ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

後になって、いい経験

2010-02-28 | うんちく・小ネタ

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■実に波乱万丈の一日でした。
今日は帆船日本丸で、「ベンディング」という艤装を取り付けるボランティアをしていました。どこから話していいやら、寒さと力仕事で、体がとてつもなく疲れた一日です。おそらく明日は、筋肉痛があちこちに出てくるでしょう。
Img_4809■まずはチリの地震による、津波騒ぎの話しです。
帆船日本丸は、横浜港の一角に係留されています。そこでの推定は、60cmくらいでしょうか。もっともこれは、一番高くなった水面跡と、一番水が引いた時の水面差ですのですので、
津波は30cmくらいでしょうか。気象庁の公式発表では、横浜港は40cmです。横浜みなと博物館も、昼頃から臨時閉館しました。コスモワールドの遊具も止まっていました。

■予想時間の2時30分前を中心に、パトロールカーや消防車、役所の広報車が、海に近づかないよう走り回っていました。
午前中を中心に、船舶の汽笛が盛んに聞こえました。東京湾から外海に、避難しようとする船でしょうが、混雑で不可能、と指導員の航海士さんが言っていました。国際橋沖には、第3管区海上保安庁のタグボートが、ずーっと航路を塞いで、留っていました。天候も関係し、アリーナを始め近隣の道路は、人の姿は僅かでした。そんな中で、帆船日本丸のベンディングが進められました。
Img_4824■そのベンディングですが、昨日土曜日は雨で中止になりました。
そして、今日も中止と思っていましたら、実施する旨をフリーダイヤルは伝えていました。冷たい雨の中、カッパを着ての実施です。参加者が少なかったのは、もちろん話しです。
■甲板上では、大粒の冷たい雨でしたが、マストに登ってみますと「みぞれ」なのです。
雨の日の経験はありますが、みぞれは初めてです。シュラウドもヤード上も、冷たい船体を握っていた手は、とても冷たかったのです。作業が一段落して、甲板上に降りると、お湯をいれたバケツが準備されていました。そこに凍えた手を入れて暖を取ったのです。甲板上では、小刻みに足踏みをしている人たちもいました。真冬の航海実習に行くと似た経験ができると、航海経験者の人が言っていました。 【写真左:作業終了後、濡れた安全ベルトを干しました】
■1時半を回った頃には、雨も止み、太陽が出始めました。
でも風は北風のままで、多くの人は寒いので、やはりカッパを着こんでの作業でした。ベンディングは、土曜日だけ参加して、日曜日は仕事するつもりでした。それが土曜日は中止で、じゃ~日曜日に参加しようかっていう軽い気持ちでいました。Img_4825

■今朝の時点で、正直に言って、とても迷ったのは事実です。
中止と実施の基準は判りませんが、きっと今日の参加者は、少ないだろうと思い、「今日のような日こそ、行かなくちゃ~」と、自分を鼓舞したのですが・・・・・・。津波という異常な空気の中、めったに経験できない寒いベンディングでした。乾いた靴下や靴って、とてもいいものですよネ~! きっと、いい思い出になるでしょう。


人々が、外に出てきた

2010-02-25 | うんちく・小ネタ

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Img_4802■今週に入ってからの暖かさは、「春」ですネ!
職場のビルとの間にある大きな「森」は、まだ若葉をつけておらず、枯れ木の体を晒しています。コンクリートの地面を隠す森のはも無く、人工の感じを露呈しています。
Img_4799■でも、この暖かさに、オフィースから人々が、「森」に戻ってきました。
今日のの写真は、本日12時過ぎ、「森」の木々の中でくつろぐ人々です。みんな、お外が好きなんですネ! 春はいいや~
■そう言えば、本日午前中の「濃霧」は、きれいでしたネ
仕事中で、高層フロアーにいたんですが、流れる霧で、幻想的な乳白色の都市風景を、醸し出していました。
Img_4800新聞には、霧で霞む横浜港の空中写真が、掲載されていました。お昼休みにコンデジカメを持ち出し、高層フロアーに登ったのですが、その頃には霧はなく、春霞に霞んでいる、いつものつまらない都市風景に変わっていました。残念!
Img_4798■この霧、南から暖かく湿った空気が入り込み、冷たい海の水に触れ、霧に変わったようです。
という事は、この風景を見れたのは、海べりにいた人たちだけでしょうか・・・・・
羽田空港の、空の便に影響が出たようですし、東京湾では、大型船舶の通行制限が出たようです。
■来週の月曜日は、もう3月です。
春はもうすぐですネ

