スキアパレッリを捉える

火星の生命探査を主な目的としたエクソマーズ計画の第１弾では、
探査機の軌道投入には成功したものの着陸機であるスキアパレッリ
とは着陸の直前に通信が途絶していました。

そして、NASAの火星探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」
がスキアパレッリの着陸予定地点付近の画像を撮影したところ、
スキアパレッリと思われる物体が写っていました。

画像だけで全てを判断することはできませんが、おそらく火星表面
にかなりの勢いで衝突したのではないかと思われます。

周囲にはスキアパレッリの破片と思われるものも散らばっています。



スキアパレッリ（上）、パラシュートと後部耐熱シールド（下左）、前部耐熱シールド（下右）
（画像：NASA/JPL-Caltech/University of Arizona）