「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

新田義貞を感じるウォーキング(1)稲村ケ崎と十一人塚へ、さらに由比ヶ浜を移動

2018-09-10 06:09:29 | あちこち見て歩く
芝生を刈って数日。



新田義貞なんてタイトルの割には軽い音楽をどうぞ♪

【YOUTUBE】


本日は植栽のごみ出しの日(=水曜日)。



とってもとってもなくならないサッチ(刈り取られ、集められて捨てられるべき芝生の先っちょ)。



それでもとにかく集めて捨てに行きましょう。



芝生は刈ったばかりでも、生垣がまた伸びてきた。

きりがないね。

こんな風に明るい色の新しい葉っぱがにゅうっと伸びてくる。



いやねぇ。ここをまた切らなければならない。



ぴょんぴょんと。



いったん切ったら、そこで止められないかねぇ。先端にアロンアルファ塗るとかして。



とにかくそれをちょんちょん切って回る。

そうしたらまたごみが出る。

本日は歩くのだ。

皮革油を塗り込んだKEENを取り出してきた。



やたら幅広。



我が家の上の空は曇り。



行きましょう、稲村ケ崎方面に向かって。



すぐです。下り道と平たんな道。本日最初の目的地には、合計15分ほどで着きますよ。



ここから先は平たん。



大きな住宅が売却され、3分割で販売されようとして久しいが、新たなお宅が建つ気配はなかった。



すると今度は「事業用地」と書いた看板が立った。

どうなるのか?

もうちょっと行けば、江ノ電稲村ヶ崎駅だ。



しかし途中で左折して細い道へ。

鎌倉市役所の軽自動車が通った。そうしたらギリギリ。そんな狭い道。



谷戸というだけあって、あちこちが斜面。

斜面好きな方、借りれる物件ありますよ!



海までスグ。どうですか?

道はさらにほそくなる。



小さな赤い鳥居の横を急峻な階段上がって入るお宅。



左はアンティーク店、右はちょっと遠いが稲村亭。チャーシューで有名だ。



寄り処。朝ごはん食べる人多数。何がはやるかわからないもんだねえ。



着いた! 本日の最初の目的地で、なんでもないところにある十一人塚。



ご存じ鎌倉町青年團の立派な説明もある。



ここなんだよねぇ。

新田義貞側の軍勢が三手に分かれて鎌倉中心部に入り込み、幕府を倒そうとした。

その三手のうちのひとつが極楽寺方面から入ろうという者たち。



彼らは代表的な極楽寺坂から入ったが、北条側の堅牢な守り、攻撃に勝てず、結局稲瀬川(もうちょっと東だ)で討ち死に。

その武士たちを祀ったのがこの十一人塚らしい。

またこの説明(↓)にあるように、極楽寺橋(極楽寺川にかかる橋)付近の造成工事で多数人骨が出土。



それらもこの丸い石(↓)の下に埋めたとのこと。昭和の話だ。



先ほど私がした説明はこちらにも(↓)。



ぐるっと横へ回ります。



古戦場入口などとも。



この十一人塚も、現在では手前のアパートと向こうは道路、そしてその向こうは三階建ての住宅に挟まれているのでした。



先ほど出てきた極楽寺橋とはこちら。



海辺の国道134号線が見える。極楽寺川の下手で国道はそれを横切るが、その橋ごくらくじ橋である。



ここから稲村ヶ崎(岬)へ出る。



今は公園になっている。誰でも(犬でも)入れる。撮影スポットでもあり、観光客も多く、時に大混雑。朝なら空いている。



新田義貞徒渉伝説地だもんね。



先ほどの十一人塚は稲村ケ崎から極楽寺坂を抜けて鎌倉入りしたが、結局討ち死にしたチームのお墓。

新田義貞は稲村ケ崎の岬の海側を歩いて鎌倉入りした(といわれている)。

今なら国道134号線(↓)をバイクかなんかで行けばすぐなんだが、当時は違う。



極楽寺坂を通らないなら、当時は基本的に海あるいは鬱蒼とした山を越えるくらいしか、稲村からは鎌倉へ入り様がなかったんでしょうねえ。



先ほどの十一人塚は鎌倉町青年團による説明。こちらは鎌倉町青年會による説明。後者は大正時代の古いもの。



さあ、新田義貞になった気分で、稲村ケ崎を見てみましょう。



南は相模灘。



伝説によれば新田義貞は黄金の太刀を海に投げ入れるのです。すると潮が引いて、楽々と海を歩いて東側に回って行けたとか。



しかし私には黄金の太刀なんてないし、あってももったいなくて海に投げるなんてことはできないし。



潮は高くて、とても岬に東側に回ることなどできそうにない。



こんなんですよ、この日。



波が静かで、かつ、潮が引いている時もあるので、それならオッケーなんだけど。



どう見てもこれ、向こうに行けないでしょう。

ということで、敗退。

********************************

しかしね、これから過去の画像を3枚見せるけれど、歩いて稲村ケ崎の沖をかなり回れそうな時もあるんですよ。

ほら(↓)



ほらね(↓)。なんとかなりそうでしょう?



かなり向こうまで行けちゃった。



以上3枚は2年前の画像です。

*******************************

稲村ヶ崎公園は上に登れるんだが、今日はそんな時間はないの。



橋の上で涼むおっちゃん。



魚雷発見! まさかね。 いろいろ漁業関係ゴミは落ちています。



このあたりの砂はかなり黒い。砂鉄が取れたっちゅうだけあって、黒い。



七里ヶ浜駅下あたりの浜よりさらに黒いね。



稲村ヶ崎食堂前を通過。



有名なBAR前を通過。



バス停があるよ。七里ヶ浜行きだって。



これ乗ると帰れるってか?

でも土日のみ。

しかも1日1便。誰のためにあるバス?



超老舗イタリアン・レストラン前も通過。



江ノ電稲村ヶ崎駅だ。



ここから鎌倉駅方面の江ノ電に乗る予定。



木造の駅舎は魅力的。



ほら来た。12分に1本。



*************************

下車。

どこ、これ?



由比ヶ浜駅です。



妻が良いという歯科医がそばにある。



撮影しろ、と言われて撮影。

駅前にはいくつか店がある。



ここから東へ向かう。鎌倉が松に覆われた別荘地だった頃の名残をわずかに感じさせる地区だ。



それもどんどんなくなって、分割され、マンションになってはいるが。

ライオンズマンションも。



本当にライオンがいる。



人も歩くが、クルマも多くて、あまり快適なウォーキングではない。



植栽も多くて、いい感じのマンション。



なんとか古い建物が残っている。



立派な構えだ。



こういうの、残ってほしいなあ。



若宮大路のご存じクアアイナ。食べたい。でも今日は別のもの食べるぅ~♪



滑川にサギ。



この立派なお屋敷も、またなくなる。



たぶん木々なんて、ほとんどなくなるんでしょうねえ。



往時の名残をなんとか残せないものかなあ。
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする