気象・天気図の読み方・楽しみ方 | |
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日曜の夜はアスクの三日目、この日の話題は、つくばの竜巻、5月6日の天気図が準備されていて、その解説をいただく。
500hpa高層天気図では強い「寒冷渦」が入っていた。寒冷渦とは、その構造は、対流圏の高さが周囲に比べ低くなっている。そして気温が低い。また、その上の成層圏は暖かい。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/17 23:37 UTC 版)
気圧は、地上でははっきりしないが対流圏上層では明確な低気圧となっている。原因は周囲に比べて寒冷なため、大気密度が大きく、層厚が薄く、気圧が低くなるものだ。また、地上では気圧のトータルになるのであまり低くはならない。よくテレビで上空に寒気が入った・・といっているやつが寒冷渦だ。そしてこの寒冷渦の南東象限に強い風が吹く。今回は関東地方がここに当たった。
また300hpaではジェット気流が入っていた。ジェット気流の下には低気圧がある。ここも報道されてない。気象ってこんなに面白いんですが、なかなか試験には合格しません。