ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

Careless Memories @KOBE Chicken Gerorge

2002年05月18日 | 2002年ライブ・イベント
=チキンジョージ前。ライブ翌日は雨だった。=


=生田神社。チキンジョージのすぐそば=


=チキンジョージの通用口(^^)これ、大事大事。=    
 

Makoto Saito TOUR FINAL
Careless Memories @KOBE Chicken Gerorge
2002年5月18日(土)
 
出演:
斎藤誠(Vo,G)/柳沢二三男(G)/角田俊介(B)/河村カースケ智康(D)/成田昭彦(Per)/片山敦夫(Pf)/深町栄(Org)/平松八千代(Cho)
 
◎演奏曲目リスト
1.眠らない僕の想い
2.RAIN
3.Thread Of Shine
4.或るグレイな恋の場合
5.君に贈る僕のラブソング
6.SMILE AND SLEEP
7.素敵な最後
8.今 僕を泣かせて
9.OUR LOVE
10.I Surrender
11.タヒチ
12.悲しい笑顔
13.いつもの顔で
14.ギターマンの純情
15.愛してるって言って
16.Missing Serenade
17.横浜
<encore 1>
18.WHERE IS THE LOVE
19.instrumental
20.歯が痛い
21.Holding On
22.名もない橋
<encore 2>
23.信じられない恋におちた
24.あなたに逢いたい
<encore 3>
25.アメリカよいよい
 
◆いきさつみたいなもの。

当初全く予定していなかったのに、チケット発売直前に飛び込んできたビッグニュース!!が飛び込んで来たのですっ。
なになに?何曜日?とっさにそこを確認するようになったのがコワイ私でありました。
で、確認したところ、あらまっ。土曜日じゃないの~(・・・・にやり)。
じゃ、行っちゃお~。即決クン。一瞬たりとも迷わないのでありました。
しかも、2DAYSですと!!しかもメニューが2日とも違うんですかあ。。
・・・・さほど日にち経過のない時期に、ネブラスカ(誠さん1人の弾き語り)を横浜で見ることにしていたので、涙を飲んで1日目は見送りに。
(ただ、誠さんの場合、少しの間隔でもメニューを変えてくる可能性が大なので、可能な限り見た方がいいとは思ってる。)
平日だし、見れるものなら見たいけど、、、こればっかりは、「全員集合!!」と、誠さんに言われましても^^;

直近の遠征では、大阪・名古屋と移動しましたが、今度は神戸オンリー。楽勝♪の予定でいました。
ところがところが、あとあとまたスケジュールを変更する事態が生じたのでした(それについては、後ほど)。
でも、交通手段やらホテルを選ぶのって、なぜにあんなに楽しいんでしょーか。

そうそう。私の泊まったホテルがたまたま、チキンジョージに極近。徒歩3分なんてかからなかったのでは?
偶然だけど。
それはまた、生田神社に近いということでもあったのでした。(前置き長すぎっ。)

◆当日は。。。

某プロジェクト決行、最終局面のために、やや早で三宮駅近くに集合し、オフなどもありつつ、チキンジョージ前に全員で到着。
もう既にヒトが集まり始めてました。
わりと狭い通りに整列しなくちゃいけなかったので、車やバイクが来る度に壁際に寄って寄って~という。
遠征し始めてわかったのですが、自分も含めやってくるのは地元のファンだけじゃないってことなのです。
あれーっ、今日来ることにしたんだ♪みたいな知り合いとのご挨拶。これも楽しみな出来事になりました。結構、これって相手の方が来るもんだってわかってても嬉しいんだよね。お互い、頑張ってんね~みたいな感じかな。
熱いよね。熱い。私もそういうのは当然至極のこと、大変なことでは決してないって思うあたり、、、、えへへなのですね。

開演前・・・
この日に備え?持参した「アーユーレディ」Tシャツを着ることも忘れず。
ヒトによってはこれを特攻服とまでいう(そんなタイソウなあ、、、)。Fenderもありましたけどね、この日はなぜか、アーユーレディだろうって気分だったものだから。
気がついたら、最前列の男性軍団は、Fender集団になってましたな。いいぞいいぞっ。