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見通しが悪くて・・・

2010-02-23 | うんちく・小ネタ

Img_4796■家と駅との間の通勤では、私は公園を突っ切っています。
最近、その公園の照明が変わりました。それが、すご~い強い青色なのです。これって何???
■以前、新聞に、ラクガキがひどかった地下道の話しが、載っていたような記憶があります。
青い照明に変えたら、ラクガキが減った・・・・というような記事だったと思います。その青い照明が、これなのでしょうか?
■確かに夜遅く、ヤンキーっぽい中学生男女が集まって、話しをしていたり、ダンスを踊ってたりした姿を、見たこともあります。中学生の中には、タバコを吸っている子もいました。時には、遊具を駆け巡って、奇声を上げている子もいました。でも、それで公園が困っているっていう話は、聞いた事はありませんでした。
■青い光の照明は、見え方が明るくなく、暗く感じます。
モノの識別性も悪く、運悪く犬のウンチを、踏んでしまうかもしれません。もっと自然な照明がいいのですが・・・・・・

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■先に日曜日、協力会社が求人広告を出しました。
私が働いている職場に、出向していた人が辞めますが(本人は働きたがったいる)、その人の代わりを募集したのです。ある全国紙の東京版に載った、小さな求人広告です。
■協力会社の社長が職場に来たのは、月曜日の昼過ぎです。
この時点で、応募書類が38通来ているそうです。固定給17万円に、働き盛りの人中心に応募が着ているそうです。

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■数日で応募を打ち切るつもりでしょうが、いったい何人応募がくるか、面接しきれない、と言っていました。
また、働き手が大量に余っている・・・・・とも言っていました。私自信も、どうにかしたいのですが、どうしようもありません。


ノロウィルス

2010-02-21 | うんちく・小ネタ

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■天気予報では晴れといっていましたが、太陽は顔を見せていません。
久しぶりに布団を干しているのですが、効果はなさそうで、ブログを作っている途中、しまってしまいました。昨日は、良い天気だったのですが、布団は干せなかったのです。
Img_2671_1_2■19日(金)早朝5時頃、突然、妻が飛び起き、トイレに駆け込みました。
気持ち悪くて、トイレで吐いたそうです。それでも、私の朝食と弁当を作ってくれました。朝食を食べていると「具合が悪いので・・・・・」との旨、すぐ妻の布団を敷きました。
■洗い物と会社の準備をしていますと、娘が起きてきました。
「気持ち悪い」と言って、トイレに入りました。その後、ファンヒータ前に陣取り、暖まっていました。顔色は真っ白です。燃料(石油)切れアラームが鳴ってしまったので、駐車所に行き、給油してきました。その間にも、娘は何度もトイレに入り、吐いていました。「必要なら帰ってくるから、会社に電話ちょうだい・・・・」と言って家を出ました。
■会社には、電話は来ませんでした。
昼休みにメールしますと「今は、大丈夫・・・」との旨で、それ程心配しませんでした。帰りがけ、おかずの助けにと思い、崎陽軒のシューマイを買いました。メールしますと、子供含めて「まだ食べられる状態じゃない・・・・」との旨。診療所に行った子供たちは、それぞれ「ノロウイルス」と診断されたそうです。
■家に帰ると真っ暗でした。
妻と子供2人は、寝ていました。お風呂に入っていると、お腹がいたくなり始めました。早く出たほうがいいなと思って出ようとした時、ふらつき、ゲロを吐き出しそうになりました。グ~っと我慢して・・・・・、我慢出来きれず、洗い場にブチまけてしまいました。
■淡い黄色の液体だけですが、結構の量がありました。
洗い場を洗い流し、シャワーを浴びて出ました。新聞を読んで、9時半すぎには早寝したのです。
■翌朝(20日(土))、100円ショップで、ブリーチ(塩素系漂白剤)とタワシ、ゴム手袋を買ってきました。
洗い場や付近の壁、洗面器やカランなど、ブリーチを原液でまいて消毒洗いました。
Img_2695_1■午前中に、いつもの診療所に行きました。
ちょうど術後観察の定期診療日だったのです。「今、こんな風邪が流行っている・・・・・」そうです。いつもの薬と、胃に来ている風邪の薬を、処方してくれました。
■この処方された薬が、なかったのです。
近くの処方箋薬局などで断られ、それではと浦舟町の、横浜市大病院近くの処方箋薬局を回りました。何種類かの粉末薬を、計量して混合~個別包装するそうで、粉末薬の取り寄せに2~3日かかるそうです。
■本来は、計量して処方するのが処方箋薬局なのですが、粉末薬を常備している処方箋薬局は稀だそうです。
規格量の錠剤やカプセルなどを常備し、それを単に指示通りに紙袋詰めしているのが、現実のようです。結局、担当医に連絡をとり「粉末薬何種類かの処方はなし」の了解を取り付けたようです。
■そんな事で、土曜日午前中の時間は終わってしまい、午後は寝ていました。
妻と子供2人は、土曜日・昼食から、お粥を少し食べ始めましたが、「食べるのがこわい」と言って、未だお粥と豆腐・・・・といったところです。復調まで少し時間がかかりそうです。体重が減って喜んではいますが・・・・・・
■今週の土~日曜日は「ベンディング」の日です。
艤装をはずしてメンテナンス作業をしていましたが、その作業を終え、艤装を取り付け、確認する作業を行います。前日の金曜日に、「送別会」が入っているのが気になります。本年1回目の総帆展帆は、4月11日(日)です。いよいよシーズンスタートです。


