最近、クラシック公演終演時の拍手について書きました
アンコールを求める観客と演奏者側との、
いわば「終わりだよサイン」について書かれていたんで、転記したもんですけど
先日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公演に行ったんです
指揮者を置かない演奏で、まぁ、一種の特別な公演だったんです
この時のこれで終わり合図を、とても判りやすいサインを出していたんで
紹介がてら、アップします
この日、アンコール2曲目の後半演奏中に
団員さんがひとりふたりと、頭を下げて挨拶しながら退場して行ったんです
舞台照明も部分的に消されて行き、各パートリーダだけの演奏経て、
最後は、コンマスとサブコンマスだけの二重奏で、アンコール曲を終えたんです
それでも観客は帰らず、拍手が続いていました
舞台は暗くなっていたんですが、下手にいつの間にか、「めくり台」が置かれていたんです
それを、コンマスがおもむろにめくりました
思わず笑い声が出ましたネ
それを合図に、コンマスも袖に戻り、観客席は明るくなり、お客さんは帰り始めました
まぁ、これがいいとか、こうしろとか言うものではありませんが、こんなのもある・・・と
クラシック界の慣例とか、指揮者さんのプライドもあろうから、
こうは行かない事判っていますけど・・・・
アンコール曲は、ホールを出るとすぐ見える個所に、既に掲示されていて、多くの人がスマホで撮っていました。普通は、ホールの
ホームページ上に、後日、掲載されることが多いのです。こんな素早い対応は初めてです
アンコールは2曲あり、いずれも長い演奏をしていたし・・・
公演も含め、おそらく、観客の満足度が高かった事もあるんでしょうけど
とてもいい終わり方ができていました
これも・・・・演出だったのかな?