中は・・・・そうだな渋谷AXやZeppをご覧になった方もいるでしょう。
あそこまで大きくはありません。二階は照明やら音響やらってとこでしょうか。
一階と後ろの方が少し高くなっているって感じ。
わりと歴史のあるとこなんでしょうか。味があるハコだなあって思いました。壁にいろんなものが貼ってあったし。
ああいうとこって、温もりみたいなのがあって好きだなあ。

そうそう外壁もね、わざとかな、ペイントしてあるんだよね。
落書き?グラフィティとかいうんだよね、英語だと。本文に関係なし。

椅子とテーブルが出ていて。
でも、前の方なんか行っちゃうと、椅子と椅子の間が、結構詰め詰めになってたりなんかして。
ただそこは、飲み物だけでなく、フードもとるところなのね。

でもって、また何となく前の方に行ってしまって^^(・・・何となくだとぉ?)
お、なかなかいい角度だぞ、なんて思ったりして。で、ふと周りを見渡すと、結構知っている顔があったりして、、、
最近はそんな安心感がとっても好きになりました。

楽屋はどうも二階なのですね。階段(目隠ししてある。)を降りてくるようなのです。
ライブの内容自体は、本ツアーのものと変えていませんでした。
ただ、ニュアンスは微妙にリラックスしているものも感じられたりして。渋谷はやはりスペシャルでした。そういう意味では。
どことなく、緊張したものね。
名古屋ボトムラインでは、オープニングに「何かが必ず」が流れるようになり、その唄に導かれるようにしてライブが始まるのです。

そうそう、ラジオでもHPでも教えてくださっていましたが、感極まる曲は、二曲目の「RAIN」だったのだそうです。
理由は、誠さんのHPで教えてくださってます。よかったら探して下さいな♪

私個人としては、自分の心境とかもあったのかもしれませんが、前半メンバー紹介があるまでのブロックがホントにやばかったです。
何だかね、一歩間違ったら泣いてましたね。
涙腺がずっとずっとぐらぐらして安定しなかった。
楽しい筈なのにね。不思議だね。そんなことが誠さんのライブではあるんです。
こんなに数少ない参加数なのに。
気持ちの機微みたいなものに、すうっと入ってくる。それが時間がたつにつれて馴染み、終る頃には、ああ、よかったよねえって、思えてる。

メンバー紹介もこれまた、いつにもまして楽しい。
メンバー同士で突っ込みあいがあり。
一番ウケテしまったのが、カースケさんの過去の髪型^^
・・・私も、アフロとソフトカーリーの明確な違いが説明できん、、、(笑)。どうなんでしょうか。
さかえっち(深町さん)とこの、ノラにゴハンをあげる話とか。
ああ、目に浮ぶなあ。。。いいなあ。

ヤッチー(平松八千代さん)の再登場。この日は、前半からすごかったですけどね^^
肩とか背中が、がっ!!て出てるっていうより、・・・すごいな腹筋・・・やっぱあそこまでなんないと歌えないんだろなーとか。
訳ワカランこと考えてたけど(笑)。
それでもって、嬉しくってステージで飛び跳ねていた誠さんでした。きっと、メンバーも喜んでたんだろね。

OUR LOVEのデュエットから後半は始まります。
笑っちゃいけないんだけど、あまりの誠さんの一生懸命さにどうしてもこみあげてきちゃうんだよね。
笑うなっつうのが無理なんだけど、、、
いい曲で、好きですよ。

I Surrenderでは、230さんがヤッチーとおんなじステップを踏んでみたり、(すごくキュート)(^_-)を誠さんに盛んに送ってましたっけ。気がついた時の誠さんの顔といったら、、、、あはは。

いつもの顔で、、、は本ツアーの時と違い、いきなり演奏に入りました。
途中、LaLa LaLa♪と歌うのだけど、今まではお嬢ちゃん(元お嬢ちゃん^^かな)、野郎ども^^ということで順番に唄ってましたけど。
今回は、、、兵庫県のヒト!!!という新しいパターンが展開し、ぉぉおおおって感じでした。
兵庫→大阪→全国。てな具合でした。
いつも思うけど、あれ、ほんとに楽しいね。
メンバーなど含めた、出身地選手権になってました。

