ネブラスカを見たのは初めてだったかもしれない。

 
★・・・開演。
誠さんが例によって、アナログ用のアタッシュケースを持ってご登場。
(以前持っていらしたものは、5月の神戸ネブラスカにて粉砕(笑)の由。新調されていた模様。)
やっぱりこの距離感はいいなあと、思います。
だって、前日は5万人のドームの中で拝見したのです。でもね、アリーナ席だってやっぱり遠いのです。寂しいんですよね。
スクリーンだってそりゃいくつもありますけど、、、
やはり、等身大でいらっしゃるのが一番でしょう。うん。当たり前といえば、当たり前のことなんだけど、スゴク嬉しいんです。
ああ、、、やっとお会いできたなあって感じでした。
アロマランプに火をともし(で、あってる?)、ベッドサイドにあるようなランプに明かりをいれ。
まさしく、お部屋にお招きいただいたような雰囲気なんですよね。
(ふふ、その小さなサイドテーブルに置いてあるものの位置も、いちいち気にしちゃったりして^^それを思わず話しちゃう誠さんなのでした。)

「僕の大事な部屋」。いつものことではあるけれど、奏でられるギターの音色と誠さんの歌声に、ぐっと気持ちを引き寄せられるようなそんな感じ。
ちょっぴり「久しぶり」ということもあり、もう、いきなりそこで気持ちを動かされてしまう。
既に、そこでどうしたらよいものやら、グラグラ気持ちも涙腺も揺れているそんな感じ・・・・。

「こんな時期にすみません、いろんな予定断っていただいたんでしょう?」って。
でも、たくさんお客様が集まったことを、本当に嬉しそうに見ていらっしゃいました。

とはいえ、そこは誠さんのことです。
いろいろと考えておられます^^。
ちょっとした「飛び道具^^」もご準備されてましたし。
誠さんがぱんぱんって手を叩くと、何とコーヒーが運ばれてきたりして(笑)。
「レジはあちらです。」なんてオチもついてきた(笑)。

前日、ドームのライブがあり、翌日もライブということを聞いて、、、スタッフが、、、タイバンは誰ですか?
とか、ギター1本でそんなに時間持つんですか?とか、めっちゃ失礼なことを誠さんに向かって言われたそうな、、、
ホントにシツレーな!!!
いったいキャリア何年の方に言うのよ、それをっっっ、、、
誠さんならずとも、足踏み鳴らして怒っちゃうよ!!(誠さんも床踏み鳴らしてましたけどね^^;;;;)

「今年を振り返って」というようなお話も、ぼちぼちありました。
誠さん自慢の^^ウェブサイト。こちらも、アルバムCareless Memoriesのリリースと前後して、アクセスがスゴイ勢いで伸びているんだそうですよ。

また、今回より新しくコーナーが発足したそうでありまして(^^)
その名も「優柔不断なオトコの歌シリーズ!!」。
何が出てくるのかなあ、、と思っていました。
句読点の位置を間違って「ねこの唄なの?」って言われたこともあるとか。
え、なんだろなんだろ、、、と思っていたら。
「それもそうね この恋は」なのでした。・・・難しいぞ、間違えるほうが。。。
最初このタイトルを読んだ時、頭の中がハテナ?でいっぱいになった記憶がありましたっけ。
でもね、聴いた時になんて可愛い曲なんだろう!ってね、そう思いました。 
この日、途中の台詞の、
「きれいだね、」 「ほんとだあ」
って、お1人でやってらっしゃいました^^。
「1人でやると恥ずかしいなあと」照れられながらも、結構気に入っておられたのではないかなあ?
「まるで、斎藤のことみたいだ」とおっしゃっておられました。さて、このシリーズの今後の展開や如何に?

今回は、異様な盛り上がり方を見せた恒例の「リクエストコーナー」。
「あっ、もう出てきやがった」と言われつつ、さっさか、マネージャーの佐々木コウ氏がアロハの袋を持って登場。
「オイ、何でそれ着てんだよ」と言われたRARHのTシャツなのだった。
最初の前置きで、「R&R HEROの曲とかはやめてくださいねー、ギター弾いているだけなんですから、、、」
と言っている先から、いきなりオリジナル以外のものが出てきちゃった(汗)。
きよしこの夜・・・・。
しかも、どういうわけか、誠さんは必死に英詞で唄おうとされるのですよね、、、ところどころまだらだから^^;「誰か英語得意な人~!」と助けを求めつつ。
頑張っていらっしゃいました。
なごり雪、、、、
をリクエストされる大胆な方もいらっしゃいました。。。
(だからぁ、“何でもリクエスト”ぢゃないのよう、、、^^;無茶なお願いはやめませうよう^^;;;;)
歌詞が、またもあぶなくなった誠さん。
お客さんに少しずつ教えてもらっておられましたが、結局こっちに投げちゃった。
・・・ある意味贅沢?誠さんのギターで唄ったワタクシタチって(汗)。
「伊勢正三ですっ」ってやってらっしゃったのでした。(わからないヒトごめんっ、、、)

