診断士会の後援会に参加。奥多摩の日本酒ブランド「澤乃井」の22代当主、小澤酒造の社長の講演を聞いた。テーマは「ストーリーで語る顧客価値「日本酒ブランド澤乃井」から学ぶ」であった。
日本酒と神社の話から始まって、平安時代、江戸時代の日本酒、地酒ブーム、健康と日本酒、日本酒の分類、最後に酒蔵にみる企業の永続性の話を聞いた。最後の企業経営のところでは、職人が主体の作り酒屋というアナログな事業は、電器業界のようなデジタル事業と違って、中国・東南アジアなどとの競争にはならず、十分勝負していけるという自信をお持ちのようだった。
講演が終わって、利きちょこに「蒼天」という日本酒を注いでもらって、全員で利き酒。(写真)。お土産に写真の利きチョコをいただく。
その後は、質問タイム。診断士の皆さんなんだが、経営の質問もあったが、大吟醸と普通酒の違いなど多くは日本酒の知識の質問。私は、利き酒師の学習でほとんど知っている話。こんな質問はインターネットを検索すると簡単にわかるのに・・ネットを使わない年配者の質問が多い。
講演者に失礼と思って、私も質問の手を挙げるが、なかなか順番が回ってこない。やっと回ってきて私から質問。「杜氏」の技能継承はどのようにしているのか? お答えは、Aさんという人の技能継承の話。Aさんが会社に入ってきた。先輩の杜氏はなかなか教えてくれない。見よう見真似で長期間かかって、先輩から盗んで仕事を覚えた。そして一人前になったAさんは、後輩が入ってきたため、今度は詳しく後輩に教えた。後輩は、早期に仕儀とを覚えることがえできたが、Aさんの教えたとおりにならないと、どうしていいか、わからなくなってしまうそうだ。応用力がないそうだ。どの業界にも共通するような、技能継承方法の一長一短の話であった。
最後に焼酎(蒸留酒)と醸造酒の違い。蒸留酒は、蒸留しているため、栄養価はほとんどない。醸造酒は栄養価がそのまま残っている。焼酎は日本酒に比べて、体にいいというのは、嘘ですよ、と講演者がおっしゃる。そうです、焼酎より日本酒ですよ。
日本酒と神社の話から始まって、平安時代、江戸時代の日本酒、地酒ブーム、健康と日本酒、日本酒の分類、最後に酒蔵にみる企業の永続性の話を聞いた。最後の企業経営のところでは、職人が主体の作り酒屋というアナログな事業は、電器業界のようなデジタル事業と違って、中国・東南アジアなどとの競争にはならず、十分勝負していけるという自信をお持ちのようだった。
講演が終わって、利きちょこに「蒼天」という日本酒を注いでもらって、全員で利き酒。(写真)。お土産に写真の利きチョコをいただく。
その後は、質問タイム。診断士の皆さんなんだが、経営の質問もあったが、大吟醸と普通酒の違いなど多くは日本酒の知識の質問。私は、利き酒師の学習でほとんど知っている話。こんな質問はインターネットを検索すると簡単にわかるのに・・ネットを使わない年配者の質問が多い。
講演者に失礼と思って、私も質問の手を挙げるが、なかなか順番が回ってこない。やっと回ってきて私から質問。「杜氏」の技能継承はどのようにしているのか? お答えは、Aさんという人の技能継承の話。Aさんが会社に入ってきた。先輩の杜氏はなかなか教えてくれない。見よう見真似で長期間かかって、先輩から盗んで仕事を覚えた。そして一人前になったAさんは、後輩が入ってきたため、今度は詳しく後輩に教えた。後輩は、早期に仕儀とを覚えることがえできたが、Aさんの教えたとおりにならないと、どうしていいか、わからなくなってしまうそうだ。応用力がないそうだ。どの業界にも共通するような、技能継承方法の一長一短の話であった。
最後に焼酎(蒸留酒)と醸造酒の違い。蒸留酒は、蒸留しているため、栄養価はほとんどない。醸造酒は栄養価がそのまま残っている。焼酎は日本酒に比べて、体にいいというのは、嘘ですよ、と講演者がおっしゃる。そうです、焼酎より日本酒ですよ。