写真がうまく撮れない

2010-02-18 | うんちく・小ネタ

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■朝5時、これが私の起きる時間です。目覚まし時計をかけています。
この時は、雪は降っていませんでした。もちろん、積もってもいません。7時30過ぎ、会社に出ようとした時、雪が降っているとは知らず、玄関を開けて、びっくりしました。雪がたくさん降っているのです。

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■雪が降っていると知っていたら、もう少し早く家を出て、写真の題材をさがしたのですが・・・・・・
駅までの道のりで、限られた通勤路で、急いで、写真を撮りました。品川についたら、雪は小降りで、全く積もっていません。地上付近はみぞれっぽいのですが、ビルの高層部に登ると、雪が降っていました。休日に、降ってくれれば、ゆっくり考えながら撮れるのですが・・・・

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■今日の写真を撮った時には、全て雪が降っていて、雪の粒が映っているはずでした。
どの写真にも、雪の質感や寒さが伝わってきません。去年、帆船日本丸の総帆展帆日に、雨が降りました。雨の帆船日本丸を撮ろうとしましたが、うまく撮れませんでした。
今回は雪ですが、雪も難しいですネ
■1枚も雪が降っている感じが映っていません。
バックを暗めのものを選び、雪の白さを浮き出させる、とか、雪に流れを持たせるようシャッタースピードを遅くする・・・・、など言われていますが、うまく行きません。そうこうしていると、カメラ本体やレンズが濡れてきてしまいました。腕が悪いんですネ どしたらいいんでしょう・・・・・  「小粋だネ~」って、言われる写真が、撮りた~い~!!


僅かな晴れ間、後、雨

2010-02-16 | まち歩き

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■日曜日の午前中は、太陽が覗きましたが、その後は、また雨です。今夜は雪の天気予報になっています。

■僅かですが、久しぶりに太陽が覗いた2月14日(日)の朝、お墓参りに行きました。
同居していた義祖父と義父の、月命日が中旬なのです。写真は、途中にある家で見た「鳥」です。大きさは鳩くらいで、陶器製のようです。庭木に飾られていましたのを見つけたのです。
Img_4712 ■こちらは公園の鳩です。
久しぶりの晴れ間に、餌となるものを捜しているのでしょうか? 足を畳んで、休んでる(寝ている?)鳩もいます。長い雨でできた水溜りで、水浴びをしている鳩もいます。この公園では、人と鳩が共存?しています。一応、適当な距離を取っていますが、人が近づいても鳩は逃げません。
■職場責任者からは話しはなかったが、今朝のミーティングで、本人が、突然、発言しました。
契約更新がなく、3月10日付で退職せざるを得ないことを発表したのです。ご本人曰く、まだまだ働ける自信があるし、この職場で、働いていたいという強い希望があるけど、会社は継続更新をしないそうです。残っている年休を消化しながら、次の仕事を探すようです。
Img_4714 ■同じ職場で働いている協力会社の人です。
若干、困ったな~っていう点はあった人ですが、今までの経験の中では、雇い止めになるような事ではありません。
契約している会社に戻っても、次に彼に与える仕事がなく、退社になるようです。再就職には、かなりの困難が伴うものと思われます。
■私も「自分は大丈夫」と思っていますけど、そんな補償はどこにもなく、心の奥深くでは「こんな事にならないように!」って祈っています。
下の息子は、この春、大学入学する予定です・・・・・


今日は、おめでたい日

2010-02-14 | うんちく・小ネタ

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【写真上:何かアンバランスに見えるヤード。平行でないし・・・・。それよりも数がたりない・・・・・】

Img_4775■今日はおめでたい日です。
春節(旧正月)で、主に中華系の国々・人々のお正月で、お祝いをしているようすは、テレビのニュースでも放映しています。日本では旧正月の行事もなくなり、中華系の人がいなければ、気が付くこともありません。