今回は、とうとうリクエストコーナー始まって以来という、誠さんの「白旗」(コーサン^^;)上げちゃう事態が発生。
その曲とは、、、
“冷たい月曜日”
かつて、原由子先輩に提供した楽曲、かつセルフカバーもされている、、、と言われている、、、
「えっと、Be-Grayだっけ?」とお客さんに聞いていらしたが、みんなさすがなのは、「違う違う」って即反応してるとこかな。
「シングルのカップリング(当時はB面といったはず)?シングル持って来てないよー」(まあ、誠さんとしたことがっっ)。
それでも、ナントカ必死に思い出そうと、真剣でいらっしゃいました。
出だしは、「80年代っぽいやつ」とかおっしゃって、何とか出るんですが、、、どうしても後が続かない。。
(この果敢なリクエストをした方には、お詫びに、、、ということで誠さんからプレゼントが、、、「ちゃんと練習しておきます」とのお言葉とともに。何にしよう?と見渡して。で、ステージのあちこちに飾ってあったトナカイさん人形達が「一式」^^。
で、なぜか、この子たちのうちの1人^^が我が家に貰われてきております、、、、大事に育てます^^)

かと思えば、いきなり名乗り出ちゃった方もいて、、、
・・・・んー、誠さんもあれは断りにくいよね、、、
しかも、何か具体的なリクエストではなく、一番好きな曲をやってくださいって、、、
しかし、果たして、それはリクエストなのでしょうか?とひそかに心の中で突っ込んでいたのは、私1人だけではなかろうと思っているのですが(意地悪。^^;;;)。
それに対して、誠さんはホントにホントに真剣に考えておられた。
なんだろなーなんだろなーって、唸っておられた。
そして、随分考えられた後に唄われた曲。それは、ジョージ・ハリスンの「While my guitar gently weeps」でありました。
「最近、一番好きな曲です」
と、おっしゃられて。
「うーーむ!!」
今度はこちらが唸る番でした。

今回は、質問も受けますよ、ということでした。
が、何よりもみんなが一番聞きたいというか、心配していたのは前日のライブでのあのアクシデントのこと。
質問が幾つも出ていました。
「報告が遅くなりましたが、、」
といって状況をお話になりました。
反対側のウイングにいた角田さんは、フツーに歩いていたので勿論なんともなかったんですが、、、
誠さんは右ウイングにいて、ちょっとエエかっこしぃ^^をしてしまい、お客さんの方を見ながら「カニ歩き」気味で(笑)。
そしたら、見事に足がもつれたという、、、
そのとき、見ていて私も「あっ」と、思ったのですが、スタッフの方も駆け寄られましたが、それより早く立ち上がられて演奏を続行されていましたので、大丈夫だったのか?という感じであったのですが。
手に痣をつくったり、すりむいたり、、、(手をついたので、アイシングをしたらしいのですけども)大事には至っていないとのことでした。
何はともあれ、みんな安堵です。

(お好きな食べ物の話で少し笑わせていただきました。
「んー、何でもいただきます」のお話のあと、「探偵!ナイトスクープ」でやってたけど、60歳以上の女性に好きな食べ物は何ですか?って聞くと、「あ、何でもいただきます」って答えるのが決まりなんだそうですね」だって^^
中でも、鍋、ちゃんこ鍋はお好きだそうです。北海道でよく行くお店があるとか。「何度か行ってると、ホントに僕と会いますよ」というくらいらしいのだ)

今回は、LA-LA-LUからの曲も飛び出しました。
例によって得意げに「オレ!」ジャケットの写真を見せながら、指差してましたよね。うひ。
「ジャニーズだったから」(嘘^^)。
そろそろ、アナログのジャケットの方も切れてきたりして、両方から盤が出し入れ出来るみたい、、、はは。
リクエストがあったのは、「もいちど添い寝」。とっても嬉しそう。
難題続きだったので、「あ、これは知ってる」(笑)。
唯一のロックンロールナンバーなんだそうです。桑田先輩からは、未だにこれでからかわれることもあるらしいです。
んー、確かにインパクト大賞?^^。
ご自分で歌詞の一部も読み上げちゃったりして、、(ご自分で書いたんでしょうに(笑)。)
もう一曲が「Real me」。
・・・・この曲でよかったです。あまりにも凄いことになってたからね。
私、好きです。この曲。