愛してるって言って、では、ハンディを何とかして使いたいみたいでした。
仙台で見たときから、スタッフにマイク持たせてました^^だいぶ感じが掴めたみたいでした。
前の方の男性(笑)と絡んでいました。
というか、誠さんがつかつかと寄っていって、膝まづいて、手を差し伸べるようにして唄ってました。
あれ、オンナのヒトのがよかったかね^^;
あれ、各会場でやってましたね。

Missing Serenade(バンドバージョン)では、イントロのとこでホラホラ~、もっともっと~ってな感じで客席を煽る誠さんでしたね。
間奏のクラップと、口笛が微妙でしたね^^

最後のMCでした。長めだったかな。
思うんですけど、たぶんこういうときって喋ることを決めてしまってる方もいるんだろうと思います。
でも、誠さんの場合、その日、その瞬間に感じたことを話したい、伝えたいっていうことがあってのMCという感じがします。
喋りつつ、言葉を選んでいらっしゃるような感じがするから。それがとっても嬉しい。
時として、すごく無防備にお話されているような。。そんなこと私たちに、、いいんですか?って思うくらいに。

20周年を迎えるにあたり、もう既にプロジェクトが動いていること、アルバムリリースも予定していて、それを持ってまた来年ツアーに回りたいとのこと。などなど。
来年アルバム出されます!
それから、今日楽屋にあるプレゼントが届いたお話なども。(ガッツポーズ!)
皆さん、とっても喜んでいただいたみたいで、写真を撮りまくった挙句、食べちゃったこと。
嬉しそうなお顔が何よりもよかったなあ。
その件について、誠さんの夕陽の交差点に出ています。写真も。

アンコールがほんっとーにスペシャルでした。
メンバーが出てきた後、誠さんがヤッチーをエスコート。
そして、ダニー・ハザウェイとロバータ・フロックの「Where is the love」を。
確か、4月のBIG CATでサワリをさらっと唄い、・・・・じゃ、これチキンジョージでやろうか、と言ってらしたのを覚えていたので、
ああーーーお約束果たして下さったのね♪という意味でも嬉しかったな。
しかも、デビューしてこのかた唄う時には必ずギターを手にしていた誠さんが、なんとハンディで唄ったのでした。
これは、、、、後にも先にもないんじゃないかな。
しかもかっこいいんだよねえ、お2人とも、、、

そこから、またいつものペースに戻る。
ピンスポットを掴んでは、投げ、落としというアレです。
コンパクトにね^^
いつも、ステージ上で展開していたのに、客席の自分とこにわりと近いとこに落ちたから、(雷みたいだな(笑))びっつら^^;;油断していましたわ。
そのまま、“歯が痛い”につながり、もう立ち上がっちゃいました。これ以上で座ってるのは無理ってもんだよ。
でも、イキオイで、前に居た方に思いっきり肘鉄くらわしてしまいました。大変申し訳ございませんm(__)m重ねてお詫び。
ついでに、気がついたら椅子の背にかけたGジャンも落っことしてるしねえ。
ライブに行くと、暴れてしまうな、、、しかも、私もアルコールまるでダメな筈なんですぞ。
それで、ああなんですから。どうしよもない奴でございます。

そうそう、暴れるといえば。“歯が痛い”では、誠さんが毎度間奏で、悶え苦しみ、ぶっ倒れるという展開ですが(それがすごすぎるっつの。)、今回いきなり後ろのヤッチーが倒れたもんで、一体何が起こったのかと、、、^^そうしたら、続々と230さん、敦夫さん、成田さんまでが!!!、つんちゃん・・・続々と倒れてしまいました。あれを笑わずして何としよう。・・・その手があったか。
誠さんに言わせると、あれを誰も嫌だと言わなかったメンバーが、頼もしくもあり、恐ろしくもあり。。。。
しかも、アレをやるにあたり、ためらいがないの。・・・さすがだわ。
特に、敦夫さんは誠さんによると絶賛もの^^・・・・あれはドームでは無理だわって、、(笑)。
ドームじゃやろうって言い出すヒトはいないだろーって、それはないだろって^^
ちなみに、次回はお客さんの番だそうですので、さあさあ、皆さん倒れる練習しときましょう^^
来年やりますか?お客さん~。