Img_4771_2今日午後の関帝廟は、階段から下の道にまで、信念のお参り順番を待つ人々が、長い列を作っていました。 【写真右:関帝廟。写真左:媽祖廟】
■その一方で中華街は、春節を知ってか知らずか判らない日本人で、大混雑でした。
多くのお店の前では、食事の順番を待つ列が目立っていました。いつからこんな混み合うようになったのでしょうか? ここで働く中華系の人たちは、きっと、正月のお祝いどころではないでしょう。
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Img_4717 ■今日は久しぶりで、晴れ間が覗きました。
でも、昼過ぎには雲が出始め、午後は曇りです。でも明るい曇りなので、まあ、いいか・・・・・ってところです。という事で、連休最終日ですが外出しました。もっと早く晴れてくれれば良かったのですが・・・・・  【写真右:2月14日の帆船日本丸】

■2月初旬、サイフをなくしましたが、その代わりを買いにいきました。
Img_4777買ったのは、ウィンズ横浜のPRセンター「TURFY SHOP」です。平たく言うと、野毛の場外馬券売り場にあるファンシーとグッズのショップです。競馬をする人にも知られていませんが、場外馬券売場の野毛坂側に、競馬関連グッズやファンシーグッズを売っているお店があるのです。ここには、中年のおばさんではなく、若い女性が売り子さんでいます。なくしたBVLGARIと同じような、フタを開けると大きく開くタイプのサイフを、ここで買いました。馬の皮がまだ硬く、まだ大きく拡がりません。馬の形の刻印がついていて、ちょっとお洒落ですが、お値段は1500円とお安目です。また無くしてもがっかりしないように、100円ショップの、ナイロン生地製サイフにしようかとも、思っていましたが、ほんのちょっとだけですが、贅沢しました。
Img_4778 ■その足で、帆船日本丸に行きました。
帆船日本丸は公開休止中で、入口からは入れないようになっていました。出口から入れたのでしょうが、ボランティアに来たわけではないので、入りませんでした。みなと博物館に行きますと、小さなテトラ型包みに入ったチョコを配っていました。中身はキッスチョコで、金色の銀紙に包まれたキッスチョコが、入っていますと当たりです。
■当たりの賞品は、富山の海王丸からのプレゼントが、もらえるようです。
海王丸は、今日2月14日が進水記念日で、80歳の誕生日になります。 おめでとうございます!  想像の話しですが、富山でのお祝いイベントに配る帆船型チョコレートか、海王丸入場券がもらえると推測しています。 【写真下:街中から見る帆船日本丸。国際橋にて】
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■みなと博物館には、海王丸のポスターが貼られていました。
写真コンテストの入賞作品が掲載されていましたが、いずれもレベルの高いものばかりでした。帆船日本丸を撮影する人たちは、決して少なくはなく、どちらかと言えば、多いほうでしょう。本船の写真コンテストは、第1回目を終えたばかりですが、各方面の周知徹底を図れば、かなり多くの応募が見込まれます。コンテストの知名度が上がれば、だんだんとレベルの高い作品が増えるでしょう(一般の人の手から遠ざかるでしょうが・・・・)。来年は、私も応募しようと思っています。


雨や曇りの日が 続いている

2010-02-13 | うんちく・小ネタ

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■いつから天気が悪いのでしょうか?
雨が降って、寒くて、太陽が見えなくて・・・・・・、雨の日は、好きな方なんですけど、かなり憂鬱な日々を送っています。日本海側の雪国では、私は生活できないかも知れません・・・・・・
■今朝早くから、近所でトラックのクレーンがうなりを上げていました。
3台のトラックが止まっていて、うち2台はクレーンが付いています。10人くらいの作業者が、校正機をばらし始め、機械を片っ端から積み込んでいます。その音も、午前9時半頃には、終わったようです。
■私の家から2軒向こうに、校正刷屋さんがあります。
1年くらい前までは、盛んに校正刷りを刷っていました。朝早くから夜遅くまで電気がついていて、営業マンらしき人が車で乗りつけ、まだ生乾きの校正刷りを運んでいました。それが、ここ半年くらいには、営業しているのかどうかも、判らなくなってしまいました。妻の話しですと、数日前には電気がついて、再生紙業者にヤレ紙を渡していたそうです。 そして今朝早く、突然に校正機を解体し始めて、運んで行ってしまったのでした。残念ですが、私は悪い想像をしています。

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■神奈川県立博物館からメールが届きました。
残念ながら、博物館でのクラシックコンサートは、抽選に外れました。今回は未公開のドーム見学付きでしたので(2月7日ブログ参照)、「ドルフィン」の疑問が解決できると思っていたのです。当たって欲しいと願ったいたのですが・・・・・、報告できなくて残念です。


幼い頃行ったハママーケット

2010-02-12 | うんちく・小ネタ

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【写真上:河津桜か?濃いピンク色の桜が咲き始めていた(脳血管医療センターにて)

■母は、私たち子供が小さい頃、とても苦労をして育てました。
私は4人兄弟で、3歳上の兄、2歳下の弟、9歳下の妹がいます。何で苦労したかと言えば、人里離れた峠の上に住んでいたからです。今こそ日本で2番目の人口数の都市・横浜ですが、50年前は一部市街地を除き、とても静かな市だったのです。人口が増え始めたのは、海の埋め立てが始まってからの事です。【写真右:大岡川・蒔田公園付近から東京湾にショートカットするよう作られた「掘割川」。この右側が美空ひばりが生まれ育った滝頭(たきがしら)】
Img_4684_2■私の生まれ育った所は磯子区で、屏風ヶ浦から清水坂という大きな坂を上りきった所です。
西側10mは南区(現在の港南区)で、坂の頂上は区界になります。磯子区側に下ると横須賀街道、南区(港南区)側を下ってさらに進むと、鎌倉街道になります。人里離れた山の中で、もちろんお店も無ければ、お医者さんもいません。買い物は横須賀街道側に降り、そこから市電(路面電車)に乗って「浜」のハママーケットに行くか、鎌倉街道側に降りて、そこからバスに乗り、杉田、又は上大岡や弘明寺に出るしかありませんでした。末の長女が生まれる頃には、男3人の子供は大きくなりましたが、男3人兄弟の頃は、一人を背負い、2人の幼子の手を引いて、大量の食料品などを買いに行き、帰りは重たい荷物を持って、休み休み山を登る日々でした。【写真左上:第Ⅰ交通機動隊の駐車場では、白バイの特訓が行われていた】
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【帰りがけ見つけた「真照寺」。写真左は、参道からの写真。初めて見る形の本殿。チベット仏教と関係があるのか?石碑にダライ・ラマ14世の写真があった。写真右は、階段上の塔の上部の拡大写真。どういうものか不明】

■今日は、それにしても寒い日でした。
雪が積もっていたら、一番で帆船日本丸に写真を撮りに行くつもりでした。前夜には、バッテリーも充電して準備OKでした。妻にも雪が降っていたら、写真を撮りに行っちゃうから、心配しないで・・・・と、ことわっておきました。しかし、残念ながら雪はありませんでした。
■天気が悪く、家でネットを見ていましたが、せっかく取った休みですので、昼前、外出しました。
小さい頃、買い物に連れられたハママーケットを歩いて見ることと、ネットで見ていた和菓子屋「磯子凮月堂」を訪れてみようと思ったのです。和菓子については、去年辺りから無免許電気工事士さんに、ちょっと感化されてしまったようです。家から中村橋商店街を経て、掘割川に沿って八幡橋に行き、浜に歩いて行きました。昼食を挟んで、寒い中での3時間くらいの街歩きでした。
■中村橋から八幡橋まで車で行くと、そうかかりませんが、歩くとやたら遠かったのでした。
右側の地域は「滝頭(たきがしら)」といい、美空ひばりが生まれ育ったところです。八幡橋は、市電(路面電車)の分岐や始発・終点で、昔は賑やかでした。今は山田電気やニトリなどありますが、車がばんばん通る所で、お店も人通りも、昔の賑やかさがありません。
【写真下:ハママーケットのアーケード内。お昼頃で、買い物客はまだ僅か】

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Img_4703 ■ハママーケットは、八幡橋のすぐ先です。
先に火事になった部分を除き、下町の風情そのものの細い路地のマーケットでした。庶民的な和菓子屋さんが、近くを含め3軒もありました。昔を覚えているわけではありませんが、こんな狭い所だったのですネ・・・・・  母は私達の手を引いて、こんなとこまで買い物にきていたのですネ。【写真右:紅梅(脳血管医療センターにて)。写真左下:上生菓子「春紅梅」。中を見せるためカットしている。紅梅のイメージはない・・・・】
Img_4708■目的の「磯子凮月堂」はそこから、かつての横浜プリンスホテル側に100mくらい進んだところにありました。
Img_4695うわさですが、三渓園での茶会で、お菓子を入れている・・・・・とか、のお店らしいのです。本来ですと、初めてのお店ですので、看板商品の「ごまだれ餅」か上生菓子なのでしょうが、ミーハーの私は、バレンタイン限定商品のチョコ風味練切製「春紅梅(はるこうばい)」を買いました。店頭のものは売り切れていましたが、私が問い合わせると奥から持ってきてくれました。1個300円でした。チョコ風味の入った餡を外皮にし、春の紅梅をイメージしたものだそうですが、現代上生菓子といったところでしょうか・・・・  「菜の花」「水仙」などオーソドックスなものが、とてもきれいでした。歩くには少し遠いけど散歩がてらに、季節の上生菓子を買いに来ようと思っています。【写真右上:お店の写真。屋号もマークもあの老舗とそっくりだが、暖簾分けした関係にはないようです(確認できない)】


