第二日は朝一番で、久留米城へ。
その前に泊まった鳥栖駅前の、J1鳥栖スタジアムに散歩。ここか、サガン鳥栖の本拠は。
久留米城は、戦国時代に築城され、江戸時代には、毛利、田中、有馬氏が入った。廃城は明治4年だから結構長く続いた。
この城の特徴は、何といっても三重櫓。天守代用は巽櫓だが、丑寅櫓、巽櫓、坤櫓、乾櫓の4つのほかに、さらに月見櫓、太鼓櫓、西下櫓の3つ、合計7つの三重櫓が聳えていたそうだ。さぞ壮観だったろう。
丑寅櫓、巽櫓、坤櫓、乾櫓の4つの櫓は、2級の試験で方角別に覚えた櫓だ。しかし、どの櫓も再建はされていない。また、櫓名で、12支のうち、ひとつづつ干支が抜けているんだが、なんでだろうか。
本丸を囲む石垣は立派だ。このお城、篠山神社という歴代の城主を祭った神社があるが、それ以外に、聖徳太子やら、日中友好やら、太平洋戦争の慰霊碑まで、いろんな時代の石碑がある。
紅葉がまだ残った、井戸。赤が美しいな。
九州続・百名城は、戦国と古代が混ざって、さらに平城と山城が混ざって、ややこしいな。