中小企業診断士の実像―診断士、独立開業のススメ | |
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中小企業診断士は資格を取得してからが大変である。5年間で資格を更新するが、この要件が厳しい。理論研修を毎年1回で5年間、実務従事ポイントを5年間で30ポイント取得する必要がある。
企業内診断士はこのポイントを取得するのが大変だ。土日に実務従事という企業診断を行わないといけない。1ポイントは1日分だから、年間6日間ほどこの作業に費やす。しかも診断協会の紹介の実務従事は、会員がお金を払って行う。
その点独立診断士は、顧問先など知り合いの会社を持っている場合は、比較的簡単だ。先方に行って診断した結果を登録するだけだからだ。
私は、企業内時代には、独立までに10社診断しようと目標を立てていた。なんせ、企業の診断など、企業内にいてはまずやる機会がない。しかし、何とか目標は達成した。建設業3社、製造業1社、小売店1社、飲食業2社、IT企業2社、ネットショップ1社、都合10社である。
そして、今年も知り合いの会社の診断・提言と、診断協会紹介の製造業の計2社を行い、1年前倒しで30ポイントを達成した。あとは理論研修を1回行えば5年更新ができる。
そのうち、取引先が増えたら、企業内診断士のために、実務従事のリーダーをやって診断先を紹介するようになりたいと思う。乞うご期待!!