資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

IT研はビットコイン

2014年05月17日 | 診断士活動(研究会)
 木曜日は、恒例のW大学研究員のT氏による「ビットコイン」のセミナー。読者の皆さんは、ビットコインのことをどれだけご存知でしょうか、木曜に聞いた話は、受講者は誰も知らなかった。受講者の知識は、なんだか胡散臭い仮想通貨のことで、ハッカーにやられたことくらいでした。私もそうでした。ところがどっこい、驚くほど深い内容でした。

 ビットコインは、誰が管理しているか?実は誰も管理していない。SUICAのような電子マネーは管理者がいるが、ビットコインは誰も管理していない。新しく通貨を発行するには、「マイニング」といって、コンピュータで素因数分解をやって解けたら、発行できるそうだ。しかし、昔はともかく現在では簡単に解けないため、なかなか新規発行はできない。世界には素因数分解にチャレンジしている人もいるそうだ。

 ビットコインによる取引は、各自が帳簿(もちろん電子帳簿)が付けられるようになって、これが公開されているため、不正をやっても発覚してしまうそうだ。ただし、帳簿は匿名が可能だ。通貨の信任は、誰もしていない。もちろん日銀のような機構はない。ビットコインを利用する人々帳簿によって支えているそうだ。

 現在の1ビットコインは約9万円。レートはもちろん変動する。普通の商業取引にも既に使われている。海外送金に便利だそうだ。また取引所があってここで現金などにも交換できる。この交換所がハッカーにやられて閉鎖された。また、ビットコインは、国によっては、信用のない通貨より信用されている場合もあるそうだ。

 なんだか、キツネに包まれたような話だが、私は、ちょうど株のようなものと感じだ。株は投資する各自が株数や価格を把握している。人気投票で、価格は激しく変動する。信用ができれば価格は上がるし、信用がなくなると価格は下がる。もちろん、証券会社で現金に交換できる。

 終わって懇親会、新入会員の方も含めて、遅くまでかかり終電で帰る。IT研ではこのような最新の話が聞けるのがいい。
 
 

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