ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

ゆっくり 読んでいた

2023-07-04 | *小ネタ

今日4日(火)は、アメリカの独立記念日です


私の若い頃の横浜では、
この日は花火大会が催されていたんですが、いつの間にかなくなってしまいました

今は、何処でも花火大会ってあり、珍しくありませんが、昔はあまりなかったんです
横浜の花火好きは有名で、夏には、いくつもの花火大会があったんです
いつの間にか思い出話になってしまいました


今日は、特に用事も無しで、フィットネス・ジムも休館日ですし
朝食後、本を読んでいました

 

 

超技術派バイオリニストとして有名なパガニーニの伝記なんです
タイトルは「悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト」

 

新書本・・・っていえば、まじめな、まぁ~学術書に近いものなんですが
はっきり言って、面白く読む本ではありません


はちゃめちゃな人生ですネ・・・本人は至ってまじめだったんでしょうけど


これから下の文章は、私が興味本位で、本から部分抜き出ししたものです
正しくは、本を読んでいただけるようお願いいたします

 

女癖は悪く、一例として、ナポレオンの2人の妹と浮名を流すし、
賭博好きだし、守銭奴だし・・・
カラダは弱く、カラダの毒を抜くと称し、下剤(水銀)を常用、
肌は浅黒くなり、歯は抜け落ちて・・・言葉も聞き取れないような・・・
梅毒だったとの話しもあり、アヘンも服用していたようで

 

ヴァイオリン、ギターの奏者で、作曲家でもあるパガニーニ

特殊技法を開発し、驚異的演奏テクニックを持って、
当時のイタリア各地の王国を、抜け出し、オーストリア、ドイツ
そしてフランス、イギリスを巡り、演奏会を開き、莫大な財産を持っていたようです

 


「悪魔と呼ばれた・・・」のは、悪魔に魂を売り、驚異的演奏技術得たと噂されたのです


王族・貴族だけでなく、音楽とは縁の薄い一般市民までが、
演奏テクニックに歓喜し、踊らされた事もあります
教会音楽、貴族のサロン音楽から、この頃から
現代でいうホールでのコンサートやツアーコンサートの基礎を築いた人なんです

当時の社会基盤である教会に協力的ではなかった事が大きいようです

風貌的にも、「悪魔」を想像させるものがあったのでしょう
目つきは鋭く、痩せていて肌は浅黒く、黒い服を好んで着ていたようです

当時の音楽家・・・ベートヴェンやシューベルト、そしてリストなども、
おおきな影響を受けているんですネ
でも、、、現代において、それほど有名でないのは、
楽譜を残さなかった事があるんでしょう
自分の権益と莫大な収益を守るため、
曲は、他の演奏家たちには演奏をさせなかったようです


私は、日本の超技巧派ヴァイオリニスト演奏で、
パガニーニ曲の演奏を聴いていますが、あまり、面白いとは思いませんでした
確かに、よくあんな演奏ができるなぁ~・・・とは、その時、思いましたが・・・


ただ・・・・

リストのピアノ曲「ラ・カンパネラ」は・・・・・

大人気の曲だし、私も大好きな曲です

この曲、「パガニーニによる超絶技巧練習曲」を、リストが編曲したものなんですけどネ・・・・