再就職には引く手数多(あまた)のようで、良かったですネ お年が近いように感じていました。老(ふ)けぬように適度に働き、そして、趣味が大いに楽しめるといいですネ いただきましたコメントは、個人情報があるので、公開は避けておきます。
今回の話しは、カラーフィルム時代に入る前から写真をやっていた方にしか判らない話しです。
■レベルは全く違いますけど、私が同感してしまった動画があります。
その方より、このたび、コメントをいただき、ブログに紹介してもOKとの旨、いただきました。AGCハッチさんの「往年のマニア達 その行く末は」です。
■私の、高校生時代の話しになります。
トライX(エックス)フィルムを、自分のパトローネに入れ、撮影。その後、キングの片溝タンクで現像していました。貧乏であった私は、訪れ来るカラー化時代と共に、写真から遠ざかって行きました。あれから45年近くの年月が過ぎましたが、定着液の、あの氷酢酸の臭いだけは、未だに脳裏に染(し)み付いているようです。
■大学卒業後、印刷会社に就職。
最初の仕事は製版で、主にリバーサルフィルムを印刷に適するように、スキャナーと呼ばれる電子色分解機で、色成分に分けるオペレータでした。当時、多くのプロカメラマン達は、外式現像のコダクローム(PKR)を使っていました。内式のエクタクロームもあるにはあるのですが、色コントラストが弱めで、色濃度が強いコダクローム全盛時代でした。「往年のマニア・・・」では、さすがコダックと誉めていますが、やはり退色はありました。見た目では判らない程度のものです。色成分を分解すると、シャドウー側の黒色バランスが崩れ、濁った赤紫色に再現されるのです。
■最近、タグボートの動画撮影をされているとのこと。
音声が実にリアルで、素晴らし出来だと思っています。今後、ますますのご活躍を期待しています。