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暮らしのアクセント便

秋色 フラワー (テーブルコーディネート講座vol.3)

2007-10-24 | news
テーブルコーディネート講座vol.3でのフラワーアレンジです。
 
花器には本物のカボチャをくりぬいて、使いました。
わざわざ、花器を新調しなくても、身近な物を使って(本当に身近すぎますが・・・)アレンジしてみました。
花は、カボチャの皮の緑と内側のオレンジを活かすように、黄色~オレンジの色を中心に集めました。

他の季節でも応用は利くと思います。夏だったらスイカやメロンなどをくりぬいて、花器にしても面白いですよね
 
今回はカボチャフラワーとリンクするように、sweets はpumpkin pudding

そしてもう一つのアレンジはリンゴのキャンドル
これもリンゴの芯をくりぬいて、キャンドルと花を挿してみました。

ドイツに住んでいた頃、ヨーロッパの色々な花屋さんの店頭や街角には、とってもステキなアレンジが沢山並んでいました。毎日眺めるのが楽しみでした。
普段何気なく歩いていても、チョット視点を変えれば、色んなものが発見で、
生活を楽しくしてくれるものなのですね。
最近の私は、身近な発見探しに夢中です

テーブルコーディネート講座 vol.3

2007-10-24 | news
10月23日、インテリアショップ アルベリ で
テーブルコーディネート講座vol.3 を開かせて頂きました。

今回のテーマは「秋色tea party」

秋も深まり、あたたかい飲み物とsweetsでtea party
をしませんか 手軽に作れるケーキとセッティングが皆さんの楽しいひとときのヒントになってくれることを願って・・・

今回講座にきてくださった皆さんと、楽しい時間が過ごせたことに、感謝しています。初対面同士の方々が、一つのテーブルを囲んで、楽しくお喋りしながら、ステキな時間を共有出来る。そして帰りには、とびきりの笑顔
私にとって、皆さんの笑顔が何よりの励みになります。これからも「ホームパーティー」と言うテーマで少しでも、家族や友人の笑顔が増えるよう頑張っていきたいと思っています。

講座のコンセプトは「何時でも、手軽に!!」
簡単なケーキやスープ、身近にある物を使ってのテーブルセッティング。

全体のカラーは、秋色らしい、チョットシックな感じにまとめてみました。
ティーマットは画用紙とレースペーパー、フェルトで作った葉っぱや庭から摘んできたアイビーをアクセントにして・・・
全体のカラーやトーンを合わせることで、まとまりが出ます。
また、今の時期はハロウィーンですが、今回はあえてハロウィーンと限定せず、
どんな季節でもアレンジの応用が利くようなセッティングにしました

水の音・・・色

2007-10-19 | other
水の音をじっくり聞いた事はありますか?
私は先日、改めて聞きました。
体の中にスーッと水の音が入ってきました。不思議です。子供の頃からいつも
おばあちゃんの家に行けば、聞いていたはずなのに・・・

そう、おばあちゃんの家にある、水溜めです。大山の自然の水が休むことなく
流れてきています。
子供の頃、いとこと遊んで帰ってくると、ここで手を洗っていたし、顔も洗ってました。夏は冷たい水が気持ちよくて
のどが渇けば、手で水をすくいガブガブ飲んでました。

そのころは、あまりにも当たり前で水の音・・・なんて考えたこともなかった。

それが、おばあちゃんの宿坊に手伝いに行った時。
休憩に庭に出た時、なぜだかスッゴク気になったのです。
流れてくる水は一定ではなく、不思議なリズムを奏でているのです。
のぞき込んでみると、昔と変わらない。キレイな水
光の加減によって、水も色んな色に変わります。キラキラ見えたり、
葉っぱの緑のしたでは少し青っぽく見えたり。
その日はとってもお天気が良く、庭の椅子に座りながら眺めていたら・・・
危うく寝ちゃいそうになってしまいました

あまりにも近くにありすぎて、かえって気づかないことってありませんか?
私の場合、おばあちゃん家でした。
だって、わざわざ遠出をしなくても、こんなに癒される場所だったなんて!!
山の緑と水の音。そして、美味しい豆腐料理
何で今頃気づいているんだ、私

これから山は色づいて、ますます楽しみです!!




おばあちゃんの思い出

2007-10-13 | food
先日、おばあちゃんの家へ行ってきました。
・・・と言っても今日はお手伝い&勉強です。

私のおばあちゃんの家は神奈川県の大山で代々、宿坊をしています。
「おおすみ山荘」と言います。
宿坊とは、大山阿夫利神社に参拝に来る人が、泊ったり、休憩したりするところです。死んだおじいちゃんは先導師でした。今は、おじさんが引き継いでいます。

その日は40人ほどのお客さんが、お昼ご飯を食べに来られました。
大山と言ったら、「豆腐」!!

