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暮らしのアクセント便

これぞ My 箸!!

2008-07-09 | other

1ヶ月半前、娘と友人親子と一緒に手作り箸教室「お箸知育教室」に参加してきました。今、世間ではMy箸が当たり前になりつつありますが、「自分で作ってこそ本当のMy箸だ~!!」と言うことで参加してきました。

最初にお箸の正しい持ち方、使い方や作法を子供たちにも解りやすく説明してくれました。
大人の私たちでさえ、知らなかったこともあり「なるほど~」と言ってしまう場面も・・・
そしていよいよ箸作り!!
まず、自分の手に合ったサイズをはかります。
親指と人差し指を直角に広げた長さ×1.5倍です。

私の場合 14cm×1.5=21cm

自分のサイズがわかったら、糸鋸でカットします。
カットしたところをヤスリで研いたら、好きな模様をマジック(ポスカ)などで描いていきます。
これがなかなか楽しくて、大人も子供も集中・集中!!
出来上がったら、業者さんに預け絵付けしたところを漆仕上げしてもらいます。
待つこと1ヶ月ちょっと・・・
やっと出来上がってきました。なんだか嬉しくて、早速使ってみる私達!!
いつもの料理もなんだかおいしく感じてしまう、単純親子でした。

そもそも、この教室に参加したきっかけは娘に正しい箸の使い方をちゃんと知ってもらう為と、どうしてMy箸を使うほうがいいのかを考えて、知ってもらいたいからでした。
使い捨ての割り箸を使わずにMy箸を使うことで、少しでも環境について考えてもらえれば・・・そして物を無駄にしないという当たり前のことを感じ取ってもらえれば。周りがMy箸を使っているから、私も・・・ではなくて、ちゃんと自分で納得して使う。
そして日本人に生まれたからにはやはり、日本の文化として箸を正しく使ってもらいたいと思ってしますのです。
毎日の食事の中で、口すっぱく言っているつもりでも、あまり口うるさいとせっかくのご飯が美味しくなくなってしまうので、今回はとってもいい機会でした。
みんなで楽しく作りながら、改めて箸のことに興味を持つことができたようです。
私も改めて箸使いを見直すことができました。

  *嫌い箸*(お箸のタブー)
 
:刺し箸・・・料理に箸を突き刺して食べる
:涙 箸・・・箸の先から汁をポタポタ落とす
:ねぶり箸・・箸についたものを口でなめて取る
:込み箸・・・口にほおばったものを箸で奥へ押し込む
:移り箸・・・あれこれとお菜ばかり続けて食べることは「卑しい」こととされている
:迷い箸・・・どの料理にしようかと迷い、料理の上であちこちと箸を動かす
:探り箸・・・好きな物、食べたいものだけをより分けて食べる
:寄せ箸・・・食器を箸で手前に引き寄せる
:渡し箸・・・食事の途中で皿や碗の上に箸先を向こうにしておくこと
       汚れた箸先を人に向けることは失礼
                         
                                  等など



私たちなりの方法

2008-07-04 | other
昨日から、アメリカ人が我が家にホームステイしています。
ほぼ、毎年受け入れているのですが、今年は50歳代の男性です。
2~3日と短い期間ですが、それでもやはり生活にいつもとは違うハリがでていい物です。
何度も経験してわかってきたことですが・・・ホームステイにきてくれた方に我が家は特別なおもてなしはしません。(いつもよりちょっと夕飯の品数は増えますが!!)
もちろん、気持ちはいつでも大歓迎!!!ですが、仰々しくお客様扱いはしません。普段通り。その方が相手もリラックスできるようで。

皆さん、決まって「ありのままの家庭生活が経験したい」といいます。
確かに私も、バックパッカー時代に、いろいろな国のいろいろな家庭に泊めて頂いたことがありますが、やはりレストランとは違う「家庭の味」が何より嬉しかったことを思い出します。もちろん苦手かな・・・と思う物もありましたが、それも今となってはいい経験・思い出です。

昨日の晩は、色々話しました。最初は英語がすんなり出てこなくて、ちょっと苦労しました。やっぱり日々使ってないと忘れるな~!!と実感。やっと頭が英語になれてきた頃にお休みなさい・・・でしたが、楽しい夜でした。

昨日の話の中で、やはり今アメリカもガソリンや食料品などすべての物の値段があがっていて困っているそうです。
私もその話の時には思わず熱がこもってしまいました。

さて、今日の晩ご飯は何を作ろうかな・・・

我が家を通して、少しでも日本の普通の家庭を感じてもらえれば、何より嬉しいと思います。私たちが海外で受けた、さりげないけど温かい数々のおもてなしを、私たちなりの方法で返していけたら・・・と思っています。