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暮らしのアクセント便

母の味  恐るべし!!

2007-10-05 | food
先日、久しぶりに実家で晩ご飯を食べました。
母は私達のために晩ご飯を用意していてくれました。

母はとっても料理が上手です
思い出してみても、お弁当は毎日、自慢だったし、急に友達を何人も
連れて行っても、ササッとみんなにご飯を出してくれました。

家のダンナさんも母の料理が大好きです。
ドイツで暮らし初めてしばらく経った頃・・・ダンナさんが「あ~っ!!母さんの
ごはんが食べたいな~!!」と言いました。
私達はドイツのデュッセルドルフに住んでいたのですが、ドイツの中でも日本食や日本食材は手に入りやすいところでした。
だから、和食も食卓には出していたのに・・・!!
母、恐るべしと実感した事を覚えています。
 
「君の実家に行けば、母さんの料理が食べられる!!」とダンナさんは言い切ります。
もちろん、娘も「バァバのご飯大好き!!」と言い切ります。
私はそんな二人を横目でかわしながら・・・やっぱり自分も楽しみな事に気づくのです。そして、自分が家族をもってやっと、母と母の料理に「ありがとう」と思えるようになりました。
実家にいた時は、当たり前に食べていたけれど・・・ 

母はずっと仕事もしてきて(今もしています)、それでも、楽しそうに料理をしている。
「私はオシャレな料理は知らないから・・・」と言いますが、相手の事を思って、楽しんで作る料理のおいしさを教えてくれたのは、何よりも一番身近にいた母でした。私の味も母の味も知っている友達は、「マユミの味はお母さんの味にちかいね」と言います。  ソウなのです!! 塩加減や甘さ、美味しいと感じるポイントはどんなにレシピを考えても、やっぱり母の味が基本なのです。
そんなことが、イヤな時も正直ありました。「私は私よ!!」と思う時期も。
でも今は、逆にこの実家の味を(我が家の味)を娘にも伝えていきたいと思っています。

その晩のメニューは・・・
手作りのにぎり寿司。(家族のネタの好き嫌いもすべて把握)
冬瓜とオクラ、鳥肉のあんかけ風スープ
ぬかずけ
数々のおつまみ(我が家はみんなお酒大好き!)
                
ご馳走様でした

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