連休の谷間の昨日、雨の中、東京国立博物館へ行く。平成館で、栄西と建仁寺特別展を見学に行く。同じ博物館で、キトラ古墳の展覧会をやっており、こちらの方が行列は長い。
建仁寺は、京都検定にも出てくる祇園に近い名刹である。そしてこの風神雷神、以前建仁寺に行ったときは、レプリカが置いてあった。本物は今回初めてである。また東京国立博物館には、尾形光琳の風神雷神もある。この特別展中は、本館の方に展示されているそうだ。私は以前、正月の展示で見たことがある。確か風神の色が違っていたような気がしたが。
会場では、いつものように音声ガイドを借りて、その番号に従って進む。音声ガイドは約30分で、主な陳列の解説が要領よく聞けて、理解が深まる。今回は23点の解説、女優の中谷美紀さんの解説だ。値段は500円+税、私は最近は、必ず音声ガイドを借りる。
「栄西」は「ようさい」と読むそうだ。学校で習ったときは「えいさい」だったな。禅宗を日本に取り入れた人のようだ。中国に留学後、九州にお寺を開き、その後鎌倉、最後は、京都の建仁寺を作った。
ほかにすごかったのは「雲龍図」。安土桃山時代の海北友松(かいほうゆうしょう)の作だ。ふすまいっぱいに龍の顔が描かれている。ものすごい迫力だ。
展示の最後は、日本絵画の至宝、「風神雷神」である。俵屋宗達の作だ。右が風神、大きな袋を背に負っている。左が雷神、何というのか、大きなワッカを潜っている。雷の象徴なんだろう。
昔の人は、台風や雷は、神様が起こしていると思って、想像で描いたんだろう。そのため、どちらもかなり怖い顔をしてる。
帰りに、6月24日から行われる台北国立故宮博物院展の前売りを購入。有名な白菜とカマキリの展示は7月7日までと短い。この展示、以前は台湾から海外に持ち出すと、中国に持っていかれるため、日本開催は不可能だったものだ。最近新たな条約を結んで、日本でも展示できるようになったそうだ。実は台湾に行ったとき見てから二度目になるが、ちょっと楽しみである。
建仁寺は、京都検定にも出てくる祇園に近い名刹である。そしてこの風神雷神、以前建仁寺に行ったときは、レプリカが置いてあった。本物は今回初めてである。また東京国立博物館には、尾形光琳の風神雷神もある。この特別展中は、本館の方に展示されているそうだ。私は以前、正月の展示で見たことがある。確か風神の色が違っていたような気がしたが。
会場では、いつものように音声ガイドを借りて、その番号に従って進む。音声ガイドは約30分で、主な陳列の解説が要領よく聞けて、理解が深まる。今回は23点の解説、女優の中谷美紀さんの解説だ。値段は500円+税、私は最近は、必ず音声ガイドを借りる。
「栄西」は「ようさい」と読むそうだ。学校で習ったときは「えいさい」だったな。禅宗を日本に取り入れた人のようだ。中国に留学後、九州にお寺を開き、その後鎌倉、最後は、京都の建仁寺を作った。
ほかにすごかったのは「雲龍図」。安土桃山時代の海北友松(かいほうゆうしょう)の作だ。ふすまいっぱいに龍の顔が描かれている。ものすごい迫力だ。
展示の最後は、日本絵画の至宝、「風神雷神」である。俵屋宗達の作だ。右が風神、大きな袋を背に負っている。左が雷神、何というのか、大きなワッカを潜っている。雷の象徴なんだろう。
昔の人は、台風や雷は、神様が起こしていると思って、想像で描いたんだろう。そのため、どちらもかなり怖い顔をしてる。
帰りに、6月24日から行われる台北国立故宮博物院展の前売りを購入。有名な白菜とカマキリの展示は7月7日までと短い。この展示、以前は台湾から海外に持ち出すと、中国に持っていかれるため、日本開催は不可能だったものだ。最近新たな条約を結んで、日本でも展示できるようになったそうだ。実は台湾に行ったとき見てから二度目になるが、ちょっと楽しみである。