・・・・ちなみに、今までで一番多くやったリクエストコーナーだそうです(苦笑)。

やはり、クリスマスも間近ということで。
White Christmasを唄われた後で「クリスマスの恋人達」。お約束かな。
何と、今回も鈴のスタンバイがありました。幼稚園とか、保育園とかのお子がしゃんしゃんってやるあれが、誠さん用。
お客さんには、小さな鈴が準備されていました。
誠さん自ら、客席に下りて来られ配って下さいました。
近くのテーブルにいらしたものの、「みんなで分けて!」といわれおいていかれたので、、ワタシもふんだくりに行ってきました^^
(後日談 金と銀の鈴がゴールドのひもでつないであるのですが。これ、佐々木マネがTハンズにて買い求め、内職仕事したものだったそうでありますゾ^^ご本人から聞きました。)
途中のサビで、今回も一緒に唄いました。
演奏も全て1人でこなすため、お話しながらも手が止められない。
「1人で大変だあ」といいながら、でもとっても楽しそうでした。

途中何度かギターを持ちかえられるシーンがあり、ざっと鳴らしてみて「狂ってますよね?」といいつつ、チューニングを直すシーンが何度か。
私はギターのことは詳しくないのだけど、特にナイロン弦の場合は、ちょっとしたことで狂うそうなんです。
ナイロン弦のギターに変えられた音って、やっぱり違います。
当たり前のことなんでしょうけども、曲によって音色を選ばれるものなのですね。


で。えと。
私の方できちんとメモっておけばよかったですが、、
曲目、曲順全くぐちゃぐちゃです。記憶も他のライブとまぢってたらゴメンナサイ。
演奏されたもの、とりあえずは、順不同で書いてみます。(リクエストコーナー除く)

●僕の大事な部屋(最初の書いたとおり。何だかいきなりぎゅっと気持ちを掴まれた感じがしました)
●恋のペース
●曖昧な恋人
●素敵な最後(これは、いつ聴いてもかっこいい。バンドでもバンドならではの楽しさがあるけれど、ギター一本でもかなり引き込まれます。すごいです。誠さんの凄さを見る1曲です。)
●DOWN DOWN DOWN(アルバムでの唄より、抑え目に唄っていらしたような感じもします。でも、それが妙に心に響いてしまい、ホントに身動きすることができませんでした。この曲では・・・。)
●風を抱いて走れ
●RAIN
●MONEY TALKS (ライブで初めて聴きました。わお、かっこいい、、、、オリジナルで何度も聴き直しちゃおうと思いました。)
●THE DOCTOR(おおっ、これが聴けるとは。ギター一本でもかなりアツイですよ、これ。結構好き♪)
●名もない橋
●クリスマスの恋人達
●それもそうね この恋は
●きっといつか
●Missing Serenade(途中の間奏でのクラップ。誠さんが気づいてくださって、間奏部分を伸ばしてくださったような気もします。「来てよかった!」とおっしゃいましたね。)
●さよならをするために(まさか、ギター1本でやって下さるとは。嬉しい驚きでした。)
●君への想い(何か、胸がズキンと来ます、この曲。ライブで聞くと尚更でした。)
●ララル(一番最後の曲だったかな。ああ、ライブでこの曲が聴けた。ほんとに嬉しかった。。。しかも、このときは立ち上がって演奏して下さいましたよね。)

アンコールでは、アーユーレディTを着て颯爽と登場されました。ふふ。おなじみですね、、、
そして、、、二回目のアンコール!!と思ったら、あっという間に出てこられました。
「・・・早くしないと、みんな帰っちゃうんじゃないかと、、、」(心配性。)そんなことないですってばー。
椅子から立ち上がり、ララルを唄われ、途中つとマイクから少し離れて唄われるシーンも。
最後には、アロマランプを消し、ライトも消し、アナログケースを持ってステージ去られるのでした。
 
★補足
MCなど含め、結構面白おかしく書いてしまったかもしれません。
雰囲気自体は決して「ライブ」とはいいながら、堅苦しいものではありません。
ただ、ひところよくいわれたところの、「アンプラグド」というのでも、「弾き語り」というのでもない、誠さん独自の「ネブラスカ」なのです。
これは、本当に一度足を運んで体験していただかないと、うまく説明できないかもしれないです。
それに、その日の空気などによってもライブが変わってくるんです。(生き物ですよね。)
今回は、「静かなライブ」ということを誠さんおっしゃってましたが、静かでも「激しく、熱かった」。
といっても、熱いといっても「いえーい♪」と言うノリではなくて、内に秘めた、でも、その激しい部分がどうしようもなく、滲み出ていたように私には思えてならなかったなあ。
このライブをこの時期に無事できたっていう誠さんの嬉しさと、それに立ち会えた私たちの喜びとの、どうしようもなく幸せな出会いが確かにありました。
本当に、文字通り誠さんの一挙手一投足から目を離せない、離せるわけもないというひと時でした。
何が起こるか、わからないんです、誠さんのライブって。小さな奇跡の連続なのかもって、ますます最近思う。
今回のライブが終わった後に残ったのは、とてもとても幸せな気持ちでした。
なかなか、こんな素敵なライブってないんじゃないかなあ・・・。

またこれからもやって下さいね、ネブラスカ。

追伸
ルミナリエの素敵な時期に集合かけて下さって、ありがとう。
イルミネーションにも間に合いましたよ♪

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