それでも、そのある種の「修羅場^^」が終ったところで、「まあまあ座って下さい」って、誠さんから許可が出たので、座ったのね。

Holding onはゆったりした曲だから。あれで揺れてるの、すごく気持ちいいんだよ。

バンドでライブのときのアンコールは、最後は必ず弾き語りで締めるのかな。
信じられない恋におちた。
さすがに、ノドにも来ているのか誠さん、声ちょっと辛そうでしたけど。
振り絞る感じになってたかな。

ところが。
今回はそれだけで終らずに、更なるアンコールでバンドのメンバーがみんなで出てきた。
そこで演奏したのが“あなたに逢いたい”。
・・・私としては、また早く“あなたに逢いたい”、、、かな。
その気持ちはみんな同じだったのかもしれないね。

曲が終って、みんながステージからいなくなっても、誰も帰るヒトがいない、途切れることのない拍手がずっと続く。
自分でも、手叩きながら、何だか感動してました。
そしたら、何とまた皆さんが現れるではないですか。
缶ビールなんか手にね^^
カンパーイ♪
それで、多分急遽やることにしたんでしょう。
なんと!!“アメリカよいよい”を演奏したのでした。
アコースティックの3人とか、4人編成では聞いたことあったけど。
すごいねえー。

最後にステージの端から端まで、誠さんがお客さんにご挨拶。
ああ、みんなの顔を見ようとしてくれてるっていつも思う。
1人1人顔を覚えようとしてるかのようにね。
気のせい、気のせい、と思いつつも目が合った!!!(ような気がした)嬉しくて、会釈などしてしまう私。(←ドあほー。)
でも、誠さんとそれからフルメンの皆さん、ありがとー。
あんなに面白い素敵な素敵なライブは、イマドキなかなかないよ。
ライブがライブ(生きているものである)こと、日々の微妙なところが現れるところ。
当たり前なのかもしれないけれど、そのことがわかってとても嬉しい。
これからも、何度も足を運びますから、ヨロシクm(__)m

◆最後に。

感想をうまくあらわせる言葉があれば、そりゃいいんだけど、そんなものなかなかない。
ただ、言えることは見終わった後、少しばかりナーバスな気分でいた筈の私が元気になれてたこと。
見ているうちにね、気持ちがシャン!!としてきたことに気づいたの。
まだまだ、大丈夫だなって。勇気が出た。

それで、ライブが終って時間がたって、端々をゆっくり思い出しても何だか胸が一杯になってしまうんだよね。
たまにどうしたらいいかわかんなくなる。
いまだに、じわじわ染みています。

終演後に、ヴァン・モリスンの曲が流れます。
ライブが終っちゃったなあ、って思ったときにアレが流れてくると、胸がきゅーとなって、切なくなってしまいます。
この先もずっとそうなんだろうなあって、確信しました。

~~~~余談だよ。~~~~  

その後のお話。

翌日、当初の予定を2時間早め猛ダッシュで羽田に戻り、横浜まで駆け抜けました。
誠さんのレギュラー番組の公開放送がよりによって、チキンジョージのライブの翌日になっていたのです。
誠さんも大変だったに違いないけど、、、、追っかけることを決めちゃった方も大変です(自業自得なり。)。
横浜まではよかったけど、桜木町についてからの足がまともになく、早足で現場を目指す羽目に。
汗だく~。遠いのよ、赤レンガ倉庫。(かつて、誠さんもPV撮影をされたことがあるとか、、)
いくら軽装備にしたとはいえ、リュックしょってたもの。
もう顔が紅潮したまんまでありました。。。ああ、みっともないよう。
それでも、無事誠さんの生唄に間に合い、オンエアに乗らないお話も何だか素敵で、とっても私の心を動かし、、、
ああ、頑張って来た甲斐があったなって。
放送後、少しだけお話&握手いただきました。
とってもとっても嬉しそうに前日のお話をされていた誠さん、何だかそれだけで、疲れが全て吹っ飛びました。
・・・・おかげで、その日の夜もめっちゃコーフンしてなかなか寝つかれなくなりましたが。。。
この分だと20周年は大変なことになるね~^^

前日のネブラスカ

こちらも凄かったようでして。セットリスト見ても、えーーーワタシこれ聞きたかったようってのがあって。
羨ましい限り。
こうなったら、ネブラスカはできる限り逃さないようにするしかないねー。
頑張りまーす^^

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