ロアーゲルンヤードを降ろし、アリーナに展示したから、見に来て・・・・・・
そんな告知が、帆船日本丸財団のWebに出たのが、18日(金)の事
告知からは、本数が書かれていないので判らず、1本とも思えるが、実は2本である
2021年1月4日(月)まで、見れると伝えられている
大通り側から見ても、降ろしたマスト位置が判った。ちょっと不自然に間隔が広い
そのロアーゲルンヤードとは、フォアマストのポート側、そして、メインマストのスタボード側に
大きなヒビが入っている・・・・・この事は、2019年後期には周知の事でもある
2020年シーズンには、交換が間に合わないため、
鉄環状の補強具をつけて総帆展帆を行うと言っていたが、
ご存知の通り、新型コロナウィルス感染流行により、鉄環補強されたヤードには
ボランティアかもめが、登檣作業をする事は一度もなかった
写真はフォアのロアーゲルンヤードで、ポート側を撮ったもの。補強器具を写したのだが、判るだろうか?
私は、ほとんどフォアマストのゲルンヤードで、活動して来ている
主に、スタボード側(ランドマーク側)なんだけど、ポート側(アリーナ側)にも
ずいぶんと出っ張っている
ヒビの入ったロアーゲルンヤード部分でも、作業をしていたのだった
ボランティアかもめになって30年、まして、68歳のジジイともなると、
降ろされたヤードの1本は、ちょっと思い出深いヤードでもあるのだった
フォアとメインのマスト部を拡大して撮った。不自然に感じる間隔は、アッパーゲルンを上げているのかもしれない
取外し、降ろす所を見たかったし、写真に収めておきたかったが、
まさか、こんな早く実施されてしまうとは、思ってもいなかった
昨日19日(土)に、帆船日本丸に行こうかとも思っていたが、
快晴という天気予報が外れ、思った以上に雲っていたんで止めている
そんなことで、今日20日(日)に行ってみた・・・・・・が・・・・・
アリーナでは、若い女性がいっぱいいて、
船体後方寄りに固定されているメインのヤードは、見る事はできなかった
コロナ流行後、アリーナは屋外ステージを使ってのライブコンサートが増えた
換気は完全だし、広いアリーナでは、ソーシャルデスタンスも十分に取る事が可能だ
日本丸に行った時、何回か、女子ユニットのライブに遭遇していた
今回は、いくつかの若い男子ユニットのライブをやっていた
アンダーグランドのユニットって、女子だけかと思っていたが、男子もあるのには驚いた
そのステージ待ち観客列が、本船後方寄りの、アリーナ手すりに沿って並んでいたのだった
そこにメインマストの、降ろしたヤードが置かれているのであった
今日は女性ファンばっかしだったが、男ファンの集まりと比べれば、爽(さわ)やかだ
多くの男ファンは、大型三脚に一眼レフをセットし、
低い大声は、ただただ、むさ苦しさしか感じなかった
重要文化財という事で、ヒビの入ったヤード交換にも、文部省文化庁との交渉が難航したようだった
やっと交換OKとなったヤードも、重要文化財であるがため、
当初は、何某(なにがし)の形で保管されるはずだった
新しいヤードをマストに着けるには、古いヤードから装着具や保安部品の金具が必要となる
どうやら、その金具を外すためには、ヤードを切らなければならない・・・・
近日中に、文化庁役人さんへの、現地視察と説明・交渉があるらしい(不確か情報です)、という
一応、財団のWebには1月4日までは、見る事ができると書かれているが・・・・・
もう少し、早くに切断されてしまうかもしれない(これも不確か情報です)
いつだったか忘れたが、ロイヤルヤードを輪切りにして配布した事があった
とても好評で、抽選会が催されたことを覚えている
今回はロワーゲルンヤードで、全然、太いので、輪切りにする事は、おそらく、無いだろう
あ!! 国の重要文化財の一部だから、そんな事は、絶対に無いよ・・・・・・・な!