ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

TVで見た「海街」

2016-05-22 | テレビ番組
■朝コーヒーを飲みながら書いています。
昨夜、「海街diary」を、TVで見ました。今年の3月に、日本アカデミー賞の最優秀作品賞、他4部門受賞している映画だそうで・・・・・  何か、好評の映画・・・・・いえ、とても大好評のようです。カミさんと娘は、居間の大きなTVで見ていましたが、私は昔ながらの26型ブラウン管TVで、別室で独りで見ていました。舞台の「鎌倉」らしさも、とても感じられ、「ああ! 鎌倉らしい写真を撮りたい」となりました。「江ノ電」も好きですし。

■私の場合、元々、マンガから入ったもんで、そのイメージが強すぎるようです。
まぁ、私の場合、元の小説やマンガを読んでいる場合、そのイメージが強すぎる帰来(きらい)があるんですが。主人公は中学3年生の女の子なんですが、いろんな大人の都合で、知らず知らずのうちに、女の子でいられず「大人」にならざるを得ない・・・・・・  これが私のイメージで、映画とは外れてはいないですけどネ。映画では、それが強く出過ぎているんでしょうか? 登場人物と女優さん・俳優さんとのイメージギャップが、私の中にあったのでしょうか?
■原作は、マンガの一(ひと)コマに入っている情報量が、とても多いのです。
私が「海街」1冊を読むと、1時間ちょっとかかってしまいます。一コマに、登場人物がたくさん詰め込まれていたり、吹き出しだらけだったり、果ては、その外に、ウラの声のカキコミがあったり・・・・  多くの登場人物が関わって、その感情が同時に見れて、時には隠されて進行しているんです。映画では、原作のあちこちの話しが登場してくるんですけど、その「触(さわ)り」だけで、それに関わる周囲人物の機微(きび)に触(ふ)れ切れていない、そんなイメージが残りました。

■私、最近、TVってほとんで見ていません。
仕事柄、天気予報はよくチェックしていますが。あ!、NHKの大河ドラマは欠かさず見ています。それとニュースも。久々に見たTV映画ですが、面白かった・・・・です。捻くれた性格の、64歳男が見た「海街」の感想です。