結婚記念日

2010-02-11 | うんちく・小ネタ

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■実は今日は、妻との結婚記念日なんです。
それが判っていて、花束ひとつプレゼントしない私は、どこか後ろめたいものを感じています・・・・・・  ゴメンネ! いつも感謝しているヨ!
■昨日からの霧雨は、一時、止んだものの、昼過ぎからは本格的な雨になりました。
天気予報では、今夜から明朝にかけて、大雪の予報をしています。横浜でも東南に位置する私の家は、割と海にも近く暖かく、おそらく、いつもの通り雪は積もらないと踏んでいます。
Img_1842■今日は、9時前には家を出て、初めてのホームセンターに行きました。
相模鉄道・星川駅近くの「コー○ン」というお店です。私のホームセンター好きは、会社でも有名ですが、このお店はまだ行った事がありませんでした。よく広告が入っているのですが、方向的に横浜駅に近く、混雑や人込みがあまり好きでない私は、このお店を避けていたと思われます。山下町の「ホームズ」や、みなとみらいの「セキチュー」などが、私がよく行く所です。
■今回、行こうと決めたのは、広告に安い電動工具が載っていたからです。
振動ドリルが1980円です。電動工具を売る会社としては、初めて聞く名前ですが、一応、大手家電メーカのひとつです。電動工具って、個人では滅多に使うモノではありませんが、あればとっても便利なモノです。以前より欲しいと思っていたひとつでした。この金額で買えるなんて、信じられません!
■開店早々に入ったわけではありませんが、かなり早い時間です。まだ5~6台残っていました。
購入し、自宅に帰ってから気づいたのですが、品質保証書やサービスセンターの一覧表がありません。保証書用紙があって、購入店で書き忘れたのではなく、初めから保証書用紙そのものがないのです。販売社が大手家電メーカですが、供給元として聞いたことのない会社名があり、製造元の明記はありません。箱に、小さくMEDE IN CHINAとあるのを見つけました。大丈夫かよ~っていう気持ちがありますが、金額が金額だけに、まあ良いか・・・・・っていうとこに行き着いてます。
Img_2496 ■振動ドリルとは全く関係はありませんが、一緒に買ったゴムパッキングで、水洗トイレの補修をしました。
手洗い管から、水が止まらず、細々と流れ続ける事があるのです。最近は見かけなくなった型ですが、我家のトイレは、便座とは別に水タンクが、便座近くの低い位置に置かれているタイプです。以前に一度、やはり水が細々と流れ続けていて、パッキング交換した事があります。
■補修は5~10分くらいで、簡単に交換できるつもりでいましたが、思った以上に時間が掛かりました。
フタを開けて、ネジを取って、ボールタップ部のゴムパッキングを露出させ~交換しようとしたのですが、できなかったのです。古くなっているのは知っていますが、妻に聞くと、30年経っているそうです。タンク内の汚れがひどかったのと、部品の動きが悪く、くっついてしまっている部分があるのです。30年の間、タンク内は、一度も掃除したことがありません。
■こびり付いた水垢などを、シューズ用タワシで擦り落として流しました。
便器をきれいにするとコマーシャルしているブルー○ットの、青い水垢?も水中で浮遊していたし、青い色が内壁についています。そして外せる部品をバラし、タワシと歯ブラシで洗いました。
■最近では、便座のすぐ横にタンクと手洗い管のついた水洗便器は、見かけることがなくなりました。
ゴムフロートやパッキングなど、ゴム製品が4箇所、そして プラスチックの浮き玉など、経時劣化する部品は、いつまで供給されるのでしょうか? 部品がないために、トイレの改築なんて・・・・起きそうですネ  水消費量が少なく電化された快適な便器と、古い便器を修理して使う・・・・。 どっちがいいのでしょうか・・・・・
Img_4678 ■そうこうして、夕食後、このブログを書いていたら、妻がケーキを持ってきてくれました。
高野フルーツのイチゴのロールケーキです。スポンジまでちょっと酸っぱいイチゴたっぷりの味です。  ありがとう・・・・・