もちろん、その日の懐石も豆腐料理です。
おばさんが作る豆腐料理は本当に美味しい!!
彩り、味、器、のバランスはいつも「すごい!!」の一言です。
私は子供の頃から、おばさんの作った料理を食べてきました。
懐石料理はもちろんのこと、普段のご飯もとっても美味しいのです。
おばさんは伝統料理の中に新しいアイデアを加え、いつも研究熱心です。
私にも、快く作り方を教えてくれます。
母が私の味のベーシックだったら、おばさんは私の「見せる料理」の先生でしょうか。

そして、おばあちゃんは私のマナーやしつけの先生です。
学生時代、夏山などに手伝いに行ってました。
そのころのおばあちゃんは本当に厳しかった!!
私は、「何でそんなにうるさいの~!!」といつも文句を言っていました。
手伝っているのに~!!と内心思っていた私です。
お客さんの前でチョットでも失礼なことをすれば怒られる。
チョット休憩していれば怒られる・・・本当に勘弁して!!の世界でした。

でも、今となると、おばあちゃんが厳しかった意味が少しだけ分かります。
そして今はあの時厳しくしてもらっていて良かったと本当に思うのです。
社会人になって、色々な意味で、おばあちゃんの教えに助けられました。
恥をかかずにすんだ・・・とでも言うのでしょうか。

でも、おばあちゃんにとっては、何時までも私は学生の時のままらしく・・・
その日も「マユミちゃんがこんなに働くなんてね~。昔はすぐ休んでいたのに」
と言われてしまいました。
おばあちゃん・・・あれから何年たっていると思っているの・・・!?

改めて「おばあちゃんとの思い出」を振り返ってしまった私でした。

おおすみ山荘  神奈川県伊勢原市大山
        0463-95-2032

        雑誌「サライ」の次号に載ります!!

「元気」 復活の素

2007-10-07 | other
先日、次のテーブルコーディネート講座の花の相談に、友人の花屋さんを訪れました。
数日前から、風邪をひいていた私は何となくトーンダウンしている毎日でした。
きっと、家からも出ずにいたこと、そして急に秋らしくなってきて、何となくセンチ!?(笑)になっていたこと、やらなきゃいけない事はたくさんあるのに全然はかどらなくてイライラしていたこと・・・が原因だとは・・・自分でも分かっていました。
体が弱ると、心も弱る・・・病は気から と言いますがまさにその通りです。

その日は天気もよく、気分一新しようと半ば強引に自転車で出発

お店に着くと、店内は花の香りと沢山の色であふれていて・・・
今の時期、ハロウィーンのアレンジもあって、オレンジの花がとっても印象的でした。
自分の心は隠せません心が明るく元気になりたいとき、人は自然にオレンジを求めます。太陽のようにあたたかく元気になれる色です。
まさしく、オレンジの花に一番に目がいった私でした

友人は私の話を聞いてくれながら、ササッとブーケを作ってくれました
それがまさに!!オレンジや赤を使ったステキなもの・・・偶然??!!

お店を出る頃には・・・もちろん「元気」復活の私でした

実はその数日前、やっぱり元気のない私の話を聞いてくれた友人がいます。
私が姉のように慕っている、とてもステキな女性です

普段は肩肘張っている!?私ですが、実はこんなワガママ(いつもごめんなさい)な私が私でいられるのも友人達のおかげ
なのだと、改めて分かった気がします・・・「ありがとう」




母の味  恐るべし!!

2007-10-05 | food
先日、久しぶりに実家で晩ご飯を食べました。
母は私達のために晩ご飯を用意していてくれました。

母はとっても料理が上手です
思い出してみても、お弁当は毎日、自慢だったし、急に友達を何人も
連れて行っても、ササッとみんなにご飯を出してくれました。

家のダンナさんも母の料理が大好きです。
ドイツで暮らし初めてしばらく経った頃・・・ダンナさんが「あ~っ!!母さんの
ごはんが食べたいな~!!」と言いました。
私達はドイツのデュッセルドルフに住んでいたのですが、ドイツの中でも日本食や日本食材は手に入りやすいところでした。
だから、和食も食卓には出していたのに・・・!!
母、恐るべしと実感した事を覚えています。
 
「君の実家に行けば、母さんの料理が食べられる!!」とダンナさんは言い切ります。
もちろん、娘も「バァバのご飯大好き!!」と言い切ります。
私はそんな二人を横目でかわしながら・・・やっぱり自分も楽しみな事に気づくのです。そして、自分が家族をもってやっと、母と母の料理に「ありがとう」と思えるようになりました。
実家にいた時は、当たり前に食べていたけれど・・・ 

母はずっと仕事もしてきて(今もしています)、それでも、楽しそうに料理をしている。
「私はオシャレな料理は知らないから・・・」と言いますが、相手の事を思って、楽しんで作る料理のおいしさを教えてくれたのは、何よりも一番身近にいた母でした。私の味も母の味も知っている友達は、「マユミの味はお母さんの味にちかいね」と言います。  ソウなのです!! 塩加減や甘さ、美味しいと感じるポイントはどんなにレシピを考えても、やっぱり母の味が基本なのです。
そんなことが、イヤな時も正直ありました。「私は私よ!!」と思う時期も。
でも今は、逆にこの実家の味を(我が家の味)を娘にも伝えていきたいと思っています。

その晩のメニューは・・・
手作りのにぎり寿司。(家族のネタの好き嫌いもすべて把握)
冬瓜とオクラ、鳥肉のあんかけ風スープ
ぬかずけ
数々のおつまみ(我が家はみんなお酒大好き!)
                
ご馳走様でした