ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

写経体験に行った

2023-01-08 | *小ネタ

今日8日(日)は、写経を経験してきました


以前から、写経をやってみたいな・・・とは思ってはいたんです

この初夏頃だったか、横浜で写経の会を催しているお寺を、ネットで捜し
何件かのお寺を見にいったんです・・・ただ、外見を見ただけです
行きやすさとか、お寺の雰囲気とか、その程度ですけど・・・

暮れに、横浜の催事ネットニュース配信で、見つけたんです

体験写経で、手ぶら参加+お昼付き+修行体験付き・・・てな内容です
それを申し込んでいたんです


場所は、横浜・磯子区・杉田です
横浜の南側・海近くで、自宅からも比較的に近かったんです
「妙法寺」という日蓮宗のお寺です

 

実は、杉田の山上にある中学校は、私の母校で、
55年前の3年間、通っていたという懐かしいところなんです
まぁ、その頃の面影は、全く、ありませんでしたけどネ

江戸時代の浮世絵にも描かれている「梅林」の名勝地なんです
ただ、その梅の名所も、面影は全くなく、地名だけが残っているだけです


お寺での写経・・・・ということで、
だだ広い、寒い本堂で・・・と想像していたんですが、違いました
法話や説法を聞く部屋とでも言うのでしょうか
明るくきれいな、小さ目の教室というか・・・床暖房で暖かでした

参加者は13名、中高年齢者ばかりで、男は、私含め2名、完全に女性中心の世界でした

 

手ぶらで行った私に、筆ペンや下敷き、文鎮など貸してくれました
お手本は、4種類準備されていて、初体験者向きと言われたものを選びました

やり方を知らなっかったんですが、
薄くてやや透き通って、それでいて、墨が滲(にじ)まない「写経紙」と呼ばれる和紙があって
それを、お手本に載せ、なぞるんですネ
言ってみれば、一種の塗り絵みたいなもんでしょうか

なぞるだけなんですが、まぁ、これが難しくて・・・
小さな文字を筆ペンで書くんですが、画数が多いと、潰れてしまうんです

参加している皆さんは、書道の心得があるんですネ
私は、与えられた時間内に終えませんでした

お手本の上に、写経紙を載せて、なぞっています

 

実は私、小学校の頃、ちょっとだけ楷書を習った事あるんです
筆を持つのは、実に60年ぶりでしょうか
ただ、筆ペンは細いもので、持ち方が違うんですネ
鉛筆を立てて持ち、書くようなもの・・・・これは習っていません

集中して、手元だけを見て・・・いつの間にか、頭の中は「無」になっていました

何が書かれているかは、皆目見当もつきません
でも、「無」という漢字が、何度も出てきました
書かれた内容が判ると、もっと面白いんでしょうネ・・・・きっと

 

左がお手本で、右が、私がなぞったもの。一見すると、きれいそうに見えますけど・・・

途中で筆ペンの墨がなくなり薄い文字になりました。押し出すと墨が出すぎ、文字太りしてしまいました。使い方を知らないと、不自然な仕上がりになります

 

慣れた頃、昼食時間になってしまいました
昼食後、終わってない人は、昼休み中、続きをしてもいいって言われたんですが
集中力が途切れてしまったんでしょうか?
書くのを失敗ばかりしていました


写経って・・・終わってから、何か、気持ち良かったんです

機会があったら、また、やってみたいと思っています