何かしらないけど、もやもや気持ち

2010-02-09 | まち歩き

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■立春を過ぎ、日の出時間は日に日に早くなり、日の入り時間は遅くなっています。
上の写真は、今朝、駅のホームで撮った写真です。
時間としては6時50分頃です。少し前までは暗かったのですが、明るくなりました。最も写真は、日の出空に露光が来ていて、明るく感じませんが・・・・・、実は明るいのです。
■今日の生暖かさは、異常ですネ
空調が一定温度にしていくれるため、屋内ではほとんど感じませんが、屋外に出ると、季節外れの温度を感じることができます。4月中旬の気温との旨。天候も崩れてくるようです。
■昨日の朝、メールが届いているのに気づきました。
日曜の午後に書かれたものですが、朝、メールを覗いただけで閉じていて、気づきませんでした。30年くらい前に、会社に入った同期生です。以前、一生懸命頑張っている話しを聞いていましたが、会社が思うような状況にならず、彼も随分悩んだ様子が伺われます。
■私とは縁が切れたところですが、未だに引きずっているものがあるようです。
会社が好きだったのか、やっていた仕事が好きだったのか、自分でもよく判りません。いつも写真に触れられていましたし、よりいい調子の写真に修正したり、印刷するのが好きでした。私の中のもやもやが、また拡がってしまいました。

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■職場ビルの上層階で、新しいお客さまが入るための工事をしています。
蛍光灯の交換が無ければ、入る事ができないエリアです。まして、ゆっくりと窓から景色を、眺めることはできません。上の写真は、たまたま工事中の部屋に入り込み、写真を撮ったものです。大きな船が、運河を突き進んでいます。素敵な風景ですネ  いつまでも眺めていたい風景です。


気になっています

2010-02-07 | うんちく・小ネタ

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■3ヶ月程前の話になりますが、昨年の11月、神奈川県立博物館に行きました。
ミュージアム・コンサートと称するクラシックコンサートで、市民の身近な場所でクラシックが聞ける行事のひとつです。この時、建物のドームにおかしな魚を見つけました。
Img_4257■この建物は、明治13年(1880)、横浜正金銀行として建てられたものです。
ネオ・バロック様式と呼ばれる建築物で、時代としてはナポレオン3世の頃(1850年頃)~1889年のフランス革命(1889年頃)で、国家の威信を表現する装飾過剰の建築様式のようです。博物館の解説書によれば、古い建築物によく飾られてあるもので、この魚?は「ドルフィン(Dolphin)」と呼ばれているそうです。魚ではなく、イルカのようで、火事の時、口から水を吐き、建物を守るという言い伝えがあるそうです。 【写真右:緑青色したドームの丸窓との間に「ドルフィン」がある。】
■この形に似たものが、日本にも「鯱(シャチホコ)」があります。
鯱は寺院で、仏像などが置かれた厨子の屋根に飾っていたものだったのですが、織田信長が安土城天主(1579年頃)に飾ったことから、お城に使われるようになったようです。
Photo■「鯱(シャチ)」という動物?は、想像上の動物で、魚偏(さかなへん)に虎と書くように、頭は虎、体は魚で背びれには鋭いトゲがある動物だそうです。こちらも「ドルフィン」と同様、火事の時、口から水を吐き火を消すと言われています。「ドルフィン」にしろ「鯱」にしても、何れも、尾を天上に向け、口を下に向けています。 【写真左:名古屋城の鯱。写真は「Wikipedia」より無断借用しました。ごめんなさい】
■外見や目的が、とてもよく似ています。
これだけの事からの年代だけで考えるなら、日本の方が古く「元祖」のような気がします。漢字がある事から考えれば、もっと古くからの、中国からの思想が発祥かもしれませんが、今まで見た中国建築物の写真では、屋根には「鯱」はいないようです。
■抽選に当たりますと、またミュージアム・コンサートを聞くことができます。
この回の当選者には、非公開のドーム見学の特典付きになっています。うまく当たれば、この疑問が解決されるかも知れません。最近、屋根の上の装飾物が、気になっている私です・・・・・


ちょっと外出

2010-02-06 | うんちく・小ネタ

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■陽射しはあるのですが、冷たい風が、段々強くなった一日でした。
ランドマークタワーの展望台からは、さぞかし澄み渡ったシャープな港町・横浜が、見れたことでしょう。
■朝食後、PCの前に座りながら、提案書の構想を練っていました。
隣でPCを扱っていた娘に、電車で読む文庫本ストックが、残り1冊で、買いに行くるつもりだと、娘に話しかけました。娘に「引き篭もりの父さんは、午後になると面倒になって、外出しなくなるから、午前中に行った方がいいよ」と言われてしまいました。確かにその傾向はあるのですが・・・・・
■そんな事もあり、10時半頃、突然に家を出て、歩いて、伊勢佐木町の「BOOK OFF」に行きました。
そして、いつもの通り、厚めの文庫を5冊買ったのでした。BOOK OFFは、相変わらず賑やかでした! 

■そこからすぐ曲がり、韓国語や中国語の看板が、多数、立ち並ぶ商店街を福富仲町方向に進み、宮川橋を渡り、大岡川の川縁を抜け、日ノ出町駅に出ました。
夕方から夜は、ここらは少し怖い場所なのですが、午前中は開いてる店も、怖そうな人も少なく、静かなダウンタウンの風景です。
■日ノ出町に向かったのは、無免許電気工事士さんに紹介されていた和菓子屋さんを、一度、見ておきたかったのでした。
和菓子屋さんは、イメージしていたのとは、大きく異なっていました。昔は、市電(路面電車)が走っていたバス通りは、人通りも少なく、お店は さらにひとつ奥に入った所にありました。
ここで販売すると言うのではなく、どこかに卸しているのが中心でしょうか? どちらかと言えば、作業場的風景です。
■いつか紹介された「柚子饅頭」や「蕎麦饅頭」など6種類くらいあったでしょうか・・・・
中華チマキを小さくした形の栗羊羹があり、それはちょっとお高めの価格です。夫々8~10個くらいしか並んでいません。売れてなくなった、と言うより、その程度しか作っていない・・・・という感じです。価格表示に「銭」の単位まで書いてありました。初めて見る光景です。
■今の季節、どんな和菓子があるのかな・・・・と考えながら、このお店に向かっていたのですが、季節感には、少々、欠けると思われました。
店頭で、ちょっと躊躇していましたら、奥からとんで来たご主人が、ガラス窓を開け 声を掛けてきました。少々早めでしょうが、「桜餅」を買って帰りました。声を掛けられなかったら、買わずに帰ったかもしれません。
■昨年の夏、紹介された竹筒水羊羹は、姿・形・味の涼しさと、そして、食べる時のパフォーマンスに、フレッシュな感激がありました。
このようなお菓子を作るお店とは、外面からは想像もつきません。どういう性格のご主人なのでしょうか・・・・・ 疑問を残して家路についたのでした。

【本日の写真は、京急の「日ノ出町駅」のみ。街並みや沢山の人の写真は、どうも苦手です。「日ノ出町駅」は、トンネル直後にある、大きくカーブした駅です。ホームと電車との隙間が、急カーブのためスゴ~く広いです。場外馬券売場が近くにあるので、開催日には、多くのオッサンで溢れかえります】


雪の写真を求めたが・・・・

2010-02-02 | 写真・カメラ

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■昨夜の雪は、横浜で積雪1cmでした。
雪が解ける前に、写真が撮りたくて、いつもより10分早く家を出ました。この10分っていうのは、NHKの英語講座を聞いてから、そして、まだ日の出前で、写真が撮れる限界直前の、貴重な時間だったのでした。【写真上:よく雪ダルマがつくれたな~と感心しました。写真左下:ベンチにあったお尻の跡が気になりました】

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■コンクリートやアスファルト、そして土の上には、雪は残っていませんでした。
唯一残っているのは、草の上や自動車のうえでした。そして、今朝一番の色は、サーモンピンクを淡くしたような朝焼けの空でした。残念なことに、雪と朝焼けの色との組み合わせた風景が、通勤途中にはなかったのです。
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■品川についた頃には、太陽は昇っていました。
職場までの短い道すがらには、雪は全くありません。それでも作業着に着替える時間も惜しんで、最上階に上ってみました。雪景色ではありませんでした。
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Img_4661■地元の公園や駅前の道路の写真など、光量の足りない写真は、コンパクトデジカメの「全自動」で取りました。
いつもの事ですが、私が使っているキャノン・オートボーイは、暗いものを明るく撮影するのが、とっても得意なコンパクトデジカメです。逆に、普通の明るさのものなどは、ちょっと苦手のようです。ライトの調子が飛んだり、暗めの調子が潰れてしまうのです。長所も短所も理解した上で、それを活かして使えばいいのでしょうが、改めて、クセの強さを感じました。【写真右:左下部分が品川駅。まだ陽が当たってない品川駅に、雪が残っていました】