ゆっくり百名山～会津駒ケ岳

　今週のゆっくり百名山は、会津駒ケ岳。初夏に燧ヶ岳に登った時に、バスで会津駒の登山口バス停を通った。なんだこんなところが登山口か、それならと思っていたのが実現した。

　七入山荘に前泊し、朝5時前に車で登山口に送ってもらう。真っ暗の中を登山開始だ。真っ暗は昨年の焼岳以来、なんたって熊が怖い。でも駒ヶ岳は熊に出くわしたことはないと、聞いてはいるが。30分ほど、車道を歩き、明るくなった頃に登山口に到着。

　朝食を摂り登山開始。すぐに急登だ。この登山道のほとんどのブナの木には、イタズラの彫り物がしてある。バカ者だ。

　しばらく急登が続く。紅葉も始まっている。そして2時間ほどで、水場に到着、ここで半分だ。

　勾配がやや緩くなっていたところで、稜線に出る。しかし、ガスがかかってきた。池塘などが出てきたが、ガスでよく見えない。駒の小屋が遠くから見えすはずだが、これもガスで見えない。

　さらに1時間半ほどして、駒の大池に到着。ここに駒の小屋がある。休まずに、山頂へ、約30分だ。山頂は景色が悪い。道標だけは立派だが、周囲は何も見えない。晴れてると、百名山が9座も見えるそうだ。

　下りは、木道で滑りやすい。山頂から駒の小屋まで二度も転んだ。そして駒の小屋で買い物と休憩。私と配偶者のＴシャツを購入。

　下りは少しガスが晴れてきた。紅葉も始まっている。バスの時刻に合わせて、ゆっくりと下山。

　登り5時間、下り4時間と、コースタイムを2時間ほどオーバー。まだ時間があるため、道の駅まで歩き、コーヒを頂く。名前の通り、ゆっくり登山でした。百名山72座目のこの会津駒ケ岳、登山道もよく整備されていて、歩きやすい。トレーニングにぴったりの山でした。この秋はまだまだ登るよ。