今年も梅の季節、梅林の湯河原幕山に登山した。2月23日の天皇誕生日で、梅林行のバスは満員だ。幕山公園で降りて、まずは梅林の中を登る。この山は、昔のブログ記事から数えると、もう十回目になる。
しかし、梅の開花は今一つ。駅前の情報では七分咲き、ということだったが、梅林全体を見ると、二、三分先というところ。何を持って七分咲きといってるんだろう。
梅林を通過し、登山道にかかる。祭日のせいか、登山者は多い。まだほとんどが登る人で、すれ違いはまだない。1時間半ほどで、山頂に到着。真鶴半島もよく見える。
一休みして、ピストンで下山。往復3時間弱の軽い登山でした。今週はもうひと山登るから、今日は軽く。そして、湯河原駅前の日帰り湯に入浴。ホテル城山というホテルの経営する日帰り湯だが、お値段が何と1,720円。日帰り湯としては破格の値段だ。浴槽などはそれなにり綺麗だが。値段にびっくりしてしまった。
そして泉質は、低張性弱アルカリ性高温泉、溶存物質が1.58g/kgと入っており、療養泉の規定をクリアするが、その量が少ないため低張性。pHは8.2の弱アルカリ性。泉温は61.7℃で高温泉になる。
また、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(旧泉質は含石膏ー食塩泉)となっている。カルシウムー硫酸塩の組合せは、旧泉質でいうと石膏泉、塩化物だと食塩泉となる。
さらに弱アルカリ性と、三大美人泉質の一つ硫酸塩が入ってるから、極め付きの美人の湯だ。もっと言うと肌の角質を落とした後、その肌を保湿するのは塩化物、従って、以前も書いたが、リンス・イン・シャンプーになっている。
そして、平成26年法改正による泉質別適応症は、切り傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症で、これは、塩化物泉、硫酸塩泉で共通だ。
江戸時代の温泉番付で、湯河原は小結に格付けされていた。泉質は、その資格がある温泉だ。でも駅前の日帰り湯、もっと安いといいんだが・・