「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉市七里ガ浜地区の不動産取引は活況を呈すらしいが世界の株式市場は冴えないのでそれを元気づける麻婆茄子を作ろう

2022-05-19 22:33:06 | モノ・お金
鎌倉プリンスホテル前の坂道。

このブログではおなじみの風景。我が七里ガ浜住宅地の一部だ。



住宅価格が上昇しているのは都内や商業地だけの話かと思っていたら、東京から遥か離れたこんな海辺の住宅地の価格も上昇しているらしい。

前回の投稿でもこの不動産広告をお見せしたばかりだ(↓)。



中古住宅を買いたいお客がいるから、家を売ってくれ!という不動産広告である。いくらなんでもこの土地建物の面積で・・・・と思う価格だ。価格水準の現状は、ここに書いてあるご予算(2.3億円)の半分にも及ばないのでは?と想像する。

しかしこれが単なる客寄せ広告だとしても、たしかに多くの買いたい人がいて、近隣で次々と取引が成立しているのは事実だ。

さて、本当の価格水準はどんなもんやねん?



SUUMOで「鎌倉市七里ガ浜 鎌倉市七里ガ浜東」をキーワードにして検索してみた。赤く囲った①②③が検索条件である。

あらぁ~、ドガティ君のお散歩の時によく見かけるご近所のお宅がたくさん売りに出ている。その売値がすごい。



バブル経済崩壊後、鎌倉市七里ガ浜・七里ガ浜東地区の地価は日本の他の地域同様下がり続けた。ところがそこから15年ほど経って、一旦プチ・バブル(ちょっとした値上がり)があった。そのピークは2007年頃だ。しかしその後はまたダラダラと地価が下がるようなイメージだった。

今近隣で売りに出ている住宅の売値は、数年前に比較すると結構高い。仮にそれが売り手の言い値であることを考慮しても、現在の実情は15年ほど前のプチ・バブル期を超える水準なのだろう。七里の地価よ、もっと上がれぇ~♪

強烈な物価上昇の影響で金利がどんどん上がる米国では、住宅ローン金利も上昇している。日本同様、米国の住宅ローンも多種多様だが、最もシェアが大きなのは30年固定金利である。その金利は下のグラフのとおりで、ただいま急上昇中だ。

このデータの提供元はフレディマックで、同社の保証を受けられるローンが対象になっている。そのローン債務者の平均的信用度は高めであるからそのデータに出て来るローン金利は低めだ(米国では昔からFICO(ファイコ)と呼ばれる信用度チェック・システムがあって、それにより信用度が高いと判断される人ほど、如実に低い金利でローンが借りられる)。だから全米に存在するローンすべてを単純に平均したらもう少し金利水準が高くなるはずではあるが、時系列でのローン金利の趨勢はこれで確認できる。現在ローン金利は米国では急上昇中だ。


【Source: フレディマック】

しかし経済が鈍い日本では金利上昇も限定的で、昔と比べたら直近の金利水準もタダみたいなものだ。

いくらでも借りて、七里ガ浜地区に住宅を買おうという人がいても不思議ではない。

一方、米国のこの金利上昇の原因である激しい物価上昇は、世界景気に水を差し始めた。


【Source: 日本経済新聞】

長く続いた好景気もついに腰折れか?みたいな話になって来た。

昨日(5月18日)の米国株式市場では、標準的な指数であるS&P500も、新興IT企業が多く含まれる指数であるNasdaq総合も、前日終値比で4%以上の下げだった。1日に4%の下げってのは結構なものだ。

Nasdaq総合指数が史上最高をつけた昨年11月19日における、S&P500とNasdaq総合の両指数の水準を勝手に100に換算してグラフにすると以下のようになる。


【Source: Investing.com】

Nasdaq総合指数はピークから30%近くも下げているのだ。もっともそれ以前にめちゃくちゃ上げているけれどね。

コロナ禍の前、3年前の2019年5月1日の両指数の水準を100としてグラフを描くとこうなる。2020年初めの谷があのコロナ暴落だ。コロナの感染が広がり、世界中の人がマスクをつけ始めたあの頃の話だ。極めて短期かつ大幅な下げ相場で今から考えれば絶好の買い場になったが、そのさなかには恐怖の下げ相場だった。

【Source: Investing.com】

そして今は空中戦のような高い水準で、改めて急速な下げ相場が続いている。インフレが景気の妨げとなり、ウクライナ侵攻がインフレを助長し、そのインフレを退治すべく中央銀行は金利を引き上げ、そのことがまた景気の妨げになるのではないかと懸念した株式市場は下げる。

景気が本当に腰折れするのかどうかはわからない。しかし時が経ちやがて誰もが「あれ?世界の景気って好転してんじゃね?」と思った頃には、株式相場はすでに底を脱して結構上昇していて、そこでは多くの人が「今さら株式を買う気にならないなぁ・・・」と躊躇する。しかし躊躇しているうちに、株価はさらに上がってしまう。市場参加者の総意としての株価は、なぜかいつも先を行くのである。

いつもそれの繰り返しだ。怖くてもどこかで投資する必要があるが、いつがその正しいタイミングなのかは、だれもいつもよくわからないのだ。

4%を超える前日のニューヨークでの株価の下げを知り「すげぇ~」と言いながらドガティ君の散歩にでかけ、その後は朝食。


ドガティ君はキレイキレイ。


男前だよ。

で、ランチは私の当番。必要なものを西友に買いに出かけた。そして戻る。

株式相場の暗いムードを吹き飛ばすジャン・ジャン・ジャン・トリオの登場だ。


豆板醤、甜面醤、豆鼓醤。

ナスにピーマン。


長ネギも切る。

奥がみじん切り、手前が小口切り。


麻婆茄子を作るのだ。

手前のネギはスープに入れる。奥のネギは麻婆茄子に入れる。

スープは中華だしに加え、以下の材料で。


右端はサテトム。ベトナムの調味料だ。

スープは完成。


ニンニクとショウガ。


豚ひき肉をよく炒めてから、豚の脂が出て透明になったら豆板醤とニンニクとショウガを加えて炒める。


ファイアーー!

