資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

変わらない消火器

2014年05月20日 | 土木施工管理技士資格とその活用
消火器 次世代型 アルミ製 アルテシモ 【とにかく安全 蓄圧式】 10型 SA10EAL リサイクルシール付
クリエーター情報なし
宮田工業


 私は、消防OBの方からの防災情報のメールを毎朝読んでいる。その日の歴史上の出来事に始まって、消防関係の新聞記事、防災対策の動きなど、種々の話題を送ってくれる。毎日でもあり、感謝している。その方のある日のメールに驚いだ。

 「消火器」、あれはこの40年間ほとんど変わっていないそうである。私は20年以上前に、消防設備士乙種6類という消火器の取り扱いに関する資格を取ったことがあり、その時消火器の構造や法令等を学習した。そうか40年間変わっていないか。

 原因は、消防法に規定されていて、メーカーなどが技術開発に手を出しにくいからだという。法令で決まっているから、勝手には代えられない。今のまま販売していた方が楽で、そこそこの利益が出る。

 仮に法令が改正されると、GPSや顔写真認証システム・炎の検知などによる放火や初期消火の向上など、いろいろ便利になるのではないか、とおっしゃる。その通り。さらに、消火器の小型化、携帯化、点検・補てんの簡易化、消火器設置場所の自動検索など、いろいろな機能が付加でき、便利になるんじゃないかと思う。

 アベノミクスの三本の矢のうち、金融緩和、財政政策はいいのだが、私は、三本目の成長戦略に疑問を持っている。薬のインターネット販売のような、需要を横取りするだけの政策では、デフレから脱却はできない。売り上げが薬屋から楽天に移るだけだからだ。その点、消防法を改正すると、便利なものが世の中に登場し、全体の需要が拡大する。これが成長戦略なのである。

 と、この原稿を書いていて、ネットで調べるといくつかの変化が表れてきた。一つはデザイン、ハローキティの消火器、これはウチにおいてもいいという家庭が多くなるんかじゃなかろうか。また中身の見える消火器、これもニーズが多いだろう。需要を喚起する技術革新はいつも必要なんです。

コメント
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