就職浪人中、よく見るようになったのが「空」と「花」。
働いていた時には、気が付かなかったのだが、街中には多くの花の咲く草木が植えられていた。
こんなにもいろいろな種類があったんだと、驚くほど花があったのだ。
色の鮮やかさ、深み、階調は、写真や印刷では「絶対再現できないな」と、自然の偉大さを感じている。
そして、私は朝5時過ぎ頃、起き出している。十分に睡眠を取った後が、一番頭がクリアで勉強が捗る。
いつの間にか、この時間に資格取得勉強をするのが習慣になっている。
そこで見れるのが朝日の空なのだ。晴れた日より、雲が適当にある日の方がきれいだ。
地上付近の水分が、橙~赤の光をより多く通し、雲に映り込む。その色合いと量は、短い時間の中で刻々と変わって行くのである。
実は今は見れないのである。季節の移り変わりと共に、太陽の昇る位置が南側に移動し、マンションの影になってしまう。
会社に勤め出すと、きっとこんな風景も忘れてしまうのだろうか・・・・・
■10月28日(火)入社前検診
午後1時、新橋。会社指定のクリニック(検診センター?)に行く。
この健康診断で問題なければ、内定から本採用へ一歩進む。
指定されたクリニックは、診療所というより定期健康診断を専門に行う所に見える。1時半より午後検診開始だが、受付窓口が閉じられている。
ここのシステム経験者は、事前郵送された検診カルテを、ある箱に入れていく。知らない人は窓口が開いて始めて、知るのである。「入れて」「呼ぶので待っていて」と。早く来ていても、順番が遅くなる。
事務処理をしているので、1時半すぐに検診がスタートできない。
私の受付は、白紙カルテを渡され「会社名・名前を書いて、箱に入れておいて」だけである。
待合い室は1カ所で、突然に名前を呼ばれ、その都度、指定スペースに行き、また待合室で待つのである。検診順序が決まっており、空きがあっても作業をしない。検診項目が人によって違うが、人の流れも順番も変わらない。
私の健診内容は、尿・血圧・体重・身長・視力・聴力・簡単な心電図・メタボ(復位)測定・血液採取・レントゲン・簡単な問診と聴診。これだけだったが、終わったのは3時半であった。
この仕事の流れは、医療機関では当たり前? それとも今時珍しい?
私は幸せである。前の勤め先で上司Yさんに、仕事の合理性について随分と鍛えられた(あまり応える事はできなかったが)。お客様・担当者への進行情報の提供・準備、空き検診の稼働率向上、案内担当者の多能工化・・・など、改善項目が次々浮かんでくるのである。待ち時間削減・作業時間の効率化で、顧客満足度はずいぶん向上できそうである。お客さんが増えれば、儲かるのに・・・・・・ Yさんに感謝である。
■新橋で撮った写真
街の写真は新橋です。新橋を感じさせるモノがないですネ。
たまにコメントをくれるニュー越後屋さんの写真は、街の雰囲気が出ています。私は全体がなく、部分的なモノの見方をする性格なんでしょうネ。
下の写真は、新橋からぬ写真です。昼なのに薄暗いガード下、黒ずんだ歩道と沢山の自転車、何故か煙草を吸ってたたずむ女性、そこに白い店がありました。「DRY-DOCK」。喫茶店?ワインバー? 低い天井の2階建て、丸窓、店の前にはオールが・・・・、何故か気になりました。