景気悪化のムードを吹き飛ばす、辛くてガッツリ系のメニューの麻婆茄子。

甜面醤、豆鼓醤、中華だし、砂糖、水、酒を加えて炒める。


さらにファイアー!!

ドガティ君が食べたそうだ。


いやぁ~、いい香り。


そこにナスとピーマンを入れて炒める。


ファイアー!ファイアー!

やがて長ネギも加えてさらに炒める。

水溶き片栗粉を加えてファイアー!!と叫ぶ。

終了だ。


うまそう。そしてすごいボリューム。


スープやごはんとともにね。


なんておいしいんでしょう。


で、七里ガ浜地区の地価の今回のピークはいつになるのか? 自宅を売ってみようか? 売って京都左京区法然院町に引っ越し。渋いねえ。ブログも改名しよう。

「家」@京都市左京区鹿ケ谷法然院町 + 時々八ヶ岳

ブログでは、毎日のように銀閣寺や南禅寺の話が出て来て、それがたまに八ヶ岳の話に切り替わるブログに変更(笑)。

さらに、世界景気の腰折れとインフレと物価動向はどうなるのか? それが分かれば株式市場の理解なんて簡単だね。誰も本当のところはよくわからないのだなぁ。
コメント (12)
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イヌの食べ物、ニンゲンの食べ物、七里ガ浜東の中古住宅価格、その他

2022-05-19 07:41:00 | 食べ物・飲み物
ドガティ君のフードはこれだ。

これ以外の食べ物は一切与えていない。


この袋に入ったフードは2kgだ。

それを18日くらいで彼は食べ切る。

躾用にもこのフードを細かく砕いたものを使っている。

「おとーさん、解説はいいから早くごはんをください」


はいはい、すみませんでした。

三井不動産から、三井のリハウスの広告が時々直送されて来る。


宮沢りえちゃん。


リハウスはむかぁ~しからりえちゃんだ。クリックしてどうぞ♪


三井のリハウスを束ねる三井不動産リアルティという会社は、三井不動産の子会社である。私の山荘がある土地は三井不動産が販売した別荘地であって、その別荘地の取引は売り手が三井不動産、買い手が私という関係だ。三井不動産が私の住所や名前を知っていても不思議はなく、三井不動産がDMをこうやって送って来ても、それは驚かない。

ところが最近になって、住友不動産販売から不動産仲介の広告がDMで送られて来るようになった。なぜだろう。なぜ住友不動産販売が私の住所や名前を知っているのだろう。よくわからない。


住友不動産販売によれば、当住宅地(一部は七里ガ浜東、一部は稲村ガ崎)の中古住宅を買いたいお客さんが多くいるらしい。


その購入希望者たちの購入希望条件は、極めて鷹揚なものだ。

中には、230平米以上の土地に中古住宅がついて2億3,000万円まで出してもいいと言う人がいるらしい。それが本気なら私、喜んで売ってあげるけど。


ムリだよねぇ。絶対無理だよねえ。

私が「じゃあ我が家も2億3,000万円で売れる?」って住友不動産販売に連絡すると、「お宅の場合はそれはちょっと無理ですが、しかし最近は地価も上昇しておりますからまずは査定を致しましょう・・・」なんて話になって、ボロボロの査定価格が出て来るのでしょう。

やめておこう。

自宅でランチするかどうか微妙だったので、ランチの用意はなく、でも急遽自宅でランチすることになったので、カップめん。

西友オリジナル「みなさんのお墨付き」で、カレーヌードルと特製ブレンドソース焼そば。


どちらも安いよ。それぞれ税抜きで87円だ。安いランチだねえ。2つ食べても174円。他に要るのはお湯だけ。

ソース焼そばは東洋水産、つまりマルちゃんが作っている。


カレーヌードルは東洋水産との共同開発で、酒悦の工場が作っている。


西友オリジナルのカップめんの容器は日清のカップヌードルの容器と直径や高さがほぼ同じだが、蓋を開けると西友の製品の方がより上の方まで乾麺がせりあがって来ている。


上の画像で左が日清、右が西友だ。

しかし内容量はどちらもほとんど違いがない。

日清が78gである。


西友は79gだ。


底の方がどうなっているのかわからないから、なんとも言えないねえ。

ま、とにかく西友オリジナルのカレーヌードルを食べましょう。


これだけじゃ全然足りないから、もうひとつ。

こちらもね。ソース焼そば。


お湯を入れて、お湯を捨てるだけ。

焼そばじゃないね。茹でそば?ふやかしそば?


結構おいしい。
コメント (8)
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