「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

チェスターフィールドのソファが欲しくなったが、その前にすることがある

2011-09-04 13:17:03 | 内装・インテリア
我が家のインテリア思想に革命が起こった。今まで私はソファなんて要らないと思って来た。事実、今の我が家にリビング・ルームに相当するものはなく、ソファもない。あるのは小さなダイニング・ルームとそれに付随するダイニング・テーブルとイスだけだ。尊敬する建築家宮脇檀さんもそのようなことを書いていたし。でも私はソファが欲しくなったのである。

このチェスターフィールドのソファはいいなぁ。いろんな意味でちょっとちゃうのだ。インテリア機能ではなく、座り心地とそれが持つ存在に少々深みがある。



では、本日は英国調で♪ Hi, Kate! 長ぁ~いYoutubeだ。お楽しみを♪



私はチェスターフィールドのソファが欲しくなった。上のYoutubeでKateが乗って来たクルマと同じカラーのが。

同じような名前のコートが存在する。よくある姓でもある。そういう姓の貴族もいた。皆、意味があるのだ。でも実際のところ、このソファの形式がどうしてチェスターフィールド・ソファと呼ばれるようになったかは、よくわかっていないらしい。



ずっと座っていても疲れないソファとはコレ。プロフェッショナルな職人が分厚い革を強くグイグイ引っ張って、そこにスプリングやウレタンをギュウっと詰めて、数多いボタンでガシッと止める伝統の技術。長時間座っても疲れないソファ。ソファって不思議で、見た目ではその座り心地と長時間座った時の疲れ方を判断するのは難しい。自動車のシートと同じだ。

で、チェスターフィールドとは? チェスターあるいはナントカ・チェスターは、ナントカ・カスター(Caster、例:ランカスター)やナントカ・スター(Cester【セスターとは発音しない】、例:レスター=Leicester)と語源は同じである。ほとんどそれらはローマ人の砦や城を指している。

ウェールズや湖水地方に近いイングランドの街チェスターがその代表だ。歴史的にすごく面白い街で、私も大昔2泊して歩き回ったことがある。近隣の「いかにも」な観光地より面白い。イングランドもローマに蹂躙されていた時期が長いので、あれこれローマの影響が見えるが、チェスターはそうした地域の北方にあたる。



チェスターフィールドのフィールドはご存じのとおり。平らでオープンな場所を指す。結局チェスターフィールドが何なのかはよくわからないが、まあそのような「砦」であり「平原」ってな意味なのだろう。



しかしそのソファを我が家に導入した場合、被害を被るのは同じく英国製のこの農家的ダイニング・テーブル。我が家はそもそもソファを置くことを想定していない家づくり。リビング・ルームなんて存在していないのだから、このスペースは全体的に狭いのだ。



しかもこのダイニング・テーブルは全長2m。夫婦2人の家でちょっと持て余し気味。



ということで、ある家具工房にこのテーブルの短縮をお願いしてみた。ポール・ウィルソンさん(このダイニング・テーブルを作ったパイン材家具作家。今も存命)、ゴメンなさい。



照明を吊るす位置も変えなきゃいかんのだろうか??
コメント (16)
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